2022年08月04日

○年70%成長、AR・MRガラスを確保せよ…サムスンD・LGD、マイクロOLED育成へ

2022.08.03 コリア・エレクトロニクスなど

サムスンディスプレイとLGディスプレイが拡張現実(AR)、混合現実(MR)グラス(ガラス)用ディスプレイとして浮上するマイクロ有機EL(OLED)を未来の収益源として育成する。マイクロOLEDは、従来のグラス基板の代わりに半導体材料であるシリコンウエハーにOLED素子を蒸着する技術だ。シリコンを基板として使用するという理由でOLEDoS(OLED on Silicon・オレドス)という名前も持っており、日本ソニーや中国BOEなどがマイクロOLEDを少量生産している。韓国メディア「ChosunBiz」が報じた。

31日、ディスプレイ業界によると、サムスンディスプレイとLGディスプレイは2024年の量産を目標に、マイクロOLED生産ラインの構築を計画している。まずサムスンディスプレイは今月28日、今年第2四半期の業績発表カンファレンスコールでマイクロOLEDを開発中だと明らかにした。サムスンディスプレイがマイクロOLED開発計画を公式に明らかにしたのは今回が初めてだ。

サムスンディスプレイのチェ・グォンヨン副社長は未来成長戦略を尋ねる言葉に「液晶表示装置(LCD)からOLEDに転換される流れが情報技術(IT)、自動車、ゲーミング製品に採用されるようOLED長所を極大化する計画だ」とし「未来成長潜在力が大きく極限性能のディスプレイ性能が要求されるメタバース(3次元仮想世界)市場を先取りするためにマイクロOLEDを開発中だ」と述べた。

LGディスプレイも最近、マイクロOLED用蒸着機を発注するなど、マイクロOLEDの量産準備に突入した。LGディスプレイは今年5月、米カリフォルニア州サンホセで開かれた国際情報ディスプレイ学会(SID)でARグラス用0.42インチマイクロOLEDを公開した。同製品は、従来のOLEDの10倍水準の3500PPI(1インチ内に入るピクセル数)超高解像度を実現し、業界の高い関心を集めた。

マイクロOLEDは画面の大きさが小指の爪に当たる1インチ以下(対角線の長さ)大きさのOLEDディスプレイをいう。AR・MRグラスに使われるものと予想され、次世代OLEDディスプレイとして注目されている。AR・MRグラスは画面と目の間の距離が短く、高解像度を小さな画面で実現しなければならない。300~400PPIである既存OLEDとは異なり、マイクロOLEDは3000~4000PPIが要求されるのもこのような理由のためだ。

既存OLEDパネルはグラス(リジッド)またはポリイミド(PI・フレキシブル)基板上にOLED素子を蒸着する方式で製作される。基板の特性上、OLED画素の大きさは40~300μm(マイクロメーター・100万分の1m)に制限される。既存のOLEDパネルはスマートフォンとテレビ向けとして使用するには問題がないが、AR・MRグラスに使用するには適していない。近くで見れば画素間の間隔であるBM(Black Matrix)が目立つ蚊帳現象(SDE、Screen Door Effect)が現れるためだ。既存の仮想現実(VR)ヘッドセットユーザーがめまいを訴えるのもこのような理由だ。

一方、マイクロOLEDは半導体原材料であるウェハーを使用するため、画素サイズを10分の1水準の4~20μmに減らすことができる。目では画素間の間隔を見ることができないという意味だ。また、ウェハー自体の厚さがグラス基板より薄く、パネル自体の厚さを減らすことができる。同時にディスプレイ駆動部品をウェハーに搭載することができ、駆動速度もさらに速くなる。同じ空間にOLED素子をさらに多く加えることができ、高解像度の実現が可能だということだ。

業界はメタバース市場が本格的に始まり、メタバース活用機器であるAR・MRグラス需要も共に増えると見ている。市場調査会社のエマージェンリサーチは、全世界のメタバース市場の売上が昨年の630億ドル(約81兆ウォン、約8兆4360億円)から2026年は4066億ドル(約528兆ウォン、約54兆4455億円)に成長するものと予想した。これに合わせてアップル、メタ(旧フェイスブック)、サムスン電子などビッグテック企業はAR・MRグラス新製品を準備している。

MR市場の成長性については、AR・VR機器市場に対する楽観的な展望に続き、メタバース(metaverse)という新造語も使われているが、まだ市場に大きな変化を与えた製品はない。市場調査会社DSCCは、AR・VRヘッドセット出荷量が昨年1000万台から2023年に2500万台、2027年に6000万台に増えると予想した。年間スマートフォン出荷量14億台と比べると6000万台はたった4%の水準である。

メタバスディスプレイはテレビ・スマートフォンよりもユーザの目と画面の間の距離が近い。ユーザが画面に没頭するには、解像度と明るさ、消費電力などの技術発展に支えられなければならない。メタバース向けのディスプレイ技術には、マイクロOLEDの他に、エルコース(LCoS:LC on Silicon)やマイクロLEDなどがある。

アップルは昨年末、マイクロOLEDを融合させたMR機器を開発していると明らかにした。アップルは新製品に飛行距離測定(TF)などを搭載する計画だ。サムスン電子も次世代MR機器を開発中だという。サムスン電子はスマートグラス用特殊レンズを開発するデジタルレンズにサムスン電機と共に投資したりもした。オキュラスを買収したメタは、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を超え、肌触りなど実際と似た感覚を提供できるMR用手袋の発売も準備している。

一方、市場調査会社のオムディアは今年にAR・MRヘッドセット用ディスプレイ出荷量が前年対比73.8%増えた2530万個を記録すると分析した。同時に年平均70%成長傾向を維持しながら2028年には出荷量が1億3900万個を越えることができると見通した。

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2022年08月01日

○VRヘッドセットのその先へ… スマートコンタクトレンズのプロトタイプができました

7/31(日)  ギズモード・ジャパン

最近ようやく盛り上がりつつあるVR業界。VRヘッドセット市場も、ついにMagic Leap 2の発売が決まり、Appleが製品を開発してるなんて噂もあり、少しずつその種類も増えていきそう。でも、もしかしたらVRヘッドセットなんて、あっという間に「古い」ものになってしまうかもしれません。スマートコンタクトレンズが実用化されたら、ね。

Mojo Visionが、7年という開発期間を経て、ついにスマートコンタクトレンズのプロトタイプを完成させました。名前から想像する通り、各種センサーを搭載したスマート機能のあるコンタクトレンズです。世界最小、たった0.5ミリのマイクロLEDディスプレイ(1万4000ppi)、加速度計、ジャイロスコープ、磁気計、ARMプロセッサを搭載。コンタクトレンズとネックレスなどの周辺機器をセットで利用することで、重さやサイズのある一部パーツはそちらに回すという仕組み。ユーザーの目の動きをトラッキングして、目線によるジェスチャー操作も想定されています。

スマートグラスもまだ一般的ではない今、スマートコンタクトレンズと言われても「未来の話」という気がしますが、Mojo Visionとしてはそう遠くない話のよう。すでに、社内テスト第1段階をCEO自らの目で実施済み。今後さらなる社内テストを経て、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認証取得を目指します。

スマートコンタクトレンズでできること、やりたいことは、基本はきっとヘッドセットと同じ。ただ、リアルの視界を覆うヘッドセットよりもたぶんスマートグラス(メガネ)に近いので、VRよりもリアルの層とバーチャルの層を重ねるAR/MR要素のほうが強くなるはず。となれば、たとえば翻訳機能で現実に字幕が表示されるとか、ナビ表示が目の前に矢印ででるとか、お店のクーポンや情報が店先にポップアップででるとか、瞬きしたらネックレスに装着されたカメラで撮影とか…。VRゲームの利用でも、ヘッドセットよりも身軽なので没入感が高まるかもしれませんね。

