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2018年06月16日

button_15.jpg  Galaxy S10(仮)はディスプレイ振動式スピーカーを搭載か

6/15(金) Engadget 日本版

サムスンがディスプレイにスピーカーを内蔵したスマートフォンを来年リリースすることが、韓国紙によって指摘されています。これにより、新型Galaxyスマートフォン(Galaxy S10?)ではその本体デザインが変化することが予測されているのです。

韓国電子新聞のetnewsは、サムスンとLGディスプレイがトランスミッターをなくしたフルスクリーン有機ELディスプレイを開発しており、来年には製品化を目指していると報じています。まさサムスンは先月にその試作品「サウンドディスプレイ」を披露しており、LGを一歩リードしているようです。

このサウンドディスプレイはその名前のとおり、パネルにアクチュエーターが搭載され振動することでサウンドを再生します。音を聞くには耳を近づける必要がありますが、逆に耳や頭にくっつけて「骨伝導イヤホン」のように音を聞くこともできるそう。またLGディスプレイも、TV製品にて画面振動による音楽再生「クリスタルサウンド」を実用化しており、スマートフォン向けの技術開発をすすめています。

このようにディスプレイの振動を利用したスマートフォンには、中国Vivoが先日発表した「Vivo NEX」があります。これはポップアップ式フロントカメラを採用することで「ノッチ」を排除し、全画面ディスプレイを実現した端末ですが、スピーカーのディスプレイへの埋め込みもそのデザインに一役買っています。

サムスンのスマートフォンにはディスプレイ上部にカメラやスピーカーを搭載したベゼルが存在しますが、開発中のサウンドディスプレイを採用すれば、新型Galaxyからベゼルが完全に排除できる可能性もあります。フロントカメラの置き場所をどうするかという問題は残りますが、よりデザインの自由度が上がることは間違いないでしょう。

この技術が来年1月の投入が予測されている「Galaxy S10(仮称)」に投入されるかどうか、今から楽しみです。

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
2018年06月11日

button_15.jpg  Huaweiがサムスンディスプレイか6.9インチの有機ELパネルを購入

2018-06-11  The Bell

グローバル3位、中国1位のスマートフォンメーカーHuaweiが歴代最高サイズのプレミアムスマートフォンを準備している。サムスンディスプレイの7インチに近い有機EL(OLED)パネルを注文した。超小型タブレットPCと同様のサイズで、スマートフォンの大型化の頂点であるという評価だ。Huawei社は、注文したパネルを、第4四半期や来年の第1四半期発売される戦略フォンに適用する見込みである。

8日、ディスプレイ業界によると、サムスンディスプレイはHuawei社から6.9インチサイズのリジッド(平らな)OLEDパネル注文を受け、現在のサンプルを納品している。本格的なパネルの供給は今年第3四半期に予定されたことが分かった。

供給時期を考慮すると、Huawei社は、下半期の戦略フォンのメイトシリーズにこのパネルを適用する可能性がある。Huawei社は、昨年10月16日にメイト10とメイト10 PROをドイツで公開した。画面サイズがあまりにも大きいため、別のラインナップで発売されるという観測もある。

6.9インチはHuawei社は、サムスンディスプレイに注文した歴代リジッドOLEDパネルの中で最も大きいサイズである。サムスンディスプレイリジッドOLEDパネルが搭載された今年上半期の戦略フォンP20とP20 PROは、サイズがそれぞれ5.8インチ、6.1インチである。メイト10とメイト10 PROもそれぞれ5.9インチ、6インチである。今回に注文したパネルのサイズは、先進のモデルよりも0.8〜1.1インチや大きくなったことで、破格の試みをしたものと見ることができる。

Huawei社今回の新モデルは、競合他社の大画面モデルも顔負けの大きさだ。グローバルスマートフォン1位のサムスン電子は今年の下半期発売予定のギャラクシーノート9が歴代最高サイズの6.38インチで発売される。アップルは、今年の下半期に発売予定の新作3種のいずれかが6.46インチOLEDパネルを採用し、最大サイズになる。

業界では、Huawei社は、中国プレミアム市場を先取りするための戦略を選んだものと解釈する。中国は、テキスト面積の広い漢字を使用しているので、他の国に比べ、消費者が比較的大画面を好む。アップルが今年歴代最高サイズのiPhone(6.46インチ)を発売したことも、中国市場を狙ったという解釈がある。Huawei社は、iPhoneよりも大きいスマートフォンで市場獲得に乗り出したという分析だ。

一方、Huawei社は、中国のスマートフォン市場で今年第1四半期あたりのシェアが21.2%で1位(SA調査)である。Huawei社のグローバルシェアは同期間に11.4%で、サムスン電子(22.6%)とアップル(15.1%)に次いで3位だ。

button_15.jpg  中国のOppo、戦略スマートフォンに「エッジ」のデザイン、サムスンのフレキシブル有機EL採用

2018-06-05 The Bell

中国のスマートフォンの2位のOppoが、自社のスマートフォンに最初に「エッジ」のデザインを適用する。サムスンディスプレイが製造したフレキシブルOLED(有機EL)パネルを採用したデザインの変更である。サムスンディスプレイにとっては、より単価が高いパネルを供給することになった。

4日、ディスプレイ業界によると、サムスンディスプレイは今月末からOppoに6.42インチフレキシブルOLEDパネルを供給する。サムスンディスプレイがOppoにフレキシブルOLEDパネルを供給したのは今回が初めてだ。従来はリジッドOLEDパネルだけを供給した。

OppoがフレキシブルOLEDパネルを注文したのは、左右の枠を局面にする「エッジ」デザインの適用のためだ。エッジは、サムスン電子のギャラクシーSとノートなどに採用されてきたデザインで、サムスンのフラッグシップモデルの特長とすることができる。サムスンに続き、中国の主要メーカーまでエッジデザインを採用したわけだ。Oppoはエッジデザイン戦略フォンを7〜8月に発売すると予想される。

Oppoは「エッジ」のデザインだけではなくて、今年初めに発売した戦略モデルR15にアップルがリリースした「ノッチ」のデザインを適用した。ノッチの設計は、アップルが昨年末に発売したiPhoneのX(テン)が最初の適用で、新しいトレンドとなっている。Oppoは「エッジ」と「ノッチ」のデザインを並行採用するツートラック戦略を採用している。

