2021年09月11日

中国BOE、新型MacBook用ミニLEDディスプレイのサプライヤーに

8/19(木) 36Kr Japan

アップル(Apple)事情に精通する「天風国際証券(TF International Securities)」のアナリスト郭明錤(ミンチー・クオ)氏は最新のレポートの中で、アップルは2022年中頃に、ミニLEDディスプレイ搭載をセールスポイントとする新型「MacBook Air」の発売を予定しており、そのミニLEDを中国ディスプレイパネル製造大手「BOE(京東方)」が供給するだろうと述べた。

また郭氏は、BOEがアップルから高価格帯のハイエンド製品の受注を獲得したのはこれが初めてであり、市場は、BOEの規格のアップグレードと製品構成および生産能力の最適化が2021年下半期から2022年の売上高と利潤に対して貢献する度合いを過小評価していると述べている。

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2021年09月02日

ミニLEDで"液晶モンスターAQUOS”誕生!? シャープ次世代ディスプレイを見た

8/27(金) Impress Watch

今年6月29日、シャープは“ミニLED次世代ディスプレイ”の開発を発表。大阪・堺市で同日行なわれた株主総会会場で、試作機を展示した。

ミニLEDは、ディスプレイの輝度を一段と高める事に加え、液晶の弱点であるコントラスト性能を飛躍的に改善できると期待されている光源だ。TCLやLGといった海外のテレビメーカーは、すでにミニLED採用テレビをハイエンドラインに展開し始めており、国内ブランドからもミニLEDテレビの登場が期待されている。

今回、短時間ながらもシャープが開発中の次世代ディスプレイを視聴することができた。圧倒的な高輝度と有機EL並みのコントラストを備えた試作機は、次期液晶AQUOSが大化けすることを期待させるものだった。

■ 次世代ディスプレイはピーク2,000nit超の“液晶モンスター”

同社が開発した試作機は、パネル解像度4K/3,840×2,160ドットの65型液晶ディスプレイ。表面処理は、映り込みを抑えながらもクリアな映像を表示できるシャープ独自のグレア系パネル「N-Black」が使われていた。

次世代ディスプレイ最大の特徴は、ミニLEDをバックライトに採用した事。

従来の液晶テレビは、数十〜数百個の白色LEDを拡散させて使うが、次世代ディスプレイでは従来機比で約1/10サイズの青色LEDを8,000個以上、液晶直下に敷き詰めている。

さらに、それらを1,000以上のエリアで分割駆動し、各エリアのLEDを細かく制御。映像内の暗部は光量を弱め、明部は光量をブーストすることで明暗のレンジ拡大と電力効率化を両立。結果、ピーク輝度2,000nit超、コントラスト比100万:1という“液晶モンスター”を作り上げた。

高輝度性能を売りにした液晶テレビでも、明るさはせいぜい600〜1,000nit。2,000nitを超えるような超高輝度クラスはその多くが業務用ディスプレイに限られており、民生用のテレビでは、初代AQUOS 8K「8T-C80AX1」(約200万円)や、ソニーの8Kブラビア「KJ-85Z9H」(約200万円)など、指折り数える程度しかない。また分割制御数も数十〜数百にとどまり、2,000オーバーの超高輝度、4ケタ以上の超多分割制御を実現するには、ミニLEDの存在が欠かせない。

試作機で視聴した映像は、同社有機ELテレビの店頭デモ用に制作された素材。有機EL向けというだけあって、高コントラストなディスプレイに映えるシーンが多く、一般的な液晶にとっては都合のよくない素材なのだが、次世代ディスプレイは液晶とは思えない強烈なコントラストを描写。

港の夜景や夜祭りといった明暗の差が大きなカットは、看板のネオンや灯籠が眩しく光り物体が立体的に感じる一方、夜空や照明の当たっていない暗がりはしっかりと締まり、黒浮きする様子は一切見られない。星のような面積の小さい物体が煌めく様や最暗部の漆黒感などは自発光の有機ELに及ばないものの、それ以外のコントラストはかなり有機ELに近い。

そして何より、輝度パワーが凄まじい。蛍光灯が並んだオフィス環境下でも明る過ぎるほどで、外光が強く差し込むようなリビングに本機を置いても鮮明な映像が楽しめそう。その強烈な輝度の効果で、ビルや遺跡を捉えた日中の何気ないシーンも実際の太陽光が照らしているかのようにリアルに感じる。APL(平均輝度)が高いシーンはもともと、液晶方式が有利だったが、この次世代ディスプレイを見る限り、ほかとの差が一段と開いた印象。

視野角はどうかと上下左右に角度を付けて画面を覗いたが、もともとの輝度が圧倒的に高いこともあってか、輝度落ちはそこまで感じない。明るさのムラも気にならず、ユニフォーミティも上手く整頓されている。

また、LEDのエリア分割制御で指摘されがちなハロー(漏れ光)も気にならなかった。

明室×ダイナミックモード×デモ映像という限られた中での視聴ではあるものの、明部と最暗部の境界は自然で、映像とバックライト制御が上手くシンクロできていると感じた。思えばシャープは、RGB LEDを搭載した「XS1」(2008年発売)の頃からエリア分割技術を積極的に組み込んでおり、LED制御のノウハウに関しては他社よりも一日の長があるのかも知れない。

もう一つ、次世代ディスプレイで感じたのは色域の広さ。従来液晶は「白色LED+カラーフィルター」のコンビだったが、次世代ディスプレイでは「青色LED+量子ドットシート+カラーフィルター」という組み合わせでRGB光を取り出している。

液晶とバックライトの中間にある量子ドットシートとは、光の波長変換を効率的に行なえる優れた光学素材で、広色域化を目的に海外メーカーでは既に使われ始めている。今回の次世代ディスプレイは、量子ドットを使うことで従来機比1.2倍の広色域表現を可能にしたとしており、青色LEDの光からの赤・緑の波長変換と、カラーフィルターとの複合効果で広色域を実現したものと思われる。

本機の広色域性能が目立つのは、CGでデザインされたスポーツカーのシーン。正直少しやり過ぎと感じるほど、発色が強く鮮烈な赤、青、緑色が目に飛び込んでくる。BT.709やDCI-P3のコンテンツよりも、4K/8K放送のような、BT.2020収録素材との組み合わせで本領を発揮してくれそうだ。

唯一残念だったのは、次世代ディスプレイのポテンシャルが高すぎる故に、再生に使ったデモ映像が力不足とすら感じてしまった事。有機EL向けに作成した素材では、パワーを持て余している印象だった。ピーク輝度2,000nit超、コントラスト比100万:1という液晶モンスターが表示するに相応しいガチンコのコンテンツを製品化の際にはデモして欲しい。

■ 登場は意外と近い? 液晶モンスターAQUOSが楽しみ

今回は、「開発途中の試作機で用意されたコンテンツを観るだけ」という条件もあって、映画など、デモ映像以外のコンテンツを観たり、開発者の話を聞くことは叶わなかった。

ただ視聴を通じて感じたのは、開発中の次世代ディスプレイは、明るさという液晶方式の強みをより一層伸ばしながら、有機EL並みのコントラスト性能を獲得した“両方式いいとこどり”のディスプレイに仕上がっていたという事だ。