Mojo Visionいわく、現段階では片目レンズ想定だが、将来的には両目スマートレンズを考えていると。片目のガジェットといえば、やっぱりドラゴンボールのスカウターです。スマートレンズをしている相手に、知らずにIQとかチェックされたら嫌なので、お互いの相性表示くらいにしてほしいところ。…なんか、マッチング系アプリが捗りそうな話? 片目スマートコンタクトなら、いっそ色もガッツリ変えて能力者っぽい雰囲気もだしたいですね。

妄想は斜めに広がりますが、VRヘッドセットは将来的にスマートフォンに置き換わる存在と言われていますから、そうなればヘッドセットよりずっとイマーシブで装着感が低いスマートレンズがスマホ代わりになるのは自然の流れ、かも。
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2022年07月19日

スマートグラス市場、2030年に127億6000万ドル

July, 13, 2022, Laser Focus World

San Francisco--Grand View Researchの調査によSan Franciscoると世界のスマートグラス市場規模は、2030年に127億6000万ドルに達する見込である。市場は、2022-2030年にCAGR 10.3%で成長する。運輸と建築分野における需要増が主因。新設ビルで革新的技術を導入する新興トレンドが、建築分野でスマートグラス製品の採用を促進している。

最新のグラスソリューションは、スマートグラスあるいはダイナミックグレージングの形でオンデマンドプライバシーを提供する。これらのガラスは、環境的持続可能性を維持しながら外が見えるようにすることで屋内エクスペリアンス全体の変革に役立つ。このため、病院、レストラン、他の商業ビルでスマートグラス需要が激増している。また、より省エネにするために住宅の刷新に対する関心が、スマートグラスメーカーに利益のでる機会も提供している。一例を挙げれば、2021年4月、Halio IncはMarvinと契約し、スマートグラスを住宅建設分野に導入する。

スマートグラスは、エレクトロクロミック、SPD、PDLCなど幅広く利用可能である。中でもPDLCセグメントは、予測期間に大きな成長が見込まれている。その成長は、同技術による操作の実現可能性によりもので、これは光学的半透明性、迅速応答時間を容易にする。これに加えて、同技術により超高速スイッチングスピード、低ヘイズ、省エネが可能になり、これは窓や仕切り壁に同製品の適用促進で重要な役割を担っている。他の要因、熱、UV、湿気、長寿命、低駆動電圧なども、PDLCスマートグラス需要を後押ししている。

スマートグラス市場レポートのハイライト
・省エネ法(Building Energy Conservation Act)、EUによるグリーンビルでイング構想などの厳しい規制基準の設立が、予測期間に市場の成長を促進すると見られている。
・高級車におけるパノラマルーフパネルや大型サンルーフ組込の最新トレンドが、運輸アプリケーションでスマートグラス需要を刺激すると期待されている。
・市場プレイヤにとって十分な成長機会がある未開拓市場であるAPACは、予測期間にCAGR 12.0%程度の高成長が見込まれている。

(詳細は、https://www.grandviewresearch.com/)

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○MicroLED AR Smart Glasses Displayチップ市場規模、2026年に4100万ドル

July, 15, 2022,  Laser Focus World

Taipei--TrendForceのMicroLEDレポートによると、多くのMicroLEDディスプレイアプリケーションの中で、大型ディスプレイ開発に続いてMicro-LEDマイクロディスプレイが次の新しいハイエンド製品となる。MicroLED ARスマートグラスディスプレイチップの市場規模は、2026年に4100万ドルと予想されている。

2025年から2026年のわずか1年で市場規模のそのように大きな成長の理由は、主に赤色チップ、レーザトランスファ、ウエファボンディングやフルカラー化などの技術の段階的な成熟によるものであり、これが収率を改善し、製造コスト削減を可能にする。

TrendForceの指摘によると、Micro LED ARスマートグラスの現状は、フルカラー技術ボトルネックによりモノクロディスプレイが支配している。また、情報プロンプト、ナビゲーション、翻訳、テレプロンプタアプリケーションなどの基本的な情報機能を表示できるだけである。将来的には、フルカラー技術が成熟すると、それはまず、医療手術/テスト機器、工場環境モニタリング/メンテナンスツール、軍事アプリケーションなどの特殊分野に適用される。その技術が十分に進歩し、コストが商用化向けに落ちると、Micro LEDsは、フルカラーコンシューマディスプレイ製品に適用される機会が得られる。

透過型スマートグラスの理想的なデイスプレイは、次の3条件を満たさねばならない、とTrendForceは指摘する。まず、重量とサイズの制御、そのようなグラスを装着する負荷を可能な限り減らすためである。対応するディスプレイ光エンジンのサイズは、1インチ以下でなければならない。2つ目に、コンテンツ認識要件に関して、ディスプレイの輝度仕様は、少なくとも4000 nitsでなければならない。天候や会場など、外的環境要素の影響を受けないことを保証するためである。最後に、解像度は少なくとも3000 PPI以上。投影された画像が、はっきりと読み取れるようにするためである。

とは言え、マイクロディスプレイで厳しい上の要件を同時に満たすことができる技術はほんどない。最も人気のある技術は、Micro LEDとMicro OLEDであり、両方とも自発光式である。しかし、Micro LEDは現在、ARアプリケーション技術開発の初期段階であり、克服すべき課題が残っている。解像度要求が大幅に高まっているため、増加ピクセルは不可避的に、チップの同時縮小に行き着く。Micro LEDのサイズが、少なくとも5μm以下に縮小される必要がある状況では、エピタキシャルプロセスにおける波長の均一性問題が、収率に影響を及ぼす。

第2に、より小さなチップは、レッドチップ外部の外部量子光率(EQE)に問題が生ずる。これが、次にフルカラーの発光効率に影響を与え、単色しか表示できないという課題に直面する。3つ目、フルカラーの問題は、青色チップと量子ドット技術を組み合わせることで克服可能であるが、現段階では、Micro LEDプロセスにおける量子ドット技術アプリケーションには、まだ克服すべき多くの技術的ボトルネックが存在する。

4つ目、Micro LEDチップとCMOSバックプレーンがウエファで結合されると、RGBチップがレーザトランスファを利用してバックプレーンに移転され、Micro LEDチップ移転収率は、レーザ移転エリアのエネルギー制御が均一でない場合、影響を受ける。最後に、バックプレーンのMicro LEDマイクロディスプレイ光エンジンの電気的、光学的特性の素早い検出、検査後の欠陥ピクセルの修復もプロセスとコストに影響を与える主要な要素。

ARスマートグラスとフルカラー技術開発でMicro LEDアプリケーションで克服すべき障害はまだ多く、Micro OLEDと比較して量産スケジュールが遅れているが、Micro LEDは、コントラスト、応答性、寿命、省エネなどの仕様でMicro OLEDパフォーマンスに決定的な差をつける。透過型ARスマートグラスの光効率が、1%限界を破るのは、光導波路素子技術の制約により難しいことを考えると、Micro LEDはまだ、中長期的には、マイクロディスプレイには優れた光エンジン技術オプションである。

(詳細は、https://www.trendforce.com/)

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2022年07月17日

○アップルのAR/VRヘッドセット、第2世代でさらに軽量化? 通話も強化され2024年発売との噂

7/15(金)  PHILE WEB

アップルが開発中と噂されるAR/VRヘッドセットは2023年の初頭に発売が予想されているが、すでに第2世代モデルに取り組んでいるとの観測も相次いでいる。そして、さらにそれを裏付けるサプライチェーン情報が伝えられている。

この噂の発信源は、韓国の電子産業情報誌ET Newsだ。第1世代モデルは今年(2022年)第4四半期に量産開始し、2023年初めの発売に向けて準備が進められているが、初代製品ゆえに生産台数はそれほど多くないという。価格は3,000ドルになるとの説もあり、それゆえ出荷量も絞られるのかもしれない。