「エッジ」のデザインモデルはOppoのプレミアムモデル(Rシリーズ)の中でも最高のモデルに位置付けされることができる。現存するパネルの価格が最も高いフレキシブルOLEDパネルが搭載されるからである。フレキシブルOLEDの単価は100ドル前後に達する。一方、ノッチデザインR15に搭載されたパネルは、リジッドOLEDで価格が20ドル前後である。リジッドOLEDパネルは、LCDパネルとの価格競争で、最近1年間で単価が大きく落ちたことが分かった。

サムスンディスプレイには好材料だ。韓国(サムスン電子)と米国(アップル)に次いで世界最大の消費国の中国の現地スマートフォンメーカーまで、高価なフレキシブルOLEDパネルを買い始めた。

OppoがOLEDパネルを最初に搭載した2016年のR9は、中国、単一のモデルの販売台数1位(1700万台)を記録し、中国のフラッグシップトップモデルとして浮上した。後続のR11も高い販売量を記録し、昨年第3四半期のOppoは、中国のシェア1位上がったこともあった。

2018年06月08日

button_15.jpg  次世代iPhone、ペガトロンに大貢献も

2018年6月8日 ワイズニュース

 8日付経済日報は英国メディアの報道を基に、米アップルのスマートフォン「iPhone」の新製品3機種は、9月11日に発表、21日に発売されるとの予測を伝えた。市場関係者は、うち6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載機種の今年の出荷台数は1億2,000万台と、3機種全体の65〜75%を占めるとみており、LCD機種を主に受託生産するとされる和碩聯合科技(ペガトロン)、および傘下の筐体(きょうたい)メーカー、鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)の業績が大幅に成長しそうだ。

 英国の科学技術ウェブサイト「エキスパートレビュー」は、3機種は9月11日に発表、14日に予約開始、21日に発売されると予測した。6.1インチLCD機種の製品名は「iPhone9」になり、アルミニウム合金筐体、ほぼ全て画面のノッチ(切り欠き)ディスプレイを採用、アウト(背面)カメラはiPhone8同様シングルレンズとなるもようだ。有機EL(OLED)パネル搭載の他2機種もノッチディスプレイを採用するとみられ、製品名は5.8インチモデルが「iPhone11」、6.5インチモデルが「iPhone11 Plus(プラス)」と予想されている。

 凱基証券(KGI)の従来の予測によると、6.1インチLCDモデルは、ペガトロンの他、鴻海精密工業と緯創資通(ウィストロン)が受託生産し、有機ELモデル2機種は、鴻海が主に受託生産する見込みだ。

 アップル製品の動向分析で定評がある元KGIアナリスト、郭明錤氏(中国・天風国際証券)は、ペガトロン傘下のケーステックが、米ジェイビルに代わり、6.1インチLCDモデル向け筐体を供給するとみている。ケーステックの筐体は既にアップルの認証試験を通過したとみられ、順調に第3四半期に量産に入るもようだ。

3機種いずれも顔認証か

 サプライチェーン関係者は、3機種全てに3D(3次元)顔認証システム「Face ID」が搭載されると見込み、光学レンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)と玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)、3Dセンサー主要部品の垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)を独占供給するとみられる穏懋半導体(ウィン・セミコンダクター)も恩恵を受けそうだ。

button_15.jpg  小米のスマホ、2年ぶりに有機ELディスプレイを再び採用

2018年 6月 5日 UBIリサーチ

小米科技(Xiaomi、シャオミ)が2016年に発売したRedmi ProとMi Note2以降、2年ぶりにOLEDを再び採用した。

先日の5月31日(現地時間)にXiaomiは創立8周年を記念するフラッグシップスマートフォンMi8・Mi8 Explorer Edition・Mi8 SEとスマートウォッチのMi band3を公開した。

XiaomiはMi8にノッチデザインを導入することで、フルスクリーンを実現した。Mi8に採用したOLEDのサイズは6.21型、解像度は2248×1080(402ppi)となる。スマートフォン前面において、ディスプレイが占める割合を表すDisplay Area(以下、DA)は83.8%程度である。

iPhoneXと比較してみると、ノッチデザインとOLED、垂直型デュアルカメラを搭載したという面では同じだ。しかし、ディスプレイのサイズは約0.4 inch大きくなり、DAは約0.9%広くなった。その上、iPhoneXとは異なって下部にベゼルがある。




2016年に発売したRedmi Proとの比較ではディスプレイが約21%、DAは約16%広くなり、Mi Note2との比較では、ディスプレイが約9%、DAは約13%広くなったことが示されている。




Mi8 Explorer EditionのディスプレイはMi8と同様の仕様を備えている。しかし、裏面が透明になっており、スマートフォンの材料および部品を目で直接見ることができ、VivoX21のようにディスプレイ前面で指紋認証機能を利用できる。

XiaomiのMi8 SEには1080×2244(423ppi)の解像度を有する5.88型OLEDが、Mi band2の次期モデルMi band3には、0.78型OLEDが採用された。

Mi8とMi8 SEはそれぞれ6月5日と8日に発売され、2,699元(約45万ウォン)と1,799元(約30万ウォン)で販売される予定だ。Mi8 Explorerの発売日は未定だが、価格は3,699元(約62万ウォン)となる。
2018年06月07日

button_15.jpg  ファーウェイが折り曲げ可能スマホを11月に発売か

2018-06-06 中華IT最新事情

サムスン、アップルなどが開発を進めているといわれる「折り曲げ可能なスマートフォン」。このレースを制するのはファーウェイになるかもしれないと科技威壱が報じた。

ファーウェイが折り曲げられるスマホを開発中
ファーウェイが今年11月にも折り曲げ可能なスマートフォンを発売することが現実味を帯びてきている。

以前、ファーウェイの消費者業務責任者の余承東氏が、ウェイボーで「ファーウェイは現在びっくりするような技術を研究している。特許申請をしている最中だと発言して、さまざまな憶測を呼んでいた。ある人は、その後発売になったスマートフォンP20のことであると考え、ある人は、また別の技術のことだと考えた。

計画通りいけば今年11月にも発売
しかし、さまざまな映像がネットに流れ、ファーウェイの「びっくりする技術」は、折り曲げケータイではないかと言われるようになっている。ファーウェイは京東方と共同して、折り曲げケータイを開発していて、その計画では今年11月の発売を目指しているという。

