2021年09月16日

Apple、3,000ppiを実現できるレーザーパターニングFMMのサンプル提供依頼

2021年9月14日 iPhone mania


韓国メディアThe Elecが、Appleは仮想現実(VR)デバイス製造に用いるファインメタルマスク(FMM)のサンプル提供依頼をAPS Holdingsに行ったと報じました。

VRデバイスの生産検証に用いる?
AppleはAPS Holdingsに、解像度3,000ppiのレーザーパターニングFMMのサンプル提供を依頼したと、The Elecが伝えました。

The Elecによれば、AppleはFMMのサンプルを用いてVRデバイスの生産検証を行うとみられています。

高精細マイクロOLEDディスプレイ搭載を計画か
FMMは、有機EL(OLED)ディスプレイパネルを製造する際に、赤、緑、青の有機材料を蒸着させる工程で使用されます。

現行の技術では最大600ppiの解像度が可能ですが、レーザーで加工することで3,000ppiが実現可能とみられています。

APS Holdingsは、従来のOLEDディスプレイよりも高精細表示可能なマイクロOLEDディスプレイパネル用のレーザーパターニングFMMを開発しています。
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2021年09月10日

Facebook、スマートグラス発売 「レイバン」と共同で

2021年9月10日 日本経済新聞

【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックと眼鏡大手の仏エシロール・ルクソティカは9日、写真の撮影や音楽の再生などが可能な「スマートグラス」を米国などで発売した。フェイスブックは次世代技術として仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の開発に注力しており、対応する製品群を広げる。

エシロールが展開する「レイバン」ブランドの製品として「レイバン・ストーリーズ」を発売した。定番の「ウェイファーラー」などの型を用意し、米国における価格は299ドル(約3万3000円)からに設定。北米とオーストラリア、英国などで売る。現時点で日本は対象外で、発売時期は未定としている。

米フェイスブックのスマートグラスは「レイバン」のサングラスのデザインを踏襲した
通常のサングラスの意匠を踏襲し違和感を減らす一方、フレームに500万画素の小型カメラを2つ組み込み、マイクやスピーカー、操作用のタッチセンサーも内蔵した。音声コントロールやタッチセンサーの操作により写真や30秒までの動画の撮影が可能なほか音楽の再生、通話もできる。

フェイスブックが提供するスマートフォンのアプリ「フェイスブック・ビュー・アップ」と組み合わせて使い、撮影した画像の編集や、SNS(交流サイト)や対話アプリを通じた共有ができるようにした。約1時間の充電で6時間程度の利用が可能という。

スマートグラスなどの眼鏡型端末は「スマホの次」として過去に注目を浴びたが、本格的に普及していない。米グーグルが2013年に発売したもののプライバシー侵害との指摘を受け、現在は提供を業務用に限っている。フェイスブックはカメラの稼働時に発光ダイオード(LED)が点灯して周囲の人に分かるようにするなどしてこの問題を防ぎたい考えだ。

フェイスブックは14年に米オキュラスVRを買収し、ゴーグル型のVR端末に参入した。スマートグラスの発売はこれに続くウエアラブル機器を強化する動きだ。スマートグラスを通じて眼鏡型端末の知見を蓄え、現実の景色に文字やCG(コンピューターグラフィックス)で作成した画像を重ね合わせることができる本格的なAR対応製品の実用化につなげる。

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2021年09月07日

米国AR/VR市場、40%を超える高成長で2030年に1347億6000万ドル

September, 3, 2021, Laser Focus World

Portland--Allied Market Researchのレポート「AR/VR市場、コンポーネント、アプリケーション、エンタプライズ規模、産業業種、2021-2030年の機会分析と産業予測」によると、米国AR/VR市場規模は、2020年の43億9000万ドルから、2021-2030にCAGR 41.6%成長で、2030年に1347億6000万ドルに達する見込である。

ARとVRソリューションは、デジタル没入ユーザエクスペリアンス提供のために使われ、エンタテーメントやビジネスアプリケーションで利用できる。VRは、マルチセンサコンピュータ生成エクスペリアンスの広範な用語であり、これによりユーザはシミュレートした環境を経験し、相互作用することができる。一方、拡張現実(AR)は、デジタル生成知覚的オーバーレイを利用して現実世界を強化する。さらに、市場成長を促進する主因に含まれるのは、AR市場への投資増。また、スマートフォン&モバイルゲーミングの急速な普及が、米国におけるAR/VR市場の成長を押し上げている。加えて、教育におけるAR/VRソリューション採用増が、市場の成長にプラスの影響を与えている。しかし、AR関連のセキュリティとプライバシー問題が、米国におけるAR/VR市場の成長の阻害要因と見なされている。反対に、娯楽やテーマパーク、商用アプリケーション、他の場所でのVRヘッドセット利用の急増が、予測期間に、米国AR/VR市場の拡大で利益の出る機会を提供すると見られている。

業界業種では、ゲーミングセグメントが最大AR/VRシェアであり、この先数年、その優位性は維持される見込である。仮想現実、拡張現実、3D&4Dグラフィックスを含むゲーミング技術の採用が増加しているためである。さらに、AR/VRは、リアルタイムモーションクリエーション、環境&照明機能、フォトリアリスティックパックショット、雑音低減を備えたリアリスティックグラフィックスを拡大し、ビデオグラフィックアプリケーションは、若者の間でハイレベルゲーミングエクスペリアンス要求を高めている。しかし、ヘルスケアセグメントに最高成長が見込まれている。超音波プローブや患者の内部の可視化など様々な医療処置で必要性が増加しているためである。さらに、VR&AR Associationのデジタルヘルス委員会メンバーの発言によると、病院は臨床シミュレーション向けの予算を増やしてVR/AR装置購入を促進しようとしている、