視聴した部屋には、比較用に最廉価AQUOS 4K「4T-C65CH1」が設置されていたのだが、高輝度・高コントラストを獲得した次世代ディスプレイの前では、現行機が“数年前に発売した古いテレビ”に見えてしまうほどの画質差だった。これが店頭なら、多くのユーザーが次世代ディスプレイを選択するだろう。

少なくとも液晶の弱点とされたコントラスト性能は、ミニLEDの効用でだいぶ改善され、「コントラストなら有機EL」と考えていたユーザーも心が揺れそう。液晶で残された課題とすれば、あとは動画解像度くらいかも知れない。

海外メーカーに比べ、国内勢はミニLED光源の導入が遅れ気味だったが、国内でシェアを持つシャープがミニLEDを液晶テレビにいち早く採用すれば、他も追随してくることが予想される。ソニーのBacklight Master Driveをはじめ、パナソニックもレグザも高精度なLED制御技術を持っており、導入の障壁は高くないだろう。有機EL一色だったハイエンド4Kテレビにも選択のバリエーションが増えそうだ。

最後に気になるのは、シャープの次世代ディスプレイがいつやってくるのか? だが、試作機を見た筆者の勝手なイメージでは、“次世代”と言うほどはそう遠くない未来……例えば、今年後半や来年にも、現実的な価格でひょっこり登場するのではと感じた。ともあれ、ミニLEDを搭載した液晶モンスターAQUOSの登場が今から楽しみだ。

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2021年08月23日

ソウルバイオシス、直径1μmのマイクロLED開発に成功…「マイクロLED」の大衆化に寄与

2021年8月20日 コリア・エレクトロニクス

韓国LED専門企業であるソウルバイオシスが、効率低下によりこれまで量産できなかった70μm未満のレッドマイクロLEDの生産歩留まりの難題を解決し、「マイクロLED」の大衆化への先頭に立つ。

ソウルバイオシスは、ノーベル物理学賞受賞者の中村修二教授が率いるUCSB(University of California, Santa Barbara)研究チームと18年間の共同研究により、直径1μmのブルーとグリーンマイクロLEDの開発に成功したと19日発表した。また効率低下により量産できなかった70μm未満のレッドマイクロLEDの難題を克服する一方、本格量産によりマイクロLEDテレビの大衆化時期を早めることができたと強調した。

ソウルバイオシスは生産歩留まりの難題を克服し、70μmのレッドマイクロLEDを適用した製品(MC04,MC02)を量産供給している。今年下期には性能低下改善技術により30μmのワンピクセル(one-pixel)、2022年には10μmのワンピクセル製品の発売を予定している。

ソウルバイオシスとUCSBは、核心工程の開発により直径1μmの大きさのマイクロLEDを製作することに成功した。またサイズが小さくなるほど効率低下で発光自体ができなかったレッドマイクロLEDの外部量子効率(EQE)を150%まで上げることで、超小型マイクロLEDソリューションの製作及び明るさ向上を可能にした。

これを受け、ソウルバイオシスはマイクロLED技術の向上を通じ、スマートフォンやAR、VRなどの高級ディスプレイ・アプリケーションの早期商用化を期待できるようになった。

ソウルバイオシスの関係者は「新しく開発する超小型サイズの10μm、30μmワンピクセル(one-pixel)は知的財産権を尊重する企業に新技術製品を優先供給するという原則に従う」とし、「MC04、MC02、WICOP、Mini LEDなど自社製品を購入し、使用中の顧客に優先的に供給する予定」と述べた。韓国アイニュース24が報じた。
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2021年08月19日

韓国産業技術大学、マイクロLEDディスプレイ用モノリシック多波長光源技術を開発

2021年8月19日 コリア・エレクトロニクス

韓国産業技術大学(以下産技大)は17日、最近ナノ半導体工学科のイ・ソンナム教授研究チーム(ペク・スンヘ、キム・ヒウン、イ・ゴンウ、以下研究チーム)が窒化物系半導体発光ダイオード(以下LED)で難題として指摘される赤色発光の開発に成功したと発表した。マネートゥデイ社が伝えた。

研究チームは、緑色以上の長波長発光で発生する問題点である電流注入による発光波長の青色偏移事象を逆利用した。一つのウェハーから赤、緑、青色の領域まで変化可能なモノリシック多波長マイクロLEDに対する源泉技術を開発した。
一般的なLED光源波長を決定するのは半導体材料のバンドギャップである。現在、赤色光源には砒素化物または引火物半導体が、緑色および青色光源には窒化物半導体が使われている。

フルカラーLED光源は、光の三原色である赤・緑・青のLED光源の組み合わせで構成される。このようなフルカラー光源を得るためには、前述した二つ以上の他の半導体材料を調合しなければならない。

研究チームは今回の研究で窒化物半導体だけを利用し、赤から青緑色の波長まで一つのウェハーで実現できるモノリシックマイクロ多波長LED技術を開発した。

これまでのモノリシックフルカラー光源は、ナノ棒およびピラーなどの構造を利用して製作された素子で、再現性と光の強さの問題で商用化が難しかった。

今回の研究では次世代ディスプレイマイクロLEDディスプレイに適用可能なサイズのマイクロサイズ(30~150マイクロ)のLEDを使用し、実用性と応用性を確保した。

研究チームが開発した半導体LEDウェハーは、一つで赤から青緑色の波長までを実現、ウェハー水準の転写工程が可能だ。また、ウェハー自体を次世代マイクロLEDディスプレイパネルとして使用する可能性を切り開いた。

特に一つのウェハーの中で赤から青緑色の光源まで得ることができ、特殊目的のLEDマスクのような光セラピー分野への拡大が可能である。また、光の三原色が実現可能であり、多様な目的のバイオフォトニクス分野に拡張できる。

イ・ソンナム教授は「今回の研究の最も大きな成果は一つの窒化物半導体ウェハーから、赤から青や緑色の波長領域までのマイクロ光源を形成し、フルカラーディスプレイおよび機能性光源に応用できる技術を開発したこと」とし「これは次世代マイクロLEDディスプレイおよび多機能性モノリシック多波長半導体光源に対する源泉技術を確保したことに違いない」と述べた。

一方、この研究は韓国研究財団の中堅研究課題の支援を受けて行われ、14日に応用物理および新素材分野で世界的に権威のある「アドバンスド・エレクトロニック・マテリアルズ(Advanced Electronic Materials)」に掲載された。
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2021年07月29日

米Kopin、日本企業とマイクロLED開発契約。2年以内にフルカラー実現へ

2021年07月22日 LIMO

 LCOS(Liquid Crystal On Silicon)や有機ELのマイクロディスプレーを手がける米Kopinは、日本の大手エレクトロニクス企業と共同で、2K×2K(解像度2048×2048画素)のフルカラーマイクロLEDディスプレーを共同で開発・生産する複数年契約を結んだと発表した。合意に基づき、Kopinは日本企業から開発資金の支援を受けて、Kopinは独自のシリコンバックプレーンウエハーを、日本企業はフルカラー化に必要な色変換プロセスとボンディング技術をそれぞれ開発する。