もし、それが実現すれば、同じく折り曲げケータイを開発中のアップルやサムスンよりも先に市場に投入できることになる。


▲ファーウェイが出願している特許図面。折り曲げられる台座に、曲げられるOLEDを貼り付けるという製造法のようだ。

ウェアラブルとスマホの境界線がなくなる
ファーウェイの折り曲げケータイは、第6世代の有機ELディスプレイ(OLED)を採用していて、関節部分から折り曲げることができる。参考モデルでは関節が複数のものも映像にあり、この場合は、腕輪のようにまるめて、腕につけることも可能になる。ウェアラブル端末との境界がなくなり、スマートフォンは手に持つものから、体につけるものになるかもしれない。

ファーウェイはこのような折り曲げケータイの試作モデルの映像をメディアに公開し、消費者の反応を測定しているという。

もし、11月に市場投入できれば、常に最新技術を最初に搭載することでシェアを拡大してきたサムスンには大きな打撃になる。

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UBIリサーチ発刊の『OLED材料および部品産業レポート』は曲率半径1mmRのFoldable OLEDの量産に向けた技術課題について記述し、それによる材料および部品メーカーの技術開発方向を取り上げています。また、モバイル機器用リジッドOLEDとフレキシブルOLED、TV用大面積OLEDの材料および部品の現況と開発動向について説明しています。他にも材料および部品別市場の見通し(2018年~2022年)を分析し、顧客企業による開発方向性と事業戦略の策定、投資、トレンド分析などに有効な資料になるように作成しました。
2018年06月04日

button_15.jpg  アップル模倣? 中国シャオミ iPhone Xそっくり「Mi 8」

6/4(月) アスキー

 中国のスマホメーカー「シャオミ」がスマホ「Mi 8」を発表。デザインはiPhone Xにそっくりなのであった。

 中国のスマホメーカー「シャオミ」が、同社のフラッグシップスマートフォン「Mi 8」を5月31日に発表した。
 
 シャオミは2017年に「Mi 6」を発売しており、次は「7」のはずだが同社の設立8周年を記念して「8」にしたという。なんだかどこかで聞いたような話だが、似ているのはそれだけではない。
 
 見てのとおり前面はノッチ付きの有機ELディスプレー、背面は縦並びのデュアルレンズカメラとアップルのiPhone Xにそっくりなデザインだ。Androidスマホおなじみの背面指紋認証もあるが、ノッチ部分の赤外線カメラを使った顔認証技術も搭載されている。
 
 さらに上位機種の「Explorer Edition」になると、Androidスマホとしては世界初となる「3D顔認証」によるロック解除機能を備えている。この技術を使い、ユーザーの表情に基づいてアニ文字ならぬ「アニメーション絵文字」を作成する機能もあるという。
 
 気になるスペックだが、CPUにSnapdragon 845、6GBのメモリ(上位機種は8GB)、64GB/128GB/256GBのストレージ(同128GBのみ)、6.21インチの有機ELディスプレー、3400mAhのバッテリー(同3000mAh)、12メガピクセルのデュアルAIカメラ、20メガピクセルのフロントカメラなどを備えている。
 
 中国では6月5日より発売予定。日本での発売時期は不明だ。
 
 筆者紹介:篠原修司

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2018年06月03日

button_15.jpg  有機ELディスプレー市場は前年割れ? UDCが業績見通し下方修正

5/30(水) 投信1

 有機EL用燐光発光材料の最大手である米ユニバーサルディスプレイコーポレーション(UDC)は、先ごろ発表した2018年1〜3月期決算において、18年の通年売上高見通しを当初計画の3.5億〜3.8億ドルから2.8億〜3.1億ドルに下方修正した。「有機ELスマートフォンの減少が我々の予想より早い」(CEOのSteve Abramson氏)ため上期の需要が低調で、一気に7000万ドルも引き下げることになった。UDCの17年売上高は3.36億ドルだったことから想定すれば、18年の有機ELディスプレー市場は前年割れする可能性が非常に高くなった。

発光材料の売り上げ半減
 UDCの18年1〜3月期業績は、売上高が前年同期比22%減の4357万ドル、営業利益は同63%減の452万ドルだった。売上高の内訳は、燐光発光材料が同46%減の2525万ドル、ロイヤルティー&ライセンス収入が同2.3倍の1591万ドル。ロイヤルティー&ライセンス収入の増加は、17年末に最大顧客であるサムスンディスプレー(SDC)と新たな契約を更新したことによるとみられる。従来は4〜6月期と10〜12月期にSDCからのライセンス収入を計上していたが、新契約では販売量などに応じて四半期ごとに計上するかたちになったようだ。

 また、発光材料の売上高2525万ドルのうち、黄緑色を含む緑色発光材料の売上高は1700万ドル、赤色発光材料の売上高は800万ドルにとどまり、それぞれ前年同期比で49%減、38%減と大幅に減少した。アップルの有機ELディスプレー搭載スマホiPhone Xの販売不振で、SDCの工場稼働率が大幅に低下している影響を受けたとみられる。

アップルも有機ELモデルの生産数引き下げへ
 アップルはiPhoneの18年モデルで、フレキシブル有機ELディスプレー搭載端末を2機種に増やす見通し。当初は液晶モデルと有機ELモデルの生産比率は5対5になるとみられていたが、ここにきて液晶モデルの生産比率を上げようとしており、直近の見通しとして液晶を6〜7割に増やし、有機ELは2機種合計で3〜4割にとどまるといわれている。さらに、販売時期を液晶モデルと有機ELモデルで少しずらし、まず有機ELモデルを先に発売し、液晶モデルは2〜3カ月後に投入するもようだ。

 調査会社の英IHS Markitが3月に発表した予測によると、スマホ向けのフレキシブル有機ELパネルの出荷数は当初予測から大幅に減速し、18年は17年比34%増にとどまる見通しに下方修正した。同社の調べによると、16年の出荷数は4000万枚、17年は3倍以上の増加となる1.25億枚だったが、iPhone Xの販売が期待した水準に届かず、スマホ各社が購買計画の再考に迫られているため、18年は34%増の1.67億枚にとどまると予測した。しかし、UDCの業績予想を見る限り、予測をさらに下方修正する必要に迫られるのではないだろうか。

