2022年06月30日

サムスン、BMWに車載有機EL供給へ

2022/06/27(月)

サムスンディスプレーが、ドイツのBMWにAMOLEDディスプレイを供給するもようだ。BMWが2024年から量産する高級セダン向けで、供給量は400万枚に上るとみられる。。BMWは2024年にSamsungのAMOLEDの採用を開始し、約6〜7年で合計400万台のディスプレイを購入する予定です。ディスプレイのサイズや機能に関する情報はありません。

サムスンは自動車用AMOLED市場に比較的遅れて参入しており(今日の明確なリーダーはLG Displayです)、これは同社にとって重要な設計上の勝利となった。サムスンはまた、ヒュンダイのIoniq 5EVとアウディのe- tronSUVにバックミラーディスプレイを供給したが、これらのシステムはどちらもオプションであり、BMWとの契約はサムスンにとって最初の主要なものである。
posted by 新照明の情報2008 at 10:10| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月26日

○現代モービス、世界初の「動く」超大型車載ディスプレイを開発

2022.05.26 コリア・エレクトロニクス

現代(ヒュンダイ)モービスが自動車で超大型ディスプレイ高解像度のカスタムコンテンツを楽しめる技術を開発した。車両運転席から助手席まで続く曲線型画面に音楽と動画が再生され、各種走行情報はもちろん、3Dナビゲーションとインフォテインメント機能まで提供される。韓国メディア「dailian」が報じた。

現代モービスは22日、次世代統合運転席システムに採用される「可変型ディスプレイ」技術を世界で初めて開発したと明らかにした。

自律走行車に最適化された新技術で超大型カーブド画面が動く新概念技術だ。画面が上下に動くため、「スイベルディスプレイ」とも呼ばれる。

現代モービスが今回開発した可変型ディスプレイは、34インチの超大型画面だ。超高解像度の6K級OLEDパネルが採用された。34インチは耐久性と信頼性など品質条件が厳しい車両用ディスプレイの中では現在最も大きな画面サイズと評価されている。特に現代モービスは、この超大型画面を上から下に3段階曲がる曲線型画面(マルチカーブド)として開発した。ユーザーが画面を見る時、視認性を高め、デザイン面で審美的効果を発揮する。

運転席と助手席まで広く展開されるこのディスプレイは、各種走行情報やナビゲーション、音楽、動画など、様々なコンテンツを実現する。自律走行環境で全体スクリーンを利用してパーソナライズされたコンテンツを楽しむことができ、必要に応じて運転席の内側に回転させて走行に必要な最小情報だけを表示した小さなスクリーンとして活用し、開放感を確保することもできる。

特に単一型画面を採用して自律走行中にユーザーが見たい映像を全体スクリーンに拡大して楽しむようになり、各種コンテンツはタッチとジェスチャー認識など多様な方式で操作が可能だ。

現代モービスのチョン・スギョン電装BU長(副社長)は「既存の核心部品技術力量に先端技術を融合させ、未来モビリティに最適化された融合新技術を持続的に披露する」と述べた。
posted by 新照明の情報2008 at 15:04| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月16日

○キャデラック エスカレード 新型に初の「V」、38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイ…今夏米国発売へ

5/16(月) レスポンス

キャデラックは5月11日、フルサイズSUVの新型『エスカレード』の高性能モデル、「エスカレードV」(Cadillac Escalade-V)を米国で発表した。今夏、米国市場で発売される予定だ。

(中略)

38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイ
新型には、自動車メーカーの車載ディスプレイとしては初めて、38インチの湾曲した大型OLEDディスプレイを採用した。OLEDは、有機ELだ。

鮮やかな解像度の38インチ大型OLEDディスプレイは、4Kテレビの2倍のピクセル密度が特長だ。キャデラックによると、このテクノロジーが最大限の色の表現を可能にするという。このOLEDディスプレイには、センターディスプレイ用のタッチスクリーンコントロールを導入。ロータリーダイヤルコントローラーとステアリングホイールコントロールも装備される。

システムは、3つの画面で構成される。ドライバーの左には、7.2インチのタッチコントロールパネルを備えたドライバーインフォメーションセンター、ステアリングホイールの向こうには14.2インチのクラスターディスプレイ、ダッシュボード中央には16.9インチのインフォテインメントスクリーンをレイアウトした。OLEDテクノロジーの鮮やかな色と視覚は、画面を覆うフードを不要にしている。
posted by 新照明の情報2008 at 10:00| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月20日

○[2022 OLED KOREA CONFERENCE] LGディスプレイの車載向けOLED 3.0、輝度と寿命を達成する

2022年4月18日 UBIリサーチ

4月6日から8日まで開催されたUBIリサーチの「2022 OLED Korea Conference」のkey note sessionでアン・サンヒョンLGディスプレイ常務が「The present and future of Automotive OLED display: LG Display's future outlook」と題して発表した。車両用ディスプレイはサイズが大きくなってデザインが多様化しており、情報提供のために様々な位置にディスプレイが適用されている、と発表した。

常務は「自動車ディスプレイはこれまではLCDが主導したが、OLEDパネルがその領域をますます拡大している」とし、「自動車用OLED市場は2025年には12億ドル規模の市場で、2030年には状況によって50〜 60億ドル規模まで成長も可能だろう」と展望した。

182.png

また、「すでにLGディスプレイは自動車用ディスプレイ最小の要件である明るさ800nitsと寿命10,000時間を満足するOLED 1.0仕様を導入した。自動車用OLEDは、スマートフォン用OLEDとは異なり、日中でも正確な情報を示すために800nits以上の明るさが必要で、使用サイクルが10年以上であるため、10,000時間以上の寿命が不可欠です。明るさと寿命はトレードオフ関係にあるが、材料と構造開発でこれを克服して明るさ1000nits以上と寿命10,000時間以上に達するOLED 3.0を開発する予定だ。」と明らかにした。