■1インチで解像度2K×2K目指す

 合意によると、両社は24カ月以内に対角1インチの2K×2KフルカラーマイクロLEDディスプレーの開発を目指す。マイクロLEDは、高い輝度やコントラスト、視野角の広さ、低消費電力といった特徴を持つため、スマートグラスをはじめとするAR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)用途に最適なディスプレー技術といわれている。

 だが、現時点で実現できているマイクロLEDアレイは単色であり、フルカラーを実現するためには、青色LEDを緑色と赤色に変換する色変換技術や、マイクロLEDアレイとシリコンバックプレーンを接合するボンディング技術を開発・実用化する必要がある。KopinはシリコンバックプレーンやマイクロLEDディスプレー技術に関し、複数の特許を保有している。

■JBDやVuzixとも開発提携

 本件に先立つ21年1月、Kopinは中国に工場を持つマイクロLEDメーカーのジェイドバードディスプレー(Jade Bird Display=JBD、香港)とマイクロLEDディスプレーの複数年にわたる開発契約を締結している。この契約では、Kopinが設計・提供するシリコンバックプレーンウエハーに、JBDがマイクロLEDウエハーをボンディングし、モノリシック型の2K×2K単色マイクロLEDディスプレーを開発・製造する。Kopinによると、開発にあたってJBDから開発資金の支援を受けた。

 一方でJBDは、スマートグラス専業メーカーの米Vuzixとも共同開発契約と相互供給契約を結んでいる。Vuzixの光導波路にJBDのマイクロLEDを組み込んだディスプレーエンジンを共同開発し、両社の顧客へ相互に供給していく予定だ。

 Vuzix、JBD、Kopinの一連の契約に基づき、Vuzixは21年内にマイクロLEDディスプレーを搭載したARスマートグラスを開発・商品化する予定だ。これまでのVuzixの説明によると、マイクロLEDを搭載するARスマートグラスに関しては現在5つの製品開発が進んでおり、21年後半に限定顧客とのテストを予定している。ただし、まずは単色カラーのマイクロLEDディスプレーを搭載したモデルが商品化される見通しで、22年にはフルカラーHD表示にアップグレードさせ、モデル展開を拡大していく予定だ。

■パナソニックに有機ELで供給実績

 ちなみにKopinは、パナソニックが開発したVRグラスに1.3インチで2.6K×2.6K解像度のマイクロ有機ELディスプレーを供給した実績がある。このマイクロ有機ELディスプレーは、シリコンバックプレーン上に有機ELの発光層を2層に重ねた「デュオスタック構造」を採用したKopin独自の製品で、1000ニット以上の高い輝度や1万対1以上の高いコントラストを実現した。パナソニックは、このVRグラスを1月に開催された世界最大の家電見本市「CES2021」に出展した。

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2021年07月27日

サムスン、ゲームモニター「Odyssey Neo G9」を発売

2021年7月27日 コリア・エレクトロニクス

サムスン電子は、業界初となるカーブ・ド・ゲームモニターにミニLEDを適用した「オデッセイNeo(Odyssey Neo)G9」を韓国含む全世界の主要市場で29日に発売する。

オデッセイNeo G9(モデル名S49AG950)は49型サイズの1000R曲率、32:9の超ワイドアスペクト比、デュアルQHD(5,120 x 1,440)の解像度を備えた製品である。

この製品は、Neo QLED TVと同じように従来のLEDに比べ40分の1(高さの目安)サイズで小さくなった」量子ミニLED」を光源に適用し、サムスンの独自の画質技術である「量子マトリックス」と「量子HDR 2000」を搭載して現存最高の仕様を誇るゲームモニターである。

量子マトリックスは、画面の明るさを4,096段階(12ビット)で制御して、業界最高水準の1,000,000:1の固定コントラスト比をサポートし、2,048個のローカルディミングゾーンを介して、より細かくして完璧なブラックディテールを実現する。

量子HDR 2000は、グローバル規格認証機関であるドイツのVDE(Verband Deutscher Elektrotechniker)から最高輝度2,000ニット(nit)を認証受けただけでなく、次世代の映像規格で脚光を浴びるHDR技術が適用され、画面の中の暗いところはさらに暗く、明るいところではさらに明るく表現することにより、鮮やかな画質を提供する。

また、オデッセイNeo G9はGTG基準1msの高速応答速度と240Hzの高いリフレッシュレートで残像とシームレスな画面を実現し、AMDフリーシンクプレミアムプロ(FreeSync Premium Pro)と地シンクコムペトブル(G-Sync Compatible)を支援し、ハイスペックゲームをするときは、PCとモニタの間の通信の問題で画面が途切れる(Tearing)現象を低減する。

このほか、▲HDMI 2.1▲DisplayPort 1.4▲画面の色を自動的に認識し、製品全・背面ライティングと色を合わせてくれる「コアシンク(CoreSync)」機能▲ゲームコンソールなどのIT機器をモニターと接続したり、電源を入れたとき認識されて機器の画面に自動的に切り替えてくれる「オートソーススイッチプラス(Auto Source Switch +)」などのゲーム関連便利な機能を大挙搭載した。

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2021年07月20日

サムスンがマイクロLED商用ディスプレイ「ザ・ウォール」の新製品を世界販売へ

2021年7月19日 コリア・エレクトロニクス

サムスン電子が、マイクロLEDの技術をベースにした商用ディスプレイ「ザ・ウォール(The Wall)」の新製品(モデル名:IWA)を19日、韓国を含めて、グローバル市場に発売する。

ザ・ウォールは、ベゼルがないモジュラー方式を適用してカスタマイズされたデザインが可能な製品で、業界最高の性能を誇る次世代ディスプレイである。

ザ・ウォールに新製品は3つの主要な変化により既存の製品からアップデートされた。

まず、16個のニューラルネットワークで構成された「マイクロAIプロセッサ」が新たに搭載されて、入力された映像を、ザ・ウォールに最適な画質にアップスケーリングしてくれる。

第二に、従来製品に比べ約40%小さくなった新規素子を適用して、より完璧なブラックと階調表現を実現する。

※階調は、明るい部分と暗い部分につながる段階(Gradation)の差

最後に、▲1,000型以上の顧客オーダーメイドの大型スクリーン製作▲8K解像度(16:9画面の基準)、120Hzとリフレッシュレートをサポート▲最大水平解像度16K(15,360 x 2,160)の実装など、差別化された超大型・秒高画質仕様を備えている。

※8K解像度、120Hzは、単一のLEDコントローラ(画像処理プロセッサ)の基準

このほか、▲画面を4つに分割して異なる4つのコンテンツを同時に再生することができる「4-PBP(Picture By Picture)」機能▲最大1,600ニット(Nit)明るさ▲20ビット(Bit)階調表現力▲HDR10 +サポートなど既存の好評を受けた技術者もそのまま適用された。