第1世代のヘッドセットに用いられる部品として、ソニーとLGディスプレイが供給する薄型で電力効率に優れたMicro OLEDディスプレイ、LG Innotekの3Dセンシングモジュール3つ、中国企業が供給する中低スペックのカメラが搭載されるとのこと。これらは、おおむね既報の通りである。

この第1世代モデルではエンターテインメントとゲームに特化しつつも、第2世代の製品をより優れたものにするための、テスト機器としても期待されているという。その第2世代は2024年に発売される予定であり、より軽量なデザインや通話機能、LG Innotekの超高精細カメラがセールスポイントになると伝えられている。

今回の「第2世代モデル」は高性能が強調されている感があるが、そのためにはコストが下げにくいはず。先日、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、ハイエンド/手頃な価格の2モデルが用意される可能性が高いと述べていたが、そのうちハイエンド版を指しているのかもしれない。

また、わざわざ「通話機能」に重きが置かれているのも気になるところだ。大手メディアBloombergのMark Gurman記者は、AR/VRヘッドセットではFaceTimeによるビデオ通話ができ、ミー文字やSharePlayが中心になると述べていたこともある。

つまり、通話機能は「第1世代ヘッドセットでもできて当然」と思われていたわけだ。逆に「できない」とはならないよう祈りたい。

Source: ET News
via: MacRumors

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2022年06月29日

○著名アナリストいわく「AppleはARヘッドセットで大成功を納める」。でも発表はけっきょく来年?

6/28(火) ギズモード・ジャパン

AppleのAR/MRヘッドセットに関しては噂が多すぎて、何を信じたらいいのかわかりません。が、Apple関連の著名アナリスト ミンチー・クオ氏は、2023年の1月に発表される説を推しています。ネタ元Mediumにクオ氏が寄稿した記事にて、AppleのARヘッドセット参入はAR含むヴァーチャルの世界が成長する鍵であり、Appleはヘッドセット業界のゲームチェンジャーになると語っています。

クオ氏の予想では、Appleのヘッドセットは動画をシースルー再生することで、より没入感の高い体験を提供。ARに主軸を置くものの、ゲームやエンタメなどよりイマーシブ感が求められるシーンでも活用されるといいます。また、AR/MRヘッドセットは、部品供給側が複数になることもふまえ、Apple史上最も複雑なプロダクトになるとも。(すでにマイクロOLEDのサプライヤーをSonyからLGに乗り換えるという噂もありますね。)クオ氏はAppleの株価にも触れており、ヘッドセットが大成功を納めることで、これから数年Apple株が爆伸するとも…。ライバル企業もすぐさま距離を詰め、対抗プロダクトを出してくるそうで、ヘッドセット&バーチャル業界全体がかなり盛り上がっていくことに。

来年の1月発表説、まだ設計段階で複数モデル開発中節、りんごヘッドセットに関する噂は絶えません。しかし、実際のところ、匂わせ発言はあるものの、Apple自身はAR系ハード製品については何も発言はしておらず…。WWDC前にまことしやかにささやかれていたrealityOSも、結局はスルーでしたからね。ただ、10年後にはスマホに置き換わる存在とも言われているので、スルーできるはずも、するはずもないのでしょうけれど。

Appleは今までも多くのテクノロジをメインストリームに押し上げてきました。りんごヘッドセットリリースで、今のヴァーチャル世界が少しでも変わるといいのですけれど。

Source: Medium

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2022年06月24日

○第2世代MRヘッドセット用OLEDの画素密度は3,000ppi〜4,000ppiに?

2022年6月19日 iPhone Mania

Patently Appleが、Appleの第2世代 複合現実(MR)ヘッドセット用マイクロOLEDディスプレイの画素密度は、3,000ppi〜4,000ppiになると伝えました。

第1世代MRヘッドセット用マイクロOLEDディスプレイはソニーが供給と噂
Appleの第1世代MRヘッドセット用マイクロOLEDディスプレイはソニーが、同ヘッドセットのインジケーター用OLEDディスプレイはLG Displayが受注したと伝えられていました。

Patently Appleによれば、第2世代MRヘッドセット用マイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが供給する可能性が高いとのことです。

LG Displayの試作品がAppleの承認取得か
LG Displayは、第2世代MRヘッドセット用マイクロOLEDディスプレイの製造に使用するファインメタルマスク(FMM)の供給をAPS Holdingに依頼、試作品についてAppleの承認が得られたことから、画素密度3,000ppiの製品の製造を目指し、新工場を建設するとみられています。

APS Holdingは2024年を目標に、画素密度4,000ppiのマイクロOLEDディスプレイ製造用FMMの開発を行っている模様です。
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2022年06月21日

○AR/VR市場、2027年に1145億ドル

June, 16, 2022, Laser Focus World

Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「拡張現実と仮想現実(AR/VR)市場、技術タイプ(AR: マーカーレス、マーカーベース、VR: 非没入型、半没入型、完全没入技術)、デバイスタイプ、提供品、アプリケーション、エンタプライズ、地域、2027年までのグローバル予測」によると、市場は、2022年に370億ドル、2022-2027年にCAGR 25.3%成長で、2027年に1145億ドルに達する見込である。
 この市場の成長を刺激する主因に含まれるのは、ヘルスケアARデバイスで増え続けるアプリケーション、パンデミック後の小売およびeコマースにおけるAR需要増加、増加するAR/VR市場への投資、遅延を感じられないレベルに低下させるためのテレコプレイヤとARメーカーの提携、建築でのAR需要増加、トレーニングや教育でVR需要増加、旅行、ツーリズムおよびエンタプライズアプリケーションにおけるAR/VRの高成長。

HMDがARの最大市場シェアに貢献、2021年、ジェスチャトラッキングデバイスが最大市場シェア
 ARとVR市場のデバイスタイプセグメントでは、HMD AR市場が、予測期間に成長率が高く、最大市場シェアに貢献する見込である。自動車分野のHUDsの利用が、HUDs AR市場の成長を後押しする見込である。産業アプリケーション向けARスマートグラスの需要増が、AR市場の成長を牽引すると見られている。ゲーミング、スポーツ、エンタテーメントなどコンシューマアプリケーションが、HUD VR市場成長を後押しすると見られている。コンシューマアプリケーション向けHMD VR市場は、増加する見込だが、2021年VR市場で最大市場シェアは、ジェスチャトラッキングデバイスだった。

AR/VRのハードウエア市場は、予測期間に、ソフトウエア以上に成長する見込
 ARとVR市場のタイプ細分化では、市場は、ARとVR市場の両方でハードウエアと共にソフトウエアも提供している。ハードウエアデバイス市場は、現在、制約がある。しかし、ARとVRハードウエアデバイスの普及増により、ソフトウエア市場よりもハードウエアの成長率が高くなる見込である。ARソフトウエアソリューションの普及増、それが既存ハードウエアデバイスに適合することが、予測期間にARとVRソフトウエア市場の成長を後押しすると見られている。大規模プロジェクトに進化する様々な新興ARプロジェクトの登場により、ソフトウエアセグメントにおけるAR技術は継続して伸びると予想されている。ハードウエアのVR市場は、予測期間に大きな市場シェアを維持する見込である。これは、ゲーミング、エンタテーメント、トレーニング向けのVRヘッドセットなどVRハードウエアのブーム促進によるものである。ソフトウエアのAR市場の成長率低下は、市場でARソフトウエアの広範な普及によるものである。