調査の要点shelnick
・コンポーネントでは、ソリューションセグメントが2020年、米国AR/VR市場で最大シェア
・アプリケーションでは、ヘルスケアセグメントが予測期間に大きな成長する見込である。

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2021年07月06日

○Kopin、世界初の35000-nit HDRグリーンOLEDマイクロディスプレイ

July, 6, 2021,Laser Focus World

WESTBOROUGH--Kopin Corporationは、ハイパフォーマンスARアプリケーション向けに設計された、世界初の超高輝度(> 35,000 nits)、高ダイナミックレンジ(HDR)、グリーン有機発光ダイオード(OLED)マイクロディプレイ・オン・シリコンを発表した。この超高輝度HDR 1″-ダイアゴナルSXGA (1280 x 1024 解像度) OLEDマイクロディスプレイは、現在開発中であり、パフォーマンスデータは初期エンジニアリングサンプルからのものである。

OLEDマイクロディスプレイは、超高輝度向けKopinのデュオスタックOLED構造、超高ダイナミックレンジ動作(14 bits)向けに独自の特許申請中ピクセル構造およびバックプレーンアーキテクチャを組み込んでいる。超高コントラストと組み合わせて、この新しいHDR OLEDマイクロディスプレイは、暗闇から非常に明るい昼光までの周辺状況での利用に最適である。デュオスタック構造で電流効率が向上し、これによりさらなる高輝度、低消費電力(同等輝度のLCDディスプレイの約半分)、従来のシングルスタックOLEDデバイスと比較して長寿命である。この新しいHDR OLEDディスプレイは、動作寿命が長く、以前には達成できなかった輝度レベルを達成した。大手顧客と提携して開発することで、ターゲット市場は、自動車および航空機ディスプレイ、医療用イメージングシステムである。

「極めて広い輝度範囲と結合した高輝度と長寿命の達成は、過去数年われわれが開発してきたOLED技術の頂点である」とKopinのCEO、Dr. John C. C. Fanはコメントしている。「このディスプレイの初期構築の性能レベルは、当社の考えでは、OLEDマイクロディスプレイで以前には達成されていないレベルであり、新興のAR/VRアプリケーションをターゲットにした当社のディスプレイ開発の重要な到達点である。当社は、100000nitsに近い極めて高輝度を達成するために取り組んでいる」。

「当社のOLEDマイクロディスプレイは、高輝度ARアプリケーションで利用されている現在のLCDディスプレイの輝度レベルに初めて到達した。加えて、これらの新しいディスプレイは、OLEDまたはLCDのマイクロディスプレイのいずれでも達成されていない14-bit HDRオペレーションを提供する。これらのディスプレイは、当社の高性能AR/VRディスプレイ技術の主要な部分であり、最先端のディスプレイ製品で、Kopinの業界トップの地位を強化することになる」とKopinの政府およびPro用製品担当GM、Bill Maffucciは話している。

(詳細は、https://www.businesswire.com/news/home/20210622005394/en/)

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2021年06月22日

○VR製品「arpara」が超小型ヘッドセットを発表 高精細、大容量コンテンツに対応

6/20(日) 36Kr Japan

今年5月末、VR(仮想現実)製品メーカー「arpara」がarpara VRヘッドセットとarpara VRオールインワンヘッドセットの新製品を正式に発表し、同時にソーシャルVRプラットフォームarparalandを初めて披露した。

今回発表したarpara VR ヘッドセットおよびオールインワンヘッドセットは、1.03インチのマイクロOLEDスクリーンを2つ採用し、解像度は2560×2560、両目では5K×2.5Kの高精細画像が楽しめる。PPI(画像解像度)が非常に高く、広視野角、低遅延、薄型軽量などの特徴がある。LCD(液晶ディスプレイ)およびAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL )とは異なり、マイクロOLED は3514PPIにもなるため粒状感が解消され、画質のきめ細かさは通常のヘッドセットより5〜6倍高い。開口率が高くてスクリーンドア効果もなく、応答速度は1μs(マイクロ秒)で、超小型でありながら非常に大きな視覚効果を実現した。

arpara VR ヘッドセットは重さが200gで通常製品の3分の1しかない。オールインワンもたった380gだ。ベルトは斜め15度の設計で本体の重さを分散する。肌に優しい材質で、長時間の使用にも適している。

arpara VR ヘッドセットの視野角は95度、屈折率は-1D〜5D、瞳孔間距離は56〜72mmでユーザーが調節できる。リフレッシュレートは最高で120Hzで、パネルの反応が速くて残像はなく、ちらつきが大幅に低減されている。コントラスト比は1000000:1、sRGB(色域)は127、音声はバイノーラル方式の立体音響で、はっきりと聞こえる。スマートフォン、コンピュータやゲーム機と接続でき、6DoFのポジショントラッキングキットと合わせればPCでのVR体験が可能で、Steam VRプラットフォーム上の各種作品が楽しめる。

arpara VRオールインワンヘッドセットはクアルコム製XR2チップを搭載し、解像度を6倍にする機能も備える。8Kのハードウェアデコード、11倍のAI処理性能、4600mAhの大容量で持続時間が長いバッテリー、視野角95度の自然な視野で、リフレッシュレートは90Hz。バイノーラルのデジタルスピーカー、さらに3.5mmのイヤホン接続口があり、映像と音が融合した最高の没入体験ができる。カメラは4つあり、インサイドアウトの6DoFトラッキング技術を採用。ケーブルが不要で、コントローラーを使い全身で操作できる。無線や有線ストリーミングに対応し、Steam VRなどの大容量コンテンツも楽しめる。

