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2018年02月21日

button_15.jpg  Sharp to begin OLED smartphone panel volume production soon, says CEO

Ninelu Tu, Taipei; Steve Shen, DIGITIMES Tuesday 16 January 2018

Sharp will begin to mass-produce OLED panels for smartphones as soon as the first quarter of 2018 and plans to launch new smartphones featuring its own OLED displays in June or July, according to company president and CEO Dai Jeng-wu.

Sharp is ready for volume production of OLED panels but actual shipments will be set in accordance with clients' product launch schedules, Dai said on the sidelines of a press conference held in Taipei.

Sharp would be the first Japan-based panel maker to have the capability to produce OLED displays for smartphones, the Japan-based Nikkei reported earlier.

Sharp, now a Foxconn Electronics (Hon Hai) company, is seeking to enter Apple's iPhone X supply chain, in which Samsung Display is currently the sole supplier of OLED panels, according to industry sources. Foxcoon is currently the sole producer for the iPhone X.

In related news, Sharp Taiwan has announced that it has entered a collaborative effort with Taipei-based Yongling Organic Farm to sell Sharp's refrigerators, TVs and other appliances.

The farm is to supply up to 26 weeks of vegetable sets free of charge to clients who purchase Sharp's household appliances from its website, depending on the purchased amount.

button_15.jpg  サムスン、有機EL減産 iPhoneX減速で4割

018/2/20 日本経済新聞 

 【ソウル=山田健一】韓国サムスン電子は有機ELパネル工場の稼働率を当初計画の約6割の水準に落とす。有機ELパネルを独占供給する米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhoneX(テン)」の減産に対応する。iPhoneXの生産調整は半導体メモリーの価格を押し下げるなど、関連部品の生産計画などにも影響が広がってきた。

 グループのサムスンディスプレーが韓国中部の忠清南道・湯井で手がける有機ELパネル生産(1〜3月)は、アップル向けを2000万台分以下にする方向だ。従来計画は4500万〜5000万台分だった。4〜6月は、1〜3月を下回る可能性がある。

 有機ELパネル工場の稼働率は全体で6割、アップル向けに限れば5割以下に落ちる。サムスンは中国メーカーなどへの供給増で補う考えだが「簡単ではない」(韓国のアナリスト)。サムスンのディスプレー事業の営業利益(四半期ベース)は2017年4〜6月期に1兆7千億ウォン(約1700億円)に達した。18年前半は四半期ベースで2兆ウォン超との見方もあったが、達成は難しい情勢だ。
2018年02月18日

button_15.jpg  『AMOLED Display Market Track』発刊 – 市場実績(Market Performance)、市場展望(Market Forecast)、平均販売価格(ASP)、供給および需要分析

2018年 2月 14日 UBIリサーチ

UBI Researchが2018年2月に発刊した『AMOLED Display Market Track』の市場実績(Market Performance)データによると、2017年全体AMOLEDの出荷量は4億4,000万台、売上高は271億米ドルで、前年比それぞれ13.6%、62.3%増と集計された。

2017年スマートフォン用AMOLEDが占める出荷量の割合は、AMOLED市場全体の95.1%と示され、売上高の割合は89.7%を記録した。フレキシブルAMOLEDの出荷量は2017年に前年比約2.1倍増加となった1億4,000万台に達し、2018年には2億3,000万台で全体の46%まで増加するという分析だ。

2017年TV用AMOLEDの出荷量は前年比約1.8倍増加した172万台を記録し、LG Displayによる中国の第8世代工場が2019年下半期から稼働を開始すると予想され、TV用AMOLED市場は成長を続ける見込みだ。




2018年以降はAMOLED市場に大きな変化が生じると見込まれる。

供給面においては、スマートフォン用AMOLEDパネルサイズの増加加速化とSamsung DisplayリジッドAMOLEDラインの車載用・Foldable用への転換により、世界のディスプレイメーカーにおける生産能力に比べ出荷量が減少すると予想される。

需要面においても、スマートフォン用AMOLEDパネルに対する需要の増加幅が減少する見込みだ。2018年には低価格フルスクリーンLCDの登場とフレキシブルAMOLEDパネルの価格上昇によって、フレキシブルAMOLEDパネルに対する中国セットメーカーからの需要が減少するという。

『AMOLED Display Market Track』の市場展望(Market Forecast)データによると、AMOLED市場全体における出荷量は2022年まで年平均17%で成長し約9億5,000万台になり、売上高は2022年まで年平均22%で成長し、市場規模は805億米ドルに達する。


<中小型AMOLEDの需要および供給分析>

UBI Researchイ・チュンフン代表は「2021年まで20%台の供給過剰が予想されるが、それ以降は中国パネルメーカーがフレキシブルAMOLED市場に参入することでパネルの価格が落ち、2022年には11%の供給過剰に収まる」と述べた。

『AMOLED Display Market Track』データ の税別価格は、

市場実績(Market Performance)が1年分(4半期分X4期分)で35万円、4半期分(4半期分X1期分)で11万円
市場展望(Market Forecast)が1年分(4半期分X4期分)で40万円、4半期分(4半期分X1期分)で12万円
平均販売価格(ASP)が1年分(4半期分X4期分)で20万円、4半期分(4半期分X1期分)で6万円
供給および需要分析が1年分(4半期分X4期分)で45万円、4半期分(4半期分X1期分)で14万円

で、分析工房から発売している。申し込みや問い合わせはこちらへ。

一方、2018年2月に発刊された『AMOLED Display Market Track』では、AMOLED市場の実績と展望につき、四半期・年度・アプリケーションごとに詳しく説明しており、平均販売価格(ASP)と需要および供給分析(Supply and Demand analysis)など、様々な側面から分析したデータとグラフをエクセルファイルにて提供している。
2018年02月14日

button_15.jpg  有機EL3社、そろって最高益も軟調な株価、iPhoneX生産半減で

2018/2/13 日経新聞

 有機EL関連の装置を手掛ける3社の業績と株価の動きが乖離(かいり)している。平田機工、ブイ・テクノロジーの2018年3月期、アルバックの18年6月期の連結純利益は、それぞれ過去最高になる見通しだ。携帯電話や大型テレビ向け有機ELパネルの需要が高まっている。ただ1〜3月期は有機ELパネルを採用したiPhoneX(テン)の生産が減少する見込みで、株価は軟調な展開が続いている。

 「今後2年は中国向けを中心に有機EL向け投資が続きそうだ」。アルバックの梅田彰執行役員は13日の会見で語った。

 同社は、発色する有機材料を蒸発させてパネル基板に付着させる蒸着装置を手掛ける。有機ELの製造に欠かせない装置で、17年7〜12月期の有機EL向け装置は、前年同期と比べて約1割伸びた。通期の純利益予想は前期比25%増の305億円と、従来予想(12%増の275億円)を上方修正した。

 平田機工とVテクの業績も好調だ。平田機工は17年4〜12月期の有機EL関連の売上高が前年同期比で3割増えた。藤本靖博執行役員は「有機EL関連の生産はフル稼働が続いている」と話す。Vテクは18年3月期の純利益予想を前期比2.6倍の74億円と従来予想(74%増の49億円)から上方修正した。有機ELメーカー向けに検査装置や製造装置が伸びる。

 一方、最近の株式市場での評価は芳しくない。アルバックと平田機工は17年11月に昨年来高値を付けた後、それぞれ約3割下落した。Vテク株も1月の高値から16%下がった。

 米アップルはiPhoneXの1〜3月期の生産量を当初計画から半減させる見込み。市場で有機EL需要の先行き懸念が浮上している。岡三証券の小川佳紀氏は「iPhone向けの需要増への期待で株価が上昇基調だっただけに、反動で売りが出やすくなっている」と話している。
2018年02月06日

button_15.jpg  サムスンディスプレイ、リジッド有機ELの製造ラインの稼働率が半分に低下

2018.01.30 ET News

サムスンディスプレイのリジッド有機EL(OLED)事業が活気を失っている。スマートフォン市場で低温多結晶シリコン(LTPS)液晶表(LCD)に押されて苦戦している。中国のスマートフォンメーカーが最新のトレンドであるフルスクリーンを実装し、価格がより手頃な価格のLTPS LCDを主に採用しているからである。