SDCに続くパネルメーカーが歩留まりを向上しなければ
 UDCは、18年1〜3月期の決算カンファレンスで、「19年には有機ELの生産能力が17年比で50%増加するとみており、この大部分が19年に立ち上がり、収益拡大につながる」と説明。また、能力の増加が見込める(=発光材料の売り上げ拡大が見込める)顧客として、中国BOEの中小型フレキシブル有機ELと、LGディスプレー(LGD)のテレビ用大型有機ELを挙げた。

 なかでもBOEは、スマホ用有機ELディスプレーの生産ラインを成都、綿陽、重慶に整備することを表明している。だが、フレキシブル有機ELは、量産で先行するSDCに対して、BOEを含めた他社はいまだ量産技術の完成度に開きがあり、BOEもまだ十分な量産歩留まりを実現できていないと言われている。UDCの言う「生産能力50%増」が現実になるかは、BOEやLGDの量産歩留まりにかかっており、ひいてはこれが「スマホ用ディスプレーとしての有機ELの今後」を握る最大のカギになっている。

(津村明宏)

電子デバイス産業新聞
2018年05月30日

button_15.jpg  【2018SID】フルスクリーンにさらに一歩近づいたサムスンディスプレイの有機EL技術

2018年 5月 24日 UBIリサーチ

ロサンゼルスで開催中の2018SIDでは、スマートフォン前面にスピーカーがない新概念のOLEDが公開された。

Samsung Displayの新作「Sound on display」は、スマートフォンの上部にあったスピーカーを無くし、パネルの裏面に電気信号を振動に転換する圧電アクチュエータ(Piezo-electric Actuator)を取り付けたものだ。アクチュエータがOLEDパネルを振動させ、音を発生するメカニズムである。LG Displayが販売している「Crystal sound OLED」と同じ方式だ。

この技術を用いると、スマートフォン前面からスピーカーを無くすことができ、ディスプレイの面積が大きくなる。最近のホームボタンがディスプレイに内蔵される傾向とともに、スピーカーも内蔵される方向で、OLEDはさらなる進化を続けるとみられる。



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button_15.jpg  2019年の新型iPhoneはすべてOLED採用のうわさ。国内LCD株が一時急落

5/30(水) Engadget 日本版

2019年のiPhone新モデルには全てOLED(有機ELパネル)が搭載されるとの噂が報じられています。

今年2018年のiPhone新モデル3機種のうち、2つはOLEDで1つはLCDパネル採用との観測はたびたび報じられていること。2019年も同じ構成になるとの予測もありましたが、それを否定するかたちです。

この報道を受けて、多くのスマートフォン向けにLCDを供給しているメーカーの株が急落。29日にJDI(ジャパンディスプレイ)は一時21%安、シャープも一時4.3%の下げを記録しました。

韓国のET Newsは複数の業界関係者からの情報として、アップルが2019年のiPhone新モデルにつき、3機種全てにOLEDを採用することを決定したと報道。

さらにアップルの内部情報に詳しい関係者が「iPhone Xに採用されたOLEDがLCDよりも画質、性能などかなり優れていると評価され、社内の満足度が高い」と述べたと伝えています。

6月のWWDCで発表が噂される2018年の新モデル3つのうち1つはLCDと予測されていますが、それもLGが製造する「MLCD+」技術を用いた最新パネルと噂され、既存のLCDとは世代が異なるとされていました。

現在iPhone XのOLED生産はサムスンが一手に引き受けています。が、ET Newsは新型iPhone全てがOLED採用となると需要量が増えるため、単独サプライヤーを好まないアップルの特性上、LGディスプレイが新たに供給元に選ばれる可能性があると指摘しています。

実際、2017年7月にはアップルが「将来のiPhone」用のOLED確保のためにLGの工場に多額の投資を決定したとの報道もあり。

その際、アップル関連の予測で有名なアナリストMing-Chi Kuo氏は、同社の「サムスンのOLED生産独占による優位性に対抗するためにLGを支援」という意図を分析していました。

今のところ高コストがネックとされるOLEDですが、新型iPhone全てが採用すれば、量産効果により値下げも見込めるはず。その一方でJDIやシャープなどLCD生産施設を持つ国内メーカーには多大な影響が見込まれ、日本のユーザーは少し複雑な心境になるかもしれません。

Kiyoshi Tane

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button_15.jpg  アップルが2019年のiPhoneの全機種に有機ELを採用する、有機EL部品の業界には朗報

2018.05.28 ET News

アップルが2019年のiPhone新モデルの全量に有機EL(OLED)を採用することが確定した。プレミアムスマートフォンだけでなく、普及型モデルもOLEDを採用する。これまで需要の減少に萎縮したOLED部品業界が、成長すると期待される。

28日、複数の業界関係者によると、最近、Appleは2019年、iPhone新モデルの企画を開始し、3種すべてにOLEDを採用することを決定した。これまで業界では、今年のiPhoneの2種はOLEDで1種はLCDで、それぞれ発売し、来年も同じ選択をすると観測していた。

アップルの内部事情に詳しい関係者は「最近、アップルが2019年のiPhoneモデルの企画を開始し、3種すべてのOLEDを採用することにした」とし「iPhoneの](テン)に採択したOLEDが、低温多結晶シリコン(LTPS)LCDより画質、性能など、かなり優れていると評価するなど、内部の満足度が高い」と伝えた。

アップルがiPhoneの新モデル全量にOLEDを採用すると、モバイルLCD市場は打撃を受けざるをえない。iPhone向けLTPS LCDを最も多く供給するジャパンディスプレイ(JDI)が影響を受ける。

LGディスプレーは、iPhoneにフレキシブルOLEDを供給しなければ、モバイルの売上高の減少を避けることができない。 現在OLEDパネル単独サプライヤであるサムスンディスプレイは実績が大きく改善されると予想される。需給量が増えれば、単独サプライヤの状況を好まないアップルの特性上、LGディスプレーが新たに供給会社に正式に選ばれる可能性もある。