ザ・ウォールの新製品は、従来比で厚さが約半分の薄さとなった。

凹面(Concave)∙凸(Convex)形だけでなく、S字∙L字型ローナ天井(Ceiling)に付、ハンギング(Hanging)方式でも設置が可能で、傾いた壁にも審美性を生かし設置することができる。

また、各モジュールをケーブルなしで接続するデザインを適用して設置時間を大幅に短縮し、キャビネットに取り付けられたピン端子を互いに結合するドッキング(Docking)方式で電源とデータを供給するなど、設置利便性も強化した。

ザ・ウォールに新製品は、グローバル規格認証機関であるドイツのTUVラインランドから青色光(Blue light)低減」、目の保護認証(Eye Comfort)」を受けた。

サムスン電子映像ディスプレイ事業部でありヘスン専務は「人工知能と最新のディスプレイ技術で、より一層進化した、ザ・ウォールには、業界最高の性能を誇るカスタマイズ可能ディスプレイ」と「今後も新たな市場を開拓して商業ディスプレイ市場のパラダイムを変えていく先頭に立つだろう」と述べた。

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2021年07月16日

サムスン、ベトナムにマイクロLEDテレビの生産ラインを構築か

2021年7月15日 コリア・エレクトロニクス

サムスン電子がベトナムにマイクロ発光ダイオード(LED)テレビの生産ラインを増設する。 現在運営している110インチラインのほか、99・88・76インチテレビを作ることができる設備を構築する。

13日、ETNWSによると、サムスン電子はベトナムに位置するマイクロLEDラインの増設に着手した。 会社は複数企業に装備発注を出しており、今年第3四半期中に設備を構築する予定だという。

今回の発注は99・88・76インチマイクロLEDテレビを生産するための設備投資であるとのこと。

ETNWSによると、サムスン電子の事情に詳しい業界関係者は、「現在110インチの量産ラインしかないが、今回の増設を終えれば、99・88・76インチの製品を生産できるようになる」と説明した。

マイクロLEDテレビはサムスン電子が次世代テレビとして育成している製品だ。 マイクロメーター(㎛)サイズの超小型LEDを画素として使用し、従来のディスプレイに比べて明るさ、明暗比、カラー再現力、ブラックの表現などが優れている。 視野角度も優れている。 サムスン電子は企業間電子商取引(B2B)市場を狙った146インチと家庭用110インチ製品を発売し、ラインアップの拡大と販売の本格化に向けて増設に着手したものとETNWSは分析した。

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2021年07月15日

TCL、QLED/ミニLED採用の4Kスマートテレビ「C825」など4シリーズ7機種

7/15(木) PHILE WEB

TCLジャパンエレクトロニクスは、量子ドットLED技術「QLED」/Mini LEDライト搭載、かつサウンドバー/サブウーファー搭載で、画質/音質面とも強化した4Kチューナー内蔵スマートテレビ「C825」をはじめとする、テレビ製品4シリーズ7機種を8月上旬より順次発売する。各シリーズ/型番、発売時期と市場想定価格(税込)は以下の通り。

TCLの量子ドットテレビ構造イメージ

■C825シリーズ
・65型「65C825」 8月上旬予定/250,000円前後
・55型「55C825」 8月上旬予定/200,000円前後

・C728シリーズ
・75型「75C728」 9月予定/200,000円前後
・65型「65C728」 8月上旬予定/130,000円前後
・55型「55C728」 8月上旬予定/110,000円前後

・P725シリーズ
・50型「50P725A」 8月上旬予定/80,000円前後

・S5200シリーズ
・40型「40S5200B」 8月上旬予定/55,000円前後

C825シリーズは、量子ドットLED「QLED」とMini LED技術の採用に加え、フロントサウンドバーとサブウーファーを搭載したプレミアムモデル。従来の同社製4K液晶テレビに比べて色域拡大を実現し、豊富な色彩で自然に近いカラーを表現できるとのこと。

さらに、量子ドットフィルムにより青色LEDライトをナノメートルサイズの粒子に吸収し、波長の違う光へ変更する仕組みとすることで、色ロスが少なく、鮮明な色彩を映し出すことができるとしている。

ディスプレイ直下には数千個ものMini LEDライトを採用しており、エリア毎にライトのON/OFFを制御する「ローカルディミング技術」を搭載。これにより暗い領域は暗く、明るい領域が明るく、コントラスト比を高めた高精細でリアルな映像表現を実現する。



パネルには通常より反射率を約46%カットしたという、低反射パネルを採用。これにより外光や照明などによる映り込みを抑えた。また、120Hzの倍速駆動技術を採用し、残像感を低減。上述の通りドルビービジョンにも対応するほか、HLG/HDR 10もサポートする。

音質面ではフロントにOnkyoブランドのサウンドバーを、背面にサブウーファーを搭載。実用最大出力は50W(15Wx2+20W)。ドルビーアトモス再生にも対応する。

BS 4K/110度CS 4Kチューナー、地デジ/BS/110度CSチューナーをそれぞれ2基搭載。Dolby TrueHDをサポートするeARC対応のHDMI 2.1端子を備えており、テレビ経由でオーディオ機器からDolby TrueHD 5.1chで音声を出すことが可能。

入出力端子は上述のHDMI 2.1を含め、HDMI端子が3系統(Ver2.1/Ver2.0a対応×1、Ver2.0a/1.4a対応×2)、USBが2系統(2.0/3.0×各1)、ビデオ入力/LAN/ヘッドホン出力/光デジタル音声出力が1系統ずつ。Wi-Fi(2.4G/5G)機能も内蔵する。

C728シリーズも同じくQLEDを採用した4Kスマートテレビのハイスペックモデル。テレビ画面を1,296ゾーンに分割し、それぞれのエリアの映像情報を細かく分析する「マイクロディミング」機能を搭載し、繊細な部分まで明暗をくっきりと描き奥行き感を表現する。

ほか映像面ではC825リーズ同様に、ドルビービジョン/HLG/HDR 10をサポートし、120Hzの倍速駆動技術も採用する。BS 4K/110度CS 4Kチューナー、地デジ/BS/110度CSチューナーもそれぞれ2基搭載。本機はサウンドバー/サブウーファーは非搭載で、入出力端子はC825シリーズ同様となる。

P725シリーズはこれまでの43型に加えて、50型モデル「50P725A」を追加。50型モデルでは新たにHDR対応のWCG(Wide Color Gamut:広色域)を採用し、色彩が豊富であらゆるシーンを鮮やかに描くことができるとしている。

ほか「マイクロディミング」機能を搭載。映像面ではドルビービジョン/HLG/HDR 10、音質面ではドルビーアトモスに対応。eARC対応のHDMI 2.1端子も装備する。BS 4K/110度CS 4Kチューナー、地デジ/BS/110度CSチューナーは本機も2基ずつ搭載。入出力端子は入出力端子はC825/C728シリーズ同様となる。

