2021年11月25日

UBIリサーチから、「2021 Flexible & Foldable OLEDレポート」を発刊

2021/11/25 UBIリサーチ

UBIリサーチはスマートフォン市場の見通し分析で「2021年のスマートフォンとフォルダブルフォン用OLED出荷量は5.8億台規模になる見込みで、今後2年に1億台ずつ市場が成長し、2023年に6億台、2025年には7億台を突破するだろう」と展望している。Flexible と Foldable OLEDディスプレイの成長も、今後も継続して増加する。

「2021 Flexible & Foldable OLEDレポート」は、日本語のPDF版(ページ数は118ページ)で販売します。シングルユーザ―版の価格は税別で440,000円です。マルチユーザ―版が税別660,000円です。販売は分析工房が行い、メールでUBIリサーチから納品します。納品書と請求書は分析工房から郵送でお届けします。

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2021年11月10日

BOEの重慶B12工場での有機ELディスプレイの量産開始

2021.11.09 The Elec

中国のBOEが韓国OLEDの追撃を進めている。BOEの第3世代のフレキシブルOLEDラインが量産稼動をスタートした。韓国パネルメーカーとBOEのOLED生産能力の格差が狭まった。

9日、業界によると、BOEの3番目の6世代(1500×1850mm)フレキシブル有機EL(OLED)工場である重慶B12の第1フェーズの生産ラインが最近に量産稼働に入ったことが確認された。全体で3フェーズで構成されるB12工場の第2フェーズラインは来年上半期、第3フェーズラインは来年下半期または2023年初め稼働予定だ。

これまで業界ではB12の第1フェーズラインが今年10月量産に突入し、第2フェーズと第3フェーズラインはそれぞれ来年3月と10月稼働すると予想してきた。第3フェーズライン稼働時点が業界見通しより多少遅れることがあるが、全体的に大きな支障なく進行中だ。

B12工場の第1フェーズラインの最初の顧客会社は中国のOPPO。最近にガラス基板を投入し始めたため、パネル完成品は年末に中国のOPPOに出荷できる見通しだ。

BOEがB12の第3フェーズラインまで全て設置すればB12の生産能力は第6世代ガラス基板投入基準で月4万8000(48K)枚となる。1〜3フェーズの生産能力はそれぞれ月16Kだ。BOEは最近3フェーズまでを、国内外メーカーの製造装置を発注したことが分かった。3フェーズの装置の納入時期は来年4月だ。

BOEがすでに量産稼働中の四川省の成都B7、四川省の綿陽B11の生産能力もそれぞれ月48Kだ。B7は2017年、B11は2019年に量産稼働した。BOEが来年下半期または2023年初めにB12の3段階ラインまで全て稼動すれば、第6世代フレキシブルOLED生産能力の合計は月144Kである。現在、サムスンディスプレイの第6世代フレキシブルOLED生産能力として知られる月140Kに近い生産規模である。

最近BOEはアップルのiPhone 13の新製品用OLEDパネルの納品が決定している。今年の9月頃に、BOEはAppleからiPhone 13 OLEDパネル供給を条件付で承認された。BOEはiPhone 13 向けのOLEDパネルをB11で製造する。

BOEは今年に、iPhone OLEDパネルを1500万台以上納品すると予想される。昨年に出荷したiPhone 12の修理(リファブ)および新品用OLED数量と、今年の新製品iPhone 13用OLED数量の見通しの両方を加えた数値だ。BOEが年末までにiPhone 12・13用OLEDを1500万台ほど出荷すると、今年は1億台半ば台と推定されるiPhone OLED市場で、BOEシェアは10%近くになる。

業界では韓国のパネルメーカーとBOEの中小型OLED技術格差を2年内外と見る。しかし、この格差を増やすのが難しいという見通しが優勢だ。さらに、BOEは中国政府の補助金で低い生産収率による損失を打ち消すことができる。同時に、韓国では不良と分類されるパネルも販売できる「B級」市場が中国にあるという。

一方、サムスンディスプレイが第6世代フレキシブルOLEDを生産するA3とA4の生産能力の合計は2019年月165K規模だったが、低温多結晶酸化物(LTPO)薄膜トランジスタ(TFT)プロセスなど新技術適用で現在は月140K水準に減ったことが分かった。 。サムスンディスプレイが最近に投資を開始したA4Eライン設置を終えると、生産能力は2023年頃月165Kを回復する。

LGディスプレイは月30K規模の第6世代フレキシブルOLEDラインを稼働している。LGディスプレイが8月に明らかにした3兆3000億ウォン規模の投資まで執行すれば、2024年頃に生産能力はフレキシブルOLED月45K、リジッドOLED月15Kなどに拡大される。

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2021年11月09日

アップル、iPad・MacBookで OLEDディスプレイを搭載する可能性

2021-11-08 MTN

AppleがiPhoneに続きiPadとMacBookにもOLED(有機EL)搭載を検討中だ。中型OLED市場の成長可能性が確認され、業界のリーダーであるサムスンディスプレイはもちろん、後発企業であるLGディスプレイ、BOE、JOLEDが注目している。

8日、電子業界と外信などによると、Appleは2023年に発売予定のiPadにOLEDを搭載し、ノートパソコン製品であるMacBookとモニター、iMacに拡大導入する方案を検討している。

サムスン電子とHP、デル、シャオミなどグローバルノートパソコンメーカーはOLEDが搭載されたノートブックを積極的に発売しているのに対し、アップルはOLEDの導入が遅れている。2017年からiPhoneにOLEDパネルを搭載したが、MacBookには継続してLCD(液晶)を使用し、今年新型MacBook ProとiPad Proにミニ発光ダイオード(LED)を適用し始めた。

ミニLEDは、自発光で色と光を出すOLEDに比べて、色表現とコントラスト比が落ちるという評価だ。OLEDはバックライトを必要とせず、より薄いため、反応速度も速い。それでもAppleがミニLEDを採用したのはOLEDに比べてコストが安いからだ。特にノートパソコン用OLEDは、スマートフォンより製造上の難しさとOLEDパネルの出荷量制限で生産コストがさらに上がるという。

市場調査会社オムディアは「OLEDパネルがモバイル機器でより良い性能を発揮することが証明されたため、アップルは中長期的にiPadやMacBookなどでOLEDの使用を拡大していく」と予想した。

IT分野で低電力・低炭素需要が増えているという点もOLED採用が広がる背景に挙げられる。タブレットとノートパソコンで「ダークモード」を適用すると、電力消費を減らし、バッテリーの充電頻度が減る。携帯性が重要なIT機器では、特に低電力技術が重要である。ナム・サンウク産業研究院研究委員は「市場影響力の大きいアップルがiPadとMacBookで'ダークモード'を標準化すればOLEDの普及をリードできるだろう」と話した。

ディスプレイメーカーは関連技術の開発と投資を拡大している。サムスンディスプレイとLGディスプレイはiPad用OLEDを開発しており、現在6世代のOLED製造工程を8世代基板に切り替える準備をしている。基板サイズが大きくなり、より大きなディスプレイを生産するのに効率的である。