プリント回路基板(RFPCB)をはじめ、OLEDの主要部品・素材メーカーも成長の機会を迎えることになる。

業界はアップルが全量OLEDを採用するプレミアムスマートフォンを中心に採用されたフレキシブルOLEDはミッドレンジ市場に広がっているきっかけになると予想した。 問題は、高価な価格である。フレキシブルOLEDパネルの価格が高く、スマートフォンセット価格が高くなる。アップルが中低価型モデルにOLEDを採用しても購入需要を触発させるにはセット価格が低くなってはならない。AppleはiPhone]が1000ドルを超える高価に設定した。 ある関係者は「最近、スマートフォンセットメーカーは、カメラとセンサーなどに支払う費用が高くなったが、重要な性能を下げて全体のセット価格を下げることができる」とし「購入量を増やす割引率を高く適用受け購買単価を下げることもできる」と分析した。

サムスンディスプレイからの供給パネル数量が増加すると、新しい設備が必要となる可能性も考えなければならない。しかし、A3ラインの歩留まりが大幅に向上されて生産量が増加し、A4ラインも稼動できるので、新しいA5工場への投資までは必要が無い可能性がある。

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。




2018年05月25日

button_15.jpg  アップル「iPhone X」有機EL6.1型追加か

5/25(金) アスキー

 アップルが5.8型と6.5型のiPhone Xと、6.1型の低価格版iPhoneを今年発売するとうわさされている中、新たな情報が飛び込んできた。ツイッターで現地時間24日「6.1型iPhone Xの有機ELディスプレー」なる写真が公開されたのだ。
 
 リークしたのはアップル試作品を収集しているミスターホワイト氏。同氏は過去にiPhone Xゴールドの写真も公開した。事実ならアップルは新型iPhone Xに新たなサイズを追加したか、5.8型か6.5型のいずれかを変更した可能性がある。
 
Mr・white氏のツイート
https://twitter.com/laobaiTD/status/999549383321370624
 
iPhone X 6.1 OLED pic.twitter.com/C9rYWNmShA
 ― Mr・white (@laobaiTD) 2018年5月24日
2018年05月22日

button_15.jpg  サムスン初の折りたたみスマホは来年2月にデビューか。Galaxy Note 9やS10は投入早めに?

5/22(火) Engadget 日本版

韓国サムスンが開発中の折りたたみスマートフォンが来年2月のMWC(モバイル・ワールド・コングレス)にて発表されること、そして次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy Note9」「Galaxy S10」がぞれぞれ今年の7月後半と2019年1月に発表されると、韓国にて報じられています。

韓国紙のThe Korea Heraldが産業筋から得たとして報じた内容によれば、この折りたたみスマートフォンに利用されるディスプレイパネルは11月に出荷が開始されるとのこと。またパーツの組立には2〜3ヶ月が必要で、それゆえ製品のデビューは来年2月になることが予測されています。

サムスンモバイルのDJ Koh氏は以前にCES 2018にて「2019年に折りたたみスマートフォンを投入する」と発言しており、今回の報道もそのタイムスケジュールに一致しています。サムスンの折りたたみスマートフォンには折り曲げることができる有機EL技術が利用されることがほぼ確実ですが、それが内向きに折りたたむのか外向きに折りたたむのかなど、詳細は現時点でも不明です。

一方Galaxy S10の早期投入については、現行モデルこと「Galaxy S9」の販売不振も関連していると報じられています。産業筋の憶測によれば、Galaxy S9は「Galaxy S8」より1ヶ月早く販売されたにも関わらず、販売台数は予測を大幅に下回っていたとのこと。なおGalaxy S10はコードネーム「Beyond」と呼ばれており、ディスプレイ内指紋認証機能の搭載も検討されているそうです。

そしてGalaxy Note9に搭載される6.38インチの有機ELディスプレイは4月から生産が開始されており、8月から端末の出荷が開始されます。これはそれぞれ、例年より2ヶ月と1ヶ月早いペース。ただし、Note9の早期投入の理由については語られていません。時期的には新型iPhoneの発表から1〜2ヶ月早い発表となりそうですが、はたして売上に好影響はあるのでしょうか。

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。
2018年05月19日

button_15.jpg  スマートフォン市場のAMOLEDパネル需要、予想外に緩慢な成長

April, 24, 2018, Laser Focus World

 London--IHS Markitの最新レポートによると、スマートフォン向け柔軟なAMOLEDパネル出荷は、2018年に成長が続くと見られているが、そのペースは予想よりも遙かに緩慢になる。

 AppleのiPhoneXで採用されて、スマートフォン向けフィルムベース、フレキシブルAMOLEDパネル出荷は、2017年に3倍以上、1億2500万ユニットとなった。2016年には4000万ユニット。また、2018年も成長は継続して力強いと見られていた。しかし、一部の高価なディスプレイパネルが原因で、iPhoneXが1000ドルを超える価格となっているために、その販売が市場予測に届かなかった。

 「iPhoneXの需要薄のためにスマートフォンブランドは、AMOLEDパネル調達計画を再検討することになった」とIHS Markitシニアディレクタ、Hiroshi Hayaseは指摘している。現状では、スマートフォン向けフレキシブルAMOLEDパネル出荷は、2018年に1億6700万ユニットに達する見込である。これは、2017年から34%増、ほぼ倍増となる予測よりも遙かに緩慢である。


サムスンディスプレイのアップル向け13マスクLTPS TFTの製造工程(出典はUBI Research発刊の、最新のAMOLEDプロセス工程を解説した「AMOLED Manufacturing Process」レポート

 Appleは、2018年にAMOLEDパネルを使うiPhoneモデルの比率、低温ポリシリコン(LTPS)薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT LCD)パネルを使用するモデルを見直すようである。主要中国スマートフォンブランド、Huawei、Oppo、VivoおよびXiaomiも2018年モデルでAMOLEDに移行する代わりに、引き続きLTPS TFT LCDパネルを適用する見込である。一方サムスンエレクトロニクス(Samsung Electronics)は今年、Galaxy S9にフレキシブルAMOLEDパネルを継続使用する計画である。

 その結果、TFT LCDパネルからの切り替えによるAMOLEDスマートフォンパネル需要は減速する。IHS Markitの「スマートフォンディスプレイ・インテリジェントサービス」レポートによると、スマートフォン向けAMOLEDパネル総出荷は、2018年に14%増、4億5300万ユニットに成長する見込である。2017年は、3億9700万ユニット。ガラスベース、リジッドAMOLEDパネルの出荷は、2018年に一桁成長で2億8500万ユニットとなる見込。