フルHDスマートテレビ「S5200シリーズ」には40型モデル「40S5200B」がラインナップに追加された。Androidシステムを搭載し、地デジのみならずYouTubeやAmazonプライムビデオ、Hulu、Netflixなど豊富なネット動画サービスに対応する。

地デジ/BS/110度CSチューナーは2基搭載。クロームキャスト機能を内蔵し、スマートフォンで視聴している映像をテレビ画面に映し出すことも可能。またGoogleアシスタント対応で、リモコンからの音声操作にも対応する。入出力端子はHDMI Ver 1.4a対応が2系統、USB 2.0/ビデオ入力/LAN/ヘッドホン出力/光デジタル音声出力が1系統ずつ。Wi-Fi(2.4G/5G)機能も内蔵する。

同社は今回の新製品投入を機に、テレビ事業における2021年内の販売目標として市場シェア5%、2022年には市場シェア8%の達成を目指すとしている。
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新型MacBook Pro、ミニLED歩留まり低迷で発表に遅れ 台湾報道

2021-06-10 EMS One


米アップル(Apple)が、米国時間2021年6月7日に開幕した開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)2021」で、ディスプレイにミニLED(Mini LED)を搭載したノートパソコン(NB)の最上位機種「MacBook Pro」を発表するとの観測があったが、実際には発表がなかった。

これについて、ミニLEDの歩留まり低迷で量産開始が計画より1〜2四半期遅れたことが影響したとする調査会社のレポートが、アップルのサプライチェーンが集積する台湾で注目されているようだ。

一方、ノートPC(NB)受託製造で世界最大手の台湾クアンタ(Quanta Computer=広達電脳)が、中国上海郊外にある松江工場で、ミニLED(Mini LED)ディスプレイを搭載した米アップル(Apple)のNB「MacBook Pro」新型の生産要員を大量に採用し始めたようだ。

また、タッチパネル大手の台湾GIS(業成)が、米アップル(Apple)のノートパソコン(NB)「MacBook Pro」に搭載するミニLED(Mini LED)ディスプレイのパネルモジュール(LCM)量産を2021年第2四半期(4〜6月)中にも始める模様だ。
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【EMS/ODM】アップルのミニLEDサプライチェーン、4社が新規参入 立訊・オスラム・三安・Tripod

2021-07-13 EMS One

米アップル(Apple)のウオッチャーとして著名な天風国際証券アナリストの郭明錤(Ming-Chi Kuo)氏は2021年7月9日付レポートで、中国LUXSHARE-ICT(立訊精密)、中国San’an(三安光電)、独オスラム(OSRAM)、台湾Tripod(建鼎)の4社が、アップルのタブレット端末「iPad」とノートパソコン(NB)に搭載するミニLED(Mini LED)ディスプレイの新たにサプライチェーン入りしたとの見方を示した。
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2021年07月01日

LGがミニLED適用のLCD TV「LG QNED MiniLED」を発売

2021年7月1日 コリア・エレクトロニクス

LG電子がミニLEDを適用したプレミアムLCD TVの「LG QNED MiniLED」を発売する。

LG電子は、今週、北米の主要な販売代理店の供給を開始し、日本、ヨーロッパ、韓国など世界の主要市場でLG QNED MiniLEDを順次発売する。

LG電子は、解像度(8K / 4K)、大きさ(86/75/65型)などの仕様別に、3つのシリーズのQNED MiniLEDモデルを出し、超大型プレミアムLCD TV市場を集中攻略する計画だ。

LG QNED MiniLEDはミニLED光源と独自広色域(WCG:Wide Color Gamut)技術」量子ドットナノセルカラーテクノロジー」を適用した。

LG電子は、LCD TVの画面の裏側から光を照らすバックライトに従来のLCD TVに比べ光源の大きさを大幅に減らしたミニLEDを適用し、光源の数を大幅に増やした。 86型8K解像度製品(モデル名:86QNED99)の光源の数は、約3万個、画面分割駆動(ローカルディミング)エリア数は2,500個に達し、LCD TVの慢性的な欠点として指摘受けてきたコントラスト比を従来比10倍以上高めた。

量子ドット(Quantum Dot)とナノ細胞(Nanocell)物質を同時に活用する量子ドットナノセルのカラーテクノロジーは、正確で豊富な色を表現してくれる。その間プレミアムLCD TV市場で広色域再現性能を認められてきた量子ドットとナノセル技術を同時に利用することはLG QNED MiniLEDが初めてだという。

LG QNED MiniLEDの韓国出荷価格は、8K製品が509万ウォン〜1,680万ウォン、4Kは319万ウォン〜820万ウォンだ。

LG電子TV商品企画担当ベク・ソンピル常務は「LG QNED MiniLEDは、光制御と色表現などでLCD TVの進化の頂点に達した製品」とし「最上位ラインナップであるLG OLED TVを筆頭にプレミアムTV市場でのリーダーシップをさらに強固するだろう」と強調した。

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2021年06月08日

大型ディスプレイ市場、2026年に186億ドル

June, 7, 2021, Laser Focus World

Northbrook--マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「大型ディスプレイ市場、COVID-19の影響分析、提供品、タイプ、技術(直視型LED、LED-バックライトLCD)、サイズ、明るさ、インストレーション場所、アプリケーション(小売、ホスピタリティ、スポーツ、教育)、地域、2026年までのグローバル予測」によると、市場規模は、2021年に131億ドル、2021-2026年にCAGR 7.2%成長で、2026年に186億ドルに達する見込である。

この市場の成長を後押しする主因は、商業分野、大型デイスプレイ関連の技術革新と進歩、教育、ヘルスケア、スポーツ&エンタテインメント業種から4K、8K高解像度商用グレード大型ディスプレイの需要急増、不動産や公共インフラストラクチャ開発プロジェクトで新興経済圏による投資増など。

予測期間に直視型ファインピクセルLEDセグメントが高CAGR成長
直視型ファインピクセルLED(マイクロLEDなど)技術をベースにした大型ディスプレイ市場は、予測期間に最高CAGR成長が見込まれている。高輝度、鮮明さ、インストールのしやすさ、拡張性、広い視野角、長寿命などの利点によるものである。これらの利点により、大型デイスプレイは、屋外と屋内環境の両方での利用に最適である。さらに、大手ディスプレイメーカーからの100インチ超えスクリーンサイズで、ファインピクセルLED技術ベースの設定済みオールインワン直視型LEDディスプレイの商用開発が、今後、これらディスプレイの成長市場を牽引すると予測されている。

2026年、屋内インストール分野が最高市場シェア
インストール場所では、大型ディスプレイ市場の屋内インストールセグメントが、予測期間に高いCAGR成長が見込まれている。この成長は、小売、教育、企業や放送およびホスピタリティアプリケーションで大型ディスプレイの普及率が高いことによるものである。これらのアプリケーションで屋内ディスプレイの高需要は、主に没入型と高度双方向性ディスプレイ技術の採用増によるものである。さらに、コマンドとコントロールセンタ、屋内設定公共の場所などでビデオウォールディスプレイの導入増が、屋内環境向け大型ディスプレイの市場成長につながった。セルフサービスタッチベースキオスクの採用増、これは小売アプリケーションの顧客がデジタル製品を閲覧し、購入できるようにするもので、これが屋内環境における大型ディスプレイ市場を加速すると予測されている。