サムスンディスプレイは90Hzの高走査率ノートパソコン用OLEDパネル量産を本格化し、インチ別ノートパソコン用OLEDパネルラインナップを拡大しながら力を注いでいる。サムスンはグローバル唯一のノートパソコン用OLEDメーカーで、タブレットOLED市場シェアも過半数を超える。

大型OLEDを事実上全世界で独占生産中のLGディスプレイは、中小型OLEDパネル事業に領域を拡大している。増設計画も相次いで出した。去る8月に坡州工場の第6世代生産設備増設に3兆3000億ウォンを投入することにしたのに続き、OLEDモジュールを組み立てるベトナムハイフォン工場にも1兆6000億ウォンを投資することにした。

アップルへの対応に加えて、車載用パネルと携帯用ゲーム機分野で中型OLEDディスプレイで採用は拡大すると見られ、国内メーカーはもちろんBOEとJOLEDも市場を狙っている。業界によると、エイサス(ASUS)は最近、新製品モニター「プロアートPA32DC」にJOLEDのOLEDパネルを搭載した。同社が使用するインクジェット印刷方式は有機物材料を塗布する技術で、韓国メーカーが採用中の真空蒸着工程よりも価格、材料使用効率などで優れているという評価を受けている。

中型OLED市場のうちモニター部門も急な成長が期待される分野だ。オムディアによると、モニター用OLEDパネル出荷量は今年6000万台から来年16万台、2023年31万4000台まで成長すると予想される。
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2021年11月08日

サムスンディスプレイ、フォルダブルモジュールラインを来年に増設

2021.11.01 The ELEC

サムスンディスプレイがフォルダブルOLEDモジュールラインを来年に増設し、子会社のドウインシスも来年にUTG強化ラインを増やすという見通しが出た。サムスンディスプレイのフォルダブルOLED出荷量が来年は今年の2倍以上に増えるためだ。

市場調査会社UBIリサーチは「サムスンディスプレイが現在9つのフォルダブル有機EL(OLED)モジュールラインを来年に追加増設し、超薄型ガラス(UTG)強化工程を担当するドウインシスも来年に強化ラインを増設する予定だ」と31日に見通しを述べた。サムスンディスプレイの子会社であるドウインシスは、ドイツのショートから供給されるフォルダブルフォンカバーウィンドウズ用UTGガラスを加工する。

この見通しによると、サムスンディスプレイはフォルダブルOLEDを今年は810万台、来年に1800万台出荷する。サムスンディスプレイが今年のフォルダブルOLEDを810万台生産すれば、サムスン電子のフォルダブルフォン新製品(ギャラクシーZフォールド3・Zフリップ3)の出荷量最大値は700万台前半である。完成品組立過程で生産収率80〜90%を仮定すれば、フォルダブルパネル810万台に作れるフォルダブルフォン製品は650万〜730万台だ。サムスン電子のフォルダブルフォンパネルは、サムスンディスプレイ向けのみを生産する。

サムスンディスプレイの来年のフォルダブルOLED出荷量が1800万台に増えれば、同年のサムスン電子フォルダブルフォンの新製品生産量は1400万〜1600万台に達することができる。中国のスマートフォンメーカーへもサムスンディスプレイのフォルダブルOLEDパネルを供給されるが、まだサムスン電子の数量に比べると少量だろう。アップルは来年にフォルダブルフォンを発売する予定はない。

世界中のフォルダブルOLED出荷量は今年の890万台から2025年には4900万台に増える見通しだ。今年のサムスンディスプレイ(810万台)シェアは91%で圧倒的だ。

中国BOEは、Huawei社向けにフォルダブルOLEDパネルを開発している。中国のCSOTもフォルダブルOLEDパネルを出荷する計画だが、サムスンディスプレイと比べると有意な量ではない。中国のパネルメーカーが年1000万台以上のフォルダブルOLEDを出荷するには時間が必要だとUBIリサーチは見通した。UBIリサーチは最近「2021フレキシブル&フォルダブルOLED報告書」を発刊した。

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中国のOLEDディスプレイ企業がタンデムOLED技術者の採用を開始

2021/11/8

業界情報として、中国企業は新世代のOLED技術で大きな注目を集めているタンデムOLEDの韓国人技術者を探し始めている。

タンデム構造は、複数の発光層によりOLEDの輝度と寿命を向上させる技術である。一般的に言えば、ディスプレイパネルをより明るく、太陽の下の使用でも、より耐久性のあるものにすることができる。屋外でよく使われるタブレットPCや自動車、大型テレビ分野で注目されている。Appleはまた、2023年にiPadOLEDにRGB・2スタック・タンデム構造を導入する予定である。

韓国メディアのetnewsレポートによると、中国のディスプレイ企業はタンデムOLED開発者を探している。中国のヘッドハンティング会社が、技術開発者や関連プロジェクトに参加した人を紹介している。中国企業がタンデムOLED経験を採用条件としている求人は今回が初めてである。韓国業界では、中国企業に技術盗用される警戒感を感じている。

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2021年11月05日

量産迫るサムスン製の「QDディスプレイ(QD-OLED)」、素材供給企業に関心集まる

2021年11月5日 コリア・エレクトロニクス

今月に量産を控えているサムスンディスプレイの「量子ドットディスプレイ(QD-OLED)」におけるサプライチェーン(SCM)の輪郭が見えてきたと、韓国メディア「電子新聞」が報じた。

QDディスプレイは、サムスングループが次世代の重要産業として準備した大型パネルだ。青色光を出す青色有機EL(OLED)の上にQD層を加えたことによる色の再現力の高さが特徴だ。

QDディスプレイは主に、発光源層を調節する電子回路(TFT層)と青色光を出すOLED発光源、発光源である青色光を赤や緑に変換して光を出すQD発光層で構成される。

QDディスプレイの核心は素材にある。光を精巧に作りだすナノメートルサイズのQD粒子で画質やエネルギー効率を改善する。

サムスンSDIが、サムスンディスプレイに「QDインク」を供給することがわかった。サムスンSDIがインク形態でQDを納品し、サムスンディスプレイは、これをインクジェットプリンターで噴射しQD発光層を作る。

サムスンSDIは最近バッテリー企業として知られているが、電子材料事業部の半導体、ディスプレイ素材も重要事業群だ。中小型OLEDの発光材料も供給している。

QDインクの材料はハンソルケミカルが納品する。同社はサムスン電子総合技術院と協力し、QD材料を開発した。



青色発光源、つまり青色蛍光材料はSFCが納品することがわかった。SFCは日本の保土谷化学とサムスンディスプレイが協力して作った会社だ。スマートフォンに搭載される中小型OLED青色蛍光材料も、ほとんどSFCが担当している。スマートフォン用OLEDは、サイズが大体6インチほどなのに対し、QD-OLEDは50〜60インチで発売される予定だ。そのためSFCの材料供給量が急増することが予想される。

今回のQDディスプレイには、「フィラー(Filler)」という新規素材も使用され注目される。フィラーはQDの発光効率を向上させる役割をする。この素材は、ソリュース先端素材が供給を担った。同社は、ドゥサンの電子材料事業が前身の企業だ。ドゥサンからドゥサンソリュースに分離した後、通称「チン・デジェ※」ファンドのスカイレイクインベストメントが買収し、現在のソリュース先端素材となった。フィラーがディスプレイに使われるのはQDが初めてだ。QDディスプレイの必須素材として定着するか注目される。(※陳大濟、Chin Dae-je 韓国第49代情報通信部長官)