 一方、高解像度スマートフォンディスプレイ需要はミッドからハイエンドスマートフォン市場で増加しているので、LTPS TFT LCDパネルは2018年に成長が続いて、2017年の6億5600万ユニットから19%増、7億8500万ユニットと予測されている。LTPS TFT LCDパネルは、2018年、ミッドからハイエンドスマートフォンパネル市場でAMOLEDパネルよりも高成長が予測されている。

 ローエンドスマートフォンや携帯電話に使用されるアモルファスシリコン(a-Si) TFT LCDパネルの出荷は2018年に、2017年の9億6500万ユニットから16%減、8億700万ユニットになると予測されている。これはAMOLEDやLTPS TFT LCDパネル需要の成長を相殺する。

 TFT LCDとAMOLEDパネルの両方を含む、モバイルフォンディスプレイの総出荷は、2018年、前年比で1%増、20億2000万に達すると予測されている。

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。
2018年05月17日

button_15.jpg  カメラ機能を強化した「Galaxy S9/S9+」、auから

5/16(水) BCN

 サムスン電子ジャパンは、au2018年夏モデルとして、カメラ機能を強化した最新スマートフォン「Galaxy S9 SCV38」「Galaxy S9+ SCV39」を5月18日に発売する。

●SNSがもっと楽しめる!

 「Galaxy S9/S9+」はカメラ機能を大幅に強化。カメラが自動で被写体の動きをモーション検出し、約0.2秒の瞬間を約6秒かけて表現する960fpsの「スーパースローモーション撮影」機能や、セルフィー撮影するだけで自分そっくりのアバターが作成され、SNS上での楽しい表現が可能な「AR絵文字」機能など、SNSを中心とするビジュアルコミュニケーションを強く意識した新機能を盛り込んだ。

 Galaxy史上最も明るいF値1.5のレンズを備えたメインカメラは、暗い場面でも鮮やかに撮影できるほか、光量を自動で判断してレンズの絞り(F値)を切り替える「デュアルアパチャー」機能によって、暗い場所ではF値1.5モード、明るい場所ではF値2.4モードに自動で切り替わってピントや光量を最適化する。

 屋内外問わず、視認性に優れる、解像度1440×2960、Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用。フレームを極限まで削ぎ落とし、大画面ながらスリムで持ちやすいデザインに仕上げた。また、音響メーカーのAKG監修によるステレオスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを楽しめる「Dolby Atmos」にも対応している。


サムスンディスプレイのギャラクシー向け10マスクLTPS TFTの製造工程(出典はUBI Research発刊の、最新のAMOLEDプロセス工程を解説した「AMOLED Manufacturing Process」レポート


 セキュリティ面では、指紋認証に加え、顔認証と虹彩認証を組み合わせた「インテリジェントスキャン」で環境に合わせて最適な方法でロックを解除できる。さらに、「マイナンバーカード」の電子証明書の読み取りにも対応した。

 「Galaxy S9+」は、約6.2インチSuper AMOLEDディスプレイと、光学2倍ズーム・光学手ブレ補正機能でズームしてもブレの少ない撮影が可能な望遠と広角のデュアルカメラを搭載する。サイズは幅74.0×高さ158.0×奥行き8.5mmで、重さは約187g。カラーは、ミッドナイトブラック、チタニウムグレーの2色。

 「Galaxy S9」は、約5.8インチSuper AMOLEDディスプレイを搭載する。サイズは幅69.0×高さ148.0×奥行き8.5mmで、重さは約161g。カラーは、チタニウムグレー、ライラックパープル、ミッドナイトブラックの3色。

 なお、5月18日〜31日の期間に「Galaxy S9/S9+」を購入し、6月10日までに応募すると、置くだけでワイヤレス充電できるスタンドタイプのワイヤレス充電器「Wireless Charger Stand」をもれなく全員にプレゼントするキャンペーンを実施する。

●純正アクセサリ・周辺機器も同時に発表

 同時に、ケースなどの純正アクセサリ、PC用ディスプレイや家庭用テレビにHDMIで接続すると対応スマートフォンをデスクトップPCのように操作できる「DeX Pad」、ワイヤレス充電器「Wireless Charger Stand」を5月18日に発売する。

 「DeX Pad」は、1600×900、1920×1080、2560×1440、オートの4種類から解像度を選択でき、最新モデル「Galaxy S9/S9+」のほか「Galaxy Note8」「Galaxy S8/S8+」に対応している。

 「Wireless Charger Stand」は国際標準規格「Qi」に対応し、Galaxyシリーズをはじめ、Qi規格に対応した機器をワイヤレス充電できる。急速充電対応機種では、通常より短い時間で充電可能。カラーはブラック、ホワイトの2色。

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。


2018年05月14日

button_15.jpg   鴻海初の減資、高成長期の終わり象徴か

2018年5月14日 ワイズニュース

 鴻海精密工業は11日、20%の減資を実施し、1株当たり2台湾元(約7.4円)を株主に還元することを董事会で決定した。減資は1991年の上場以来初めてだ。アップルのiPhone新機種の販売不振で、同社の株価は昨年8月の高値から3割下落しており、株価へのてこ入れが目的とみられる。12日付経済日報などが報じた。

 鴻海は同時に昨年利益に基づく1株当たり2元の配当実施も発表しており、同社の11日終値の85元を元に計算すると株主が得られる利回りは2.35%となる。銀行の定期預金よりも高く、これを好感して週明け14日の鴻海の株価は4.71%上昇した。

 鴻海の動向分析で評価の高い元バークレイズ・キャピタル証券首席アナリストの楊応超(カーク・ヤン)氏は今回の減資決定の要因について、郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が、安定成長期に入った鴻海の今後の成長力を慎重視していること、および資金調達の場としての台湾証券市場の魅力が低下していると感じているとみられることを挙げた。また、電子業界大手がハード機器生産からソフト、サービス重視に向かう転換期を象徴する出来事との見方も提示した。