30日、業界によると、最近、サムスンディスプレイは、リジッドOLED生産ラインA1とA2のライン稼働率を最大で半分に下げた。 第4世代リジッドを生産するA1は、いくつかのラインの稼動を中断した。5.5世代リジッドを主に生産して、いくつかのフレキシブルOLEDを作るA2ラインも、いくつかのラインを停止するほど稼働率が低下した。来る正月連休まで稼動を中断することにして対策を講じていることが分かった。

リジッドOLEDは、昨年からLTPS LCDと激しく競争し、価格が下落し続けた。台湾、日本、中国でLTPS LCDの生産能力が増加して価格が下がったので、リジッドOLEDには市場で不利な立場になった。過去にLTPS LCDと同様の水準でリジッドOLED製造コストが低くなったが、その後に継続してLTPS LCDの価格が下落し、両陣営間の価格競争が続い激しい。

中国のスマートフォンメーカーが、価格がより安いLTPS LCDを主に採用して、リジッドOLEDの販売量が減少した。これは、スマートフォン製造コストを下げることができ、製品デザイン面でリジッドOLEDと大きな差がないからだと業界は分析した。

業界関係者は、「中国のスマートフォンメーカーにはフレキシブルOLEDの需要が大きかったが、サムスンディスプレイが、アップルとサムスン電子を中心に供給し、この需要を満たしていなかった」とし「デザイン差別が大きくなるフルスクリーンと高解像度を実現できるうえ、価格がより安価なLTPS LCDを好む傾向にある」と述べた。 LTPS LCDの価格が継続して落ちた理由は、昨年、台湾、日本、中国でLTPS LCDの生産量が増加したためである。AUO、BOE、フォックスコン、天馬が6世代LTPS LCD工場を増設し、2016年の下半期から稼動して生産量が増加した。自然に価格が下落し、リジッドOLEDの収益性が悪くなった。業界では、現在のLTPS LCDは生産コスト以下のレベルで供給されていると見ている。

サムスンディスプレイはA2を全量フレキシブルOLEDを製造するように切り替える案も検討しているが、まだこれといった対策は用意していなかったと思われる。LCDラインをフレキシブルOLEDに切り替えたL7-1ラインが第1四半期の稼動を控えており、生産能力が増加するが、最近のA3の稼働率も低くなったからである。フレキシブルOLEDだけでなく、リジッドOLEDの顧客を確保しなければなら二重苦を抱えている。 業界のある関係者は、「A1は、自動車用のOLED中心に転換し、さらにフレキシブルOLED研究開発ラインとして運用する案を検討していると聞いている」とし「リジッドOLEDにノッチカットデザインを適用するなど、付加価値を高める戦略を用意してている」と伝えた。

button_15.jpg  サムスン電子、2017年ディスプレイ事業の年間営業利益は5,000億円以上

2018年 2月 2日 UBIリサーチ

Samsung Electronicsは31日に行われた2017年10~12月(第4四半期)の決算カンファレンスコールで、売上高65兆9,800億ウォン、営業利益15兆1,500億ウォンを記録し、特にディスプレイ事業では、売上高11兆1,800億ウォン、営業利益1兆4,100億ウォンを記録したことを明らかにした。ディスプレイ事業の売上高は前期比35%、前年同期比50.7%増加し、営業利益は前期比45.4%、前年同期比5.2%増加となった。2017年ディスプレイ事業の年間売上高は34兆4,600億ウォン、営業利益は5兆3,900億ウォンを達成し、最大実績を記録した。ディスプレイ事業におけるOLEDの売上高は70%台後半の割合を占めたことを明らかにした。

Samsung Electronicsによると、2017年第4四半期にはOLED部門で、主要顧客企業のフラグシップスマートフォン向けパネルの供給が増え、前期に比べ実績が改善された。LCD部門はオフシーズンの需要減少とパネルの価格下落によって、利益が下がったと説明した。

2018年第1四半期OLED部門において、スマートフォン市場がオフシーズンに入ると同時にLTPS LCDとの競争が激化し、OLEDの需要が鈍化する可能性があるため、収益性の低下が懸念されている。Samsung Electronicsはフラッグシップ製品用パネルの販売を拡大し、顧客企業の多様化や製品の生産性向上などで収益性確保への取り組みを進めると説明した。

LCD部門については、オフシーズンにも関わらずTVの高解像度・大型化傾向が続き、上半期スポーツイベントの影響によるライン稼働率の安定化に期待感を示した。また、歩留まり改善とコスト削減に向けた活動を強化し、UHD・大型・量子ドットなど高付加価値製品の販売を拡大し、収益性の見直しを行う計画だ。

2018年にはOLEDがモバイル市場で主流になると期待され、Samsung Electronicsは主要スマートフォンメーカーからの需要に積極的に対応し、LTPS LCDとの技術のさらなる差別化を図り、市場シェアを高めていく計画を明らかにした。また、技術とコストの競争力に基づき、IT、電装など、新規応用分野の力量も強化し、新成長動力の確保に乗り出すと伝えた。LCD部門については、中国メーカーによる生産能力の拡大と競争深化により、市場の不確実性が高まる局面が見られると述べた。

Samsung Electronicsは2017年第4四半期に携帯電話8,600万台、タブレット700万台の販売量を記録した。2018年第1四半期の販売量は前期比小幅減少となるそうだ。

2017年の設備投資は総計43兆4,000億ウォン規模で行われ、その中でディスプレイに13兆5,000億ウォンが投資された。ディスプレイの場合、フレキシブルOLEDパネルへの高まる顧客需要に対応するための生産能力拡大に積極的に投資し、昨年の総投資規模は2016年に比べ大きく増加した。2018年の投資計画はまだ未定だが、前年比減少が見込まれるという。

Samsung Displayチェ・クォンヨン常務は「特定顧客企業へのモバイルOLED売上高の依存度を下げるために、中国の顧客企業を獲得し続けており、iPhone Xの注文量減少が一時的な需要変動には大きく影響されない」と説明した。引き続き「顧客の需要に応じた折りたためる(Foldable)ディスプレイを始めとする様々なアプリケーションを準備しており、市場と消費者が求めるレベルまで完成度を上げることが重要であるため、持続的な研究開発を通じて時期を早めるために努力するつもりだ。建設中の新工場(A5)については、稼働時期や生産製品、生産量など、具体的に決まったことはまだ何もない」と付け加えた。
2018年02月02日

button_15.jpg  LGディスプレイが、ソニーのスマートフォン向けに、有機ELディスプレイパネルを供給

2018.01.28  [デジタルデイリー イ・スファン記者]

LGディスプレーが、ソニーにフレキシブル有機EL(OLED)を供給する。TV用の大型OLEDパネルに続き、スマートフォンにまで協力の範囲を広げた。フレキシブルOLEDは、ベゼル(枠)の厚さを最小限に抑え、曲げられないリジッド(Rigid)OLEDと比較してエッジ(Edge)やノッチ(Notch)で多様な形態のデザインの適用が可能である。

これまでソニーは、大型OLEDのみLGディスプレーからパネルを供給を受けた、中小型OLEDまで供給を受けて、両社の関係はさらに深まった。一方では、フレキシブルOLED市場で絶大な影響力を発揮しているサムスンのディスプレイを追撃し、Appleの新型iPhoneのパネルを供給する原動力の確保に弾みがつく。

28日、業界によると、LGディスプレーは、ソニーにフレキシブルOLEDを供給することが分かった。LGディスプレーの内部事情に精通し関係者は "ソニーとフレキシブルOLED協力を進める "と伝えた。