また、トクサン・ネオルックスが正孔輸送層(HTL)を供給する。OLEDは主に、発光層と補助層で構成される。発光層は実際に光を出す層で、補助層は発光を助けるものだ。HTLは正孔(Hole)が発光層に簡単に移動できるようにする。ドイツのメルクもサムスンのQDディスプレイにHTLを供給する。この他に、QDにはカラーフィルターも使用されるが、これはドンジンセミケムとドンウファインケムが供給を担当することがわかった。

サムスンディスプレイは、これらの素材を活用し、QDパネルを作る計画だ。今月、本格的に量産に入り、サムスン電子とソニーに供給する予定だ。両社はQDディスプレイでテレビを製造し発売する計画だ。QDパネルは、コントラスト比が優れている。次世代プレミアムテレビのパネルとして普及するかどうか注目される。
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2021年11月04日

「バーンイン」の心配なしにより明るく… サムスン・LG、OLEDディスプレイの明るさでの競争

2021.11.03 朝鮮日報

ギャラクシーS22に1700ニットOLED搭載展望
OLED発光層を二重にして「明るさ・寿命」改善
画面を微調整するアルゴリズムなど開発

有機EL(OLED)が液晶表示装置(LCD)に代わる次世代ディスプレイとして位置づけられ、メーカー間のOLED技術競争が熱くなっている。OLEDはLCDと比較してコントラスト比、色再現率、応答速度などで優れた性能を出しているが、有機物であるOLED素子を使ってLCDと比較して暗いという欠点がある。OLEDの明るさを高めるためには素子を多層にすれば良いが、画面を消しても残像が残るバーンイン(Burn−in・残像)現象が生じることがあり、メーカーはバーンインなしでOLEDの明るさを高める技術競争を行っている。

3日、電子業界や外信などによると、サムスンディスプレイは最大1700ニット(nit・1nitはキャンドル一つの明るさ)の情報技術(IT)用OLEDを開発、来年発売されるギャラクシーS22に搭載する計画だ。サムスンディスプレイ事情に明るい電子業界関係者は「サムスン電子の要請に合わせてサムスンディスプレイが歴史上最も明るいOLEDパネル開発を完了、生産のための準備を終えた」とし「ギャラクシーS22にはアップルiPhone 13の1200ニット、ギャラクシーS21の1500ニットをはるかに超える明るさのOLEDパネルが搭載されると見られる」と話した。

米国のITメディアポケットナウは「ギャラクシーS22に搭載されるサムスンディスプレイのOLEDパネルは、歴代出てきたOLEDの中で最も明るいと予想する」とし「OLEDパネルの明るさが数年内に液晶テレビ水準の2000ニットを超える可能性が高い」とした。

サムスンディスプレイがOLEDパネルの明るさを改善できる背景は、OLEDパネル技術である2スタックのタンデム構造(2 Stack Tandem)である。この技術は、赤色(R)と緑色(G)、青色(B)デバイスで構成されたOLED発光層を、1層(シングルスタック)から2層(ツースタック)に厚くすることです。

発光層を従来より2倍に厚くするため、OLEDパネル自体の明るさと有機物素子の寿命が改善される効果がある。屋外の使用頻度が高く、日光の下でよく見えるのが重要なスマートフォンやタブレット用OLEDに適している。

LGディスプレイは2スタックのタンデム技術を保有している。すでに自動車用OLEDパネルに適用、量産した経験がある。LGディスプレイが生産中の製品は1000ニットレベルの明るさを見せているが、顧客のニーズに応じていつでも1500ニット以上のOLEDを生産できることが分かった。電子業界関係者は「LGディスプレイはテレビ用大型OLEDを量産したノウハウを持っている」とし「明るさを高める程度はLGディスプレイに難しい技術ではない」と話した。

サムスン・LGディスプレイは、OLEDの明るさを高める状況でバーンイン現象が現れないようにするソリューション開発を完成したことが分かった。画面を微調整してバーンインが生じないようにするアルゴリズムや、画面の明るさを下げた状況でも細部の描写を改善するソリューションなどが代表的だ。このような技術は以前からあったが、OLEDの明るさが明るくなり、バーンインの懸念が大きくなるにつれて再び注目されている。

一方、サムスンディスプレイはOLEDパネルの明るさを改善する次世代技術で、Quantum Dot-有機発光ダイオード(QD-OLED)を打ち出す可能性もある。RGB素子全体を発光源として使用する従来のOLEDとは異なり、QD−OLEDは青色素子のみを使用するため、明るさを高めることに事実上限界がないためだ。まず来年初め、QD-OLED TVに適用した後、スマートフォンやタブレットなどに拡大するとみられる。

電子業界の関係者は「これまでOLEDはLCDより暗いというのが限界として取り上げられたが、技術が発展するにつれOLEDがすべての部分でLCDを圧倒し始めた」とし「OLEDの価格だけ少し下がればOLEDへの転換はさらに早くなるだろう」とした。
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有機ELディスプレイ分野でのBOEの戦略的な追撃

2021/11/4 UBIリサーチ

中国ディスプレイメーカーのパネル製造技術は韓国と日本技術のコピーで作られてきたが、事業についてだけは徹底的に中国式の戦略的な方式で推進されている。代表的な戦略的パネルメーカーはBOEだ。

LCD生産量最大に上がったBOEは、oxide TFTでLCDを生産するCES Pandaの8.5G工場を買収した。 Oxide TFTはLCDで使用されているが、OLEDや
QNED、mini-LEDなどでより価値がある。LGディスプレイのwhite OLEDとサムスンディスプレイのQD-OLEDとQNEDはどちらもoxide TFTを使用している。OLED TVがプレミアムTV市場で大勢になるとすぐに、BOEとCSOTは大型OLED事業投資の検討に着手した。 そして最近では韓国のtandem OLED開発経験者をスカウトするためにヘッドハンターが活発に動いている。

BOEがOLED事業で最も重点を置いている部分はApple向けflexible OLEDだ。 B7はすでにすべてのラインで生産されているflexible OLEDをAppleに供給する準備を終えており、B11、B12、B13もApple専用工場に改善している。まず目標はiPhone13にLTPS OLED供給をはじめ、LTPO OLEDまで市場を狙っている。今年はAppleで品質について承認を受けたので、約500万台程度のiPhone13用OLEDを供給すると予想される。

BOEの最も怖い点は時間を待つということだ。まだ製品特性や歩留まりでサムスンディスプレイやLGディスプレイに追いついていないが、時間が経つといつかすべての技術を習得して収率と性能を上げることができると信じている。そのため、歩留まりが一定レベルに達すると、サムスンディスプレイやLGディスプレイより低い価格でAppleを攻略するということだ。