183.png

最後に、「車両に適用される超大型および透明、スライダブル、ローラブルなどの将来のディスプレイについては、解決策となるスライダブルパネルはすでに技術的に確立しており、2025年頃には普及製品になることができる。一方、車両用のサンルーフから降りてくる形態などのローラーブルパネルは、まだ開発が必要である。」と述べて発表を終えた。
posted by 新照明の情報2008 at 09:47| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月18日

メルセデスベンツのフルサイズ電動SUV『EQS SUV』…インテリアを先行公開

3/17(木) レスポンス

メルセデスベンツは3月15日、米国アラバマ州タスカルーサ工場において、現在開発を進めている新型EV『EQS SUV』(Mercedes-Benz EQS SUV)のプロトタイプを初公開した。

◆ワールドプレミアは4月19日を予定
メルセデスベンツの最上位SUV『GLS』のEV版に位置付けられる。『Sクラス』のEV版、『EQS』とともに、EVブランドの「メルセデスEQ」のフラッグシップモデルとなる。

(中略)

◆「MBUXハイパースクリーン」は1422mmのワイド画面
オプションで「MBUXハイパースクリーン」が選択できる。「MBUX」の最新バージョンを搭載するMBUXハイパースクリーンは、人工知能(AI)を利用して、インフォテインメント、快適性、車両機能の操作と表示を、新しいレベルに引き上げているのが特徴だ。インストルメントクラスター、インフォテインメント、パッセンジャーディスプレイを一体設計した結果、大きく湾曲したスクリーンユニットが、ダッシュボードの横幅いっぱいに配置される。これにより、直感的で簡単かつ、感情的なデジタル体験を可能にするという。

1735160.jpg

MBUXハイパースクリーンは、デジタルとアナログデザインの融合の一例という。独自の湾曲したスクリーンは、複数のディスプレイがシームレスに融合しているように見える。エアダクトは、この大型デジタルディスプレイと一体設計された。スクリーンの幅は1422mmに達する。

複数のプロファイルでコンテンツをカスタマイズでき、助手席前方のディスプレイには、エンターテインメント機能がある。鮮やかな表示を追求するために、OLEDテクノロジーが中央と助手席側のディスプレイに使用されている。

直感的な操作が可能で、EVモードで走行している場合は、ブーストや回生などのEVパワートレインの状態が、クラスプを使用した新しい方法で視覚化される。

MBUXハイパースクリーンは、プラスチック製のフレームに囲まれている。下部にはアンビエント照明が組み込まれており、ディスプレイユニットがインストルメントパネルに浮かんでいるように見える、としている。
posted by 新照明の情報2008 at 10:08| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月13日

○まるでカメレオン!? ボディカラーが瞬時に変化するBMW「iX フロー」世界初公開

1/12(水) くるまのニュース

 独BMWは、米国ラスベガスで開催中のCES2022において、「BMW iX Flow featuring E Ink(BMW iX フロー・フューチャリングEインク)」を世界初公開しました。

 iXフローは、ドライバーの好みや環境条件などに合わせてボディカラーを変更する技術を搭載しています。

 これは電子書籍リーダーのディスプレイに使用されることで知られる「Eインク」を用いた技術で、iXフローのボディには、直径が人間の髪の毛の太さに相当する数百万のマイクロカプセルを搭載。マイクロカプセルにはマイナスに帯電した白い塗料と、プラスに帯電した黒い塗料が含まれ、選択した設定に応じて電解による刺激により、白または黒の顔料がマイクロカプセルの表面に集まり、車体のボディカラーを変化させるといいます。

 単なるデザイン上のメリットだけではなく、車両の効率にも貢献するといいます。白いボディは黒よりも多くの太陽光を反射するため、ボディおよびインテリアへの熱は明るい色に変更することによって減らすことができます。逆に寒い時期には黒いボディのほうが太陽の熱を吸収することができます。

 どちらの場合でも、車両の空調に必要なエアコンの電力量を減らすのに役立ちます。これにより、クルマの燃料や電力の消費量も削減され、EVの場合は天候に合わせてボディカラーを変更することで、航続距離を伸ばすことも可能になります。

 Eインク自体はエネルギー効率がよく、液晶ディスプレイやプロジェクターなどとは異なり、選択した色の状態を一定に保つためのエネルギーはまったく必要としません。

 BMWグループのチーフデザイナー、アドリアン・ファン・ホーイドンク氏は「iXフローは高度な研究および設計のプロジェクトであり、BMWの前向きな考え方のひとつの例です」とコメントしています。

 またiXフローのプロジェクト責任者であるステラ・クラーケ氏は「ファッションやソーシャルメディアチャンネルのステータス広告と同様、クルマは日常生活のさまざまな気分や状況を表現できるようになります」と語っています。
posted by 新照明の情報2008 at 09:13| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月09日

BMW、ボディカラーを変える技術を発表…CES 2022

1/9(日) レスポンス

BMWグループ(BMW Group)は1月5日、米国ラスベガスで開幕したCES 2022において、BMW『iXフロー』を発表した。「Eインク」を採用することにより、ドライバーの操作で、車体表面の色合いを変えることができる、としている。

これは、特別に開発されたボディラップによって可能になった。電気信号によって刺激されると、電気泳動テクノロジーが車体の表面の色の色素を変化させ、ボディカラーを変えることができるという。

Eインクと呼ばれるテクノロジーは、エネルギー効率に優れるという。ディスプレイやプロジェクターとは異なり、電気泳動技術は、選択した色の状態を一定に保つためのエネルギーを必要としない。電流は、色を変化させる短い時間のみ流れる。