現在、arpara VR ヘッドセットは3999元(約6万8000円)で販売しており、arpara VRオールインワンヘッドセットは間もなく販売予定だ。

VRオールインワンヘッドセットで最も有名なのは、Facebook傘下のOculusだ。昨年12月に発表された第2世代の製品Oculus Quest2は、クアルコムの第2世代のVR向けプロセッサーを使用する。第1世代よりも各種性能を大幅に向上させながらも、価格は299ドル(約3万3000円)だ。

今年に入ってから、VR周辺機器メーカー「NOLO VR」、VR動画コンテンツを手掛ける「愛奇芸智能(iQIYI Intelligent Entertainment Technology)」など、VR関連企業の資金調達が相次いでいる。また、米半導体大手「NVIDIA」とテンセントが手を組んでAR(拡張現実)やVRのソリューションをリリースした。

VRは近く低迷期を脱するかもしれない。
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2021年06月16日

○JDIがVRヘッドセット市場開拓に意欲−スマホで苦戦の液晶パネル

6/16(水) Bloomberg

(ブルームバーグ): ジャパンディスプレイは、市場が拡大する仮想現実(VR)ヘッドセット向けの液晶パネル事業を強化する。主要顧客の米アップルがiPhone(アイフォーン)でパネルの有機EL化を進める中、独自技術を生かして液晶パネルの用途を広げ、スマートフォン向けに偏った収益源の多様化と安定を図る。

VR用液晶製品開発のプロジェクト推進リーダーを務める原山武志氏はインタビューで、同社の強みは高精細で視野角の広い液晶パネルを安定供給できることだと説明。VRヘッドセットメーカーの「ほぼ皆さんと付き合っている」と述べ、有機ELと比較した価格優位性も武器に、取引を拡大したい考えを示した。

JDIはVRヘッドセット向けに、スマホ向けの2倍以上となる1インチ当たり1200画素の液晶パネルも製造している。渡邉好浩チーフエンジニアは、利用者が乗り物酔いに似た不快感を感じるVR酔いの予防策を含め、JDIの「技術力が有利になる」と話す。

JDIは売り上げの6割超(2020年3月期)をアップル向けが占めるが、液晶パネルの販売不振から21年3月期まで7年連続で最終赤字を計上した。20年にはスマホ向けを中心に中小型の液晶パネルを生産する白山工場(石川県白山市)をシャープに売却するなど液晶事業の再編に取り組んでいる。スマホ向けには有機ELパネルも開発中だが、量産化に至っていない。

スコット・キャロン最高経営責任者(CEO)は5月の決算会見で、VRヘッドセットからの収益について、来期(23年3月期)の下期から伸びると予想。VRへッドセットを含むノンモバイル事業の今期(22年3月期)の売上高は前期比25%増の700億円を見込んでいる。

VRヘッドセット市場は16年から参入メーカーが増えたが伸び悩んだ。しかし、新型コロナウイルス感染拡大による巣ごもり需要を背景に、昨年10月に発売した新型製品の販売が好調な米フェイスブックのほか、台湾の宏達国際電子(HTC)など、液晶パネル搭載機種を中心に再び増勢にある。

一方、複数の関係者によると、ソニーグループは来年のホリデー商戦に投入を目指す「プレイステーション(PS)VR」の後継機に韓国サムスン電子の有機ELを採用する計画。ソニーの広報担当者は発売時期やパネルの調達先について明らかにしなかった。VRヘッドセット市場では液晶と有機EL間の主導権争いも続いている。

渡辺氏はVR事業について、「2、3年ではバラ色市場にはならないかもしれないが、JDIのパネルの商売としては大きなサイズになってくる」と自信を示した。

英調査会社オムディアの早瀬宏アナリストは、スマホでは有機ELが「曲げやすさや省電力という特性からより評価された」と指摘。しかし、眼前にパネルを配置するVR向けは画像に繊細さなどが求められるとし、JDIが持ち前の高い技術力を発揮できれば「良い勝負ができると思う」と分析している。

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2021年06月15日

○スマートグラス市場、2027年に71億3000万ドル超

June, 10, 2021, Laser Focus World

Cambridge--Global Market Insights Inc.のレポートによると、スマートグラス市場規模は、2027年に71億3000万ドルを超える見込である。

エレクトロニクス、特に宣伝目的で切替え可能グラス利用の急増が、スマートグラス市場で著しく成長すると予測されている。LCD技術、これはすでに液晶技術の確立された部分であるが、これがスマートフィルムでPDLC形式で適用される。日本、韓国、台湾、中国が、デジタルディスプレイ製造のリーダー。最高シャアは韓国、これに日本が続く。光制御グラスフィルムは、展示および、クラブや劇場などのエンタテーメントでユーザ制御ディスプレイとしてますます使われるようになっている。プロジェクションスクリーンとしての利用は、特に商用オフィスの会議室やホテルで増加が予想されている。

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2021年06月03日

○ヘルスケアAR/VR市場、2028年に95億ドル

May, 27, 2021, Laser Focus World

San Francisco--Grand View Research, Inc.によると、ヘルスケアにおける世界の拡張現実&仮想現実市場規模は、2028年に95億ドルに達する見込である。市場は、2021-2028年にCAGR 27.2%で成長すると予測されている。臨床および手術結果を改善するために、ヘルスケアシステムにおける進歩とデジタルディスラプション(創造的破壊)の進捗、ヘルスケア支出の増加、高まる効率的革新ソリューションが市場の成長に貢献している。ARとVR技術は、手術分野、シミュレーションラボ、教育や訓練、慢性痛管理で採用が広がっている。

複雑な手術数の増加が、外科医を支援するためのVRベースモデルの需要を押し上げている。ARベースアプリは、トレーニングや教育モジュール、患者ケア管理ツールなど多くの領域で利用されている。イノベータは、ベンチャーキャピタルによる投資増、確立されたプレイヤとの提携機会増という形で認識されている。例えば、2020年9月、OssoVRは、1400万ドル資金を調達し、それをVRベース手術および医療デバイストレーニングモジュール開発に利用する計画である。