2026年、APACが大型ディスプレイ市場で最大シェア
 2026年、APACは、デジタルサイネージ市場で最大シェアを占めると予測されている。中国、韓国、日本、他のAPAC諸国における5G技術の商用化促進が、ワイヤレス通信インフラストラクチャにおける進行中の技術進歩と相俟って、接続デバイスや関連技術の需要に拍車をかけると見られている。これが、商用、機関向け、インフラストラクチャ、産業アプリケーションにおける大型ディスプレイ需要を促進する。

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2021年06月03日

○2021年MiniLEDバックライトTV出荷、300万台に

May, 26, 2021, Laser Focus World

Taipei--TrendForceの調査によると、過去2年、Samsung, LG, TCL, および Xiaomiなどのブランドが独自のMiniLEDバックライトTVsを発売した。2021年に年間の出荷は、260万〜300万台に達すると予測されている。韓国ブランドがハイエンド市場で先行し、中国ブランドもコスト効果の優れたモデルの出荷を増やしているからである。

TrendForceの現在のTV市場分析によると、OLEDモデルはハイエンドTVsと同義になっている。OLEDモデル高い彩度とハイコントラスト比は、いずれも消費者が支持する高品質画像を達成するからである。とは言え、LG DisplayがOLED TVパネルの唯一のサプライヤであり、OLED TVの小売価格に低下の兆しは見られない。したがって、TVブランドは、MiniLEDバックライトTVsの提供に移行した、これも同じように高輝度とハイコントラスト比の優位性を売り物にしている。OLED TVsとMiniLEDバックライトTVsは現在のハイエンドTV市場の勢力図を形成しただけでなく、これら二種類の製品は、いずれハイエンドTV仕様の新たな標準になると見られている。

SamsunのMiniLED製品、ミッドレンジおよびOLED TVsと競合するハイエンド市場セグメントを再定義
 Samsunは、2021年に最新のNeo QLED製品を正式発表した。これらのTVsは、様々な特徴を誇示している。MiniLEDバックライティング、55〜85インチディスプレイサイズ、4Kおよび8K解像度、バックライト光源として8,000-30,000の Mini LEDチップ、500-2,500バックライトゾーン,コントラスト比 1,000,000:1、量子ドット技術(高い彩度生成)。これらの特徴によりSamsunは、ハイエンドセグメントでOLED TVsと対等に競争でき、MiniLEDバックライトTVsの可能性を高めている。

中国ブランド、優れたコスト効果の製品で市場シェアを獲得し、MiniLED TVsの大きな成長ドライバー
 中国TVブランドTCLとXiaomiは、韓国競合よりも先に製品を発表することで、Samsunに先行してMiniLED TV市場で存在感を高めている。特に、TCLのミッドレンジ6シリーズの特徴は、240バックライトゾーンで3840 MiniLEDチップとして、製造コストの柔軟性を高めている。例えば、TCLの75インチ、4K UHD 6シリーズTVsは、Samsunの同等製品よりも約2000ドル低価格で販売しており、TCL製品は、限られた予算のアーリーアダプタに極めて魅力的になっている。優れたコスト効果の製品を提供するという戦略を採用することでTCLは、2020年、120000のMiniLEDバックライトTVを出荷することができた。TrendForceによると、TCL製品のようなコスト効果の優れた製品が、2021年MiniLED バックライトTVsの出荷増において引き続き極めて重要な役割を担っている。

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2021年06月01日

○2021年MiniLEDバックライトTV出荷、300万台に

May, 26, 2021, Laser Focus World

Taipei--TrendForceの調査によると、過去2年、Samsung, LG, TCL, および Xiaomiなどのブランドが独自のMiniLEDバックライトTVsを発売した。2021年に年間の出荷は、260万〜300万台に達すると予測されている。韓国ブランドがハイエンド市場で先行し、中国ブランドもコスト効果の優れたモデルの出荷を増やしているからである。

TrendForceの現在のTV市場分析によると、OLEDモデルはハイエンドTVsと同義になっている。OLEDモデル高い彩度とハイコントラスト比は、いずれも消費者が支持する高品質画像を生成するからである。とは言え、LG DisplayがOLED TVパネルの唯一のサプライヤであり、OLED TVの小売価格に低下の兆しは見られない。したがって、TVブランドは、MiniLEDバックライトTVsの提供に移行した、これも同じように高輝度とハイコントラスト比の優位性を売り物にしている。OLED TVsとMiniLEDバックライトTVsは現在のハイエンドTV市場の勢力図を形成しただけでなく、これら二種類の製品は、いずれハイエンドTV仕様の新たな標準になると見られている。

SamsunのMiniLED製品、ミッドレンジおよびOLED TVsと競合するハイエンド市場セグメントを再定義
 Samsunは、2021年に最新のNeo QLED製品を正式発表した。これらのTVsは、様々な特徴を誇示している。MiniLEDバックライティング、55〜85インチディスプレイサイズ、4Kおよび8K解像度、バックライト光源として8,000-30,000の Mini LEDチップ、500-2,500バックライトゾーン,コントラスト比 1,000,000:1、量子ドット技術(高い彩度生成)。これらの特徴によりSamsunは、ハイエンドセグメントでOLED TVsと対等に競争でき、MiniLEDバックライトTVsの可能性を高めている。

中国ブランド、優れたコスト効果の製品で市場シェアを獲得し、MiniLED TVsの大きな成長ドライバー
 中国TVブランドTCLとXiaomiは、韓国競合よりも先に製品を発表することで、Samsunに先行してMiniLED TV市場で存在感を高めている。特に、TCLのミッドレンジ6シリーズの特徴は、240バックライトゾーンで3840 MiniLEDチップとして、製造コストの柔軟性を高めている。例えば、TCLの75インチ、4K UHD 6シリーズTVsは、Samsunの同等製品よりも約2000ドル低価格で販売しており、TCL製品は、限られた予算のアーリーアダプタに極めて魅力的になっている。優れたコスト効果の製品を提供するという戦略を採用することでTCLは、2020年、120000のMiniLEDバックライトTVを出荷することができた。TrendForceによると、TCL製品のようなコスト効果の優れた製品が、2021年MiniLED バックライトTVsの出荷増において引き続き極めて重要な役割を担っている。


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第5世代「iPad Pro」深掘りレビュー。進化した“最強パフォーマンス”、その見どころは?