電気泳動テクノロジーによる色の変化は、電子書籍リーダー向けディスプレイを手がけるEインク社によって開発された技術がベースだ。 Eインクを採用したBMW iX フローの車体表面のコーティングには、人間の髪の毛の太さに相当する大きさのマイクロカプセルが配されている。

マイクロカプセルには、負に帯電した白色顔料と正に帯電した黒色顔料が含まれている。電界による刺激により、白または黒の顔料がマイクロカプセルの表面に集まり、車体の色合いを変えるという。
posted by 新照明の情報2008 at 09:32| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月21日

○自動車EV化で車載ディスプレイは進化、部材メーカーに好機到来…矢野経済研究所

11/29(月) レスポンス

矢野経済研究所は、車載ディスプレイ部材世界市場を調査し、セグメント別の動向、参入企業動向、将来展望を「2021年版 車載ディスプレイ部材市場の展望と戦略」にまとめた。

調査は2021年8月〜10月、車載ディスプレイ関連部材メーカーを対象に、同社専門研究員による直接面談(オンライン含む)に文献調査を併用して行った。

近年、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、自動車のゼロエミッション化に向けた取り組みとして、国内外の自動車メーカー(OEM)各社でEV化が進展している。自動車のEV化は内装のデジタル化を加速し、車載ディスプレイの搭載枚数の増加や大画面化に加え、ディスプレイの曲面化、OLED(Organic Light Emitting Diode)などの高精細ディスプレイの採用など、車載ディスプレイ市場の変化と成長につながると期待される。こうした動きはタッチパネル(TP)や前面板、OCA(光学用透明粘着)・OCR(光学接着)、反射防止フィルムに代表される機能性フィルムといった車載ディスプレイ周辺部材の新たなニーズを生み出している。

自動車内装のデジタル化による車載ディスプレイの搭載拡大により、コックピットデザインはよりシームレスなものになっていくものと見られ、入力デバイスのメカニカルスイッチからTPへのシフトがさらに加速すると予測する。そのTPでは近年、従来のアウトセルからインセルへのシフトが急速に進んできた。

当初、車載用のインセルディスプレイは生産難易度も高く、価格も高価であったことから、欧州OEMの高級車向けディスプレイとして採用され、車載用静電容量方式TP市場に占める比率も1%〜5%程度にとどまっていた。しかしその後、品質が安定し価格も下がってくると、TPとLCDを別途調達する必要がなく、サプライチェーンマネジメントが簡素化できる他、品質管理の容易さ、部材点数や製造工程数削減による生産コストダウンなどが評価され、ミドルエンド以下の車種での採用が急激に拡大した。

インセルは2020年には車載用静電容量方式TP全体の15%前後を占めるまでとなり、2023年には30%近い水準まで拡大が見込まれている。2021年以降の成長率(見込)を見ても、アウトセルはコロナ禍と半導体不足の影響から脱すると期待される2022年に前年比110%を示す他は年間数%程度にとどまるのに対し、インセルは分母が小さいとは言えコンスタントに前年比2ケタの成長する見通しだ。

EV化に伴う自動車のデジタル化は車載ディスプレイの進化を促し、車載ディスプレイを構成する部材メーカーの新たな開発テーマを生み出す。特にEV新型車は、従来の技術やデザインを継続的に採用する必要がないため、マルチディスプレイや曲面ディスプレイなど従来にない車載ディスプレイの搭載が加速すると考えられ、車載ディスプレイ部材メーカーにとって、従来にない製品を開発・提案するチャンスが増えると期待される。車載ディスプレイ部材メーカーには、このチャンスを確実にキャッチアップしながら次世代の車でディスプレイに何が求められるのかを予測し、それを具現化する製品の開発を続けていくことが求められている。
posted by 新照明の情報2008 at 08:35| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月07日

○ iPhone・iPadのディスプレイを受注したLGディスプレイ、車両用でもOLEDディスプレイをアップルに供給か

2021.12.06  TECH WORLD

世界1位の大型OLEDパネルサプライヤーであるLGディスプレイは、事業全般をOLED製造に転換している。去る8月、LGディスプレイはスマートフォンとタブレットPCに使われる中・小型OLEDパネル生産工場の増設に3兆3000億ウォンを投資すると明らかにした。2024年から増設工場が稼動すれば、中・小型OLEDパネルの生産能力は月6万枚水準で、現在より2倍ほど増える見通しだ。

このような大規模投資にはアップル向けのビジネスの影響力が大きかった。LGディスプレイは今年、AppleにiPhone用OLEDパネル約5000万台を供給している。これは昨年より2倍以上多い数値だ。2024年からはアップルにiPad用OLEDパネルを納品する予定だ。

Appleとの協力が拡大し、LGディスプレイがAppleカーに車両用ディスプレイを供給できるという分析も出ている。LGディスプレイは車両用ディスプレイ市場で第11四半期連続シェア1位を占めた。特に車両用OLED市場ではシェアが90%を超え、大型OLEDパネルのように独占している。

キム・ドンウォンKB証券研究員は「アップルカーは乗客が応接室に面してOLEDタッチスクリーンを利用してインフォテインメントを楽しむことができ、iPhoneと連動して多様なiOS(アップルモバイルオペレーティングシステム)サービスを実現するだろう」と予想した。インフォテインメントは、道案内のような情報を語るインフォメーション(Information)と映画と音楽、ゲーム、SNSのようなエンターテイメント(Entertainment)を結んだ合成語だ。


posted by 新照明の情報2008 at 08:49| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月01日