昨年にソニーはLGディスプレーの大型OLEDパネルでTVを作り、かなりの利益を得た。プレミアム市場で頭角を表し、実績改善に力を加えた。2017年上半期の純利益が2117億円(約2兆600億ウォン)で、10年ぶりに最高値を記録した。年間のTV販売台数目標も1200万台から1250万台に高めたほど自信がついた。

スマートフォンではどうか。全世界の市場シェアは一桁台前半で高くないが、日本国内では、アップルに次いで2位を走っている。市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、昨年の上半期基準で14.9%の市場シェアでサムスン電子(8.2%)、シャープ(7.3%)、富士通(8.9%)を長い間引き離している。

ソニーは、TVのようにスマートフォンでもかなり苦戦した。しかし、スマートフォンが先進市場と成長市場を問わず必需品として認知されており、ソニーが追求するユーザーの経験(UX)を具体化し、様々なサービスを組み合わせするためには、必ず確保しなければなら事業である。販売が遅々として進まず、赤字になっても、スマートフォン事業を放棄しなかった理由だ。

LGディスプレーとしても新たな顧客の獲得で、ソニーは魅力的だ。中国のスマートフォンメーカーもあるが、先進市場では状況が少し異なっている。E5に続き坡州のE6生産ラインで、第3四半期から月に1万5000枚規模でフレキシブルOLED量産に入るので、顧客の確保は不可欠である。アップルのような大型取引先だけではいけない。

ある業界関係者は、「すでにソニーはOLED技術を確保するため、TVでの成功経験をスマートフォンに移植して、収益性重視の事業を展開するものと見られ、フォルダーブルポンのような製品開発も目標だろう」と説明した。

<イ・スファン記者> shulee@ddaily.co.kr
2018年01月27日

button_15.jpg  【CES 2018】これからはコネクテッドの時代へ

2018年 1月 12日 UBIリサーチ

CES 2018で公開された展示品の中で、多くのメーカーが注目しているテーマは「コネクテッド(Connected)」である。今後は家の内と外にあるTV、洗濯機、冷蔵庫、自動車など家電製品と人をつなげ、人工知能(AI)によって動作する。

LG ElectronicsとSamsung Electronicsなど、多くのセットメーカーは今年のCESで、電子製品の単独機能を越え、連結と融合による利用者とのつながりや電子製品そのものが利用者の「ライフスタイル」になることを強調する製品を発表した。新しく公開したLG ElectronicsのThinQブランドからSamsung ElectronicsのConnected City、スマートフォンと家電製品を連結したライフスタイルの提案、IntelのAIを導入した様々なアプリケーション、自律走行車に至るまで「連結」と「拡張」による新たな時代のコミュニケーション方法を見せる。




このような電子製品の「コネクテッド」を容易に実現するためにディスプレイは変化を続けている。過去にディスプレイは単純に映像を送り出す機能を果たしているものと認識されたが、今は「コミュニケーション」の道具としての役割を果たしている。ディスプレイで利用者を認識し、単純な情報の出力からAIを活用した正しい情報の分別や選択まで可能になり、ディスプレイのない「コネクテッド」は不完全とも言える。

OLEDは柔軟性を活かした自由な製品のデザインと優れた色表現でTVとモバイルのみならず、自動車を含めた様々な電子製品に採用され、今後5GとAIの活用領域拡大にも有利に働くと期待される。






button_15.jpg  世界の有機ELパネル製造能力は2018年から2020年まで面積換算で年平均48%で成長

2018年 1月 25日 UBIリサーチ

UBI Researchが発刊した『AMOLED Display Market Track』の投資動向データによると、世界におけるAMOLEDの生産可能パネル面積は2018年から2020年まで年平均48%で成長する。

装置の生産能力によるガラス面積を分析したところ、2017年にAMOLEDの生産可能面積は1,300万uであったが、2020年には約3倍以上増加した4,000万uに達すると予想される。

大面積AMOLEDの生産可能面積は、2017年の400万uから2020年に840万uとなり約2倍に増加し、中小型AMOLEDの生産可能面積は同期間で910万uから3,200万uへ約3.5倍に増加する見込みだ。

2018年から2020年まで各メーカーによるAMOLED全体の生産可能面積は、LG Displayが690万uの増加で最も大きな成長を見せるようになり、次にSamsung Displayが580万u、BOEが440万u増加すると考えられる。

また、中小型AMOLEDの生産可能面積のみを比較すると、Samsung Displayが580万uの増加で、最も多く投資されると見込まれ、次にBOEが400万u、LG Displayが290万u増加すると見られる。


<各メーカーによる中小型AMOLEDの生産可能面積>

UBI Researchイ・チュンフン代表はLG Displayによる中国大面積AMOLED量産ラインへの投資で、2020年にAMOLED全体の生産可能面積においては、LG DisplayがBOEより2倍以上高い。しかし中小型AMOLEDの生産可能面積においては、2019年からLG DisplayがBOEに先を越される見込みだ。

AMOLED Display Market Trackは投資データ(Investment data)、市場実績(Market performance)、市場展望(Market forecast)、平均販売価格(ASP)、コスト分析(Cost analysis)、競争力分析(Competitiveness analysis)などで構成されている。今回発刊した投資データには、各メーカーにおける投資ヒストリーと現況、3年後の投資展望について、生産ラインごとに詳しく解説されており、様々な観点から分析したデータとグラフをエクセルファイルで提供する。
2018年01月25日

button_15.jpg  【韓国】17年ICT輸出、有機ELディスプレーは34.4%増加

1/24(水) NNA

 韓国産業通商資源省がこのほど発表した2017年の情報通信技術(ICT)分野の輸出額(速報値)は1,976億2,000万米ドル(約21兆9,300億円)で、前年比21.6%増となった。半導体がけん引して、2010年(27.3%増)以来7年ぶりの2桁成長となった。
 輸出額を品目別に見ると、半導体が60.2%増の996億8,000万米ドルだった。単一品目として初めて900億米ドル突破した。世界的な需要拡大とDRAMの価格上昇を背景に、半導体メモリーは90.7%増の671億7,000万米ドルだった。システムLSI(大規模集積回路)もファウンドリー(半導体の受託製造)の輸出やパッケージングが好調で、23.9%増の253億6,000万米ドルと、過去最大の輸出額を記録した。
 ディスプレーは7.8%増の302億9,000万米ドルだった。有機ELディスプレーは34.4%増加した半面、液晶ディスプレー(LCD)は生産ラインの有機ELへの転換や市場競争の激化などもあり、4.9%減少した。
 パソコン(PC)と周辺機器は、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)など外部記憶装置が伸びて10.0%増の96億4,000万米ドルだった。
 一方、携帯電話(部品を含む)は、サムスン電子など韓国スマホメーカーの現地生産が加速し、28.8%減の190億4,000万米ドルだった
 輸出先でみると、サムスン電子やLG電子などの生産拠点が集まるベトナム向けが60.2%増の257億8,000万米ドル。中国(香港を含む)向けは半導体需要が拡大し、22.2%増の1,043億9,000万米ドルだった。日本向けもディスプレーを中心に0.3%増加した。
 一方、輸入額は1,020億6,000万米ドルと13.6%増えた。ディスプレーなどが好調な品目だった。貿易収支は956億米ドルの黒字となった。
 12月のICT分野の輸出額は20.5%増の177億5,000万米ドルと、11カ月連続で月別の過去最高額を更新している。
 輸入額は10.5%増の89億7,000万米ドルだった。貿易収支は87億7,000万米ドルの黒字だった。

button_15.jpg  2018年秋のiPhoneラインナップはやはりOLEDディスプレイ2モデルとLCDモデルか

2018年1月23日

Appleの次世代iPhoneは、5.8インチと6.5インチのOLEDディスプレイ搭載モデルと、6.1インチのLCD搭載モデルの3モデルで構成されると、再びサプライチェーンから情報が寄せられた模様です。

iPhoneのOLEDディスプレイ供給をめぐる競争

中国メディアの中時電子報(China Times)は23日、Appleの2018年秋発売のOLEDディスプレイ搭載iPhoneにはSamsungのパネルが使用されると報じました。現在、AppleにOLEDディスプレイパネルを生産しているのはSamsungとLGの2社ですが、LGはApple Watchのパネルのみ供給しています。