もちろんBOEは今年からサムスン電子のスマートフォンにもflexible OLEDを供給する。供給価格は40ドル以下で、rigid OLEDと差があまり出ない。Appleが年間販売する2.2億台程度のiPhoneをすべてOLEDに置き換えるとすでに公言している。 サムスンディスプレイは最高級仕様のLTPO OLEDラインを徐々に増やしていく。 サムスンディスプレイの来年6G LTPOラインキャパは105Kまで増設される予定だ。 しかし、LGディスプレイはLTPSラインだけで45K程度に過ぎない。 これに対してBOEはLTPSラインが192Kに増設される。

BOEのflexible OLED製造実力が向上すれば、サムスンディスプレイとLGディスプレイのスマートフォン用flexible OLED事業は競争力が急激に下落する可能性がある。時間を待つ優位性と資本力で構成されたBOEの戦略から抜け出すことができる新技術と投資だけが韓国のディスプレイ産業が持続成長できる要素になるだろう。
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2021年10月22日

8年後には1兆円市場に…サムスンディスプレイ、フォルダブル大ヒットの兆しに沸く

2021年10月22日 コリア・エレクトロニクス

韓国マネートゥデイは、サムスンディスプレイの関係者が「フォルダブル(ディスプレイ)は今後、中小型パネル市場の勝敗を分けるコア技術だ」との発言を引用し、後発企業の追撃を振り払う手段としてフォルダブルディスプレイの技術格差を重視していることを報じた。

サムスンディスプレイがフォルダブルディスプレイを、未来をリードする中小型OLED(有機EL)の新技術として目をつけ、生産ラインをフル稼働している。年間平均53%ずつ急激に成長するフォルダブルディスプレイ市場をめぐって、中小型OLED市場1位の座を逃さないという狙いだ。

19日、業界によると、サムスンディスプレイは、ベトナム北部のバクニン省に位置するGalaxy Z FoldやZ Flipなどフォルダブルスマートフォンのディスプレイ生産ラインの追加増設を検討中だ。同社は設備増設により、来年の初めまでにフォルダブルOLEDの生産量を年間2500万台まで増やす計画だ。

フォルダブルディスプレイは、輪ゴムのように伸びるストレッチャブルディスプレイ、くるくると巻くことができるローラブルディスプレイとともに代表的なフレキシブル(柔軟な)ディスプレイの新技術だ。ディスプレイパネルを完全に半分に折りたためるフォルダブルディスプレイは、主にスマートフォンのような小型製品に使われる。5Gなどのインターネット技術の発展、最先端スマートフォンに対する需要増により、フォルダブルディスプレイの需要も急激に増えている。

今年8月にサムスン電子が発売したGalaxy Z Fold3やZ Flip3が、3か月で100万台売れる大ヒットとなり、フォルダブルディスプレイの出荷量も増加した。市場調査会社UBIリサーチは、サムスンディスプレイの第3四半期全体のスマホ用OLEDの出荷量が、1億2476万台で、第2四半期より24.6%増加したと発表した。このうちフォルダブルOLEDは3.2%の393万台だ。

市場はサムスンディスプレイのフォルダブルディスプレイ技術が、後発企業を振り払う武器になると見ている。

OLED全体の出荷量の中で、その割合は多少少ないようにも見えるが、サムスンディスプレイが世界で唯一フォルダブルディスプレイを生産しているため、将来的な価値はさらに高まると予測される。グローバル市場調査機関リサーチアンドマーケッツによると、昨年2億6890万ドル(約3194億5320万ウォン、約307億5603万円)だった世界フォルダブルディスプレイ市場の売上は2028年87億7230万ドル(約10兆3800億ウォン、約1兆34億円)まで成長する見通しだ。年平均成長率は53.2%に達する。サムスンディスプレイは現在、サムスン電子にだけフォルダブルディスプレイを供給しているが、スマートフォン企業2位のアップルも近々フォルダブルスマートフォンを発売するだろうという予測が支配的だ。

中国のディスプレイ企業が、LCDに続いてOLED市場にもその規模を拡大しているということも、サムスンディスプレイがフォルダブルディスプレイなどの新技術に集中しなければならない理由の一つだ。最近、中国のディスプレイ企業BOEが、アップルのアイフォン13に6.1インチOLEDパネルを供給したことがわかった。これまでアイフォンのパネルはサムスンディスプレイやLGディスプレイといった韓国企業が寡占してきた。

サムスンディスプレイの関係者は「フォルダブルは今後、中小型パネル市場の勝敗を分けるコア技術」とし、「持続的な技術開発とグローバル顧客会社の協力を通じて、フォルダブルおよび中小型市場のリーダーシップを守り抜く」と述べた。

漢陽大学融合電子工学部のパク・ジェグン教授は「サムスンディスプレイはLCDをやめ、OLEDに集中している」とし、「後発の中国が追いつく前に、フォルダブルディスプレイなどの新技術で格差を広げ引き離すことが重要だ」と述べた。

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2021年10月21日

フォルダブルOLEDパネルの出荷量、5年間で年平均60%台の成長見通し

2021年10月21日 コリア・エレクトロニクス

フォルダブルフォンの人気で、フォルダブル有機EL(OLED)パネルが今後5年間、年平均60%台の高成長をするという見通しが出ていると、アジア経済が報じている。

19日、市場調査会社オムディアによると、フォルダブルOLEDパネルの出荷量は今年1000万個から2025年6600万個へ急増し、今後5年間、年平均61%の成長率を記録する見通しだ。このように早いテンポで成長を遂げ、2028年は出荷量が1億個を突破し、OLEDスマートフォンの10台中1台にはフォルダブルが採用されるだろうと見込んだ。

売上規模も同期間、16億1000万ドル(約1兆9000億ウォン、約1838億円)から2025年は82億6000万ドル(約9427億円)へと伸び、年平均成長率が50%に上るものと見られる。一般スタンダードディスプレイ関連の売上規模が、今年の307億9366万ドル(約3兆5145億円)から2025年は275億7259万ドル(約3兆1473億円)へと、10%以上減少するものと見られ、フォルダブルOLEDの売上比重は徐々に拡大する見通しだ。

現在、フォルダブルOLEDは、サムスンディスプレイが全量供給している。オムディアによると、GalaxyZシリーズの供給が本格化した今年第3四半期、サムスンディスプレイはフォルダブルOLEDを370万個出荷した。これは市場シェア100%に相当する数値で、第4四半期には出荷量が450万個に増える見通しだ。中国のディスプレイ会社のCSOTとBOEも、フォルダブルOLEDの量産を準備しているといわれているが、意味あるレベルの規模とは言えないし、サムスンディスプレイのフォルダブル支配力はしばらく維持されるだろうというのが業界の見方だ。

フォルダブルOLEDは、フォルダブルフォンの人気を受け、早いテンポで市場が拡大するものと見られる。サムスン電子の「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」に続き、シャオミ、OPPO、VIVOの中国3大スマートフォンブランドとグーグルが年末以後、フォルダブルフォンの発売を準備し、来年から本格的に拡大する見通しだ。サムスン電子の「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」は、発売から39日で国内販売台数が100万台を突破した。

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2021年10月04日

JOLED、最終製品セット販売参入、使い方まで提案

2021年8月30日 化学工業日報

 JOLEDは第3のビジネスの創出を目指す。最終製品のセット販売まで手がけるビジネスモデルで、特定分野の顧客をターゲットに定める。使い方まで含めてフレキシブルディスプレイを提案したり、コンテンツサービスを付加するなどしてエンドユーザーに直接販売する。同社は中型向けで印刷方式の有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルをセットメーカーに販売し、大型向けでは中国パネルメーカーに技術ライセンスする戦略を掲げる。セット販売にも進出することで、事業の持続的成長につなげる。