メルセデスベンツ Sクラス新型にマイバッハブランド100周年記念車登場

9/30(木) レスポンス

メルセデスベンツは9月28日、「マイバッハ」ブランドの誕生100周年記念限定車として、新型メルセデスマイバッハ『Sクラス』(Mercedes-Maybach S-Class)の「エディション100」を欧州で発表した。

写真:メルセデスマイバッハ Sクラス 新型の「エディション100」

◆特別仕立ての内外装

エディション100には、「Burmester」の4Dサラウンドサウンドシステムをはじめ、ヒーターとマッサージ機能付きシート、インフォテインメント用のハイテクスクリーンを装備した。新型Sクラスのロングホイールベース車と比較して、ホイールベースは180mm長くなっており、メルセデスマイバッハSクラスで初めて、全輪駆動を組み合わせる。

エディション100は、世界限定100台を販売する予定だ。大型のフロントグリルには、ブランドのエンブレムが添えられた。 ボディカラーは上側がノーティカルブルー、下側がハイテクシルバーのツートン仕上げ。特別な「デジーノ」の内装は、クリスタルホワイトとシルバーグレーパールのレザーを組み合わせている。

エディション100の刻印を含むブランドロゴは、Cピラーや収納コンパートメント、照明付きパネルに配された。エディション100の文字が、アルミホイールのセンターキャップに入る。このアルミホイールはグレー仕上げとした。

◆V12ツインターボは最大出力612hp

---(中略)---

◆インテリアアシスト付きの「MBUX」

新型には、最新の「MBUX」が搭載される。MBUXは、「メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス」を意味し、新世代のインフォテインメントシステムだ。特長は、人工知能(AI)によって、学習することにある。

MBUXはカスタマイズ可能で、ユーザーに適応する。無線通信での更新も可能だ。タッチスパネルで操作する高解像度のワイドスクリーンコックピット、拡張現実(AR)技術を備えたナビゲーションディスプレイ、「ハイ、メルセデス」と呼びかけることにより、音声アシストが起動するインテリジェントな音声コントロールが含まれている。

新型のMBUXは第2世代となる。ハードウェアとソフトウェアが進歩を遂げており、さらにデジタルでインテリジェントになった。OLEDテクノロジーを備えた12.8インチの大型インフォテインメントディスプレイをはじめ、最大5つの大画面ディスプレイにより、快適機能などを簡単にコントロールできるようにした。

「MBUXインテリアアシスト」は、乗員の意図を理解する。乗員の視線、ジェスチャー、ボディランゲージを認識する。 新型は、ルーフライナーに組み込まれた3Dレーザーカメラを使用して、後席の乗員の動きやジェスチャーを認識する。

たとえば、後席乗員がシートベルトに手を伸ばそうとしていることをMBUXインテリアアシストが認識すると、ベルトエクステンダーが作動し、自動的にシートベルトを装着してくれる。ドアを開けた際、後方から接近してくる車両などとの衝突を防ぐ出口警告機能も強化されている

◆12.8インチの大型インフォテインメントディスプレイ

12.8インチの大型インフォテインメントディスプレイは、操作スイッチの数が大幅に削減された。従来型よりも、スイッチの数は27少ない。ディスプレイの最も下の位置には、空調操作パネルが配される。

このディプレイには、「OLED」テクノロジーを導入する。OLED(有機発光ダイオード)は、LEDなどの点光源とは異なり、平面光源となる。その光は、新しいレベルの均質性を可能にする。プラスチック基板にいくつかの有機層を組み合わせたOLEDユニットは、効率的で軽量に仕上げられる。

新型では、OLEDユニットをガラスパネルの向こうに配置し、その背後のアクチュエーターと圧力センサーを組み合わせて、優れたコントロール性とディスプレイ表示を可能にした。OLEDパネルは、外部の背景照明を必要とせず、点灯している場所でのみ電力が消費される。OLEDテクノロジーは液晶よりも、最大30%エネルギー消費を抑えられる、としている。
posted by 新照明の情報2008 at 09:14| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月29日

LGディスプレイが、キャデラックのEV自動車向けに有機ELディスプレイを供給

2021年9月24日 デジタルデイリー=キム・ドヒョン記者

LGディスプレーの車載ディスプレイ事業が順調だ。米国のゼネラルモーターズ(GM)のプレミアムブランドであるキャデラックの最初の電気自動車(EV)にもプラスチック有機EL(POLED)を搭載する。

24日、業界によると、LGディスプレーは、キャデラックEV「リリック」の33インチPOLEDを供給する予定である。先にLGディスプレーは、キャデラックの大型スポーツ用多目的車(SUV)「エスカレード」の38インチPOLEDを納品している。

12231214692_078a_o.jpg
湾曲型OLEDディスプレイを採用したキャデラック 新型エスカレード
posted by 新照明の情報2008 at 13:34| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月23日

○世界の自動車HUD市場、2028年に28億5000万ドル

June, 21, 2021 Laser Focus World

 New York--Zion Market Researchのレポートによると、世界の自動車ヘッドアップディスプレイ(HUD)市場は、2020年に6億7160万ドル、2021-2028年にCAGR 20.8%成長で、2028年に28億5040万ドルに達する見込である。

 同レポートは、世界および地方レベルで自動車HUD市場の予測と分析をカバーしている。

 レポートに含まれるのは、重要な製品セグメント、自動車HUD市場のエンドユーザ分析。また、収益から見た現在の市場規模、個別製品(コンバイナプロジェクトHUDs、フロントガラス投影HUDs)、2016-2028年の需要予測、エンドユーザ(中型車、高級車)セグメントについてもレポートしている。地域では、北米、ヨーロッパ、APAC、ラテンアメリカ、中東とアフリカ、さらに主要国、US、UK、中国、日本、ドイツ、フランス、インド、ブラジルなどに分けて現在および予測需要をレポートしている。