今月初旬、LG、シャープ、ジャパンディスプレイがiPhoneのOLEDディスプレイ生産でAppleのサプライチェーンに仲間入りするとの報道がありましたが、未だ生産能力に不足があるとみられています。

OLEDディスプレイ供給で2番目のサプライヤーになる可能性が高いとされるLGも、生産能力が必要レベルまで達するには2019年までかかるといわれています。Foxconn傘下のシャープは昨年3月に生産設備への投資を行なっています。

2018年秋のiPhoneラインナップは噂通りとなるか

Appleは、OLEDディスプレイ搭載モデルとして、5.8インチのiPhone Xの後継機と、6.5インチの「Plus」サイズのモデルを導入するとみられています。LCD搭載モデルは6.1インチと、2つのOLEDディスプレイ搭載モデルの間の大きさになるといわれています。

中時電子報の報道によれば、6.1インチのLCDはジャパンディスプレイが供給する見通しで、現在LGもLCD供給の交渉段階にあるとのことです。尚、General Interface SolutionとTPK HoldingがLCDのタッチパネルモジュールを生産するとみられています。

Appleは2018年に6.5インチのiPhone Xを生産予定していると昨年11月にすでに噂され、その後も繰り返し同様の予想が報じられてきましたが、今回サプライヤーから再び同じ情報が得られたようです。


Source:中時電子報 via AppleInsider
(lexi)


2018年01月12日

button_15.jpg  ASUSのHDR対応21.6型4K有機ELディスプレイ

1/11(木) Impress Watch

 台湾ASUSTeK Computer(以下ASUS)は、CES 2018が開催されている会場近くのホテルで、CESに合わせて発表された製品の展示を行なった。

 このなかでASUSは、JOLEDのRGB印刷方式有機EL技術で製造された有機ELパネルが供給されると明らか(別記事参照)にされた「ProArt PQ22UC」も展示していた。

■JOLEDのRGB印刷方式有機EL技術を採用したProArt PQ22UC、モバイル用途も意識した構造

 ProArt PQ22UCは、既報のとおり、JOLED製21.6型4K UHD(3,840x2,160ドット)の有機ELを採用しており、最大輝度350cd/平方m、HDR10に対応したディスプレイ。コントラスト比は100万:1を達成し、DCI-P3比99%という広色域をカバーしている。

 応答速度も最大で0.1msと高速で、コントラストがハッキリしており、豊かな色表現の実現と高速な応答速度が特徴となっている。

 実際に実機で確認したみたところ、アメリカのホテルの部屋という、暗めな屋内環境であっても、非常に高精細で美しい映像が表示できていることが確認できた。

 ASUSとしては、ProArt PQ22UCはデザイナーや医療現場といったプロ用途をターゲットとしており、価格はコンシューマ向けの製品よりは高くなる見通しだという(ただし現時点では価格などは発表されていない)。

 色の再現性に関しては、出荷段階でキャリブレーションが行なわれているほか、ASUS独自の「ProArt Calibration Technology」を使って、複数のコンピュータで使う場合のキャリブレーションが可能になる。

 ポート類は左側面に集中しており、USB Type-Cが2つ、Micro HDMIが1つという構成になっている。USB Type-Cが2つあるのは、1つをUSB Power Deliveryによる給電に利用するためで、映像入力は、残り1つのUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode)ないしは、microHDMIで行なう。

 このため、たとえばUSB Type-Cが2つあるPCで、USB PDなどの高出力給電に対応していれば、USB Type-Cケーブル2本で利用することも可能だ(ただしその場合、PC側のACアダプタの出力には、相当の余裕が必要になるだろう)。PCが高出力の給電に対応していない場合でも、USB Type-CのACアダプタをもう1つ持っていけば対応できる。

 なお、スタンドは折りたたみが可能になっており、パネル部分と取り外して持ち運ぶことができる。

 ASUSによれば、一般的な22型の液晶ディスプレイに比べて3分の1程度の重量になっており、前述のとおりUSB Type-C/PDのACアダプタで給電できることも含めて、モバイル用途での利用も考えられているようだ。

 ただし、展示員によれば、当然のことながら「スーツケースに入れて預け入れ荷物に入れる」といった利用は想定していないとのこと。

 ASUSによれば現時点では出荷時期や価格などは未定だが、「一般的な14型や15型のモバイルディスプレイでは大きさが足りない」というデザイナーや、医療関係者などのプロモバイルユーザーには要注目の製品になりそうだ。

PC Watch,笠原 一輝
2018年01月11日

button_15.jpg  Galaxy Book 試用レポート 日本初上陸のサムスンPCは有機ELがグッド!!

1/10(水) アスキー

 世界中で発売しているサムスンのWindowsパソコン「Galaxy Book」が日本に上陸したので試用したのだ〜〜!!
 サムスンがついに日本でもWindows搭載PC「Galaxy Book」を発売した.10.6型と12型のタブレットで、キーボードカバーを着脱する2in1タイプ.Galaxy Noteシリーズで人気のSペンも使うことができる.

Galaxyという名のWindowsパソコンとは 

 スマホより大きいGalaxy Tabシリーズは2010 年からずっと続くアンドロイドOSを搭載したタブレットだ.日本でもキャリアが発売し、アンドロイド・タブとしてあこがれだった.ドコモのGalaxy Tab S(8.4)は同寸の超小型ハードキーボードを搭載していて、とても欲っしいマシンだった.
 
 そんな中、2016年のCESで「Galaxy TabPro S」という名称のWindows搭載PCが発表となった.サイズは12型で、CPUはコアm3-6Y30でメモリは4/8GB、SSDは128/256GBというミニマルなスペック.ところが、ディスプレイは天下の有機EL(SuperAMOLED)で2160×1440ドットの3対2比率というSurfaceを意識したスタイルだったのである.
 
 2016年の3月に海外で発売となり、ちょうど4月に香港圏内に存在していた私は、即購入した.ホントはLTE版が欲しかったのだが、WiFi版しかなくちょっとシクシクだったが、AMOLEDの魅力は強かったのである.
 
 そして、このタブプロSの後継機種が、今度は2017年2月のMWCで発表となった.名称はアンドロイド系と切り分けるために「Galaxy Book」と変更.サイズも10.6型と12型に広がったうえ、日本でも11月8日に発売が決まった.サムスンはもちろん海外ではNotebookシリーズというPCを販売しているが、日本ではこのBookが初のWindows搭載PCの発売となる.
 
最大の魅力はやはりOLED

カバーで背面も保護されるのがいい

 名称は画面サイズそのままで、「Galaxy Book 10.6」と「Galaxy Book 12.0」である.ここではコストコで買える12型を中心に紹介していこう.
 
 まずCPUは第7世代のコアi5-7200Uを搭載.メモリは8GB、SSDは256GB内蔵である.そしてディスプレイは、ProSと同じく有機ELのAMOLEDの12インチで、解像度は2160×1440ドットと3対2比率で四角くて使いやすい.
 
 サイズは291.3×199.8×7.4ミリで重量は754グラム、フロントカメラは500万画素でバックカメラは1300万画素である.マイクロソフトのSurfacePro最新モデルは292×201×8.5とほぼ同寸だが、GalaxyBook12のほうが厚みが1ミリ薄い.たかが1ミリだが、手にしたときの「薄い」感はある.SurfaceProのコアi5モデルの重量は770グラムで、Galaxyのほうが16グラムだけ軽いが、これはあまり体感しなかった.
 
 インターフェースはUSB3.1のタイプC×2のみと単純明快.あとはマイクロSDスロットとイヤホンジャクという単純構成だ.
 