6/1(火) PHILE WEB

アップルが5月21日に発売した第5世代の12.9インチiPad Pro。世代を重ねるごとにアップデートされてきた本シリーズだが、今回はミニLEDバックライトシステムを搭載する「Liquid Retina XDRディスプレイ」、アップル独自設計の「M1チップ」、高速・大容量ストレージや5G対応など最新モデルの見どころにスポットをあててレビューしたい。

■12.9インチiPad ProがミニLEDバックライトシステムを搭載

アップルが今期発売したiPad Proも、12.9インチと11インチの2モデル展開。カラーバリエーションはシルバーとスペースグレイの2色。それぞれに5G通信に対応するCellular+Wi-Fiモデルと、Wi-Fi単体のモデルがある。Wi-Fi通信は最新高速規格のWi-Fi 6対応になった。モバイル通信を利用する場合に物理SIMとeSIMが使える仕様は、2020年モデルのiPad Proと一緒だ。

本体のフロント側いっぱいにディスプレイが広がるオールスクリーンデザインも前世代のモデルから受け継ぐ。

注目したいポイントは画面の大きな12.9インチiPad Proの方にだけ、新開発のミニLEDバックライトシステムを搭載するLiquid Retina XDRディスプレイが採用されたことだ。11インチのiPad ProはLiquid Retinaディスプレイとなる。最初にこのLiquid Retina XDRディスプレイの実力から確かめていこう。

■最大輝度1,600ニット。HDRネイティブ表示に対応

ミニLEDはリビングシアター用の大画面テレビやPC用モニターにも少しずつ採用が広がる液晶ディスプレイの技術だ。バックライトモジュールを分割してエリアごとに輝度をコントロールするローカルディミングの精度を、極小サイズのLEDバックライトシステムを使うことでさらに高めて、画質の向上とともにデバイス全体で消費する電力の効率化を図る。

アップルが公開したLiquid Retina XDRディスプレイの仕様をおさらいしよう。カスタム設計された1万個以上のミニLEDを均一に配置したバックライトシステムは2,596のゾーンに分割され、独自のアルゴリズムによるローカルディミングで画質を制御する。

パネルの解像度と画素密度は2020年発売の第4世代のモデルから変えていないが、iPadとして初めてHDR映像コンテンツのネイティブ表示に対応したことが大きく効いている。

画面の明るさはSDR映像コンテンツを表示した場合、第4世代のモデルと同じ最大600ニットになる。HDRコンテンツを表示するとさらに1,000ニットから、最大1,600ニットまで再現できる輝度の幅が伸びる。コントラスト比は100万対1とした。

■第4世代の12.9インチiPad Proと映像を比較した

アップルは新しいiPad Proのディスプレイについて詳細を解説したページの中で、IPS液晶パネルと高輝度バックライトシステム、カスタム光学フィルムなどにより、明暗比の大きな映像の輪郭部分に光のにじみが表れる「ブルーミング効果」または「ハロー現象」とも呼ばれるノイズが表れないように細かく調整を行ったとしている。

高い処理性能を誇るM1チップと独自のアルゴリズムにより、ディスプレイのミニLED層とLCDパネルの層を個別にピクセル単位で制御しながら素速く調光ゾーンの移動を繰り返し、被写体の輪郭ぼけを抑えているという。

第5・第4世代の12.9インチiPad Proを並べて、iMovieアプリで作成した黒背景の画面にホワイトのテロップが左右に流れる動画をそれぞれの画面に表示して見比べた。確かに明るいテロップの文字周辺に光彩が広がるものの、肉眼視ではさほど気になるものではないと筆者は感じた。

むしろ、新しいiPad ProがついにHDR映像のネイティブ表示の壁を打ち破ったことにより得られる高画質化のメリットの方が大きい、と実感できるものがある。

例えばiPhone 12 Pro Maxで撮影した動画を新旧iPad ProにAirDropで転送して見比べてみると、明るい箇所はまぶしいほどピークが立ち、空に浮かぶ雲の明るい部分の階調を破綻なく立体的に描き込む。空色の鮮やかさ、明部から暗部に渡る雲の色の淡い階調再現も新世代のiPad Proの方が圧倒的にリアルな映像を楽しませてくれた。

■鮮やかな色彩。引き締まった黒色

さらに、新しいiPad ProのLiquid Retina XDRディスプレイは画面の黒浮きも見事に抑え込む。先ほどの黒背景の映像を新旧世代のiPad Proで見比べてみると明らかだった。直下型ローカルディミングの精度の底力が伝わる。初めてミニLEDを搭載したiPadとしてはとても高いレベルに到達している。アップルの選択は成功だと筆者は思う。

ドルビービジョン対応の映画『アリー/スター誕生』は映像に圧倒的な迫力の差が出る。冒頭のシーンから新しいiPad Proが深みのある明暗と色彩を描き分けた。ギターの緑色が明るく煌びやかだ。スポットライトに照らされる人物の肌の色が艶めかしい。それでも全体のバランスをギラつかせずに自然なバランスに整えている。人物の黒いスーツの細やかな質感を引き立たせる暗部階調の再現力にも引きつけられた。


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2021年05月27日

○12.9インチiPad ProのミニLED画面、色にじみは不可避とディスプレイ専門家が分析

2021/05/27 Engadget 日本版

先週発売された新型12.9インチiPad Proには新方式のLiquid Retina XDR画面が採用されていますが、一部ユーザーからはブルーミング(開花/色のにじみ)現象が起きていると報告されています。これにつきディスプレイ専門家から、現状のモデルでは避けられないとの分析が述べられています。

Liquid Retina XDR画面は従来の液晶+バックライトの構造はそのままに、バックライトを微小なLED(ミニLED)に分割してローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせることで、エリアごとの点灯・消灯ができる技術を用いています。

アップルは公式サポート文書にて、一般的なローカルディミングシステムではミニLEDが極端に明るくLED領域が液晶ピクセルよりも大きいため、わずかにブルーミング効果が発生するとのこと。しかしXDR画面では、それを改善したと説明していました。

しかし複数のユーザーからブルーミング現象が起きたと報告が相次いでおり、注目を集めていたかっこうです。

新12.9インチiPad Proには、2596もの分割直下型ローカルディミングゾーンを採用したと謳われています。が、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏いわく、ブルーミング効果を防ぐためには、さらに多くのローカルディミングゾーンが必要だったとのこと。それと合わせて、従来の液晶パネルとミニLEDパネルの違いが図解されています。

すなわち従来型の液晶ディスプレイでは黒は灰色っぽく見えてしまい、コントラスト比も5000対1に過ぎないもののハロー効果(周囲も引きずられて明るく見えるブルーミング現象)は生じません。かたやミニLED画面は黒をきれいに表現し、コントラスト比も最大100万対1にも及ぶものの、ハロー効果が生じてしまうというわけです。

こうしたハロー効果は、液晶のコントラスト比を上げてローカルディミングゾーンを増やせば軽減すると述べられています。つまり現状のハードウェア仕様では、どうしようもなく避けがたいと示唆されている模様です。

さらにYoung氏は、有機ELパネルを採用すればこの問題は発生しないとも述べています。画面そのものが(1つの画素を構成するサブピクセルが)光る自発光方式の有機ELにはバックライトがなく、ピクセルと光のズレも生じようがないので当然のことでしょう。が、そもそもアップルがミニLED技術を採用した理由の1つが焼き付きに強い(有機ELは有機物質を含むため焼き付きが生じやすい)と推測されており「それを言ってはおしまい」の感もあります。