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2021年10月01日

インタビュー動画、サムスンディスプレイ8.5世代RGB OLED投資が迫っている

2021/10/1 THE ELEC 配信(チャンネル登録者数 8.51万人)

サムスンディスプレイの8.5世代RGB OLEDラインへの投資が迫っている。(韓国語の動画です)



目次
00:33 IT用製品に適用されるOLEDパネル
02:12 アップル向けOLEDアイパッドとディスプレイの生産ライン
04:20 中小型OLED投資
05:47 IT用OLEDパネルを供給しているサムスンのディスプレイ
06:26 今後のサムスンディスプレイ8.5世代の中小型OLED投資時点
07:39 8.5世代OLED蒸着プロセス技術難度とIT用8.5世代OLED「縦型蒸着」
09:06 米国アプライドマテリアルズ(AMAT)と日本のアルバック(ULVAC)
09:45 IT用8.5世代OLED「縦型蒸着」方式について
11:06 8.5世代の中小型OLED投資規模の見通し
12:28 材料のサプライチェーンの側面とRGBツースタックタンデム構造
18:27 AppleとOLEDの産業サプライチェーン
20:00 ディスプレイ投資の悲観的な観測について
22:25 IT用中小型OLED市場の見通し

インタビューの内容は下記のサイトに掲載しており、日本語の自動翻訳機能などで内容を把握して下さい。
http://www.thelec.kr/news/articleView.html?idxno=14506
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2021年09月27日

IMID 2021 におけるOLED関連発表速報

2021年9月27日 UBIリサーチのweekly reportの一部抜粋

IMID2021 の OLED セッションは Material が 2 セッション、Manufacturing と Device がそれぞれ1セッションで、発表論文数は合計35件であった。その論文数内訳では6割強が Material であった。また今回、Blueだけで1つのセッションが組まれたことは、Blue材料開発が強く求められていることの反映だと思われる。

IMID2021 では AI/Simulation による材料・デバイス開発のセッションが設けられ全15件の論文が発表されたが、そのうちの10件がOLEDであった。Material セッションの中の内訳をみると半数以上が TADF に関する発表であり、またTADFの中では DABNAのような Multi Resonance 型が注目されている。TADFに次いでりん光の青色も Pt 系や Pd 系を中心に積極的に研究されている。

LG Chemical は招待講演で Solution process OLED の Blue 材料について、現時点の特性を報告した。

Solution process OLED 材料は高分子型と低分子型に大別され、住友化学が高分子型に特化しているのに対してLG Chemical は低分子型に注力している。高分子型はキャリアの輸送特性や発光特性など様々な機能を共重合によって分子内に組み入れることができ、その結果層数の少ないシンプルな素子構造が可能になるという特長を持っている一方、低分子型は高濃度でも粘度が比較的低く保たれるため Inkjet 成膜に適しているという特長がある。

LG Chemical は発光層の材料だけでなく HIL, HTL, ETL などの材料も提供すると同時に、IJP プロセスへの Ink の適合性も追求しており、現在最大の課題となっている Blue 材料の特性は下表のように業界トップの値を実現している。今後の目標として 2022 にTop emission Blue の特性を CIEy = 0.06。LT95@1,000Cd/m2 > 500h で電流効率 7 Cd/A と設定している。

AR/VR 用に用いられる Micro Display として OLEDoS ( OLED on Silicon ) が用いられているが、現行商品は White + Color Filter 方式であるためColor Filter による光の吸収で輝度が低い。これを解決するために RGB Direct Patterning が eMagin によって進められている。eMagin の方式は半導体プロセスで作製する SiN マスクである。

これに対して AP Systems が発表したのは INVAR 材の FMM ( Fine Metal Mask ) である。Smartphone 生産用の FMM はウェットエッチングによって開口部を作製するが、AP Systems はレーザー加工で作製する。マスク作製プロセスは 20〜40μmの INVAR を膜厚が均一な 8μmになるように加工したのちにレーザーで 表示領域の部分を 2〜5μm厚まで切削する。そして開口部は UV レーザーで開ける。INVAR はマグネット・チャックができるので蒸着時に Si 基板とマスクを密着させることができるところが SiN マスクよりも有利である。

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2021年09月24日

サムスン&アップル、戦略スマホ発売…サムスン電機・LGイノテック、3Q歴代級の業績を予告

2021年9月24日 コリア・エレクトロニクス

サムスン電子とアップルの戦略的スマートフォンがそれぞれ市場投入されることで、部品メーカーのサムスン電機とLGイノテックが第3四半期に好業績を上げる見通しだ。韓国inews24が報じた。

新型コロナウイルス感染症(コロナ19)でノート型パソコン、タブレットなどの需要が増えている中、Galaxy Z Fold3・Flip3とiPhone13シリーズが発売されることにより、各メーカーに部品を供給しているサムスン電機とLGイノテックも恩恵を受けるものと予想される。

20日、証券情報会社のエフアンドガイドによると、サムスン電機の第3四半期の営業利益を巡る市場推定値は4千億ウォン(約370億円)台だという。これは前年同期比35%以上増加した水準だ。

サムスン電機の第3四半期の業績は、積層セラミックコンデンサー(MLCC)やカメラモジュールが牽引役を果たす見通しだ。MLCCは電子製品回路に電流が安定的に流れるように制御する部品である。

サムスン電機はサムスン電子にMLCC、カメラモジュールを供給しているが、Galaxy Z Fold3・Flip3は好調な売れ行きを示している。

サムスン電子以外にも、5Gスマートフォンメーカーを中心にMLCC需要が拡大し、サムスン電機の年間営業利益は1兆ウォン(約925億円)台も期待できるという見方が出ている。

DB金融投資のクォン・ソンリュル研究院は「MLCCは安定的な販売価格でIT・電装用ともに物量が増加している」とし「カメラモジュールはサムスン電子Galaxy Z Fold3・Flip3の販売好調で、予想より良い売上が期待される」と予想した。

キウム証券のキム・ジサン研究員は「第3四半期はコロナ再拡散局面で村田製作所など競合他社のMLCC生産に支障を来たすことによって、サムスン電機の反射利益が予想される」とし「パッケージ基板は販売価格上昇効果が本格的に反映され、収益性改善幅が拡大する」と予想した。

同期間、LGイノテックは、自社カメラモジュールの主要顧客であるアップルのiPhone13の発売により、2千900億ウォン(約268億円)台の営業利益が予想される。これは昨年同期より3倍以上増加した水準だ。

iPhone12プロマックスモデルにのみ搭載されたセンサーシフト(ブレ補正)カメラモジュールは、iPhone13の4つの全モデルに適用される。センサーシフトはLGイノテックがアップルに独占供給する部品だ。

大信(テシン)証券のパク・ガンホ研究員は「昨年発売されたiPhone12の効果でLGイノテックの今年上半期の営業利益は前年比117%増加した」とし「iPhone13で年間営業利益が史上初めて1兆ウォン(約925億円)を突破する」と強調した。
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2021年09月17日