ヘルスケアの様々な領域でAR/VRの採用が増加している。採用されているデバイスはデスクトップからウェアラブルデバイス、ディスプレイまでが含まれる。視聴覚が重要であるため、ARとVRは教育、シミュレーション、遠隔医療、データ可視化で今後に採用される。この分野における製品開発が市場の成長に貢献している。例えば、2019年2月、Philips Healthcareは、AzuirionおよびMicrosoftと協力してミックストリアリティ(MR)ソリューションを発表した。サービスセグメントは、予測期間に大きなCAGR成長が見込まれている。これは、顧客に没入型体験を実現する必要性が増加しているためである。臨床試験、心理的処置、進んだ診断、手術およびボディマッピングにおける採用増が市場の成長を支援すると見られている。

加えてAR技術ソリューションは、外科手術、肥満防止管理、教育とトレーニング、患者ケア管理、医療イメージングで広く利用されており、より多くの機能の実装が予想されている。ARコンポーネントにおける最近の進歩がARソリューションのコストを下げ、体験型の手段の位置づけを強化している。ヘルスケアへの対応、およびITの進歩とともに病気と手術の増加が、市場の成長を後押しする原因である。AR技術ソリューションを利用する医療教育とトレーニングが、市場を大きく成長させる。これは、ヘルスケアサービスへの技術拡大が急速になっているためである。VR技術ソリューションは、遠隔医療、解剖の視覚化および診断で広く利用されている。加えて、医療教育における実地体験が得られるので、市場の成長に貢献すると予測されている。


ヘルスケア市場におけるAR/VRレポートのハイライト
・ヘルスケア分野の急速な変化とデジタル化により、市場は、予測期間を通じて成長する見込である。
・ハードウエアコンポーネントセグメントが、2020年のAR/VR世界市場で優位を占めた。トレーニング、シミュレーション、手術および診断での利用が増加したためである。
・2020年、AR技術セグメントが優位を占めた。これは、訓練、入院患者ケア管理、訓練と教育、医療イメージングで採用が増えたためである。
・北米が、2020年の市場で優位を占めた。高度なヘルスケアインフラストラクチャとヘルスケアにおけるAR/VRの利点の認識が浸透したためである。

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2021年05月24日

ARグラスでAppleやFacebookに対抗、Snapchat運営会社が新端末


2021.05.21 日経tech 根津 禎 シリコンバレー支局

 写真・動画共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」を運営する米Snap(スナップ)は2021年5月20日(米国時間)、AR(Augmented Reality)表示が可能な新しい眼鏡型端末(ARグラス)「Spectacles」を発表した。小型・軽量を特徴にする。同日オンラインで開催したイベント「Snap Partner Summit 2021」に登壇した、同社共同創業者でCEO(最高経営責任者)のEvan Spiegel(エバン・スピーゲル)氏が同端末を身に着けてアピールした。ARグラスに関しては、米Facebook(フェイスブック)が製品化に向けて研究開発に注力している。加えて、米Apple(アップル)も通称「Apple Glass」を開発中と噂されており、コンシューマー向けARグラスの市場が立ち上がる前から大手IT企業が主導権争いを繰り広げている。

 スナップはこれまでスマートフォンに向けて、撮影した映像にいろいろな装飾や映像効果などを重ねる機能など、さまざまなARアプリの提供に注力してきた。それを眼鏡型端末のようなウエアラブル機器にまで広げる。

 スナップはSpectaclesをそのまま製品化して、販売する予定はないという。いわゆる「開発者版」で、ARコンテンツの制作者(ARクリエーター)に向けている。ARを通じて、日常生活やコミュニケーションのあり方をどのように変えることができるかを探索するための端末と位置付けている。

 既に一部のARクリエーターに対してSpectaclesを先行して配布しており、試作したARアプリを同社イベントで紹介していた。今後、他のクリエーターにも配布するもよう。実際、公式Webページから、Spectacles向けにARアプリを作りたいクリエーターを募集している。

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2021年05月18日

○AR/VRディスプレイ市場、2026年に51億200万ドル

May, 13, 2021, Laser Focus World

 Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポートによると、ARとVRディスプレイ市場規模は2021年に9億9400万ドル、2026年に51億200万ドルに達する見込である。

 様々なアプリケーションでARとVRデバイス採用増が起こり、ARとVRデバイスでOLEDディスプレイ需要が増加する。特にゲーム業界におけるARとVRデバイス採用が、ARとVRディスプレイ市場の主要成長因である

予測期間にHMDsがAR/VRディスプレイ市場で大きなシェア
 娯楽とヘルスケアプリケーション向のHMDs利用は、今後の5年で市場の成長を牽引する主因となる。AR HMDs (head-mounted displays)は、コンシューマ、商用、エンタプライズ、航空宇宙&防衛、自動車、ヘルスケアなどの様々なアプリケーションで用いられてゆく。AR HMDsの商用利用は、商用アプリケーション向けAR HMDs市場成長の原動力となる。

 HMDsは一般に、AR/VR、ミックストリアリティ(ハイブリッドリアリティとも言われ、ARとVRの両方をカバーする)、テレプレゼンスアプリケーション向けビジュアルディスプレイとして利用されている。HMDsは、小さく軽量で、ユーザの頭の動きに一致して広い視野とステレオ機能、ディスプレイ画像が得られる。HMDは、筐体とともに、画像プロジェクタ、つまりディスプレイ、光学系、センサー、電子部品で構成されており、ヘッドバンド、ヘルメットでユーザの頭部にマウントされる。有線、無線のいずれかが可能である。質量、コスト、体積、捜査の簡便性、光学性能に関しての大幅な改善が、顧客のHMDs採用を促進すると予測されている。