この問題が今後のソフトウェアアップデートにより緩和されるかどうかは、記事執筆時点では不明です。以前、ミニLED搭載モデルのほか有機ELモデル発売の噂も伝えられていましたが、今後そちらも登場する可能性があるのかもしれません。


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2021年05月26日

○2021年LED市場収益、165億3000万ドル、自動車/MiniLEDが貢献

 May, 20, 2021 Laser Focus World

 Taipei--TrendForceの調査によると、2020年COVID-19パンデミックの影響により、LED収益が下降トレンドとなるだけでなく、この減速は近年まれに見る規模に達した。しかし、1H21年にワクチン接種が始まり、LED市場の長期にわたり抑制されていた需要が、ドン底から回復すると予測されている。したがって、世界のLED市場収益は、今年は対応する回復を経験しそうである。予測では、2021年、前年比8.1%増、165億3000万ドルに達する見込である。この増加の大部分は、4つの主要カテゴリー、自動車LED、Mini/MicroLED、ビデオウォールLED、それにUV/IR LEDである。

 TrendForceは、NEV(新エネルギー車)の急成長を予測している。また今年は従来の化石燃料車輌の新モデルでLED照明ソリューションの採用が加速し、2020年以来、自動車LEDソリューションの浸透率が継続的に上昇する見込である。2021年自動車LED収益は、29億3000万ドル前年比13.7%増に達する見込である、これは全LEDアプリケーションの中で最速成長セクメントとなる。

 一方、ディスプレイアプリケーションで新興のMini/MicroLED技術需要が、今年は激増している。特に、最新の12.9インチiPad ProやSamsun TVsは、いずれもMini LEDバックライティング技術が特徴であり、これらの製品がMini/MicroLED収益を2021年、前年比265%増、3億8000万ドルに押し上げる。こうしてMini/MicroLED分野は、4カテゴリーの中で2番目に大きな成長分野となる。3番目に来るのは、ビデオウォール市場である。2021年ビデオウォールLED収益は、前年比12%増、17億8000万ドルに達する見込である。

 UV/IR LED市場の全セグメントの中でUV-C LEDセグメントがパンデミックの始まりにより、大きな注目を集めていることは指摘しておくべきだろう。様々なアプリケーションが、UV/IR LED収益を前年比27%増、8億3000万ドルに押し上がると予測されている。

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○Nanosys、MicroLED企業glōを買収

May, 25, 2021 Laser Focus World

 Silicon Valley--量子ドット発光材料と技術の業界パイオニア、サプライヤ、Nanosysは、glō買収を発表した。glōは、MicroLEDデイスプレイの技術系企業。

 この取引により、Nanosysの機能と技術提供が著しく拡大し、将来のディスプレイ用MicroLEDとnanoLEDデイスプレイ技術の広範な採用に向けた同社の開発と進歩が加速する。

glōは、2003年設立、独自の方法とプロセスをベースにした高効率xGaN microLEDsを開発した。今回の買収は、Nanosysの技術ロードマップで重要な役割を満たし、NanosysはMiniLEDからOLED、MicroLED、NanoLEDまでの全ての技術でディスプレイの未来をリードするようになる。買収に先立ち、glōは、2億ドルを超える技術投資を行っており、これはクラス最高のMicroLEDエピタキシー、デバイスおよび移転技術の資金となり、最小サイズの優れたMicroLEDパフォーマンスが実現する。

Yole DéveloppementのEric Vireyによると、この買収によってNanosysは、将来のディスプレイアプリケーション全てに対処する独自の広範な技術ポートフォリオを持つことになる。「MicroLEDは、最高の可能性をもつディスプレイ技術の1つであるが、問題が1つある。コストだ。この潜在力で期待通りの結果を出すには、MicroLEDピクセルは、ウルトラスモール、高輝度、優れたコスト効果でなければならない。現在、市場には、ウルトラスモールで高輝度ピクセル、コスト効果の優れたmicroLEDソリューションが存在しない。microLEDと量子ドットをいっしょにすることで、この市場の成長可能性を解放する素晴らしい機会が訪れる」とコメントしている。

「Nanosysは、過去20年で当社独自の量子ドット技術の力強い成長市場を築いた。ベストの量子ドットとmicroLED技術を統合することでNanosysは、製造コストを下げ、性能を最大化することでmicroLEDの破壊的潜在力を解放する。同時に、われわれは最小にして最高輝度、最小コストのピクセルを作ることができる。これによりmicroLEDは、主要TV市場に浸透し、AR、自動車などの新しいアプリケーションに扉を開くことができる」とNanosys社長&CEO、Jason Hartloveはコメントしている。

glōの買収は、Nanosysの知的所有権(IP)ポートフォリオを著しく拡大し、同社は、2000億ドルのディスプレイ市場にマージンリッチな破壊的ソリューションを提供し続けることができるようになる。

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2021年05月13日

○次世代ARグラス、スマートグラス用マイクロLEDディスプレーに応用されるマイクロUV-LEDチップの超微細化及び、量産技術の開発に成功

ナイトライド・セミコンダクター株式会社 2021年5月10日

超微細化したチップサイズ12μm×24μmのマイクロUV-LEDチップを、1ウエハから約1400万チップ獲得でき、コストは従来の4分の1になりました。

マイクロLEDディスプレーは、液晶及び有機ELディスプレーの次世代ディスプレーとして、米国アップル社他、各国企業が開発に力を入れていますが、これらの企業が取り組む、赤、青、緑のマイクロLEDチップを応用する方式では、特に赤色のLEDチップの50μm以下の微細化が困難で、開発が遅れています。弊社のグループは、マイクロ紫外線(以下UV)LEDを使用して赤、青、緑色の蛍光体を励起する方式で、ディスプレー開発を進めており、実用化にあたって、マイクロUV-LEDチップのコスト削減が課題でした。

◇要旨
弊社の2018年11月設立100%出資子会社株式会社マイクロ・ナイトライドは、他社に先駆けて波長385nmのマイクロUV-LEDチップの開発に取り組んで参りました。従来のマイクロUV-LEDのチップサイズは、16μm×48μmで、チップの間隔は横方向10μm縦方向30μmと広く、ウエハから獲れる数量が4インチウエハから約340万チップでした。今回、開発のマイクロUV-LEDチップは、チップサイズが12μm×24μmと超微細で、チップ間隔は縦・横方向共5μmとなり、4インチウエハから獲得できるチップ数は、約1400万チップと約4倍になり、1チップ当りのコストが従来チップの4分の1となりました。また、電気特性的にも、良好な電気特性を確認し、近い将来の実用化に向けて大きく前進しました。

25mm角サイズのディスプレーを作製する場合、30万個のマイクロLEDチップが必要ですが、1枚のウエハから11枚のマイクロLEDディスプレーが作製できます。(全てのチップはICドライバーで制御されてフルカラー画面を表示)

補足:結晶成長したウエハは、反りが3次元に発生するので、比較で分かり易く表現すると粒径10μm〜100μmの食用小麦粉の細かい小麦粉のサイズのチップ上に正確なパターニングをして分離するのは高度な技術力を要する。


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