シャオミのOLED‐TV販売新記録達成も、LGディスプレイの製造ラインはまだ余裕か

2021年9月16日 コリア・エレクトロニクス

中国のテレビ市場にOLED(有機発光ダイオード)の風が吹いている。トップメーカーのシャオミの参入を受け、OLEDテレビ市場が早いテンポで拡大している。大型OLEDパネルを単独供給しているLGディスプレイは最近、韓国国籍の中国留学生を対象に、大規模な採用広告を出すなど、市場攻略に拍車をかけているという。マネートゥデイ社が報じた。

関連業界と外信が12日に発表したところによると、シャオミが先月発表した新製品「Mi TV 6 OLED」の販売台数は15日ぶりに1万台を突破した。最も早い時間内に達成した新記録で、同期間、中国で販売された全体OLEDテレビの50%を占める規模だと、シャオミは明らかにした。

これに先立ち中国のノ・ウィビン地域総裁は今回の新製品を発売し、「テレビ市場に新たな変化をもたらす」と強調した。同氏はOLEDテレビを継続的に普及するとし、「中国OLEDテレビ市場1位」を目標に掲げた。

自信の理由は、究極のコストパフォーマンスだ。シャオミOLEDテレビの価格は、予約販売当時55インチモデルが4999元(約90万ウォン、約8万5千円)、65インチモデルが6999元(約126万ウォン、約11万9千円)に策定された。同じ大きさのLG電子の製品より30%以上安い水準だ。低価格でゲーミング特化機能などを備え、中国の若い消費者層から特に人気を得ているという。ある市場関係者は「性能では競争企業に比べて比較劣位にあるが安いOLEDテレビという強みが青年層中心の消費者から大きな関心を受けている」とし「コストパフォーマンスを前面に出した中国製品が今後欧州や米国など他の海外市場にどんな影響を及ぼすかも業界の関心事」と伝えた。

電子業界ではシャオミが本格的に参入し、中国プレミアム市場内のOLEDテレビの割合が早いスピードで拡大すると見ている。中国は単一国家としては最大規模のテレビ市場(全体の20%水準)を保有している国だが、OLEDテレビだけを見れば、影響力は微々たるものだという評価を受けてきた。中国OLEDテレビ市場は全体の約4~5%程度の水準だ。

しかし、中国市場で影響力を持っているシャオミが、OLEDテレビ製品群を強化したことを受け、市場の勢力図が変化するだろうというのが業界の見方だ。グローバル市場調査機関のオムディアは、中国内のOLEDテレビの販売量は、2021年の26万台から2025年は80万台へと約3倍程度増加するだろうと見込んでいる。

ほかの中国メーカー各社のOLEDテレビの影響力も、市場の注目を集めている。中国OLEDテレビ市場は、2019年まで日本のソニーがシェア40%でトップを維持してきた。昨年からは中国3位のテレビセットメーカーのスカイワースが販売量を増やし、40%以上のシェアで1位を記録している。中国ハイセンスは今年第2四半期基準で6.9%のシェアで3位につけた。

LGディスプレイが昨年から推進している「OLED大衆化」戦略にも弾みがつく見通しだ。中国のパネルメーカーが大型OLED投資に莫大な資金を投入しているが、まだ量産段階に至っていないため、現在テレビ向けOLEDパネルの供給を受けられるところはLGディスプレイだけだ。

LGディスプレイは京畿道坡州(キョンギド・パジュ)と中国広州にOLEDテレビパネル生産体制を整えた。昨年450万台から今年800万台まで生産量を増やすことを目標にしている。一部ではLGディスプレイが広州工場で月3万枚規模の生産ラインを追加増設するという観測が出ている。この場合、今年の出荷量を1000万台まで押し上げることができる。

最近は、中国留学生を対象に大規模な採用を実施し、市場攻略基盤の拡大に乗り出している。「中国の大学で学士以上の学位を取得した人」が志願資格だ。R&D(研究開発、パネル設計、回路設計、機構設計、光学設計、開発企画など)から工程・装備、営業マーケティング(商品企画、海外営業、技術営業)など多様な分野で人材を選んでいるという。

LGディスプレイ関係者は「顧客企業への支援と事業を強化するため」とし「中国内の生産基地もあって意思疎通が可能で、中国文化をよく理解しているエンジニアとマーケッターなどが必要だ」と述べた。

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2021年09月16日

JOLED製有機EL、ASUSのプロ向けモニターに採用

2021年9月15日 日本経済新聞

パナソニックとソニーの有機EL事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)は15日、同社が量産した有機ELディスプレーが台湾の華碩電脳(エイスース)の製品に採用されたと発表した。映像制作者などプロ向けに展開するモニターで、色の再現性などが評価された。JOLEDは2021年春から印刷方式による有機ELの量産を始めていた。

JOLEDの有機ELディスプレーが採用されたのはエイスースのモニター「プロ・アート・ディスプレー OLED PA32DC」。高精細の有機ELの特徴を生かし、映像制作などに向け高い色彩の再現度を打ち出している。対角は31.5インチ。

JOLEDは「OLEDIO」のブランド名で、22~32インチの有機ELディスプレーを生産している。プリンターのようにパネル基板に発光材料を塗り分ける「印刷式」と呼ばれる生産技術を持つ。従来の製造方式では中型パネルでの採用が難しかった、カラーフィルターを使わない発光方式に対応できるため、色彩の再現度を高められる。

エイスースの他に21年夏に発売されたLG電子のプロ向けディスプレーでも採用された。高価格帯の製品での採用が徐々に広がっている。今後は、普及価格帯への広がりや、サイネージ、業務用、車載用などへの展開が課題となる。

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2021年09月10日

中国の追撃受ける韓国OLEDパネル

9/10(金)  中央日報日本語版

韓国が主導する有機ELOLED)パネル市場の構図が変化している。サムスンはLGが独占していた大型OLED市場に、LGはサムスンの独壇場だった中小型OLED市場にそれぞれ参入して激しい競争を予告している。液晶(LCD)市場で韓国に白旗をあげさせた中国もOLED市場を虎視耽々を狙っている。

サムスンD、10−12月期の量子ドットOLED量産開始

10日、ディスプレイ業界によるとサムスンディスプレイは今年10−12月期の大型OLEDである量子ドット(QD、Quantum dot)ディスプレイの量産に入る。これまで大型OLED市場を冷遇してきたサムスンの立場としては大きな変化だ。昨年米国ラスベガスで開かれた「ファーストルック」イベントでサムスン電子映像ディスプレイ事業部長(社長)のハン・ジョンヒ氏は「OLEDは永遠にしない」と明らかにしていた。

だが、サムスンの大型OLED市場進出説はその間も絶えず流れていた。LCD市場を中国にすべて渡したうえにOLEDがディスプレイ市場の筆頭に浮上しながらだ。業界専門家は「LCD市場がすべて中国に移行する渦中もサムスンが大型OLEDを冷遇したのは戦略的失敗になるかもしれない」とし「時期は非常に遅れたがサムスンの大型OLED進出は当然の流れ」と話した。