予測期間にAPACがAR市場で最速成長。2021年は、VR市場で最大市場シェア。
 ARの地域市場では、予測期間に、AR市場の最大市場シェアは、北米。AR市場は、北米で発展するが、見込成長率は、APACなど他の地域よりも低い。APACは、予測期間に最高成長率である。理由は、北米市場が、この地域ですでに発展しており、ある程度は成長が停滞するからである。VR市場では、APAC地域は2021年に最大市場シェアであり、予測期間には、最高成長率で、VR市場の最速成長地域である。
 USA、ドイツ、カナダ、フランス、UKおよびインドにおけるいくつかのスタートアップは、ARの今後のトレンド、VRサービス、仮想トレーニング、洋服、宝石、メークアップの仮想的試着、仮想的家具ショッピング、自動車産業におけるHUDなど今後のトレンドを重視している。これが、産業全体でARデバイスとアプリの成長につながった。これが次にARおよびVR市場の成長につながる。

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2022年06月15日

○LGディスプレイ、マイクロOLED用の蒸着装置を発注する計画...アップルMR市場を狙う

2022.06.10 The Elec

LGディスプレイが早ければ、第3四半期に韓国のSUNICシステムにマイクロOLED蒸着装置を発注すると予想される。Appleの次世代MR製品用マイクロOLEDディスプレイ向けの納品を目指したものと見られる。来年上半期の発売が予想されるアップルの第1世代MRヘッドセットの内部マイクロOLEDはソニー、外部の一般OLED(AMOLEDパネル)はLGディスプレイがそれぞれ納品すると見込まれる。

10日、業界によると、LGディスプレイは早ければ第3四半期のSUNICシステムにマイクロ有機EL(OLED)蒸着装置を発注する計画だと把握された。マイクロOLEDはシリコン基板(半導体ウエハ)上にOLEDを蒸着する技術であり、ガラス基板上に蒸着する一般的なOLEDとは異なる。マイクロOLEDはシリコン基板上に堆積するため、オレドス(OLEDoS:OLED on Silicon)とも呼ばれる。マイクロOLEDは超高解像度画面実装が可能で、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)・混合現実(MR)ディスプレイ技術として注目されている。

LGディスプレイがSUNICシステムにマイクロOLED蒸着装置の発注を計画するのは、Apple MR製品市場を狙うためだ。来年上半期の発売が予想されるアップルの最初のMRヘッドセットのマイクロOLEDはソニーが供給するが、LGディスプレイは長期的にアップルと協力を拡大しなければならない。

Appleの最初のMRヘッドセット内部には、マイクロOLEDディスプレイ2台が搭載されると予想される。ユーザーの左目と右目に一つずつのマイクロOLEDが対応する。ヘッドセット外部インジケータには、薄膜トランジスタ(TFT)ベースの一般的なOLEDを適用する。マイクロOLEDはソニー、一般OLEDはLGディスプレイが供給するのと見られる。

LGディスプレイがSUNICにマイクロOLED蒸着装置を発注した後、アップルにマイクロOLEDディスプレイを納品するには1年半以上の時間が必要となる見通しだ。Appleが量産を計画した製品の開発期間は1年6ヶ月以上である。

業界ではAppleがソニーよりLGディスプレイをマイクロOLED協力会社として好むという展望が出ている。ディスプレイと光学技術の両方が必要なMR製品特性上、ソニーが技術力に先んじるが、アップルの立場でソニーは潜在競争企業である。ソニーはすでに独自のゲームコンソールであるプレイステーション(PS)はもちろん、ゲームタイトルも保有している。今後、サービス売上を増やさなければならないアップルが潜在競争会社のソニーよりも部品協力会社であるLGディスプレイを好む可能性が高い。

SUNICシステムはLGディスプレイから装置の発注が出ればマイクロOLED蒸着装置の納品実績を追加することができる。SUNICは2020年に中国BOEにも量産用マイクロOLED蒸着装置を供給している。BOEは軍用製品に適用するマイクロOLEDを主に生産している。

一方、MR市場の成長性については見通しが違う。AR・VR機器市場に対する楽観的な展望に続き、メタバース(metaverse)という新造語も使われているが、まだ市場に大きな変化を与えた製品はない。市場調査会社DSCCは、AR・VRヘッドセット出荷量が昨年1000万台から2023年に2500万台、2027年に6000万台に増えると予想した。年間スマートフォン出荷量14億台と比べると6000万台はたった4%の水準である。

メタバスディスプレイはテレビ・スマートフォンよりもユーザーの目と画面の間の距離が近い。ユーザーが画面に没頭するには、解像度と明るさ、消費電力などの技術発展に支えられなければならない。メタバスディスプレイ候補技術には、マイクロOLED(OLEDoS)の他に、エルコース(LCoS:LC on Silicon)やマイクロ発光ダイオード(LED)などがある。

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○アップルのAR/VRヘッドセット、大手有機ELメーカーが受注争い? 韓国LGが製造準備を始めたウワサ

6/14(火)  GetNavi web

アップルが開発中と噂されるAR/VRヘッドセットは、先日のWWDC 2022(世界開発者会議)でも姿を現しませんでした。しかし、「韓国のLG Display(以下「LG」)が、そのメイン画面用のマイクロOLEDパネルの受注を目指している」という、いよいよ量産が近づいていることを裏付けるサプライチェーン情報が届けられています。

韓国の電子業界情報誌The Elecによると、LGはSunic SystemにマイクロOLED(OLED=有機EL)を製造するための蒸着装置を発注する見通しとのことです。その目的は、アップルのMR(複合現実/ARとVRを合わせ持つ)ヘッドセット向けにマイクロOLEDパネルを供給することだそうです。

アップルがマイクロOLEDパネルにつきソニーと緊密に協力していることは、数年前から噂されていたことです。The Elecによれば、アップル製ヘッドセットではそれがメイン画面に使われる一方で、外側の画面(またはインジケーター)にはLGが通常の有機ELパネルを提供する見込みとのことです。

そこでLGは外側の画面だけではなく、内側のメイン画面も受注するため準備を始めた、というわけです。

マイクロOLEDパネルは従来のガラス基板を使う有機ELと異なり、シリコン基板を使うもの。もっぱらアップル製ヘッドセットのようなVRやAR、MRデバイスに広く使われていくことが期待されている技術です。

The Elecいわく、ソニーもマイクロOLEDをPlayStation方面に使う可能性があるため(ちなみにPlayStation VR2は通常の有機ELパネル)アップルは将来的にLGの技術を好んで使う可能性があるとのことです。

有機ELパネル製造の大手であるLGも動き出したとなれば、アップルのAR/VRヘッドセットが量産に向かっていることも確実と思われます。また2024年後半にはメガネ型のARグラスが発売されるとのアナリスト予想もあり 、やはり新型のMRヘッドセットを準備中のMetaとアップルがメタバースで激突する日も遠くはなさそうです。

Source:The Elec

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2022年06月10日

○アップルのAR/VRヘッドセットは2023年1月発表、第2四半期発売か

6/8(水)  PHILE WEB

つい最近まで、今週開催されているアップルの開発者向けイベントWWDC22で発表されるかも、と噂されていたアップル製AR/VRヘッドセットは、結局当日の話題には上らなかった。

その理由としては、先週末にBloombergのMark Gurman記者らによって報じられた、ヘッドセット本体の熱処理の問題や、カメラやソフトウェアの開発の遅れのせいという説が有力のようだ。

そして今回、やはりアップル情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、このアップルのAR/VRヘッドセットが年明けの2023年1月にメディア向けイベントによって発表されるかもしれないとツイートしている。

Kuo氏曰く、アップルはAR/VRヘッドセットの技術的な検証試験が今年第3四半期に始まると述べている。そして製品発表については、1月にメディア向けイベントを開催し、そこでこのデバイスを発表するだろうとの予測を述べている。