世界の自動車HUD市場を支配しているのは北米であり、2020年に注目すべきシェアを獲得した。北米を追うのはAPAC。APACは、自動車HUD市場で大きな成長が見込まれている。インドや中国など有望な国々からの需要が大きいからである。

レポートは、世界市場で活動する主要なプレイヤの展望を提供する競争シナリオをカバーしている。市場に大きな影響を与える主要メーカーは、以下の通りである。

Panasonic, Nippon Seiki, Delphi Automotive, Continental, Denso Corporation, Microvision Inc., Yazaki Corporation, and Visteon Corporation.
posted by 新照明の情報2008 at 07:48| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月21日

○ARヘッドアップディスプレイを納入開始 〜新技術「DMD方式」を用いた、日本精機初のAR−HUDの採用〜

ニュースリリース2021.02.01

日本精機株式会社(本社:新潟県長岡市、社長:佐藤 浩一)は、新技術である「DMD方式(※1)」を採用した当社初のAR(Augmented Reality)ヘッドアップディスプレイ(以下、HUD)を納入開始いたしました。

HUDは、ドライバーの視界内のフロントガラス等に、車速や警告、ナビゲーション表示などの様々な情報を透過的に表示するシステムです。ドライバーの視界移動を最小限にすることで、安全運転をサポートし、また快適性を向上するシステムとして、欧州、米州、中国を中心に市場が拡大していく見込みです。

当社は2020年9月よりMercedes Benz AG(以下、メルセデス・ベンツ社)の新型「メルセデス・ベンツSクラス」用HUDを納入開始いたしました。
Sクラスに搭載されるHUDは車両のフロントガラスに投影するウインドシールドタイプのHUDで、これまでにない広画角・遠方表示の仕様となります。従来のTFT方式(※2)では仕様要求を満たせないため、プロジェクター等で用いられているDMD方式を採用いたしました。これにより、広画角・遠方表示・高い色再現性・太陽集光への高耐性を実現するとともに、当社の長年培った光学技術により、表示画像の歪みの解消を可能としています。
また、今回搭載されるHUDには、当社初のAR−HUDを採用しています。既に納入しているGLE/GLSクラス用HUDが約3m先に12インチサイズの表示であるのに対し、今回搭載されるAR−HUDはドライバーの視点から約10m先におおよそ77インチサイズで、各種情報が現実の視界に重ね合わされるように表示されます。これにより、表示距離とドライバーの視認距離の差が小さくなり視認性が向上することで、従来以上に安全性と快適性に寄与します。

当社は2018年9月よりメルセデス・ベンツ社にHUDを納入しておりますが、2020年2月にサプライヤーアワード2020でイノベーション賞を受賞するなど、メルセデス・ベンツ社より設計・製造品質、技術力、サポート面で高い評価を受けており、今回のSクラスについてもHUDサプライヤとして選定していただくに至りました。

今後も市場の伸びが期待されているHUD市場において、当社は、強みである光学設計・生産技術、設計から製造までの一貫した生産体制、顧客対応力/サポート力、グローバルに展開する開発拠点・製造拠点を活かして更なる売上拡大及び安心、安全な車社会への貢献に努めてまいります。

 ※1 DMD方式:LEDをDMD(Digital Micro mirror Device)に入射し、DMDのON/OFFで映像を描画する方式
 ※2 TFT方式:LEDバックライトを液晶パネルに透過させ、映像を描画する方式
posted by 新照明の情報2008 at 09:09| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月25日

○AUOが北米工場検討、テスラのEV向けか

2021年3月24日 Y'sニュース

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は23日、車載用パネルモジュール海外工場を検討しており、「北米は必ず」と述べた。欧州や東南アジアも検討している。場所、スケジュールは未定だ。北米工場は、電気自動車(EV)大手、米テスラの要請とみられている。24日付経済日報などが報じた。

 彭董事長は、自動車メーカーが車載用半導体の確保に追われており、工場建設時期は未定と語った。AUO単独出資も合弁もあり得、自動車メーカーとの提携など、さまざまな可能性があると述べた。

 彭董事長は、これまでは車載用パネルのみ提供していたが、今後は大型のモジュールを出荷するので、包装コストや輸送時間がかかるため、顧客の近くに工場が必要だと説明した。欧州の顧客は中国に工場があり、AUOも中国に工場があるので、欧州に工場を建設する必要性はみられないと語った。タイには日本の自動車メーカーの工場が多いと指摘した。

 AUOは、ティア1(一次サプライヤー)を通して、欧米、日本、中国などの自動車メーカーに出荷している。台湾に車載用パネルのサプライチェーンがあり、中国福建省のアモイ工場に後工程のモジュール生産ラインがある。センターインフォメーションディスプレイ(CID)の世界市場シェアは20%で世界2位。車載用製品の売上高構成比は約10%だ。

「水より半導体不足」

 彭董事長は、最も深刻な問題は部品不足で、水不足もあると語った。ただAUOは、水不足については早くから対策済みで、排水の回収率は95%に上り、当面は問題ないと説明した。

 この他、彭董事長は、年末までパネル受注見通しが立っていると述べた。新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習用の情報技術(IT)製品がよく売れているほか、各国政府がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しており、パネル100万〜1,000万枚規模の入札案件が相次いでいるためと説明した。
posted by 新照明の情報2008 at 08:07| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月26日

JR東、車窓に観光地情報を投影 「リゾートしらかみ」に試験導入

2/25(木) 共同通信

 JR東日本秋田支社は25日、車窓に気象情報や観光PR画像を重ねて映す「e―モーションウインドウ」を、青森と秋田を結ぶJR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に試験導入すると発表した。国内初の試みだという。4月2日から。