 同梱されるキーボードカバーは中央にコネクター部があり、背面側のカバーを折ってついたてにする方式で、マグネットによって背面に付く.液晶の角度は40度、53度、60度の3種類である.前モデルのGalaxy TabPro Sでは収納するときに一旦キーボードとタブレットを切り離す必要があったが、今回のBookからはそのままパタンとたたむことができる.SurfaceProはタブレットの後ろにツイタテがあるので、キーボードカバーは液晶面のみになるが、Galaxyの場合は前も後ろもカバーが保護してくれる安心感がある.
 
 キーボードは、いわゆるSurface的な、やや、やわらかさのある構造だがキーストロークは1.5ミリあり、不満はない.日本で発売となるモデルはUS配列のみで、オレとしてはオッケーなのだ.あと、12型の海外モデルではLTEモデムを搭載しているものもあるのだが、日本では選択できないのが非常に残念である.
 
 ディスプレイのAMOLEDは、もちろんとても彩度が高く、最高輝度も高い.Surface BookやProと同じ3対2比率は、16対9に比べて雑誌や書類の判型に近く、特に縦位置で使う時にはとても見やすいのである.
 
 付属のSペンはGalaxyNoteシリーズで定評のある書き味で、ペン先が0.7ミリと極細なのに4096段階の筆圧を感知してくれる.ただし収納がSurfaceProのように磁石で本体にパチッと付くのではなく、円筒のホルダーに挿すカタチなのがちょっとまだるっこい.
 
7Gコアとして標準的速度

バッテリの持ちは◎

 おなじみのベンチマークテストを各種実施してみたが、コアi5-7200Uを搭載したモバイルノートとしては標準的な値だった.CINEBENCHはCPUが325でOpenGLが44、3DMarkのFireStrikeは896である.
 
 SSDはもちろんサムスン製のPM871aシリーズ(MZNLN256HMHQ)を搭載しているが、SATA接続なのでマルチのシーケンシャルリードは550止まりと標準的速度だった.
 
 おなじみBBenchによるバッテリー持続時間は、いつもどおり輝度MAXの省エネOFFで3時間30分もった.内蔵するバッテリーは39Whと少なめなのに3時間駆動するというのは、LEDバックライト+液晶よりも省エネなAMOLEDの威力かもしれない.
 
 現行のSurface Proはi5モデルはメモリ8GB+256SSDで約16万円で、加えて約2万円のタイプカバーとペンを加えると19万円となる.GalaxyBook12はコストコでの販売のみとなっているがキーボードとSペンが付属で約14万円とお買い得.SurfaceProもGalaxyBookもCPUはいまだ7Gコアなので、そろそろ8になる予感はするが、Windowsのタブレットが欲しいヒトはAMOLEDがとてもキレイなGalaxyもチェックすべし!!
 
文● 編集長みやの(@E_Minazou)

button_15.jpg  【ジャパンディスプレイ】連続赤字と資金繰りの二重苦 有機EL工場の巨額投資には疑問

1/11(木) ダイヤモンド・オンライン

 有機ELディスプレーの投資資金の調達に向けて、スポンサー探しに奔走する中小型液晶大手ジャパンディスプレイ。過去の液晶工場の巨額投資が今の財務を圧迫する中、再び巨額資金を投じるか。(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 村井令二)

 米アップルが2017年11月に発売した「iPhoneX」。これに初めて有機ELディスプレーが搭載されたことで、中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)が揺れている。

 JDIは16年度の売上高の53.7%をアップルに依存しているにもかかわらず、有機ELの量産工場を持っていない。

 18年のiPhoneは、3機種中2機種に有機ELが採用され、JDIが得意とする液晶ディスプレーは一段と減る見通しだ。

 東入來信博・会長兼最高経営責任者は、これに敏感に反応し、一刻も早く液晶工場を有機EL工場に転換する必要性を訴える。

 ディスプレー工場の立ち上げには投資判断から量産稼働まで最短でも1年はかかるため、ターゲットとなるのは19年モデルのiPhoneで、JDIは18年春にも投資判断をしたい考えだ。

 だが、JDIの財務は、ディスプレー工場の巨額投資を許す状況にはない。

 12年に日立製作所、東芝、ソニーの中小型液晶事業を統合して発足したJDIは、初年度と2年目こそ最終黒字だったが、その後は赤字が続き、17年度は4期連続の最終赤字になる見通しだ。

 JDIは今期の最終損益予想を公表していないが、売上高が15〜25%減少する見込みで、構造改革費用として1700億円を計上する計画だ。足元の営業赤字を勘案すれば、最終赤字は2000億円規模になる可能性がある。

 さらにJDIを苦しめているのが資金繰りだ。12年以降、能美工場(石川県)、茂原工場(千葉県)、白山工場(石川県)と相次ぎ1000億〜2000億円級の新工場を稼働させたのが負担となり、フリーキャッシュフロー(FCF)の赤字が続いている。

 特に、JDIのFCFで見逃せないのが「前受け金」。工場建設のために顧客が立て替えた資金のことで、産業革新機構の2000億円の出資で建設した茂原工場を除き、能美工場と白山工場はアップルの前受け金で建設されている。

 前受け金は、JDIが工場の操業開始とともに製品納入との差額を返済する。その残高は16年6月末に1919億円に達した。今期の返済額は総額500億円強で、営業キャッシュフローを圧迫している。

 ただJDIは、この前受け金を17年度上期から「長期性負債と見なす」として財務キャッシュフローの項目に移し替えて説明している。これで見掛け上の営業キャッシュフローは黒字化するが、資金流出に変わりはない。

 苦しい資金繰りを改善するには売り上げを伸ばすしかない。

 顧客別売上高の「欧米」は主にアップルを指すが、17年度第2四半期は、iPhoneXの有機ELパネルの需要がそれほど伸びず、JDIの液晶売り上げの減少は比較的軽かった。

 だが、17年度第3四半期以降は予断を許さず、アップル向けも中国向けも厳しくなる見通しだ。

 JDIは、17年8月に革新機構の債務保証で銀行から1070億円の融資枠を期限1年で確保。これで目先の資金繰りは乗り切ったが、売り上げ減が続けば、再び資金繰り危機に陥る恐れがある。

● スポンサー交渉は年度内の決着難航 巨額投資は必要か

 この綱渡りの財務で、JDIは有機ELの巨額投資を判断しようとしているが、白山工場でスマホに使われる「蒸着方式」の有機EL設備を導入すれば2000億〜3000億円が必要になる。主要株主の革新機構は、JOLED(JDIが15%出資)と合わせて、これまでの支援額が総額4070億円に上っており、これ以上の資金拠出は無理がある。

 このためJDIは外部のスポンサー探しに奔走しており、主要顧客のアップルや、中国・京東方科技集団(BOE)、中国・TCL集団傘下の華星光電(CSOT)などと交渉を重ねてきた。

 だが、日々の資金繰りにも窮するJDIが巨額資金を調達する交渉は難航しており、同社がめどにする「18年3月末」までの決着は極めて難しい情勢だ。

 一方で、JOLEDが世界最先端技術を誇っている「印刷方式」の有機ELディスプレーの量産計画は比較的順調だ。国内の材料メーカーや装置メーカーを中心に1000億円の第三者割当増資の詳細が1月中にもまとまる見通し。

 つまり、依然として最大の問題は、JDIの蒸着方式の有機EL投資にある。だが、そもそもこの巨額投資は理にかなうのか。

 というのも、蒸着方式は韓国サムスン電子が先行しており、これに追随することになるため、収益化のハードルは高い。さらに、高額な有機ELを搭載したiPhoneが本当に現在の主流である液晶モデルを駆逐するのかどうかも、見極める必要がありそうだ。