また、アップルは発表後2〜4週間以内に開発者向けのツールキットを配布し、デベロッパーはデバイスの発売時期に合わせたアプリやゲーム、デモ用のライブラリーを作成できるだろうとも語っている。

では、発売時期はいつ頃になるのか。Kuo氏はコンシューマー向けには2023年第2四半期に予約受付が開始され、来年のWWDCまでには発売されると予想している。

アップルは、WWDC22ではまったくこの製品に言及しなかった。この製品の開発の遅れの原因のひとつとしては、上海での新型コロナ感染拡大に対して行われた、厳格すぎるほどのロックダウン政策でサプライチェーンに混乱が生じたことが影響したとも考えられる。今後も世界情勢的に予期せぬ遅れが生じないとも限らないため、発表しないという判断は正解だったかもしれない。

ただ、アップルはすでに取締役会でこのデバイスのデモも実施したとされており、少なくとも動作するプロトタイプは存在するようだ。となれば、重大な問題でも見つからない限り、何年も発表を待たされることはないだろう。

ちなみにAppleのAR/VRヘッドセットは、Micro OLEDディスプレイx2とAMOLEDパネルx1を組み合わせた「革新的な3ディスプレイ構成」を採用すると言われている。また。周囲環境およびジェスチャー検出用の高度なセンサーを備えるとのうわさだ。さらに、ほかのアップル製品同様に自社プロセッサーを搭載して、リアルなグラフィックを提供すると言われている。

いったいどのような製品になり、どのような体験をわれわれに提供してくれるのか、いまから楽しみだという人も多いことだろう。約3,000ドルとも言われる、その価格を除いては。

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)
via:9to5Mac, Cult of Mac
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2022年05月24日

SID2022 でのトピックス、コンタクトレンズに組み込むディスプレイ



Mojo Lens の現状と目指す世界

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
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2022年05月23日

Qualcomm、2代目ARメガネ「Wireless AR Smart Viewer」はマイクロOLEDディスプレイを搭載

5/22(日) ITmedia NEWS

 米Qualcommは5月20日(現地時間)、ARメガネやヘッドセット向けのコンテンツ開発のためのプラットフォーム「Snapdragon Spaces XR」のリファレンスデザインARメガネ「Wireless AR Smart Viewer」を発表した。新プロセッサ「Qualcomm Snapdragon XR2」を搭載し、無線対応になった。

 Qualcommは昨年11月に先代のプロセッサ「Qualcomm Snapdragon XR1」搭載の「AR Smart Viewer」を発表しており、こちらはUSB Type-C接続の有線端末だった。

 同社は「コードを断ち切ってメタバースを解き放て」とツイートした。

 新モデルはWi-Fi 6/6EとBluetoothによるテザリングでPCやスマートフォンとワイヤレス接続する。マイクロOLEDディスプレイを搭載し、装着者の頭と手のトラッキングでXR体験を提供する。解像度は1920×1080ピクセル、リフレッシュレートは90Hzと先代と変わらないが、視野角度が45度から40度に落ちた。フレームの厚さは先代より「40%」薄い。

 接続先のPCやスマートフォンに同社の「FastConnect 6900」が搭載されていれば、レイテンシは3ミリ秒未満という。

 このリファレンスデザインを採用している具体的なメーカー名や製品リリース時期は明示されていない。同社はSnapdragon Spaces XRの発表時、Unity Software、Epic Games、Ninanticなどに開発キットを提供したと語っている。また、1月のCES 2022で、ARメガネ向けプロセッサ開発などで米Microsoftと協力していくと発表した。
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2022年05月10日

次世代のVR/ARデバイスを支える「マイクロOLED」技術に注目せよ

2022.05.09 Mogura VR News

半導体技術で作る小型ディスプレイ
そもそも「マイクロOLED」とはなにか? OLEDは「有機EL」のことなので、スマートフォンやテレビに使われている有機ELディスプレイの一種であることに違いはない。ただ、製造の方法や特質は大きく異なる。一般的なOLEDは「ディスプレイパネル」として製造される。ある程度の面積を持つディスプレイを作ることが目的だからだ。テレビにはテレビに向いたサイズ、スマホにはスマホに向いたサイズのディスプレイがあり、それぞれのサイズに合わせて作られる。

それに対してマイクロOLEDは、もともと「大きなサイズのものを作る」ことを前提としていない。マイクロOLEDは名前の通り「マイクロディスプレイ」と呼ばれるディスプレイの一種であり、レンズで拡大して見たり、プロジェクターに搭載して投射用に使ったりするのが主な目的だ。

マイクロディスプレイには複数の技術がある。例えばプロジェクターでは「LCOS(Liquid Crystal On Silicon)」と呼ばれるディスプレイが使われているが、これは、液晶技術による極小の反射ディスプレイであり、強い光源の光を反射させ、さらにレンズで拡大投影してプロジェクターとして使っている。

なぜLCOSを使うかといえば、解像度の高いディスプレイをコスト効率の良い「半導体製造プロセス」を使って作れるからである。マイクロOLEDもこの考え方に近い。小さな場所に組み込まざるを得ないが、解像度と発色の両方が必要とされる分野やデバイスのために開発されたものである。

これまでの中心的な用途は、ミラーレス一眼カメラのビューファインダーだった。今のビューファインダーはほとんどがマイクロOLEDを使っており、発色も映像の反応速度も申し分ない。昔は「プロは光学ファインダーしか使わない」と言われたが、昨今はまったくそんなことはなくなった。例えば、ソニーのフラッグシップカメラ「α1」のビューファインダーは、解像度が約944万ドット(QXGA)で、フレームレートは最大240Hzだ。

メリットはもちろん、小さく・軽く、解像感と画素密度が高いことだ。

「MeganeX」も「Nreal Air」もマイクロOLED採用
マイクロOLEDが注目される理由はシンプルだ。新世代のHMDに使われる例が増えているためである。パナソニック子会社のShiftallが2022年1月に発表した「MeganeX」も、3月に発売されたスマートグラス「Nreal Air」も、マイクロOLEDを使っている。マイクロOLED採用デバイスの特徴は「軽くて」「解像度が高く」、同時に「画素密度も高い」こと。平たくいえば「装着感が良く、映像も自然」なのだ。

(Nreal Air。ディスプレイの解像度は片目あたり1920×1080。視野角は狭いがかなりの解像感と画素密度で、見やすい)

スマートグラスの「Nreal Air」は画素の間に隙間がなく、発色も解像感も高い。「MeganeX」も同様で、画素密度が高くて非常に自然な映像であるのが特徴だ。Metaの「Meta Quest 2」と比較すると、解像感と画素密度が高いことから、文字や細かいディテールもしっかり読める。

もう1つ例を示そう。ソニーは昨年12月、開発中の技術を「チラ見せ」するイベント「Technology Day 2021」で、「HMD向けに開発中」というマイクロOLEDと、それを使ったHMDを公開している(なお、このHMDとデバイスは、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントが発売を予定している「PlayStation VR2」ではない)。

(ソニーが2021年末に公開した「HMD向けのマイクロOLED」と、それを使用した試作HMD。解像度は片目あたり約4K×4K)

このデバイスはおおよそ1インチ角(正式なサイズは非公表)に4K×4Kのドットが詰め込まれている。PPI(1インチあたりのピクセル数)でいえば「4000PPI」。スマートフォン向けのディスプレイが400〜500PPIと、その差は歴然。試作HMDも試したが、画質は素晴らしかった。発色と解像感が従来のHMDとは大きく異なり、「早くこのディスプレイデバイスを使ったHMDが欲しい」と思ったほどだ。

国内・国外問わず多数の企業が開発・製造を手がける
マイクロOLEDのメーカーとしては、ソニーのほか、エプソンやeMagin、Kopinなどがある。エプソンはHMD「MOVERIO」で自社製マイクロOLEDを使っているし、ソニーはビューファインダー用では大手。前出のHMD向け試作デバイスも含め、様々なバリエーションの開発を進めている。Kopinは数年前からパナソニックと組んでHMD用向けの開発を行っており、「MeganeX」ではその成果のひとつが使われている。