 同社によると、1日に上下1編成ずつ走る「青池」で、両端車両の展望室に設置する。縦約0.7メートル、横約1.2メートルの有機ELディスプレーを窓ガラスに挟み込むことで、実際の景色をバックに沿線の観光地情報などが得られる。

 リゾートしらかみは、青森(一部は弘前)―秋田間を走行し、車窓からの日本海や白神山地の眺望で人気が高い。

posted by 新照明の情報2008 at 09:31| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月16日

○LGとサムスン、車載用OLEDパネル事業を拡大

2021-02-09 MKニュース

自律走行・電気自動車(EV)へのパラダイム転換が速度を出しつつ、未来車のディスプレイとして注目されている車両用有機EL(OLED)パネル市場も急成長している。昨年は550億ウォン台に過ぎなかった車両用OLEDパネルの売上高は、6年間で12倍に増加するという業界の見通しが出た。独メルセデス・ベンツを筆頭に完成車業界が続々とOLEDの採用に乗り出したなかで、市場を事実上独占したLGディスプレイとサムスンディスプレイも気勢を上げている。

9日のディスプレイ市場調査機関のオムディア(Omdia)によると、全世界の自動車用OLEDパネルの売上高は昨年の4972万ドル(約555億ウォン)から、2022年には2億6350万ドルに、2年間で430%増加すると予想される。 2026年には6億7170万ドルで、前年と比較するとなんと12倍に増えるとオムディアは予想した。

自律走行EVが未来車の標準として確立され、自動車は単なる「乗り物」をこえて移動型ワークスペース、エンターテイメント空間として再定義されている。これら多様な情報をディスプレイを介して乗員に提供するインフォテインメント機能は、最新の完成車モデルの必須条件になった。高画質大画面ディスプレイに対する完成車業界の需要も急増する傾向にある。

特に未来車は既存車両の計器盤をインフォテインメントプラットフォーム「デジタルコックピット」に進化させた。デジタルコックピットは車両を制御して運転者に情報を提供するダッシュボード、情報案内表示(CID)などで構成されている。

車載用ディスプレイ市場の大勢はまだ液晶(LCD)パネルだ。しかし2010年代後半から車両用OLEDパネル市場が徐々に開花する雰囲気だ。 OLEDは、自ら光を出すことから、LCDに比べて画質が優れている。昼間の視認性にも優れ、安全運転にもより適している。 OLEDはバックライトも必要ないことから厚さが薄く、重量は軽量なうえに自由に曲げることができる。

LGディスプレイは車両用ポリマーOLED(P-OLED)パネルを2019年に初めて生産した。昨年、LGディスプレイは車両用OLEDパネル市場で売上高を基準にシェア92.5%を達成し、事実上の独占体制を構築した。 LGディスプレイの関係者は、「独自の技術力を土台に、全世界の最高級の自動車に対するOLEDの供給を増やしている」と語った。

車両用OLEDの採用の先頭に立っ完成車は独ベンツだ。ベンツは2019年からLGディスプレイ製OLEDパネルを使用しており、今年発売される新型の7世代大型セダンSクラスにも12.8インチのP-OLEDを搭載した。タブレットPCサイズである12.8インチOLEDディスプレイは、振動でタッチ感を実現するハプティック機能を通じて自動車の空調装置と背面ウィンドウ、カーテン、ナビゲーションなどの装置を制御することができる。ベンツは今年に発売予定の大型最高級EV「EQS」のインフォテインメントシステムにもLGディスプレイ製P-OLEDパネルを装着したことが伝えられた。

キャデラックも最新の大型スポーツ用多目的車(SUV)「エスカレード(ESCALADE)」にLGディスプレイ製P-OLEDパネルを搭載した。エスカレードに供給されるパネルは、38インチの超大型サイズだ。このほかにEV 1位の米テスラモーターズも2016年からOLEDディスプレイの採用を真剣に検討することが分かった。

シェア6.9%で2位を走るサムスンディスプレイも、車両用OLEDの拡大に速度を出している。

posted by 新照明の情報2008 at 15:53| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月12日

LGディスプレイ、車載用OLEDでシェア92.5%…2位はサムスン

2021.02.09  もっと!コリア

自律走行・電気自動車(EV)へのパラダイム転換が速度を出しつつ、未来車のディスプレイとして注目されている車両用有機EL(OLED)パネル市場も急成長している。昨年は550億ウォン台に過ぎなかった車両用OLEDパネルの売上高は、6年間で12倍に増加するという業界の見通しが出た。独メルセデス・ベンツを筆頭に完成車業界が続々とOLEDの採用に乗り出したなかで、市場を事実上独占したLGディスプレイとサムスンディスプレイも気勢を上げている。

9日のディスプレイ市場調査機関のオムディア(Omdia)によると、全世界の自動車用OLEDパネルの売上高は昨年の4972万ドル(約555億ウォン)から、2022年には2億6350万ドルに、2年間で430%増加すると予想される。 2026年には6億7170万ドルで、前年と比較するとなんと12倍に増えるとオムディアは予想した。

自律走行EVが未来車の標準として確立され、自動車は単なる「乗り物」をこえて移動型ワークスペース、エンターテイメント空間として再定義されている。これら多様な情報をディスプレイを介して乗員に提供するインフォテインメント機能は、最新の完成車モデルの必須条件になった。高画質大画面ディスプレイに対する完成車業界の需要も急増する傾向にある。

特に未来車は既存車両の計器盤をインフォテインメントプラットフォーム「デジタルコックピット」に進化させた。デジタルコックピットは車両を制御して運転者に情報を提供するダッシュボード、情報案内表示(CID)などで構成されている。