予測期間にコンシューマアプリケーションがAR/VRディスプレイ市場で大きなシェア
 コンシューマ向けのアプリケーションが、2020年のVRディスプレイ市場で最大規模だった。コンシューマ向け技術へのVR導入が、市場で多くの革新的な製品の発売につながった。さらに、VRデバイスのコストの継続的な低下、ソフトウエア開発、関連のコンテンツ開発が、VR市場の成長を後押ししている。

 コンシューマアプリケーション向けのARディスプレイ需要は、主にゲーム産業から産まれている。AR技術は、特にゲーム産業から多くの関心を惹きつけている。それを使ってゲーミング体験を強化できるからである。APACは、市場の予測期間にコンシューマアプリケーション向けが急成長するARディスプレイ市場となる見込みである。中国、日本、インド、台湾、韓国などの企業が、コンシューマアプリケーション向けARディスプレイ市場の成長を後押してゆくだろう。

予測期間にAPACが高CAGR成長
APACにおけるVRディスプレイ市場の成長を牽引しているのは中国、日本、韓国などの国々である。これは、主要なディスプレイメーカーの存在、コンシューマ需要の増加、VRデバイスの価格低下によるものである。同地域における多数のディスプレイパネルメーカーの存在により、最新のディスプレイ技術の採用がAPACでは高い。APACにおけるVRディスプレイ利用は、ヘルスケア、商業、エンタプライズ業種で伸びると予測されている。APACにおける商用およびエンタプライズ業種は、VRデバイスが簡単に利用できるので、これらのディスプレイを一般的に採用してきた。低価格VRヘッドセットは、APAC諸国では簡単に利用できる。すると、それがAPAC市場の成長ペース促進に貢献する。中国、韓国、日本、台湾などの国々におけるARディスプレイメーカーの存在は、ARディスプレ市場の主要ドライバーである。同地域は、世界最大のコンシューマ市場でもある。様々な業種でAR HMDsの採用増加、これらのデバイスの利用例増加により、次の数年でARディスプレイ市場は、同地域でブームになると予測されている。

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2021年05月06日

○マイクロLEDディスプレイの市場拡大はまだ先

4/28(水) EE Times Japan

 マイクロLEDディスプレイは、OLED(有機ELディスプレイ)、LCD(液晶ディスプレイ)、量子ドットベースのディスプレイの潜在的な代替技術として派手に宣伝されているが、市場調査グループのIDTechExは警鐘を鳴らしている。同社のレポートは、ディスプレイ市場で他の技術に置き換わることに焦点を当てるとともに、新たな市場を創出することも考察している。

マイクロLEDディスプレイでは、LEDディスプレイよりもかなり小型のLEDが画素として用いられる

 IDTechExのリサーチャーらは、OLEDの直接的な代替技術と見なされることの多い自発光LEDベースのディスプレイについて、既存技術を用いた全てのバリューププロポジション(価値提案)やコスト面の期待を満たさない可能性があると指摘している。

 同社のリサーチャーらは過去にも、既存のサプライチェーンと製造能力のギャップは進歩を妨げると見なされる可能性がある一方で、別の次元では機会を生み出す可能性もあることを示唆していた。

 その名が示す通り、マイクロLEDディスプレイには、既存のLEDディスプレイよりも小型のLEDチップが用いられている。マイクロLEDディスプレイは自発光型の無機LEDで作られ、サブピクセルで動く。それらのLEDは一般的にマイクロメートル(μm)サイズであり、パッケージや基板もなく、従来のピック&プレース技術とは異なる方法で移載される。

 最もよく引き合いに出されるマイクロLEDディスプレイの価値は、色域の広さ、輝度の高さ、消費電力の低さ、安定性の高さ、寿命の長さ、視野角の広さ、ダイナミックレンジの広さである。他の利点としては、高速なリフレッシュ速度、透明性、シームレスな接続、センサー統合などが挙げられる。

 マイクロLEDディスプレイは極端に薄く作ることもでき、広い視野角を実現できる。だが、IDTechExの主席リサーチアナリストであるXiaoxi He氏によると、現状では、少なくとも一部の特定の用途においては、マイクロLEDの利点は高いコストで相殺されてしまう可能性があるという。

 例えば、前述のレポートは、スマートフォンに搭載されれば、ディスプレイの寿命を長くできるという点について触れている。だが、多くのユーザーは2〜3年ごとにスマートフォンを買い替えるので、追加のコストを払ってまでディスプレイの寿命をのばしたいと考える消費者は少ないだろう。

 またアナリストらは、消費電力についても、マイクロLEDのEQE(External Quantum Efficiency:外部量子効率)は低いが、最終製品の消費電力ははるかに高くなり得ると指摘する。さらに、マイクロLED関連の技術はまだ成熟していないため、コストが高くなる傾向にあり、超高精細なディスプレイを実現するのは難しいことも指摘した。



マイクロLEDディスプレイ、8つのターゲット市場
 IDTechExは、「マイクロLEDディスプレイは中期的に、8つの用途において既存技術に取って代わる可能性がある」と指摘している。具体的には、AR(拡張現実)/MR(複合現実)、VR(仮想現実)、大型ビデオディスプレイ、テレビおよびモニター、車載ディスプレイ、スマートフォン、スマートウォッチ/ウェアラブルデバイス、タブレット/ノートPCである。

 同レポートは、マイクロLEDディスプレイが既存技術に取って代わる機会に注目する一方で、「65型未満のほぼ全てのディスプレイには、現在市場を席巻しているLCDが採用されている」と述べている。IDTechExは、「LCDの大型化は、本質的に限界がある」と強調している。一方、OLEDは、最新モデルのスマートフォンを中心に市場シェアを拡大している。