 むしろ過去の液晶工場投資と売り上げ減が財務を圧迫し続ければ、調達すべきは投資資金ではなく、運転資金になるだろう。

2018年01月09日

button_15.jpg  シャープ、スマホ用有機EL国内初の量産 自社端末に搭載

2018/1/9 日本経済新聞

 シャープは2018年春にスマートフォン(スマホ)有機ELパネルの商業生産を開始し、夏にも自社のスマホに採用する。国内勢ではジャパンディスプレイ(JDI)グループが19年にも量産を始めるのに先行し、スマホ向け有機ELの商業生産は国内初。米アップルや韓国サムスン電子などが有機EL搭載のスマホを増やす中、シャープも新たなビジネス機会を探る。

 堺事業所(堺市)などに数百億円を投じて有機ELパネルの小規模生産ラインを立ち上げており、このほど量産技術にメドを付けた。すでにサンプル出荷を始めており、2018年4〜6月に本格稼働を始める。今後は商品化に必要な明るさや画質を調整する。18年夏以降に発売する自社ブランドの高級機種の一部で採用を目指す。

 有機ELは自ら発光するためバックライトが不要で、端末の薄型化や軽量化を進めやすい。鮮やかな発色に加え、パネルを曲げやすいといった特長もある。このため、サムスンやアップルなどが有機ELを搭載したスマホを、韓国LG電子やソニー、パナソニックが有機ELテレビを発売する動きがでてきている。

 ただ、有機ELパネルを安定的に生産する技術が難しく、世界でもスマホ向けはサムスンが1社で供給する状態が続いている。

 シャープは液晶を主力事業と位置付けてより高精細な8Kパネルに経営資源を集中しており、テレビ向けの大型パネルでは当面、液晶に集中する方針だ。将来は車載向けなどスマホ以外への有機ELパネルの活用や、他社への供給も検討する。大型パネル以外では消費者の選択肢を増やす必要があると判断した。

 国内のスマホ端末は海外メーカーが優勢だが、シャープは画面の縁が狭い大画面モデルや中価格帯製品の品ぞろえを増やしシェアを拡大している。調査会社のMM総研(東京・港)によると17年4〜9月の国内出荷台数はアップルに次ぐ2位。18年には欧州での発売も検討しており、有機ELモデルの投入で海外でのシェア拡大も目指す。
2018年01月08日

button_15.jpg  CSOT、武漢の第6世代LTPS OLED工場の建設が完了

2018年1月3日 UBIリサーチ

12月28日に中国武漢市にあるCSOTの第6世代LTPS OLED(T4 fab)の生産ラインが当初の計画より4カ月早く完成した。CSOTは2017年6月からT4 fabの建設を開始し、199日で約60万坪規模の工場を建設した。総投資額は50億8,000万米ドルである。




CSOTのT4 fabは中国最初の第6世代フレキシブルLTPS OLED生産ラインとして注目された。T4 fabは月産4万5,000枚の生産能力を保有しており、中小型フレキシブルOLEDと折りたたみ型(Foldable)OLEDを量産する計画であると伝えられている。

CSOTは次のステップとしてクリーンルーム構築と装置導入を始めると明らかにし、2019年の量産開始を目指していると述べた。
2018年01月07日

button_15.jpg  JOLEDがASUSに21.6型有機ELディスプレイのサンプル提供を開始

1/5(金) BCN

 ソニーとパナソニックの有機ELパネル開発部門の統合で2015年1月に設立したJOLEDは1月5日、ASUSに21.6型の4K有機ELディスプレイパネルのサンプル提供を開始したと発表した。プロ向け中型モニタ市場で、有機ELの製造方式のひとつである印刷方式の浸透を狙う。

 1月9日から12日に米国・ラスベガスで開催されるコンシューマ・エレクトロニクスショー「CES 2018」で、ASUSが発表するプロ向けディスプレイ「ASUS ProArt PQ22UC」に使用される。

 ピュアRGBストライプの配列を備えた高い色純度が特徴で、デジタルシネマ規格DCI-P3カバー率99%の高彩度による忠実な色再現性を実現した。10ビット色深度による暗い黒と明るい白のコントラスト比は100万:1。最速0.1msの高速応答性をもつ。

 「印刷方式」とは、有機ELの材料を印刷で塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルで多様な画面サイズへの展開が容易とされる。JOLEDは、主流の蒸着方式による製造が難しい中型サイズの有機ELパネル市場で、印刷方式の浸透を図る。

 同社は16年に有機ELの開発試作ライン(基板サイズG4.5)を立ち上げ、量産技術の確立と生産性の向上を実現。17年4月に初の21.6型4Kパネルのサンプル出荷を、また12月5日には製品出荷を開始した。
2018年01月06日

button_15.jpg  JOLED、4K有機ELパネルサンプルをASUSに提供--21.6型、印刷方式採用

CNET 加納恵 (編集部)2018年01月05日

 JOLEDは1月​5​日、ASUSTeK Computer(ASUS)に21.6型4K高精細の印刷方式有機ELディスプレイパネルのサンプル提供を開始したと発表した。

 有機ELディスプレイパネルは、ASUSが「CES 2018」で発表するプロフェッショナルモニタ「ASUS ProArt PQ22UC」に使用される。ASUSはプレスリリースの中で、「ピュアRGBストライプを備えた最先端の有機ELテクノロジは高い色純度を保証し、PQ22UCは、DCI-P3カバー率99%の高彩度による、忠実な色再現性を実現している。真の10ビット色深度を備え、暗い黒と明るい白のコントラスト比は100万対1。最速0.1msの高速応答性は、動きの速いビデオやアニメーションコンテンツの表示において卓越したパフォーマンスを実現する」と表現している。

 JOLEDは、ソニーとパナソニックの有機ELパネルの開発部門を統合し、2015年1月に設立。有機EL材料を印刷により塗布、形成する印刷方式の有機ELパネルを製造しており、2017年12月には21.6型の4K有機ELパネルを医療向けに出荷している。
2017年12月22日

button_15.jpg  サムスン「Galaxy Book 12.0」、2,160×1,440ドットの有機ELパネル「Super AMOLED」を採用

12/18(月) Impress Watch

 サムスン電子ジャパンは、Galaxyブランドとして国内初投入となるWindowsタブレット「Galaxy Book 12.0」を発売した。Windowsタブレットとしては珍しく、有機ELディスプレイを採用する点も大きな特徴となっている。

 今回は、このGalaxy Book 12.0を中心に取り上げるとともに、同じく国内発売された10.6型液晶ディスプレイ搭載の法人向けモデル「Galaxy Book 10.6」も紹介する。Galaxy Book 12.0の価格はオープンプライスで、実売価格は139,800円。

■外観はオーソドックスなWindowsタブレット

 ではまず、Galaxy Book 12.0の外観からチェックしていこう。

 Galaxy Book 12.0は、Galaxyシリーズとして2代目となるWindowsタブレットで、2016年1月のCES 2016で発表された「Galaxy TabPro S」の後継となるモデルだ。

 “Tab”ではなく“Book”という製品名になっているのは、タブレットPCだけでなくクラムシェルノートとしての利便性も考慮し、より2in1にシフトしていることの現れのようで、製品パッケージにはキーボード付きカバーが標準添付されている。それにより、本体のみでWindowsタブレットとして、キーボードカバーを装着した状態でノートPCとして利用できるようになっている。

 本体は、Windowsタブレットらしい比較的オーソドックスな外観となっている。背面にはマグネシウム合金を採用し、シルバーの塗装が施されている。また、角や背面側の側面付近はカーブが取り入れられており、手に持ったときのゴツゴツとした印象は少ない。

 Surfaceシリーズのような特徴的なデザインではないため目は引かないが、これならどういったシーンでも安心して使えそうだ。なお、背面には本体を支えるスタンド機構は備わっていないため、本体のみで自立はしない。クラムシェルノート相当として利用するには、専用キーボードカバーで本体を支えることになる。

 サイズは、291.3×199.8×7.4mm(幅×奥行き×高さ)。ディスプレイのベゼル部が極端な狭額縁仕様とはなっていないが、12型ディスプレイ搭載のタブレットPCとして標準的なベゼル幅と言える。重量は公称で754g、実測では752gだった。