車載用ディスプレイ市場の大勢はまだ液晶表示装置(LCD)パネルだ。しかし2010年代後半から車両用OLEDパネル市場が徐々に開花する雰囲気だ。 OLEDは、自ら光を出すことから、LCDに比べて画質が優れている。昼間の視認性にも優れ、安全運転にもより適している。 OLEDはバックライトも必要ないことから厚さが薄く、重量は軽量なうえに自由に曲げることができる。

LGディスプレイは車両用ポリマーOLED(P-OLED)パネルを2019年に初めて生産した。昨年、LGディスプレイは車両用OLEDパネル市場で売上高を基準にシェア92.5%を達成し、事実上の独占体制を構築した。 LGディスプレイの関係者は、「独自の技術力を土台に、全世界の最高級の自動車に対するOLEDの供給を増やしている」と語った。

車両用OLEDの採用の先頭に立っ完成車は独ベンツだ。ベンツは2019年からLGディスプレイ製OLEDパネルを使用しており、今年発売される新型の7世代大型セダンSクラスにも12.8インチのP-OLEDを搭載した。タブレットPCサイズである12.8インチOLEDディスプレイは、振動でタッチ感を実現するハプティック機能を通じて自動車の空調装置と背面ウィンドウ、カーテン、ナビゲーションなどの装置を制御することができる。ベンツは今年に発売予定の大型最高級EV「EQS」のインフォテインメントシステムにもLGディスプレイ製P-OLEDパネルを装着したことが伝えられた。

キャデラックも最新の大型スポーツ用多目的車(SUV)「エスカレード(ESCALADE)」にLGディスプレイ製P-OLEDパネルを搭載した。エスカレードに供給されるパネルは、38インチの超大型サイズだ。このほかにEV 1位の米テスラモーターズも2016年からOLEDディスプレイの採用を真剣に検討することが分かった。

シェア6.9%で2位を走るサムスンディスプレイも、車両用OLEDの拡大に速度を出している。
posted by 新照明の情報2008 at 09:18| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月26日

○「ヘイ、メルセデス!」がさらに進化!新型車載システムがスゴイ!

1/25(月) くるくら

世界最大級の家電見本市として、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される「CES」。2021年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて、初のバーチャルイベントととなったが、車の未来を占うショーとして注目されるCESで、今年は何が登場したのか。モータージャーナリストの会田 肇氏が見どころを一挙紹介。まずはメルセデス・ベンツの次世代インフォテイメントシステム「MBUX Hyperscreen(ハイパースクリーン)」を解説する。

圧巻の巨大ディスプレイが車内を囲む
 メルセデス・ベンツは1月11日(現地時間)、初のバーチャル開催となった「CES 2021」において、同社の「MBUX Hyperscreen(ハイパースクリーン)」を発表した。現在の「MBUX」の進化版とも言えるもので、新機能「Mercedes Travel Knowledge(メルセデス・トラベルナレッジ)」も追加。メルセデス・ベンツが展開する次世代インフォテイメントシステムとして注目される。

「MBUX」は2018年より採用が始まった。横に広がる巨大なディスプレイを使い、ナビゲーションやエンターテイメントを対話型のAI音声アシスタント機能でコントロールするなど、その存在はメルセデス・ベンツの先進性の象徴するものとも言えた。そのシステムの第2世代とも呼べるインフォテイメントシステムがこの「MBUX Hyperscreen」なのだ。発表はすでに7日に行われていたが、より具体的な内容が説明されたのは、このCES 2021が初めてとなった。

 そのインパクトは極めて大きい。左右に広がる3つのディスプレイを141cmにまで拡大し、運転席から助手席の前までをカバーする巨大な1つの湾曲スクリーンに集約しているのだ。発表によればその面積は2432平方センチメートルにも及ぶ。鮮やかな表示を追求するためにディスプレイには自発光のOLED(有機EL)を採用。システムはシルバーシャドウと呼ばれる3層コーティングシステムによって高品質プラスチック製フレームに囲まれる。さらにスクリーンの下部にはアンビエント照明を組み込み、ディスプレイユニットが浮かんでいるように見える仕掛けも見逃せない。

 また、助手席側のディスプレイは、ドライバーと同じ情報を表示できるだけでなく、運転に関係ない動画などのエンターテイメントを楽しむことも可能となった。ドライバーのぞき見に対しては視線監視で対応するなど、安全対策も万全。この実現により、これからは走行中でも助手席で自由に好みのコンテンツが見られるというわけだ。



8つのCPUコア、24GBのRAM、もはや走るスマホ
 インターフェイスも大きく進化した。操作と表示は「ゼロ・レイヤー」と呼ばれる手法で対応。重要なアプリケーションを表層に配置し、ユーザーはサブメニューをスクロールしなくても操作できる。しかもインフォテインメントをはじめ、快適性、車両機能を司る人工知能(AI)が採用され、使うごとにAIがユーザーの使い方に合わせた表示に自動的に最適化していく。マッサージプログラムから誕生日のリマインダーまで、20以上の機能がAIの助けを借りて自動的に提供されるのだ。

 この動作を支えるのが、タッチスクリーンの下に配置された12個のアクチュエーターで、これがユーザーに触感で操作をフィードバック。EQS向けに用意されたシステムでは、8つのCPUコア、24GBのRAM(帯域幅46.4GB/秒)が搭載されるほか、画面の明るさについても1台の多機能カメラと1台の光センサーによって最適化されるという。