(eMagin社のマイクロOLEDは、公表しているものの中で最も解像度が高いものは、1インチ角程度のサイズに2K×2Kが詰め込まれている)

また中国系メーカーも参入しており、BOEやSeeYA Technology、Lakeside Optoelectronic Technology、Yunnan OLiGHTEK Optoelectronic Technologyなど枚挙に暇がない。今後の生産量は一気に増えると予想されている。

マイクロOLED“以外”のマイクロディスプレイ採用機器も多い。マイクロソフトの初代「HoloLens」や「Magic Leap」(こちらは1、2両方)にはLCOSが使われているし、「HoloLens 2」ではレーザーを極小のミラーで反射する「MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)」が使われている。

ただ現状、輝度や発色などの要素を考えると、マイクロOLEDのほうが有利といえる。なお有機ELでなくLED(発光ダイオード)を使う「マイクロLED」もあるが、こちらは単色のものが中心。グリーンのものは「情報表示に特化したスマートグラス」でしばしば使われているが、フルカラーのHMD向けにはまだ技術開発が必要な状況だ。

HMDの構造を復習しておこう
では、それがHMDにどう影響してくるのか? それを理解するには、HMDの構造を知っておく必要もある。HMDは頭部につけるディスプレイであり、視界を広く覆うように映像を目に届けることを目的としている。現在主流のHMDは、2012年に発表された「Oculus Rift(DK1)」の影響下で設計されている。

ごく簡単に言えば、一定以上の解像度があるフラットディスプレイを目の近くに配置し、その映像をレンズで視野全体に拡大する構造だ。映像の周辺部は歪むので、それを踏まえて映像側の周辺部を加工して出力し、レンズを通すと歪みが少なくなるように見せている。

ではAR向けはどうか。この場合には2つの構造が考えられる。

ひとつは、カメラを併用するもの。「ビデオシースルー」とも呼ばれる方式だが、こちらは映す映像が変わるだけで、VR用とHMDの構造は変わらない。

もう一つが、AR向けとしては主流の「シースルー」方式。なんらかの方法で映像を半透過にすることで、実景に映像が重なるように見せる方法だ。こちらの方が構造は簡単になるので、HMDをより軽く、小さくしやすいという特性がある。

半透過の映像を実現する方法にはいくつかあるが、最も一般的なのは、ハーフミラーにディスプレイからの映像を映し出すやり方だ。例えば「Nreal Air」は、グラスの上部に取り付けられたディスプレイをプリズム状のハーフミラーで90度曲げて目に届けることで、実景の中に映像が見える。

ハーフミラーまでどう映像を届けるのか、という手法にもバリエーションがあるのだが、とりあえずここでは「そういうもの」とだけ理解していただければ十分だ。

「視野角」の欠点をどう克服するかが重要
とはいうものの、HMDにマイクロOLEDを使う、という発想は決して新しいものではない。「Oculus Rift」が出る前、2011年にソニーが発売したHMD「HMZ-T1」は、1280×720ドット・0.7インチのマイクロOLEDを使っていた。

だがこうしたアプローチは一旦後退し、液晶やOLEDなどのフラットディスプレイを使う方法が先に普及している。なぜだろうか?

理由は、視野全体を覆うための光学設計の難しさにある。視界をなにかで覆うには、面積の大きなものを使う方が簡単だ。それをさらに視野いっぱいに拡大しつつ、ピントがあってみやすい状況にする場合にも、レンズの設計はそこまで難しくない。シンプルに、ディスプレイと目の間にレンズを入れる設計で十分だ。

だが、小さい画面を大きく拡大する場合だと話は変わってくる。ディスプレイと目の間にレンズを入れ、その光を直接目に届ける「直視光学系」だと、ディスプレイが小さい分レンズが大きくなり、目までの距離も長くなりやすい。そこで出てくるのが、特別なレンズを使う方法だ。特殊なレンズを使ってでも「解像感・画素密度・発色」を両立したい、というニーズが増えている、という言い方もできる。

「MeganeX」で採用されたのが、Kopinとパナソニックが共同開発した光学系を使う方法である。Kopinの開発した「Pancake」レンズを使うことで、目からの距離を縮め、レンズの重量を抑えつつ、映像の歪みや色ずれの起きにくいHMDを作っている。「MeganeX」は約250gと軽量だが、理由はバッテリーを搭載しないことに加え、レンズやディスプレイの重量が軽くできることにもある。なお「Pancake」の名称はKopinが商標登録しているが、技術的に同様のアプローチは以前から存在する。他社も似た光学系で、マイクロOLEDを使ったHMDを開発しているものと推察できる。

欠点は、「それでも視野角が大きくしにくい」ことだろう。「MeganeX」の視野角は未公表だが、100度を切っているとみられる。VR用HMDとしては少々狭めだ。

なお、シースルー型ARについては、前述のように目を覆うわけにはいかないので、さらに特別な光学系を使う必要がある。また、軽さ重視で設計されることも多いため、制約も増える。VRに比べ視野角の狭い製品が多いのは、トレードオフの結果だ。

解像度の技術進化を考えるとフラットパネルよりマイクロOLEDが有利か
これらのことを総合的に見ると、やはりマイクロOLEDの進化がHMDにとって重要であるのは間違いない。もちろん、特にVR向けでは、いままで通りフラットパネルを使うものも残るだろうが、片目あたりの解像度として2.5K以上が求められるようになってくると、マイクロOLEDが有利になってくる。

一般的なディスプレイパネルは、これ以上解像度を必要としないレベルまできた。だが、VR/ARではまだまだ解像度が欲しい。かといって、VR/ARのためだけに、巨大な投資をして高解像度のディスプレイパネルを作っていくのか……という判断は出てくるだろう。そうなると、マイクロOLEDのように進化途上で、さらに解像度も上がっていくデバイスに期待が集まるのも無理はない。

また、視界を覆わないシースルー型HMDについては、小型のディススプレイデバイスを使う必然性があり、結果として、ここでもマイクロOLEDが注目される理由が出てくる。2022年から2023年にかけて出てくる「新世代HMD」がどのデバイスを使っているか、ちょっと注目しておいて欲しい。





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目を閉じても見える――網膜にARを投影するスマートコンタクトレンズを開発

2022-5-9 fabcross

Invisible Computing(人目につかないコンピューティング)を追求する米Mojo Visionは2022年3月30日、超小型ディスプレイやアイトラッキングを搭載した最新のスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」のプロトタイプを発表した。スポーツやフィットネスで利用できる、究極のハンズフリーコントローラーだ。

Mojo Lensは、低遅延で高精細のARコンテンツを網膜に投影できる、コンタクトレンズ型のウェアラブルデバイスだ。明るいテキスト、豊富なグラフィックス、高解像の動画が、屋内外問わず、ましてや目を閉じた状態でも「見る」ことができる。

Mojo Lensの心臓ともいえるディスプレイには、直径0.5mm以下のマイクロLEDディスプレイを搭載。画素密度は1インチ当たり1万4000ピクセルに相当する。5GHz帯を使った独自の低遅延通信プロトコルを採用し、プロセッサにはArm Cortex-M0を使用した。また、内蔵の加速度計、ジャイロスコープ、磁力計による連続的な視線追跡が可能で、モーションセンシングアルゴリズムと組み合わせて、ARコンテンツを視線で操作するという、独自のハンズフリーコントロールを提供する。

電力系には医療グレードのマイクロバッテリー、パワーマネジメント回路、ワイヤレス充電システムを搭載する。既に墺Adidas Runningなどと、スポーツやフィットネス分野での共同開発を進めている。最終製品は終日装着を想定し、FDAの臨床試験に備え、信頼性と安全性のテストを予定している。
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2022年04月15日

MetaのミニLEDの新型VRヘッドセットが今年後半に出るかも

4/13(水)  ギズモード・ジャパン

Apple(アップル)ネタのリークでおなじみの著名アナリスト、Ming-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏によると、Meta(旧Facebook)が手掛ける次世代ヘッドセットが2022年後半に登場するかもしれないそうな。「Meta Quest 2」の後継機、くる!?