現在、テレビ用大型OLEDパネル市場は事実上LGディスプレイが独占している。関連業界では早ければ来年初めにサムスン電子がサムスンディスプレイのQD OLEDを搭載したテレビをリリースするとみている。

LGD、中小型OLEDに攻撃的投資

LGディスプレイはサムスンディスプレイが掌握した中小型OLEDへの投資拡大に乗り出した。LGディスプレイは2024年初めまでに3兆3000億ウォン(約3100億円)かけて京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)工場に第6世代中小型OLED生産ラインを構築するとしている。また、ベトナム・ハイフォン工場に14億ドル(約1540億円)を投資してOLEDモジュールラインを増設する。LGディスプレイ関係者は「中小型OLED市場への進出がやや遅れたという指摘があるが、技術と生産能力を考慮する場合、市場性は充分だと判断する」と話した。

関連業界ではLGディスプレイの中小型OLED市場進出に関連して「Apple(アップル)を念頭に置いたもの」という見方もある。匿名を求めた業界専門家は「LGディスプレイはiPhone12にOLEDを安定的に供給してアップルの信頼を得た」とし「アップルが新作iPhone13やiPadにもOLEDを搭載して、アップルカーなどにもOLEDの搭載を考慮していることからLGディスプレイの中小型投資拡大は合理的な決定」と話した。

OLEDパネル、2024年470億ドル規模に成長

韓国ディスプレイ産業協会によると、昨年260億ドルだった中小型OLED市場は需要先が拡大して2024年には390億ドル規模に成長する見込みだ。市場調査会社「オムディア(Omdia)」によると、中小型OLED市場でサムスンディスプレイの占有率は昨年末基準73.1%で1位だ。

大型OLED市場も同じ期間42億ドルから2024年75億ドルに大きくなる見込みだ。ユアンタ証券のキム・グァンジン研究員は「今年ディスプレイ業界実績改善の基盤になったLCD価格の上昇が終了したことから中長期の競争力確保のためにOLEDへの事業転換は必然的」と話した。

中国、中小型OLED市場で韓国猛追撃

中国メーカーもOLED市場を狙っている。市場調査会社「UBIリサーチ」によると、2018年93.3%だったサムスンディスプレイのスマートフォン用OLED占有率は今年4−6月期に73%台に低下し、来年は60%台まで下落する見通しだ。イ・チュンフン代表は「OLEDスマートフォン産業自体が中国に移っている」とし「(中国最大ディスプレイメーカーの)BOEの場合、大幅ではないが次第にOLED出荷量が増えるだろう」と予想した。

業界関係者はこれについて「大型OLEDはまだ収率や生産能力、技術力で韓国と中国の格差が大きいが、小型OLED技術力の差は事実上1年以内に狭まった」とし「中国政府の支援もLCDからOLEDに移ったことから中国の追撃は無視できないものになるだろう」と診断した。

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2021年09月05日

IMID2021でのサムスンディスプレイの展示内容の分析

2021年8月30日 UBIリサーチのWeekly Display Industry Analysis Reportより

IMID2021で、サムスンディスプレイが展示したOLEDについて分析した。

Eco2 OLED
今回の展示会で、サムスンディスプレイが重点を置いて紹介した部分は、消費電力を削減するEco2 OLEDある。Eco2 OLEDは、「Efficient power consumption“とEco friendly component」から取ってきた単語である。

Eco2 OLED 技術としては 1)偏光板の代わりに color filter(CF)を使用して透過度を向上させた Pol-less 技術、2)ディスプレイ外郭の画面を徐々に暗くするpixel dimming 技術、3)foldable OLEDで画面を分割して画面の周波数を異にする multi frequency 技術が紹介された。

1. Pol-less 技術
偏光板を使用する OLED は透過度が 43% だったが、偏光板の代わりに CF を使用した OLED の透過度は 57% に向上した。これにより、消費電力が25%減少した。従来の技術で製作された OLED の消費電力が 1.831W の画面が Eco2 OLED は 1.489W に減少した。
Weekly Display Industry Analysis Report

2. Pixel dimming 技術
人々は動画を視聴するとき、画面の中央にある主要な部分を集中的に見つめる。サムスンディスプレイは人の視線が泊まる時間が少ない周辺部を中から徐々に暗く調整して画面の消費電力を削減する pixel dimming 技術を紹介した。サムスンディスプレイは、この技術として 15.6 インチ OLED のノートパソコンで、ディスプレイの消費電力を 15% 減らした。

3. Multi frequency技術
サムスン電子が販売する Z Flip3 は折る画面を中心に動画やキーボードなどの静止画に構成することができる。サムスンディスプレイは動画部分とキーボード部分を独立して駆動して、消費電力を30%削減させた。

Foldable OLED 技術
Foldable OLED 技術は、1)folding test の耐久性、2)in-folding と out-folding が一緒にいる flex in-&out、3)flex note である。

1. Folding test
Galaxy Z Fold3 に搭載された 7.6 インチ foldable OLED は、25℃ で20万回の folding test を耐えることができる耐久性を持っている。

2. Flex in & out
In-folding とout-folding が一緒に存在する Z-folding 方式の7.2インチ foldable OLED は in-folding で曲率半径が 1.3R、out-folding は 5R である。In-folding の曲率半径が 1.3R であることは連続している out-folding によりストレスが緩和され、市販されている製品の曲率半径よりも0.1Rが低いと判断される。

3. Flex note
ノートパソコン用17.3インチfoldable OLEDはCES2019からサムスンディスプレイのプライベートブースに展示された製品であるが、一般に公開されたことは初めてだ。このパネルの曲率半径は、1.4Rであり、輝度は400nitである。

OLED 構造
OLEDに適用された構造に関連する展示内容は、1)round diamond pixelと 2)UPC(under panel camera)技術である。

1. Round diamond pixel
Galaxy Z Fold3 用 foldable OLED は round diamond pixel 構造を有している。
画質特性を向上させるために適用された構造である

2. UPC
Galaxy Z Fold3のOLEDは、カメラの穴がないfull screen display構造である。明るい画面ではUPCのholeが観察される。カメラで光が入るための
部分は画素数を減らして光が通過できるように設計されている。透過度は35〜40%程度である。

画質特性
OLED画質が人間にどのように良いかか、参観者が分かるように展示内容が整理されていた。展示内容は、1)eye friendly、2)color that comes to life、3)cinematic experience、4)gaming performance、5)dark modeがあった。

1. Eye friendly
LCDはblue LEDを光源とするディスプレイであるため人体に有害な青色光が出てくる。これに比べてOLEDは、青色光が出ないことを比較展示
した。

2. color that comes to life
偏光板を除去してCFを適用したOLEDはcolor purityが15%上昇し、REC2020基準91%に達した。LCDは58%に過ぎない。サムスンディスプレイのOLEDは、色表現能力が最も優れたディスプレイであることを示した。

3. cinematic experience
サムスンディスプレイが今年の事業に集中しているノートPC用OLEDのcolor volumeはDCI-P3基準120%である。ノートパソコンで映画を見るのが増えるにつれ、ノートパソコン用のディスプレイも映画鑑賞に適したディスプレイが要求される。LCDを使用しているノートPCのcolor volumeは70%に過ぎない。