 Galaxy Book 10.6も、基本的なデザインコンセプトはGalaxy Book 12.0と同じだ。背面にマグネシウム合金を採用し、シルバーの塗装やカーブを取り入れたデザインなども同じとなっている。

 こちらは、サイズは261.2×179.1×8.9mm(同)、重量は648gとなっており、Galaxy Book 12.0よりもひとまわり小さく軽い。なお、重量の実測値は646gだった。

■付属キーボードカバーはスタンドとしても利用できる

 Galaxy Book 12.0には、専用のキーボードカバーが標準で付属している。

 キーボードカバーは、本体下部にマグネットで装着して利用する標準的な仕様となっているが、Galaxy Book 12.0のキーボードカバーは、背面側も覆う構造となっている点が特徴。これによって、持ち運び時には背面も含めて本体全体をカバーでき、本体の傷付きを抑えられる。Galaxy Book 10.6のキーボードカバーも、同様の仕様となっている。

 また、キーボードカバーの背面側は、本体を支えるスタンド機能も備えている。背面側は先端部がマグネットで本体に固定するようになっているが、背面を折り曲げて本体側の固定位置を変更することで、Galaxy Book 12.0では3段階、Galaxy Book 10.6では2段階に角度を調節できる。

 さらに、キーボード側を下に折り曲げて、背面側先端をキーボード側の溝に合わせて折り曲げることで、低い角度で本体を支えられる。これによって、ペン入力時の軽快な作業環境も確保できるとしている。

 ただ、本体にかかる力が大きくなると、折り曲げた部分が溝から外れて倒れてしまうことも度々あったので、もう少し安定して角度を付けられる構造にしてもらいたかったように思う。

 キーボードはアイソレーションタイプのもので、英語配列となる。残念ながら、日本語配列のキーボードを備えるキーボードカバーは用意されない。キーは約1.5mmと、カバー型としては深いストロークを確保しており、クリック感もしっかりとしていて、打鍵感は良好だ。

 ただし、カバー型ということで、ノートPCのキーボードと比べると剛性は低く、利用環境によってはやや違和感を感じることもあった。とはいえ、デスクの上で利用する場合には、そういった違和感を感じることもなく、なかなか快適に利用できた。また、Galaxy Book 12.0のキーボードのみ、キーボードバックライトを搭載。暗い場所でも快適に利用できる点は嬉しい。

 タッチパッドは、クリックボタン一体型で、ジェスチャー操作もサポートしており、使い勝手は標準的。タブレットPCなので、ディスプレイ側のタッチ操作も可能ではあるが、タッチパッドを利用したカーソル操作も十分軽快に行なえる。

 ところで、このキーボードカバーだが、気になる部分もある。それは重量だ。

 Galaxy Book 12.0のキーボードカバーは実測で417.5g、Galaxy Book 10.6のキーボードカバーは実測で362.5gと、手にするとかなりずっしりとした印象だ。そのため、本体に装着した場合の総重量は、Galaxy Book 12.0が実測で1,169.5g、Galaxy Book 10.6が実測で1,008gと、どちらも1kgを超えてしまう。

 13.3型ディスプレイ搭載のクラムシェルノートPCで、1kgを下回る重量の製品が多いことを考えると、これはかなり残念な部分と感じる。本体を安定して支え、キーボードの打鍵感を高めるためにはカバー全体の剛性を高める必要があり、そのために重量増となっていると考えられるが、できればもう少し軽量化も突き詰めてもらいたかった。

■HDR表示にも対応する12型Super AMOLEDを採用

 Galaxy Book 12.0のディスプレイには、アスペクト比が3:2、表示解像度が2,160×1,440ドットの有機ELパネル「Super AMOLED」を採用している。有機ELディスプレイを採用するWindowsタブレットは非常に珍しく、その点でもGalaxy Book 12.0は大きな特徴があると言っていいだろう。

 有機ELディスプレイということで、表示品質は非常に優れている。まず、ひと目見て感じるのが発色の鮮やかさで、特に赤などは非常に鮮烈で、デジカメ写真などもクオリティを損なうことなく表示できる。

 また、コントラスト比の高さも特徴の1つで、HDR10準拠のHDR表示もサポート。実際にHDR映像を表示してみたが、明るい場所はひときわ明るく、暗い場所は深い黒が確認でき、一般的な液晶ディスプレイとは一線を画す品質だった。

 今回は直接比較できなかったが、優れた表示品質で定評のあるSurface Proと、同等以上の表示品質を備えていると言っていいだろう。

 海外では、Galaxy Book 12.0はクリエイター向けのタブレットPCとして位置付けられているが、この有機ELディスプレイの表示品質なら、クリエイターも納得のはずだ。ただ、表面が光沢処理となっており、外光の映り込みがやや激しい部分は少々気になった。

 対するGalaxy Book 10.6では、液晶ディスプレイを採用している。パネルの種類は非公開だが、広視野角でIPS相当のものと思われる。

 アスペクト比は同じく3:2だが、表示解像度は1,920×1,280ドット。表示品質は、さすがにSuper AMOLEDにはかなわないものの、液晶として発色やコントラストは申し分ない。こちらも表面は光沢仕様で、外光の映り込みは気になるが、全体的には大きな不満はない。

■筆圧検知4,096段階のスタイラスペン「Sペン」に対応

 Galaxy Book 12.0とGalaxy Book 10.6は、双方ともスタイラスペン「Sペン」に対応しており、製品に標準添付されている。

 Sペンは、同社のスマートフォン「Galaxy Note8」が採用しているものと同じ、ワコムの「Wacom feel IT technologies」をベースとしており、4,096段階の筆圧検知に対応した最新のものとなっている。Windows 10のペン機能「Windows Ink」もサポートする。

 ペンは鉛筆に近い太さがあり、握りやすく扱いやすい。ペン先は約0.7mmと非常に細くなっており、細かな文字や線も軽快に入力できる。紙に鉛筆やボールペンで書いているかのような感覚でペン入力が行なえるよう、ディスプレイ部との摩擦係数が調整されているようで、書き味も非常になめらかだ。

 もちろん、タッチパネルはディスプレイにダイレクトボンディングされているため、ペン先との視差がほとんどなく、快適な入力が可能。ペン先への追従性も非常に優れており、Windowsタブレットのペン機能としては、トップクラスの品質を誇っていると感じる。

 なお、ペンは本体に収納できないが、キーボードカバーに装着して持ち運べるようになっている。

 ところで、Galaxy Noteシリーズでは、Sペンの利便性を高めるために「エアコマンド」と呼ばれるランチャー機能が用意されているが、Galaxy Bookにもこのエアコマンド機能が用意されている。

 Galaxy Note 8のように、画面のどこにでもエアコマンドが表示されるわけではないが、ペンを画面付近でホバーさせた状態でペンのボタンを押すと、ペンの位置が画面右半分の場合には右側面から、ペンの位置が画面左半分の場合には左側面からエアコマンドのメニューが表示され、登録されたアプリを簡単に呼び出せる。

 用意されているコマンドは全部で5種類で、手書きノートアプリ「Samsung Notes」の起動や、表示画面の一部を切り抜いてキャプチャーする「スマート選択」、表示画面をキャプチャーして文字などを書き込む「キャプチャ手書き」などの機能を用意。このエアコマンドがあるため、ペン機能も便利に活用可能な点は嬉しい特徴と言える。

■CPUは、12型はCore i5-7200U、10.6型はCore m3-7Y30を採用

 では、スペック面を確認していこう。

 Galaxy Book 12.0は、CPUにCore i5-7200Uを採用し、メインメモリは標準でDDR4-2133を8GB搭載。内蔵ストレージは容量256GBのSATA SSD。無線機能はIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠無線LANとBluetooth 4.1 BLEを搭載。海外ではLTE通信機能を搭載するモデルも販売されているが、国内では無線LANモデルのみとなる。