 OLEDパネルの製造に関しては、生産能力や技術の成熟度と、川上の材料や装置から川下のアプリケーションまでのサプライチェーンの両方において韓国企業が優位に立っている。後者に関して言えば、Samsung Electronicsの中小型OLEDパネルはまずSamsungの他部門に供給され、LG Displayの大型OLEDパネルはまずLGのテレビ向けに供給されている。

 また、量子ドット(QD:Quantum Dot)技術も、市場競争がかなり激しくなっている。同技術は主にフォトルミネセンスを利用し、LCD構造にQD膜を適用することで色域を大幅に改善することができる。同技術を適用したディスプレイは急速に普及が進んでいる。

 He氏は、「それぞれの技術にはエンドユーザーを引き付ける固有の特長がある」と強調しながらも、「一部の価値提案は他の技術で提供できるが、マイクロLEDディスプレイには固有の価値提案がある」と述べている。

 ただし、「マイクロLEDディスプレイがOLEDに取って代わることができるかどうかは、少なくとも短中期的には、アプリケーションによって大きく変わる」との見解も示した。

 一般的なマイクロLEDディスプレイのフロントプレーンの場合、OLEDやLCDとは違い、面積ではなく必要なLEDの数によってコストが決まる。そのため、テレビと同じ解像度のスマートフォンを製造すると、コストは1桁下がるのではなくテレビと同程度になってしまう。

 新しいディスプレイ市場を創造するには、他の技術では実現できない機能や実現が難しい機能が必要だ。IDTechExのレポートではその代表的な例として、カスタム形状のディスプレイや、センサーを内蔵したディスプレイなどを挙げている。He氏は米国EE Timesに対し、「中期的に影響の大きいカテゴリーを1つ選ぶとすれば、ポータブルデバイス向けのカスタマイズ可能なディスプレイになるだろう」と語った。

 また、現段階ではマイクロLEDディスプレイの製造の難しさも、コストを押し上げる要因となっている。製造プロセスが改善されて、マイクロLEDディスプレイが費用対効果の高い製品となるためには、LEDの移載や修理、検査、光学的な技術などまだ多くの部分でイノベーションが必要となる。「マイクロLEDディスプレイの量産を実現するには、多くの課題がある。検査に関しては、欠陥をゼロにするためには、関連する企業との適切な連携も重要だ」(He氏)

 現在、ソニー、LG、SamsungなどがマイクロLEDディスプレイを披露している。ソニーは2021年夏にも、マイクロLEDディスプレイ「Crystal LED」を発売すると発表した。Samsungは、55型のHD映像を4枚同時に表示できる110型のモデルを披露した。Samsungは「この110型モデルは、最先端の表面実装技術と、半導体事業から派生した新しい生産プロセスを用いることで実現した」と説明する。

 さらにAppleも、モバイル端末向けにマイクロLEDディスプレイを開発中とされている。

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2021年04月06日

○BOE、12インチのシリコンOLED生産ライン建設 VR向け強化で

2021-03-31 EMS One

台湾の大手紙『聯合報』は2021年3月29日付で、中国のパネル大手BOE(京東方)傘下のBMOT(雲南創視界光電)が34億元(1元=約16.7円)を投じて12インチのシリコン有機EL(OLED)生産ラインを建設すると報じた。

24年1月の竣工、年産 523万枚を予定する。

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2021年04月01日

Appleメガネ、ホログラム機能を搭載し、ARで3Dオブジェクト表示可能になる?

2021年3月25日 iPhone Media

Appleが、米国特許商標庁(USPTO)で2021年3月23日に新たな特許を取得、これが実製品に採用された場合、Appleメガネがホログラム機能を搭載し、拡張現実(AR)で3Dオブジェクト表示が可能になりそうです。

特許名「Scene camera」の内容

AppleがUSPTOで取得した特許、「Scene camera」には、Appleメガネを装着したユーザーに、「あたかもそこにいるような感覚」を提供するアイデアが記載されています。

特許には、ユーザーが見ている環境に奥行きを持たせるため、ホログラム機能のように3Dオブジェクトを表示するなどし、仮想空間を移動しているような錯覚を与えると記されています。

Appleメガネの表示は、ユーザーの動きに伴う3D環境に合わせて調整することが想定されています。

Appleメガネは2025年に発売か
TF Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleメガネの発売時期は2025年と予想しています。

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AppleのARヘッドセットはフレネルレンズを採用? 2022年に1000ドルで登場とアナリスト予想

3/24(水) ITmedia NEWS

 TF International Securitiesのアナリストであるミン=チー・クオ氏は、AppleのARヘッドセットには、プラスチック製のフレネルレンズを使用してデバイスの視野角を広げ、重量は150g以下に抑えると予想している。Appleinsiderが伝えている。

 Appleがフレネルレンズの光学性能を高めるために、3枚重ねのハイブリッドフレネルレンズを使用すると考えているそうで、マイクロOLEDは、フレネルレンズを採用することで生じる光の取り込み損失を補うためだと考えているそうだ。

 フレネルレンズを使用することで、ヘッドセットのフォームファクターと視野角のバランスを取ることが可能になるようだ。

 この製品は2022年に発表され、価格は1000ドルほどになり、そしてさらに薄く明るいAppleグラスが2025年に、ARコンタクトレンズが2030年以降に発表されるだろうと予想しているという。

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米マイクロソフト、陸軍からARヘッドセット受注 219億ドル相当

4/1(木)ロイター

[31日 ロイター] - 米マイクロソフトは31日、米陸軍から拡張現実(AR)ヘッドセットの納入契約を受注したと発表した。広報担当者よると、契約の期間は10年で、規模は最大218億8000万ドル。米国内で製造する。