解像度もセンサーも進化
後継機の仕様は、片目2,160×2,160ピクセルのミニLEDパネルディスプレイを採用し、パンケーキレンズのような薄型になっているとクオ氏は主張しています。さらにフェイストラッキングセンサーを搭載しており、年内に100万台を出荷する見込みもあるとか。気になる名前については「Oculus(Meta?) Quest 2 Pro」になるのではとみられています。

UploadvrによるとOculus QuestのコードネームはMeta社内では「Project SantaCruz」と呼ばれており、2021年10月には「Project Cambria」という新しいコードネームを発表しています。このプロダクトはハイエンドと高価格を目指しており、MR(複合現実)のためのパススルー機能や、フェイストラッキング&アイトラッキングセンサーの搭載、2022年内の発売を目指しているそう。そして、このプロダクトは「Oculus Quest 3」ではない、とも。

これらの情報をまとめると、クオ氏が指摘している製品はまさに「Project Cambria」のことだと考えるのがスジでしょう。昨年12月、Metaはこの新型機は既存の「Meta Quest 2」を置き換えることはないと述べており、後継機というよりも上位モデルが出てくると身構えたほうがよさそうです。解像度はもちろん、トラッキング周りが強化されればメタバース内でのコミュニケーションも捗るのは間違いなし。今年後半、VR界隈の景色が変わるかも。

Source: Uploadvr
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2022年03月24日

UBIリサーチが「2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」を発刊

3月24日 UBIリサーチ

携帯電話がスマートフォンに進化するにつれて始まったスマート時代が、次のステップに進もうとしている。スマートフォン機能のあるメガネ型のAR Glassへの進化である。

AR Glassを構成するマイクロディスプレイとしては、シリコン基板に液晶またはOLEDが置かれているLCoS(liquid crystal on Silicon)とOLEDoS(OLED on silicon)、そしてmicro-LED、MEMSなどがある。

また、VR機器はメタバス時代に不可欠なデバイスとして位置づけられている。 VRデバイスは、ゲームや映画をこれまでに存在していたどのデバイスよりも臨場感のある経験を提供する。 VR用ディスプレイもマイクロディスプレイが主に使用されている。

これに伴い、AppleとMeta、Google、Sonyなど世界最高のIT企業が先行して、AR GlassとVR機器の開発と商品化を加速している。

スマートフォンとゲーム機を置き換える新しいデバイスであるAR GlassとVR機器用マイクロディスプレイは、今後の情報機器を置き換えるゲームチェンチャーとして数年以内に重要な機器になる。

今回のマイクロディスプレイレポートでは、AR GlassとVR機器の開発企業の製品動向と、ARとVRの核心部品であるマイクロディスプレイの現在の開発状況を綿密に調査し、技術的進歩と問題点などを詳細に分析した。

レポートはPDFの日本語版116ページで消費税別の価格は、

シングルユーザー版価格:385,000円
マルチユーザ版価格 :  577,500円


 1) シングルユーザ―は3名まで購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは不可能
 2) マルチユーザ―は全社購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは可能

です。分析工房からの販売になります。レポートサンプルのダウンロードはこちらのページから行えます。

「2022年 マイクロディスプレイ技術レポート」目次
1. ARとVR、XR
1.1 概要
1.2 VR
1.3 AR
1.4 XR
1.5 XR装置
1.6 マイクロディスプレイ

2. AR開発動向
2.1 情報機器の進化とディスプレイ
2.2 Near Eye Display製品
2.3 Near Eye Displayの光学系
– 2.3.1 Projection Type ( look around )
– 2.3.2 Beam Splitter 型ディスプレイ
– 2.3.3 Waveguide 方式光学系
– 2.3.4 Micro Mirror 方式
– 2.3.5 網膜走査型ディスプレイ
2.4 AR Glass に用いられるMicro-Display
– 2.4.1 Non-Emissive Micro-Display
– 2.4.2 Emissive Micro-Display
2.5 商品化されたAR機器におけるDisplayとOpticsの組み合わせ

3. VR開発動向
3.1 VR機器に求められること
– 3.1.1 広い FOV
– 3.1.2 高精細
– 3.1.3 高速応答
3.2 商品化されたVR機器
– 3.2.1 PlayStation VR
– 3.2.2 Oculus
– 3.2.3 HTC
– 3.2.4 その他、広FOV・高精細のVR製品
– 3.2.5 VR製品のDisplay解像度推移
3.3 新開発のVR機器
– 3.3.1 Panasonic
– 3.3.2 Sony
– 3.3.3 Micro OLED を用いたVR 機器の解像度
3.4 3D表示への対応
– 3.4.1 従来の 3D 表示方式の問題点
– 3.4.2 Light field display

4. Micro-OLED
4.1 Micro-OLED事業の状況
– 4.1.1 Micro OLED の構造と応用領域
– 4.1.2 eMagin
– 4.1.3 Sony
– 4.1.4 MICROOLED
– 4.1.5 Kopin
– 4.1.6 BOE
– 4.1.7 EPSON
– 4.1.8 各社の製品ラインアップの仕様
– 4.1.9 各社の Micro OLED 製品サイズと画素ピッチ
4.2 White + CF型Micro-OLEDの高精細化
– 4.2.1 Color Filter 配列
– 4.2.2 Meta Surface
4.3 White + CF型Micro-OLEDの高輝度化
– 4.3.1 RGBW Color Filter
– 4.3.2 Tandem Structure
– 4.3.3 Tandem の低電圧化
– 4.3.4 Micro Lens array
– 4.3.5 配光特性制御
4.4 Micro-OLEDのDirect Patterning
– 4.4.1 Lithography
– 4.4.2 Flash Mask Transfer Lithography
– 4.4.3 超高精細マスク
4.5 Micro-OLEDを用いたAR Glass
– 4.5.1 EPSON
– 4.5.2 Nreal
– 4.5.3 ETRI

5. Monolithic Micro-LED
5.1 Monolithic Micro-LEDとDriver chipとのHybridization
– 5.1.1 CEA-LETI
– 5.1.2 Sharp
– 5.1.3 GaN on Si wafer
5.2 Monolithic Micro-LEDの量産性向上
– 5.2.1 CEA-LETI
– 5.2.2 Jade Bird Display
5.3 GaN Micro-LED上のMonolithic TFT
5.4 Micro-LEDのサイズと発光効率の関係
5.5 Nanowire ( Nanocolumn )
5.6 完全Monolithic Micro-LED
5.7 Monolithic Micro-LEDのFull color化
– 5.7.1 QD による色変換
– 5.7.2 Nanocolumn による direct color
– 5.7.3 Quantum Photonic Imager ( QPI )
– 5.7.4 GaN での monolithic full color
5.8 Monolithic Micro-LEDの商品化
– 5.8.1 Plessey Semiconductor
– 5.8.2 Jade Bird Display ( JBD )
5.9 Micro-LEDを用いたAR Glass
– 5.9.1 VUZIX
– 5.9.2 TCL
– 5.9.3 Oppo

6. Micro-OLED or Micro-LED ?
6.1 Micro-OLED側からの見方
6.2 輝度比較:Micro-OLED vs Micro-LED
– 6.2.1 Micro-LED の輝度
– 6.2.2 Micro-OLED の輝度
6.3 フルカラー化:Micro-OLED vs Micro-LED
6.4 駆動方式、その他:Micro-OLED vs Micro-LED



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2022年03月04日

アップルとサムスンは「メタバースデバイス」でも競うことになりそう

2/27(日) ギズモード・ジャパン

サムスンのほうが先進的かも?