減資34社、過去10年で最大

 台湾で今年、鴻海と同様の現金減資を行った企業は34社で、昨年通年の38社に迫る。累計減資額が鴻海を含めて615億元で過去10年で最大だ。

 ▽潤泰全球(ルンテックス・インダストリーズ)▽潤泰創新国際(ルンテックス・デベロップメント)▽義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)▽奇力新電子(CHILISINエレクトロニクス)▽台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー、台勝科)──などは鴻海を上回る30%の減資を実施している。減資は株主の投資利益率(ROI)、1株当たり純利益(EPS)を高めることができるメリットがあり、台勝科が減資直後にストップ高になったように株価に直接的な効果をもたらすケースも多い。ただし、楊応超氏が指摘するように高成長期にある企業は減資はしない。減資を行う企業が増えていることは、高成長を見込む台湾企業が減っていることの裏返しでもある。

FIIのIPOに正式認可

 鴻海は12日、傘下の富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)が中国証券監督管理委員会(証監会)から11日に、上海A株市場での新規株式公開(IPO)申請に正式認可を受けたと発表した。早ければ5月末から6月初旬にかけての上場が見込まれ、将来、時価総額が同市場のハイテク銘柄で最高の5,000億人民元(約8兆6,000億円)に達する可能性があるのではないかと注目を集めている。鴻海は減資で外資の買いが戻れば、FIIの上海A株での取引価格安定にも貢献するかもしれない。

戴シャープ社長、20年まで続投

 なお、日本メディアの報道によると、鴻海傘下のシャープの戴正呉社長は、2020年3月まで社長として続投することを社員に伝えたという。

 同社は戴社長の指揮の下、2017年度に702億円の4年ぶりの黒字を達成。6年ぶりの復配を発表していた。将来、戴社長が退任する際は、副社長執行役員で管理統轄本部長の野村勝明氏、AIoT戦略推進室長兼欧州代表の石田佳久氏、ディスプレイデバイスカンパニー副社長兼中国代表の高山俊明氏の3人のうちのいずれかが社長に昇格するとみられている。
2018年05月07日

button_15.jpg  MagnaChip、40nm技術で製造した有機ELパネル用ドライバーIC

2018/05/06 山下 勝己=ライター 日経 xTECH 

 韓国MagnaChip Semiconductor社は、40nmプロセス技術で製造した有機ELパネル用ドライバーIC(駆動IC)を発売した。同社が「OLED DDIC(Display Driver Integrated Circuit)」と呼ぶ製品で、第3世代品に当たる。第1世代品の製造プロセス技術は110nm、第2世代品は55nmだった。新製品のドライバーICは、画素数が1920×1080(FHD)と2880×1620(FHD++)、アスペクト比が最大で21対9、ベゼルレスやエッジタイプ、ノッチタイプの有機ELパネルに対応する。スマートフォンやVR向けヘッド・マウント・ディスプレーなどの携帯型電子機器に向ける。

 特徴は、同社の第2世代品に比べて、消費電力が少なく、静電気放電(ESD)に対する耐性が高く、電磁雑音(EMI)の放射レベルを抑えられる点にあるという。さらに、表示色や輝度の均一性を高められるとしている。特性の異なる3製品を用意した。この結果、第1世代の1製品、第2世代の2製品と合わせると全部で6製品を用意したことになる。価格は明らかにしていない。

 なお同社は、第4世代品の開発も進めているという。製造プロセス技術は28nmを想定する。フレキシブルな有機ELパネルの駆動に向ける。サンプル出荷は、2018年末、もしくは2019年初頭を予定している。
2018年05月05日

button_15.jpg  Foldableスマートフォン、タブレットPC市場を飲み込めるのか

2018年 5月 4日

「Foldableスマートフォンが発売を開始、本格的な実用化が進んだら、高価なタブレットPC市場は消滅してしまう可能性がある」

先日26日に韓国ソウルにあるコンベンションセンターコエックスで開催された「OLED最新技術動向セミナー」で、UBI Researchイ・チュンフン代表は、最近話題になっているFoldableスマートフォンについて、このような発言をした。

イ・チュンフン代表は「Foldableスマートフォンは7.2型ディスプレイが半分に折りたたまれ、5.2型ディスプレイとして実現できると見込まれる」とし、「さらに外側には、時間やその他情報が確認できるバー型ディスプレイが追加される」と述べた。



また「Foldableスマートフォンは、停滞されているスマートフォン市場を活性化させるモメンタムを提供するだけでなく、ディスプレイ画面のサイズ拡大による、パネルの数量不足を改善するための新規投資機会も提供できるというポジティブな側面がある」と分析した。

一方、「Foldableスマートフォンが発売され、実用化を迎える場合、高価なタブレットPC市場が消滅してしまう可能性がある」と述べ、「Foldableスマートフォンは現在Appleが先駆けているタブレットPC市場を飲み込める」と説明した。

続いてFoldableスマートフォンは、一般のスマートフォンに比べて画面が大きいため、4Kの実現も可能になると予測した。現在、QHD解像度に留まっているOLEDスマートフォンは、マスクと配線の広さ、エクスポージャーの問題によって、5年内に実現することは難しいと考えられる一方、Foldableスマートフォンは、このような問題から自由であると伝えた。

最後に、Foldableスマートフォンが市場における成長要因として、価格に対する消費者の負担軽減と専用アプリケーションやコンテンツの開発、動画配信(ストリーミング)など、データを転送するための5G通信技術の急速な定着を挙げた。

イ・チュンフン代表は、Foldableスマートフォン用OLEDの出荷量について、2018年に10万台、2022年には283万台に達すると予測した。


2018年04月27日

button_15.jpg  6.1インチ液晶のiPhone、OLEDモデルより約2.2万円安くなる?