受注したのは、コンピューター画像を3次元(3D)で見ることができる同社の眼鏡型ホログラフィックレンズ「ホロレンズ」と、クラウドサービス「アジュール」を使った機器。

マイクロソフトはこの2年間、陸軍と協力して試作品の開発を進めてきたが、陸軍が生産段階に入ったという。

マイクロソフトは米国防総省から「JEDI(ジェダイ)」と呼ばれる100億ドル規模のクラウド事業も受注しているが、アマゾン・ドット・コムが事業の選定を巡って訴訟を起こしている。

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2021年03月15日

エプソン、コントローラーセットの「MOVERIO BT-40S」発売延期

3/12(金) Impress Watch

エプソンは、スマートグラスMOVERIOのコントローラーセットモデル「BT-40S」と、オプションのコントローラー「BO-IC400」の発売を延期。製造上の都合とし、BT-40Sを4月8日、BO-IC400を7月予定に発売日を変更する。なお単体モデル「BT-40」は、3月18日に発売する。

・コントローラーセットモデル「BT-40S」3月下旬予定(変更前) → 4月8日(変更後)
・コントローラー「BO-IC400」 4月予定(変更前) → 7月予定(変更後)

BT-40シリーズは、エプソン独自の0.45型シリコンOLEDを採用したメガネタイプのヘッドセットで、約2.5m先に60型相当、約5m先に120型相当の画面を表示可能。シースルースタイルのため、周りの状況を確認して、飲食しながらでも映像を楽しめるのが特徴。直販価格はスマートグラス単体が64,900円、コントローラーセットが115,500円。

コントローラーBO-IC400にはAndroid OSが搭載されており、BT-40ほか、既存モデル「BT-30E/35E」とも組み合わせることが可能。直販価格は64,900円。

AV Watch,阿部邦弘

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2021年03月11日

AppleがMRヘッドセットやARコンタクトレンズを開発中

3/10(水) ギズモード・ジャパン

もはやSF。

ある意味、ウェアラブルの極地かもしれません。海外アナリストのミンチー・クオ氏は、Apple(アップル)がAR(拡張現実)コンタクトレンズを2030年代に投入すると報告しています。

クオ氏によれば、このARコンタクトレンズは「ビジブル・コンピューティングからインビジブル・コンピューティングへの切り替わり」になるそう。なんだか、壮大な話ですね…。

またこのARコンタクトレンズは、独自の処理能力やストレージはおそらく持たず、iPhoneなどのデバイスと連携して動作することが予測されています。視野にAR情報が重ねて表示されるコンタクトレンズなら、それはそれでぜひ体験してみたいものです。

クオ氏はその他にも、AppleがMRヘッドセットを2022年中旬に、そしてARグラスを2025年までに投入するとの報告を伝えています。このうちMRヘッドセットはソニー製のマイクロ有機ELディスプレイを搭載し、既存のVRヘッドセットを大幅に上回る没入体験を提供します。また製品はスタンドアロンで動作するポータブルタイプ(ただし完全にモバイルではない)で、重量は100〜200g、1,000ドル(約11万円)にて販売されるそうです。

一方でARグラスは、「シースルーAR体験」の提供を目標としており、よりモバイルに特化した製品になるとのこと。現時点ではプロトタイプは存在していませんが、このARグラスはさらに数年後に登場するかもしれない自動車「Apple Car」との統合もありえるそうです。

というわけで、今後続々と登場するかもしれないAppleのAR/MRプロダクトたち。スマートグラスと聞くとGoogle(グーグル)の「Google Glass」という微妙な先例もありますが、より一般消費者が楽しめる製品の登場に期待したいですね。

Source: MacRumors (1, 2)

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2021年03月09日

アップルのMRヘッドセットは2022年、ARメガネは2025年--アナリスト予想

3/8(月) CNET Japan

 Appleが2022年に複合現実(MR)ヘッドセットを発売し、以前からうわさされている拡張現実(AR)および仮想現実(VR)市場への進出を果たすとの見方を、Appleを専門とする著名アナリストMing-Chi Kuo氏が米国時間3月7日に投資家宛ての短信の中で示したと報じられた。

 MacRumorsが入手した短信の中で、Kuo氏は次のように述べた。「われわれの予想では、AppleのMR/AR製品ロードマップには3つのフェーズがある。2022年までにヘルメット型、2025年までにメガネ型、2030〜2040年までにコンタクトレンズ型だ。ヘルメット型の製品はARとVRの体験をもたらし、メガネ型とコンタクトレンズ型の製品はARの用途に重点を置くものになる可能性が高いとわれわれはみている」

 Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は2017年、ARの大きな未来に向けて同社が準備していることを示唆し、AR技術はスマートフォンと同じくらい重要なものになる可能性があるとの考えを明らかにしていた。Appleは2019年の年次開発者会議「WWDC」で、AR作成ツールキット「Reality Composer」など複数のARツールを発表した。

 Kuo氏は、ヘッドセットの試作品は現在のところ重量が200〜300gだが、「Appleが大きな技術的問題を解決できれば」100〜200gに軽量化できるとした上で、米国での小売価格は1000ドル(約10万8000円)ほどになるとの見方を示している。

 これまでのうわさと同様、Kuo氏も、このヘッドセットはソニーのマイクロ有機ELディスプレイと複数の光学モジュールを採用し、「既存のVR製品よりはるかに優れた没入感のある体験」をもたらすことになると述べた。

 ARについては、Kuo氏はARメガネの発売時期が2025年以降になると予想し、「まだ試作品がない」からだとしている。機能的には「光学シースルー方式のAR体験」をもたらすものになるという。

 Kuo氏はまた、Appleが2030年代のいずれかの時点で、AR機能を備えたコンタクトレンズを発売すると予想し、この製品が「インビジブル(目につかない)コンピューティング」の時代への移行を促すものになるとの見方を示した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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2021年02月25日