Apple(アップル)によるAR/VRヘッドセットの投入の噂はこれまで何度もお伝えしてきましたが、さらにSamsung(サムスン)もこの分野への進出を狙っている…のかもしれません。

Korea IT Newsの報道によれば、アップルのAR/VRヘッドセットではMicro OLEDディスプレイが採用されるそう。さらにこれにM1のような高性能プロセッサが組み合わされるとのこと。以前から報じられてきましたが、かなりハイエンドな製品となりそうです。

一方で、サムスンも「ホログラム」を名乗る技術が搭載されたARヘッドセットを開発していると報じられています。こちらはExynosプロセッサやカスタムされたAndroid OSの搭載が予想されていますが、詳細は不明。ただしホログラムを名乗るだけ、よりリッチな表示が期待できそうです。

XRヘッドセットではMeta(メタ:かつてはOculus)やMicrosoft(マイクロソフト)の「HoloLensシリーズ」が有名ですが、今後は「メタバース」の流行とともに、さらなる新製品の投入が噂されています。さらにGoogle(グーグル)からも、ARヘッドセットが近いうちに登場するかもしれないんです。

スマートフォンの次の流行デバイスになるかもしれない、ヘッドセット。どのメーカーから先進的な製品が登場するのが、今から楽しみです!

Image: Ian Zelbo



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2022年02月25日

「PlayStation VR2」デザイン公開。オーブ型で「360度の視界を表現」

2/22(火) Impress Watch

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2月22日、PlayStation 5向けの次世代VRシステム「PlayStation VR2」(PS VR2)とPS VR2 Senseコントローラーの最終デザインイメージを公開した。

PS VR2のヘッドセットは、PS VR2 Senseコントローラーとマッチするオーブ型のデザインを採用。丸みを帯びた形は「レイヤーがバーチャルリアリティの世界に入ったときに感じられる360度の視界を表現した」という。

デザインは、PS5商品群のプロダクトデザインにもインスピレーションを受けており、PS5をデザインしたときから、すでに次世代VRシステムのヘッドセットも念頭に置きながらデザインに取り組んできたため、ビジュアルから感触まで、PS5と共通した特徴を感じられるとのこと。

PS5本体は平面に設置することを想定したフラットなデザインの一方で、PS VR2のヘッドセットは、常に手に取って触れることを想定し、DualSenseワイヤレスコントローラーや、PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットとも一貫性を感じられるような、丸みを帯びたデザインとなっている。

リビングルームに溶け込むようなスタイリッシュなデザインに加え、使っていることを意識せずにゲームの世界に没入できるよう、エルゴノミクスに基づいたデザインも重視。さまざまな頭の大きさのユーザーが快適に使えるように検証を重ねてきたといい、現行のPS VRでも好評だった重量バランスや1本のバンドだけで頭部に固定する構造はPS VR2でも踏襲された。

そのほか、ヘッドセットのスコープ部分と顔の距離を調整するためのスコープ調整ボタンやステレオヘッドフォン端子の位置も共通している。

さらにPS VR2ヘッドセットでは、快適な使い心地を追求するため、両目のレンズ間距離をプレイヤーの目の間隔に合わせられるレンズ調整ダイヤルを搭載。これにより「プレイヤーごとに合わせた最適な映像体験をお楽しみいただける」とのこと。ヘッドセットの振動用モーターなど、独自の新機能を追加しながらも、よりスマートなデザインに仕上げたことで、若干の軽量化も実現している。

SIEでデザインセンター シニアアートディレクターを務める森澤有人氏は「PlayStation VR2のデザインに取り組み始めた頃、まず注力したのはPS5で実現したような、換気効率の高い設計でした」と明かしている。

「VRタイトルに没入しているときにレンズが曇ってしまわないように、通風孔を設けるというエンジニアのアイディアから始まり、最終的なデザインでは、スコープの上面と前面の隙間に小さな空間を設けることで、効果的な換気を実現しています」

「今回のデザインに至るまでの間、数々のユーザーテストを重ね、多くのデザイン、プロトタイプを製作してきました。デザインの仕上がりには非常に満足しており、PlayStationファンの皆さまも同じように感じていただけることを願っています。皆さまに手に取っていただくのが待ち切れません」

ヘッドセットのバンドの前後には、PS5本体やDualSenseコントローラーにもあしらわれた小さなシェイプス(△〇×☐)もあしらわれている。

PS VR2の開発キットはすでにゲーム開発者に届けられており、「ソフトウェアメーカー各社より発売予定のタイトルついては、今後のアナウンスにご期待ください」とされている。

PS VR2は、4K/HDR表示、約110度の視野角に対応。OLEDディスプレイを使っており、片目あたり2,000×2,040ドットと、初代PS VRヘッドセットの4倍以上の解像度を持つ。さらに、最大120Hzのスムーズなフレームレートを実現している。

内蔵カメラを用いて、装着者の視線の動きを検出。「ゲーム内での対象とのインタラクションをより感情豊かに、また直感的なものにする」という。視線トラッキングカメラは、プレーヤーが照準を合わせたり周囲を見回したりする際に、視線を追跡。高度なフォビエートレンダリング技術で中心視野ほど高解像度に、そして視野の外側にいくに従い低解像度で描画することで、高画質な映像体験に繋がるという。

インサイド・アウト・トラッキングを採用しており、ヘッドセットに内蔵された4つのカメラで、プレーヤーとコントローラーをトラッキング。本体以外のカメラを使わずに、プレーヤーの動きや視線の方向をゲーム内により正確に反映できる。

ゲームプレイに応じた振動をヘッドセットから感じることも可能。内蔵モーターが振動することで、触覚要素が追加され、プレーヤーがゲーム内のアクションから受ける感覚を増幅させる。

Tempest 3Dオーディオ技術も採用しており、ゲーム内のサウンドが、プレーヤー位置や頭の動きによってダイナミックに変化する。

PS VR2とPS5は、PS5前面にあるUSB端子を使い、ケーブル1本で接続可能。「簡単なセットアップですぐにVRゲームを体験できる」という。

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2022年01月19日

○AppleのVR/ARヘッドセット、発売が2023年にずれ込む可能性

2022年1月15日  iPhone Mania

2022年中に発売されると噂されていたApple初の仮想現実(VR)/拡張現実(AR)ヘッドセットについて、発売予定が当初よりも遅れ、2023年にずれ込む可能性が高くなったと、Bloombergが伝えています。

WWDC 2022で発表される予定だった?
同メディアによれば、VR/ARヘッドセットは当初、今年6月に開催見込みの世界開発者会議(WWDC 2022)で発表され、今年後半には発売される予定でした。

しかし温度上昇の問題や、カメラ、ソフトウェア開発での課題などにより、発表は2022年末もしくはそれ以降、発売は2023年となる可能性が濃厚となっていると、Bloombergは関係者から入手した情報を伝えています。

VR/ARヘッドセットは、2015年に初代が発表されたApple Watch以来の大きな新製品となるだけに、発売の遅れはAppleにとって大きな挫折となる、と同メディアは記しています。

当初は2022年の出荷開始を計画
Appleは当初、2021年にVR/ARヘッドセットを発表、2022年の出荷開始を計画していたのだそうです。同社は同ヘッドセットの開発を2015年頃から行っていると見られています。

Appleは最近、サプライチェーンの関係者に対し、VR/ARヘッドセットはおそらく2023年まで発売されないと通知したともBloombergは記しています。



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