2018年4月25日 iPhone Mania

今年秋に発売される6.1インチ液晶モデルのiPhoneは、価格が有機EL(OLED)モデルと比べて200ドル(約22,000円)安くなる、との予測が発表されました。また、6.5インチOLEDモデルは「iPen」と呼ばれるアクセサリに対応するとも予測されています。

iPhone6や6sからの買い替えユーザーを取り込みか
2018年秋には、5.8インチと6.5インチの有機EL(OLED)モデルと、6.1インチの液晶モデルのiPhoneが発売されると予測されています。

このうち、液晶モデルには戦略的な価格が設定され、価格は799ドル(約87,000円)となり、OLEDモデルよりも200ドル安くなる、との予測をRosenblatt証券のアナリスト、ジュン・ザン氏が投資家向けレポートの中で発表しています。

この価格設定により、iPhone6やiPhone6sユーザーによる液晶モデルへの買い替えが進む、というのがジュン氏の見立てです。

同氏は、液晶モデルは約6,000万台が製造されるとして、OLED搭載2モデルの合計5,000万台(5.8インチが2,800万台、6.5インチが2,200万台)よりも人気を博する、との考えを述べています。

OLEDを液晶に変更して50ドルなど各種のコスト引き下げ
OLEDを液晶に変更することで50ドル(約5,400円)、フレームをステンレス製から他素材に変更することで20ドル(約2,200円)、通信用部品の材料費引き下げ、リアカメラをシングルカメラに変更、3D Touch対応の省略など、様々な製造コスト引き下げで200ドルの価格差が実現するとみられます。

ディスプレイが液晶に変わっても、iPhone Xと同様に画面上部の切り欠きは残り、画面下部には細いベゼルが設けられるだろう、とジュン氏は予測しています。

画面下部のベゼルについては、液晶ディスプレイの製造上の制約の問題をクリアするためと考えられます。

先日、ジャパンディスプレイが今秋発売のiPhone用に液晶パネルを大量受注した、と日本経済新聞が報じています。


Apple関連情報の正確さで定評のあるKGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は先日、液晶モデルに2枚のSIMカードを挿して使えるデュアルSIMモデルが用意されるとの予測を発表しています。

クオ氏は、デュアルSIMモデルは700ドルから800ドル(約76,000円から約87,000円)、シングルSIMモデルは550ドルから650ドル(約60,000円から約70,000円)になる、と述べています。

6.5インチOLEDモデルは「iPen」とデュアルSIM対応か
ジュン氏は、OLEDモデルのiPhoneを自動車ブランドになぞらえて表現しています。

高級スポーツカー「ポルシェ」にあたる5.8インチOLEDモデルは、現行のiPhone Xから外観上のデザイン変更はないとみられます。

超高級セダン「ロールス・ロイス」に例えられる6.5インチOLEDモデルには、「iPen」と呼ばれる、Apple Pencilに相当するアクセサリに対応するとジュン氏は予測しています。ただし、「iPen」はiPhone本体には付属せず、別売になるとみられます。

また、6.5インチモデルにはデュアルSIMモデルが用意され、中国などデュアルSIM対応スマートフォンが一般的な地域で人気を獲得すると考えられています。

TrueDepthカメラの省電力化や耐水性能の向上も
このほか、2018年秋のiPhoneでは、顔認証に使われるTrueDepthカメラの性能が向上し、バッテリー消費が抑えられると予測されています。同部品は、Lumentumが供給を担当するとみられています。

さらに、現行のiPhone X、iPhone8/8 PlusではIP67規格の耐水性能が向上し、水深10メートルに30分沈めても耐えられるようになる、との予測も述べられています。

Source:AppleInsider
(hato)

投稿 6.1インチ液晶のiPhone、OLEDモデルより約2.2万円安くなる? は iPhone Mania に最初に表示されました。

button_15.jpg  アップルiPhone、有機ELパネルでサムスン依存断てず

By Yoko Kubota and Takashi Mochizuki
2018 年 4 月 20 日

  米アップル は高価格帯スマートフォンに使う有機EL(OLED)パネルで2社目のサプライヤーを確保し、韓国の サムスン電子 への依存度を低くしたい考えだ。しかし同じく韓国のLGディスプレーによる生産が進まず、計画は難航している。事情を知る複数の関係者が明らかにした。

 関係者らによると、LGディスプレーは今年発売される新型「iPhone(アイフォーン)」用の供給を視野に、有機ELパネルを増産しようとしている。

 だが生産に支障を来し、量産に向けたiPhoneサプライヤーの通常の生産計画から遅れている。iPhoneの量産は例年7月ごろ始まる。

 関係者の1人の話では、こうした状況下でも有機ELパネル供給業者にLGディスプレーを加えるか、アップル社内での意見は分かれている。現在販売中の「iPhone X(テン)」に使われているのはサムスン製の有機ELパネル。サムスンはこうした市場で独占的な立場を築いている上、スマホ事業ではアップルにとって最大のライバルとなっている。

 調査会社IHSテクノロジーのシニアディレクターを務める早瀬宏氏は、競合するサムスンから部品の調達を続けなければならない事態はアップルにとって問題だとの見方を示した。

 アップルとLGディスプレーはいずれもコメントを控えた。

 コンサルティング会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズによると、サムスン製の有機ELパネルはiPhone Xの中で最も高い部品。376ドルに上る1台当たりの原価のうち、約97ドルを占めているという。

 アナリストの間では、アップルが有機ELパネルの供給を1社に頼り切っているため価格交渉力が持てず、iPhone Xの販売価格を999ドルという高水準に押し上げているとの見方が出ている。手の届きにくい価格からiPhone Xの需要は見通しを下回り、アップルは部品の発注縮小を余儀なくされてきた。

 関係者らは、アップルが今秋3つの新機種を発売する予定だと述べた。有機ELパネルの6.5インチ型および5.8インチ型と、液晶パネルの6.1インチ型だという。iPhoneXは5.8インチ型。

 今年はこれらの新機種をおよそ1億台生産し、その約半分に有機ELパネルが使われるもようだ。

 LGディスプレーはテレビ用の大型有機ELパネルで市場を主導している。だが関係者の1人は、より小型のパネルを作るのに必要な技術を確立できていないと指摘した。

 アップルは最近、スマホ用有機ELパネルで3度目の試作品生産を行うようLGディスプレーに指示した。サプライヤーに通常求めることはない段階を1つ追加した格好だ。

 証券会社サスケハナ・インターナショナルのサプライチェーン担当アナリストらによると、LGディスプレーは今年の新型iPhone生産のうち、最大20%の有機ELパネルを供給することが期待されている。サムスンが残りの80%をカバーする見通しだが、LGディスプレーの生産が追い付かなければ、さらに多く供給する可能性がある。


サムスンディスプレイのアップル向け13マスクLTPS TFTの製造工程(出典はUBI Research発刊の、最新のAMOLEDプロセス工程を解説した「AMOLED Manufacturing Process」レポート