4. Gaming performance
ノートパソコンとしてゲームを円滑にすることができる最適のディスプレイはOLEDである。OLEDは、自発光で応答速度がマイクロ秒単位であ
るため、高速の画面変化にも最高の画質を提供することができる。LCDは 高速画面の変化に文字やグラフィックがぼやける欠点がある。

5. Dark mode
LCDはバックライトを使用するため、白の画面が有利だが、自発光素子であるOLEDは黒の画面に有利である。OLEDノートパソコンの画面を黒くすると、消費電力を50%削減することができ、青色光も80%減少させることができる。

Inkjet OLED
サムスンディスプレイが久しぶりにinkjetを用いて製作したOLEDを展示した。ノートパソコンに使用ができる18.2インチであり、3200 x1800のQHD+解像度製品である。画面サイズが18.2インチにもかかわらず、輝度は300nitであり、color gamutはDCI-P3基準99.3%である。蒸着方式よりまだcolor gamutが低い。

AI speaker
サムスンディスプレイがOLEDのapplicationとしてflexible OLEDが全面を覆っているAI speakerを展示した。12.4インチのFHD+パネルで輝度は400nitである。

(UBIリサーチのWeekly Display Industry Analysis Reportは一週間のOLEDを含めたディスプレイ産業で発生する毎週の情報を分析し、お客様にご提供するレポートです。本 Reportは1年間提供される有料サービスで、毎週月曜日にUBIリサーチから契約したお客様にメールで直接配信しております。お問い合わせは分析工房までお願いします。)

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2021年09月03日

LGディスプレイ、ベトナムに1.6兆ウォンのバッティング…OLEDモジュールラインの増設に拍車

2021-09-02 亜州経済

LGディスプレイがベトナム有機EL(OLED)モジュールラインの追加増設に乗り出す。スマートフォンとTVの需要に応え、14億ドル(約1兆6000億ウォン)規模の投資を決定した。

1日、業界によると、ロイター通信は先月31日(現地時間)、ベトナム・ハイフォン市人民委員会(以下、委員会)はLGディスプレイがこの地域に14億ドルを投資、OLED設備を増設する計画を承認したと報道した。

これでLGディスプレイはハイフォン市への累積投資金額が46億5000万ドルに及ぶこの地域最大の投資企業になったと委員会は説明した。

委員会はまた、今回の投資で、ハイフォン工場のOLEDディスプレイの生産量は現在、月960万~1010万つから月1300万~1400万つに増えるものと展望した。

ハイフォンはLGディスプレイの主力海外生産拠点だ。京畿道坡州で生産したOLEDパネルをこっちに送った後、ディスプレイ駆動装置(DDI)とタッチスクリーンパネルなどを搭載し、モジュール完成品を製造する。生産したモジュールはTVとノートパソコンなどに使われる。

業界ではLGディスプレイは最近、小型OLEDラインの増設に入り、モジュール生産能力も拡大する必要性が高まり、今回の投資を決定したと見ている。

先立って、LGディスプレイは17日、中小型OLED施設に今後3年間、3兆3000億ウォンを投資し、スマートフォンパネルの需要などに対応する計画だと明らかにした。
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2021年09月01日

韓国ディスプレイ産業展示会IMID2021、明確な違いを見せたLGとサムスン

2021年8月27日 コリア・エレクトロニクス

ディスプレイ関連技術や製品に出会うことができるIMID 2021韓国ディスプレイ産業展示会が25日、ソウルのCOEX Cホールで開幕した。今年は学術大会だけでなく、展示会も行われ、昨年開催できなかった無念を晴らした。昨年のIMID 2020はコロナ19により学術大会のみオンラインで行われた。韓国Bloter&Mediaが報じた。

未だコロナ19が拡散傾向にあるだけに、展覧会のコロナ対策は徹底して行われた。展覧会入場から14日以内に症状があったのかなどの設問に回答し、温度測定を経なければ入場することができない。

今回の展示会は合計で240社が参加し、ブースは450個に達する。ソウル大学などの主要な大学もブースを構えた。主要参入メーカーは、サムスンディスプレイ、LGディスプレイ、ジュソン・エンジニアリング、メルク、SFA、ウォンイクIPS、シンソンE&Gなどがある。

目立ったブースは、国内ディスプレイ業界をリードするサムスンディスプレイとLGディスプレイだ。二つのブースは比較的規模が大きく来場者で混み合っていた。両社のブースは、完全に違いがあり楽しさがあった。

Bloter&Mediaによると、スマートフォンなどの中小型ディスプレイに強みを持つサムスンディスプレイは「技術」に焦点を当てたという。ブースの入り口では、無偏光OLED技術である「エコスクエア(Eco2)」が来場者を迎えた。エコスクエアは、パネルの積層構造に従来とは異なる変更を加え、光の透過率を高めた技術である。パネルの消費電力を25%減少させるのが特徴である。

ブース内に入ると、最初に「フォルダブルOLEDの耐久性」テストが目に入る。サムスンディスプレイは「氷点下20度でも3万回の折りたたみが可能である」と技術力を強調する。Galaxy Foldが最初にリリースされた時、ディスプレイにひびが入った写真などがインターネットコミュニティを中心に共有されたことを考慮すると、大きな進歩である。サムスン電子によると、Galaxy Z Fold3の場合、常温で20万回折りたたみが可能であるとしている。

サムスンディスプレイは耐久性テストの他にも、様々な技術を披露した。18日、Galaxy Z Fold3に最初に適用したと発表したUPC(Under Panel Camera)技術もブースで見ることができる。UPCは、パネルの下部にカメラモジュールを埋め込むことで、画面全体を活用できるのが特徴である。

他にもLCDとOLEDのブルーライト放出比較やカラーボリューム比較等も行われた。カラーボリュームは暗いシーンから明るいシーンまで、どんな明るさでも自然の色を正確に表現することを意味する。

TVなど中大型ディスプレイに強みを持つLGディスプレイは「日常生活」を強調した。一見すると、ディスプレイの展示会ではなく、家電製品の展示会という感じがするほどだ。 LGディスプレイは展覧会の開催前から「生活カスタマイズディスプレイソリューション」というキーワードに集中した。

これは単に技術だけでなく、日常生活でどのように入り込むかを示してくれるという意味である。LGディスプレイブースはHomeとAutoゾーンを区分した。Homeゾーンでは、88インチ8K CSOパネルを活用したホームシネマ環境、55インチの透明OLEDパネルとベッドを組み合わせたスマートベッドを披露した。また、48インチのOLEDパネルと電子ピアノを同じ箇所に展示して、日常の中のディスプレイの重要性を強調した。

Autoゾーンでは、追加投資計画を明らかにした車両用P-OLEDパネルを見ることができる。超大型車P-OLEDパネルはT字型で実装された。現場関係者の説明によると、T字ディスプレイは4つのパネルを一つに連結して製作したとのこと。

今回の展示会では、ディスプレイを直接生産するメーカーだけでなく、ジュソンエンジニアリング、シンソンE&G、大韓光通信など関連企業全般が参加した。IMID 2021韓国ディスプレイ産業展示会は、27日までソウルのCOEX Cホールで開催される。

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