 外部ポートは、左側面にmicroSDカードスロット、右側面にUSB 3.0 Type-C×2とオーディオジャックを用意。Type-Cポートは両方ともUSB PDをサポートしており、付属のACアダプタをどちらに接続しても、給電および内蔵バッテリの充電が行なえる。

 これ以外のポートは用意されないため、周辺機器を利用する場合には、USB変換アダプタや、オプションで用意されているポートリプリケータなどの利用が基本となる。

 カメラは、背面側にオートフォーカス対応の約1,300万画素カメラ、ディスプレイ側に約500万画素のWebカメラを搭載。このほか、GPS、加速度センサ、磁気センサ、環境光センサなどのセンサ類を搭載する。搭載OSはWindows 10 Home 64bit。

 対するGalaxy Book 10.6は、CPUにCore m3-5Y70、メインメモリにDDR3L-1600を4GB、内蔵ストレージに128GBのeMMCを搭載。無線機能はIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠無線LANとBluetooth 4.1+LEを搭載し、こちらも無線LANモデルのみの販売となる。

 外部ポートは、右側面にオーディオジャック、USB 3.0 Type-C×1、microSDカードスロットを用意。Type-CはUSB PD対応で、付属のACアダプタを接続して給電や内蔵バッテリの充電が行なえるのも同じだ。

 カメラは、ディスプレイ側に約500万画素のカメラを搭載するだけで、背面側には搭載しない。このほか、GPS、加速度、磁気、環境光などのセンサー類を搭載する。こちらは法人向けとして位置付けられていることもあり、搭載OSはWindows 10 Pro 64bitとなる。

 付属のACアダプタは、双方ともUSB PD対応の小型のものが付属している。充電には付属のUSBケーブルを利用する。なお、Galaxy Book 12.0付属のACアダプタの重量は、付属USBケーブル込みで実測95.1gだった。

■スペック相応の性能を発揮

 では、ベンチマークテストの結果を見ていくことにしよう。利用したベンチマークソフトは、Futuremarkの「PCMark 10 v1.0.1403」、「PCMark 8 v2.7.613」、「3DMark Professional Edition v2.4.3819」、Maxonの「CINEBENCH R15.0」、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」の5種類。Galaxy Book 12.0とGalaxy Book 10.6双方の結果を掲載する。また、比較として富士通の「LIFEBOOK UH75/B3」の結果も掲載する。

 結果を見ると、ほぼスペック相応の結果が得られていることがわかる。当然ながら、上位のCPUを搭載するGalaxy Book 12.0のほうが、全ての項目で結果が上回っている。

そのGalaxy Book 12.0の結果自体は、Core i5-7200Uを搭載するPCとしてほぼ標準的。4コア8スレッド処理に対応するCore i5-8250U搭載のLIFEBOOK UH75と比べると、スコアが負けている部分も多くなっているが、Galaxy Book 12.0ではメモリがデュアルチャネルとなっているため、3Dグラフィックスのテストでは上回る部分も見られる。

 ところで、Galaxy Book 12.0では、Core i5-7200Uを搭載することもあり、空冷ファンを搭載、右側面上部の吸気口から給気し、上部の排気口から排気することで、発熱を効率良く外部に放出するようになっている。高負荷時のファンの動作音は静かで、ほとんど気にならないが、排気口付近はかなり熱くなるので、手に持って使う場合には気を付けたい。

 Galaxy Book 10.6は、やはりCore m3-5Y70搭載ということで、性能面では今一歩という印象。

 実際に使ってみると、アプリの起動など、Galaxy Book 12.0に比べてワンテンポ遅いと感じる部分もあった。とはいえ、特に動作が重いアプリを使わない限り、動作に不満を感じる場面は少ないという印象。こちらも、スペック相応に使えるはずだ。

 次にバッテリ駆動時間だ。公称のバッテリ駆動時間は、双方とも9時間以上の動画連続再生とされている。

 それに対し、Windowsの省電力設定を「バランス」、電源モードを「(バッテリー)より良いバッテリー」、バックライト輝度を50%に設定し、無線LANを有効にした状態で、BBenchでキー入力とWeb巡回にチェックを入れて計測したところ、Galaxy Book 12.0は約7時間39分、Galaxy Book 10.6は約9時間22分だった。

 Galaxy Book 12.0はSuper AMOLEDを採用していることで、ディスプレイの消費電力が大きく、時間がやや短くなったが、それでも実測で7時間半以上の駆動時間が記録されたため、通常利用の範囲内であれば、バッテリ駆動時間は十分に満足できそうだ。

■販路の拡大や、次期モデルの早期投入を期待

 Galaxy Bookは、2017年2月に発表され、海外では春以降順次発売されており、それから半年以上近く遅れての日本での発売となった。これまで、GalaxyブランドでのWindows PCの日本での投入はもちろん、サムスンブランドのPCも販売例がなかったことを考えると、早期の投入は難しかったと思われる。

 そういった中で、今回日本での販売が開始されたことは、ユーザーにとって選択肢が増えるという意味で、大いに歓迎できる。特に、市場でほとんど見かけることのない、有機ELディスプレイを搭載するWindowsタブレットが国内市場に投入されたという点も、大きな魅力となるはずだ。

 ただ、まだまだ課題もある。

 まず、付属キーボードカバーが英語配列のみという点。日本市場で受け入れられるには、日本語キーボードの用意は不可欠であり、競合製品との比較で見劣りする部分となる。

 また、販路やサポートについても課題があると感じる。サポートに関しては、Galaxyブランドのスマートフォンと同じ部隊が担当するとのことだが、これまではAndroidスマートフォンのサポートが中心だったことを考えると、Windows PCについて、どこまでしっかりサポートできるかは未知数だろう。

 加えて、Galaxy Book 12.0は現時点でコストコのみでの販売という点も大きな課題だ。興味のあるユーザーがいても、近くの量販店で製品を手に取って体験できる環境が整っていないという点で、非常に残念だ。製品の完成度が高いだけになおさらで、この点は早急な改善が必要だろう。

 このように課題はあるが、やはり日本での発売にこぎ着けたことを素直に歓迎したいと思う。

 そして、今後は後継モデルも含めての継続的な販売に加えて、サムスンが海外で販売しているノートPCなどの投入にも期待したい。

PC Watch,平澤 寿康
2017年12月18日

button_15.jpg  RGBインクジェットプリント技術、中小型OLEDにも採用されるか

2017年 12月 15日 UBIリサーチ

先日12月7日に韓国ソウル三成洞にあるCOEXで開催された「OLED/ディスプレイ下半期セミナー」で、Unijetのキム・ソクスン代表は、インクジェットプリント技術によって、550ppi以上のRGBピクセルを形成し、中小型OLED工程にもインクジェットプリント技術を採用できると発表した。



現在量産している5.5型モバイル機器のQHD解像度は550ppi程度で、Pentile構造であることを鑑みると実際には400ppi相当である。一方、RGBピクセルを形成するためのインクジェットプリント技術は、現在150~200ppi程度で、55型以上のOLEDに8Kの解像度まで実現できるが、中小型OLED工程への採用はまだ難しい。キム代表の発表通り、中小型OLED工程に550ppiを形成可能なインクジェットプリント技術が採用されると、5.5型でPentile構造を基準にUHD解像度を実現できる。


<サイズと解像度によるppi>

キム代表は「2012年にSingle droplet measurement技術による吐出量のバラツキは2.5%程度で、RGBプリントには実現できない技術だった。2017年にLaser droplet measurement技術で0.1um以下に吐出量を制御できるようになり、リアルタイムで内部の圧力を調整し、バラツキを0.1%以下に抑えた」と述べた。これにより、ピクセル構造とは無関係に550ppi以上のRGBピクセルを形成できると説明した。

最後にOLED RGBピクセル用インクは、溶媒の純度が非常に重要であると述べ、「パネルメーカーが求めるインク材料の開発が先に行われた上で、インクジェットプリントを常用化できる。2020年以降になると、本格的に量産ラインへ採用できる」と予想した。
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