Qualcomm、ARスマートグラスに搭載するマイクロOLED両眼ディスプレイはBOE製

2/24(水) Impress Watch

米Qualcommは23日(米国時間)、Snapdragon XR1プラットフォームをベースとした、ARスマートグラスのリファレンスデザイン「Snapdragon XR1 AR Smart Viewer Refence Design」を発表した。高い処理性能と没入感のあるAR体験、低消費電力を特徴としており、メーカーはリファレンスデザインを活用することで、ARスマートグラスを短期間で開発することができるとする。

対応するスマートフォンやWindows PC、プロセッシングパックなどに接続して使用するARスマートグラスで、Snapdragon搭載デバイスとの接続に最適化。

処理能力を搭載していないシンプルなARスマートグラスと異なり、高性能な処理能力を搭載していることで、計算処理の負荷をホストデバイスと分担することが可能。シンプルなARスマートグラスと比較して、システムで30%もの消費電力を低減できるという。

2Dアプリケーションフレームワークのシステムレベルの機能により、複数のバーチャルディスプレイの中でスマートフォンのアプリケーションが利用可能。ARスマートグラスで権利保護された映画やストリーミングサービスを視聴できる。またPCとの接続すれば、複数のバーチャルPCウィンドウを利用できるという。

手振れ補正対応の8MB RGBカメラをサポート。リモートアシスタントのようなハンズフリーのユースケースを提供。デュアルモノクロカメラにより、ジェスチャー認識の6DoFヘッドトラッキング・ハンドトラッキングにも対応する。

搭載するマイクロOLED両眼ディスプレイはBOE製で、最大90Hzフレームレートでモーションブラーが無く、シームレスなAR体験を提供。ハードウェア開発はGoertek。リファレンスデザインは、現在一部パートナーに提供中で、今後数カ月でより多くのパートナーに提供する予定という。
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2021年02月12日

アップルARメガネは「マイクロOLED」画面採用? TSMCと共同開発中のウワサ

Source:NIkkei Asian Review

アップルが台湾TSMCと共同でVR/ARデバイス(通称アップルメガネ)に搭載予定のmicro OLED(以下、マイクロOLED)ディスプレイ技術の開発に取り組んでいるとの噂が報じられています。

つい先日、アップルが高級なMR(Mixed Reality/混合現実)デバイスを開発中との観測が相次ぎました。このデバイスはMac Pro級に高価な製品とされ、後に出る消費者向けの軽量なデバイスの足がかりになると見られています。

見かけがメガネに似ていることから「Apple Glass(アップルメガネ)」と名付けられ、地図やメッセージ、アプリ通知などの情報を現実に重ね合わせる小さな内蔵ディスプレイを備えたものと予想されています。

さて、今回のウワサの発信源はNikkei Asian Review(日経の英語版/以下「日経」)です。日経は独自の情報源から、アップルがTSMCと共同で台湾の秘密施設で「超高度なディスプレイ技術」を開発していることや、その詳細を報じています。

それによると、研究が行われているのは台湾・新竹サイエンスパーク龍潭園区(台湾のシリコンバレーと呼ばれる地区)の複合施設とのこと。以前アップルは同地区のディスプレイ工場に、約360億円もの投資をしたと報じられていたことがあります。

その施設は白い建物で構成され、外側には会社のロゴもなく、ロビーにわずかにリンゴのシンボルが見えただけ、と徹底した秘密主義の対策が示唆されています。アップルは2014年に同地区に会社を登録し、2020年に拡張したということで、ちょうど巨額の投資をした時期とも一致。そこは同じパーク内にあるTSMCの高度なチップパッケージ・テスト工場から歩いて行けるそうです。

ここで開発されているmicro OLEDディスプレイとは、「ウェハー(半導体が製造される基板)の上に直接構築された、従来とは全く異なる」技術とのことです。これまでの液晶や有機EL(OLED)画面はガラス基板上に作られていますが、それよりもディスプレイの小型化や低消費電力化が可能となるため、ウェアラブルARデバイスでの使用に適していると述べられています。

基本的に「パネル製造メーカーは画面をどんどん大きくすることは得意だが、ARメガネのような薄くて軽いデバイスには非常に小さな画面が必要となる」ため、アップルが独自開発する必要があるというわけです。いま開発中の画面サイズは「1インチ未満」とのことです。

これまでもアップルは「ミニLED」や「マイクロLED」ディスプレイ技術を開発していると噂されてきました。ミニLEDとは液晶ディスプレイ+バックライト構造はそのままにバックライトを微小なLEDに置き換える技術で、マイクロLEDとは画素を構成するRGB1つ1つを極小のLEDとして有機ELのように自発光させる(バックライトは不要)技術ですが、今回のマイクロOLEDはそれら2つとは別ものとされています。

なお、アップルは同じ施設内でマイクロLEDとマイクロOLED、両方のディスプレイ技術開発に取り組んでいるとのことです。このうちマイクロLEDは、最終的にはApple WatchやiPad、MacBookでの使用を望んでいると伝えられています。

また、このマイクロOLEDプロジェクトは試作段階にあり、量産化には数年かかるとのこと。それも、あくまでディスプレイに限った話であり、ARメガネの製品化はそれ以上にかかる可能性もありそうです。

上記のようにアップルの秘密主義はいつにも増して徹底しており「このプログラムに参加する人たちは誰もが、ハイテク業界で働く友人や知人に会うことさえ禁じた厳格な秘密保持契約書にサインしなければならない」との話も出ています。

そこまでしても日経のようなメジャー媒体にリークされるのが興味深いところですが、裏を返せばアップルの真剣度もそれだけ高そうということでもあります。期待を持って続報を待ちたいところです。



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