 そして、注目の新機能である「Mercedes Travel Knowledge」。これは車両が走行する周辺のランドマークに関する情報を、ドライバーの要求に応じて適宜提供するというものだ。たとえば「メルセデス、あそこに見える建物は何?」とか、「左側のレストランの名前を教えて?」と訊ねると、その答えがディスプレイ上で表示されたり、音声で返答したりする。この機能は「MBUX Hyperscreen」以外にも、間もなく登場するであろう新型「Sクラス」にも搭載される見込みだ。

 この新しい「MBUX Hyperscreen」の採用は、新型EV「EQS」を皮切りに、他モデルに波及していくとみられる。クルマが電動化や自動運転へと向かう中でインフォテイメントシステムの重要性はますます高まっており、それだけにこの分野がライバル各社の競争領域となっていくのは間違いない。これをきっかけにこの世界が更なる進化を遂げていくことを楽しみに待ちたいと思う。

文・会田 肇
posted by 新照明の情報2008 at 08:53| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月14日

メルセデスのフラッグシップEV「EQS」には、幅56インチの有機ELスクリーン搭載

1/14(木) BUSINESS INSIDER JAPAN

MBUXハイパースクリーンは、メルセデス・ベンツの次世代主力EV、EQSに搭載予定の巨大スクリーンだ。

スクリーンの横幅は、車内の幅いっぱいまで広がっている。

曲面の有機ELスクリーンで、幅56インチを超える。

メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)は、すべてを1枚のスクリーンに表示するようだ。

メルセデスは5つのスクリーンを搭載した最新のSクラスに飽き足らず、次世代主力車種のフル電気自動車「EQS」には幅56インチ(約142センチメートル)という巨大な「MBUXハイパースクリーン(MBUX Hyperscreen)」を搭載する。横幅が車内の幅と同じ、つまり右のAピラーから左のAピラーまで、ダッシュボードすべてがスクリーンになるのだ。

1枚のディスプレイにすべて表示されるので「ユーザーはサブメニューをスクロールしたり、声で指示する必要がなくなる。重要なアプリケーションはいつでも、必要な状況に応じてドライバーの目の前に表示されるからだ」と、プレスリリースでメルセデスは述べた。

スクリーンには有機EL技術が使われ、湾曲している。運転席と助手席の乗客用に、最大7人分のカスタマイズ画面を設定することができる。画面の面積は、377平方インチ=約2.6平方フィート(約2400平方センチメートル)にもなる。

巨大なMBUXハイパースクリーンの詳細を見てみよう。

MBUXハイパースクリーンは、メルセデス・ベンツの次世代主力EV、EQSに搭載予定の巨大スクリーンだ
メルセデスによると、横幅は車内の幅と同じで、AピラーからAピラーまで。

EQSは2021年発売予定で、Sクラスと同等
この通りのビジュアルにはならないだろう。このイメージはあくまでもコンセプトモデルだ。

Kristen Lee
posted by 新照明の情報2008 at 08:56| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月25日

○「進化したラグジュアリー」 新型メルセデス・ベンツ マイバッハSクラスが公開

11/22(日) octane.jp

新型のメルセデス・マイバッハSクラスが公開された。全長が約18センチ延長され、ホイールベースは3396mmとなっていることで、リアシートのレッグスペースがさらに広く快適になり生まれ変わった。

大きな特徴としては、アクティブ・ノイズ・コンペンセーションと呼ばれるノイズキャンセリングシステムが導入されており、これまで以上に静かな空間を提供するということ。リアドアにはじめて電動開閉機構を搭載し、より快適な走りをもたらすマイバッハモードというドライブモードも備えている。

エクステリアはオプションとなるが、手作業で塗るのに最大1週間かかるという上品なツートンカラーのペイントで仕上げられている。新型メルセデス・マイバッハSクラスのグレードはS580 4Matic(4リッター V8ツインターボ/496HP+48V マイルドハイブリッド/21ho)、S650(6リッター V12ツインターボ/621hp)の2種類が現在は用意されている。トランスミッションは9段ATを採用。



インテリアにおいては、最新のMBUXソフトウェアを搭載した12.8インチOLEDセントラルディスプレイと3Dグラフィックスを搭載した12.3インチドライバーディスプレイを含む5つのディスプレイ画面が標準装備されている。 「エクスクルーシブ」モードでは、インストルメントサラウンドはローズゴールドで表示される。この色は、253個のLEDライトを備えたアクティブアンビエント照明システムで選ぶことができる2つの新しいカラーテーマのひとつである。明るさ、サイズ、位置を調整できるアダプティブリアライトも追加された。

また、エグゼクティブリアシートプラスパッケージには、電動リアセンターコンソール、2つの折りたたみ式テーブル、2つの温度制御されたカップホルダー、12Vソケット付きの照明付き収納コンパートメント、ヘッドラックの下にマイバッハのロゴが付いた木製トリム、2つのUSBポートと2つのHDMIポートが備えられる。マイバッハらしく、リアシートに乗る人は仕事に没頭できる空間となるのだ。

「新しいメルセデス・マイバッハSクラスでは、メルセデス・マイバッハの100周年の直前に、進歩的でモダンなアプローチを強調しています」と、メルセデス・マイバッハ製品管理責任者のダーク・フェッツァーは述べている。

「今日の顧客は、すべて最新のテクノロジーに基づいた、独占性と個性、エレガントなデザイン、一流の仕上げに大きな期待を寄せています。特に快適性、安全性、デザインに関して、新しいメルセデス・メイバッハ Sクラスは、激しく争われているラグジュアリーセグメントで独自の機能を備えています」

2021年のメルセデス・メイバッハSクラスの販売は、2021年半ばにアメリカで開始される。価格は未公表となっている。

Octane Japan 編集部
posted by 新照明の情報2008 at 09:03| 車載用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする