2022年09月28日

天馬(Tianma Display Technology) の第 6 世代フレキシブル AMOLED 生産ラインが製品の最初の出荷を開始

2022/09/27 CINNOリサーチ

厦門の天馬ディスプレイテクノロジー株式会社(以下、"天馬")から、第6世代フレキシブルAMOLED生産ラインプロジェクトのフレキシブルAMOLED製品の最初のバッチが出荷されました。

2022 年 2 月に最初のフレキシブル AMOLED ディスプレイの試作に成功した後、天馬 の第 6 世代フレキシブル AMOLED 生産ライン プロジェクトは、生産ラインの能力と製品歩留まりの立ち上げ段階にあります。プロジェクトチームメンバーが一丸となって、多くの技術的および技術的な困難を克服し、2022 年 8 月に国際ブランドの顧客へのフレキシブル AMOLED 製品の最初の出荷に成功し、計画を達成した。

プロジェクトが完全に完了したので、フレキシブル AMOLED の生産能力で世界のトップ 3を狙うことができるようになった。中小型のハイエンドディスプレイ市場で業界の競争力を維持できる。同時に、また、中国の新しいディスプレイ産業全体の発展を促進する上で積極的な役割を果たせる。さらに、世界のAMOLED分野における中国企業の影響力をさらに高めるのに役立つ。

天馬のこの第 6 世代フレキシブル AMOLED 生産ライン プロジェクトの総投資額は 480 億元、総建築面積は約126万平方メートル、そのうち、プロセスクリーンエリアの面積は約60万平方メートル、現在、中国最大のフレキシブル AMOLED モノマー工場である。

このプロジェクトは、中小型のハイエンドディスプレイに焦点を当て、最先端のフレキシブル AMOLED ディスプレイ ソリューションを提供する。すべての主要なプロセスは、業界の主流な製造装置を採用している。製造装置の仕様が業界標準以上であり、フォウダブル用、低消費電力、アンダースクリーンカメラなどの先進の最先端技術が適用され、多くの主流ブランドの顧客による技術的な事前調査と製品認証も着実に進んでいる。

将来に生産ラインの歩留まりが徐々に向上でき、製品仕様の継続的な最適化が図れる。顧客満足、より最先端で、多様なニーズ、新技術の事業化・量産化を加速し、世界で最も先進的なフレキシブル AMOLED 生産ラインの 1 つになることが期待されている。同社の既存のAMOLED生産ラインと効果的にマッチし、技術の蓄積、顧客の獲得、製品ポートフォリオと規模の優位性により、同社の全体的なAMOLEDビジネス開発をより強化できる。

ディスプレイ分野で40年近くの蓄積と発展を経て、天馬 は多様な生産ラインのポートフォリオを改善し続けている。最適化技術と生産ライン構成、市場と技術の動向に応じて、会社の戦略的目標と組み合わせて、グローバルな先進技術とハイエンドの生産ラインのレイアウトを継続的に改善する。AMOLED生産能力の継続的な投資により、新しいディスプレイ分野における天馬の総合競争力はさらに強化できる。
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2022年09月22日

分析工房の調査による「世界有機EL/先端ディスプレイ製造装置・材料企業年鑑2022」発刊のお知らせ

2022/9/22

好評を頂きました「世界有機EL/先端ディスプレイパネル製造装置・材料年鑑」の2022年版です。

有機EL先端ディスプレイ2022_表紙212x300.jpg


本書では2022年3月から8月までの、有機ELパネルの動向を中心に、液晶、ミニLEDや、マイクロLEDパネル・材料・製造装置のメーカー、技術の動向に焦点を絞って解説しております。パネルメーカについては、有機ELの生産拡大や新しいパネルの開発動向の計画と工場投資について解説しています。また、注目が集まる車載向けやVRゴーグル向け、フォルダブルディスプレイのパネル動向も網羅しました。材料については、発光材料やカバーガラスなどを製造する各企業の取り組み状況について取り上げています。製造装置では、露光装置、蒸着装置、インクジェット装置、LLO装置から検査装置までの主要装置メーカの動向を集約しています。

発売日: 2022/09/16
価格 :書籍版 41,800円(税込み) → 発売日前までの予約特価:38,500円(税込み)
   書籍+PDFセット版 63,800円(税込み)→ 発売日前までの予約特価:58,300円(税込み)
    *PDFデータはメールにてダウンロードリンクをお送りいたします。
書籍情報 A4版・カラー /約 175ページ(仮)
調査 :分析工房株式会社
ご購入のお申込み先:グローバルネット株式会社

目次
第1章 有機 EL・ミニ LED・マイクロ LED などのディスプレイ産業の全体動向
 1-1. ディスプレイ産業の全体動向
 1-2. 小型・中型パネルの産業動向
 1-3. 大型パネルの産業動向
 1-4. 車載向けパネルの産業動向
 1-5. VR/AR やスマートグラスや向けのマイクロディスプレイの産業動向
第2章 ディスプレイパネルメーカ
 2-1. サムスンディスプレイ
 2-2. LG ディスプレイ
 2-3. BOE
 2-4. Visionox
 2-5. JOLED
 2-6. ジャパンディスプレイ
 2-7. シャープ
 2-8. ソニー
 2-9. EDO
 2-10. CSOT
 2-11. 天馬
第3章 有機 EL ディスプレイ向け発光材料メーカ
 3-1. 全体動向
 3-2. UDC
 3-3. 住友化学
 3-4. 出光興産
 3-5. Merck
第4章 ディスプレイパネル製造装置メーカ
 4-1. 全体動向
 4-2. APS ホールディングス
 4-3. 特儀科技(TEYI Technology)
 4-4. 東レエンジニアリング
 4-5. OLEDON
 4-6. Jusung Engineering
第5章 ディスプレイパネル材料・部材・LED メーカ
 5-1. 全体動向
 5-2. 信越化学工業
 5-3. コーロンインダストリー
 5-4. 住友ベークライト
 5-5. SK アイテクノロジー(SKIET)
 5-6. Epista
 5-7. SCHOTT
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中国メーカの第6世代フレキシブルOLEDラインへの投資の行方

2022年9月16日 UBIリサーチ

中国でスマートフォン用flexible OLEDを主に生産している企業は、BOEとTCL CSOT、Tianma、Visionoxが代表的である。第6世代基準とすれば、BOEが合計144K/月で最も多くの製造キャパを保有しており、TCL CSOTが15K/月、Tianma月45K/月、Visionoxが45K/月のキャパを持っている。

このうち、TCL CSOTとVisionoxが最近の経営難が持続し、6世代 flexible OLEDラインに投資ができないという可能性がある。

TCL CSOTはXiaomiに主にパネルを供給したが、最近ではパネル性能問題とTianmaのプロモーションによりT4ラインの稼働率が10%水準にとどまっていると把握される。また、AppleにiPhoneシリーズ用パネル供給のためのプロモーションを試みたが、これも良い結果を生み出せなかったようだ。

Honorにflexible OLEDを主に供給しているVisionoxは最近、月30K規模でV3ラインを稼働しているが、パネル価格が30ドル以下に決められ、売上高に大きな影響を受けている。確実な顧客会社を確保し、稼働率が保障された反面、収益が得られない状況である。

このため、TCL CSOTのT4ラインとVisionoxのV3ラインをBOEで買収しないかという話が聞こえている。UBIリサーチのユン・デジョンアナリストは、「V3ラインの場合、合肥市がBOEに買収を提案したという話もある」と明らかにした。

今後、中国の第6世代フレキシブルOLEDラインが急激に変化する可能性は低いが、市場の低迷と以前から持続的に過剰投資と評価される状況の中で、中国のパネルメーカーが今後のライン運用をどのように持続するかが注目される。

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2022年09月16日

BOE、昨年米国での出願特許1位・サムスンDは2位…技術競争が激化

2022.09.15 コリア・エレクトロニクス

中国BOEが昨年、米国で最も多くの技術特許を出願したことが分かった。サムスンディスプレイは2番目に多くのディスプレイ関連特許を出願した。「ディスプレイ大手」アップルのiPhoneサプライチェーンに新規参入したBOEが攻撃的に技術覇権に乗り出したという分析が出ている。韓国メディア「電子新聞」が報じた。

米特許庁によると、BOEは昨年1年間、米国で特許3624件を出願した。前年比出願した特許数が70%近く急増した。BOEはこの10年間、年平均50%近い特許出願の成長率を見せた。業界で最も早い成長率だ。

サムスンディスプレイは昨年、2905件の特許を米国に出願した。前年比18%近く増加した数値だ。LGディスプレイは昨年1年間、783件の特許を米国に出願した。売上基準で世界1位ディスプレイの座を占めた中国が研究開発(R&D)能力まで精一杯引き上げ「ディスプレイ事業拡大」を強化しようとする動きが注目される。

中国は世界1位の液晶表示装置(LCD)の座を奪還したのに続き、有機発光ダイオード(OLED)などの高付加ディスプレイ分野でも急速に技術力を確保した。中小型に続き、大型OLEDの量産に乗り出している。

中国が特許市場まで占有することになれば、ライバル会社の参入自体を遮断することができる。今年基準ではサムスンディスプレイが米国で最も多い数の特許を出願した。サムスンディスプレイは今年初めから現在まで計1079件の特許を出願した。今年にBOEは713件の特許を確保した。LGディスプレイは185件の特許を出願した。

サムスンディスプレイが最近「特許経営」を強化しようとする動きを見せているだけに、今後も核心特許確保に速度を上げるものと見られる。サムスンディスプレイはモバイル向けなど中小型OLED市場で業界トップの企業だ。フォルダブル、スライダブルなどフォームファクター革新でも世界で最も進歩した技術を確保している。会社は今年、ドイツOLEDスタートアップのサイノーラを3億ドル(約427億円)で買収したが、この過程でサイノーラが持つ多様なディスプレイ関連の知識財産権も確保した。

業界関係者は「中国がディスプレイ特許市場でも急速に存在感を誇示している」とし「ディスプレイ市場覇権を完全に持っていくという攻撃戦略」と述べた。
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2022年08月31日

UBIリサーチが、「中国動向レポート」を月2回発刊

2022/8/31 UBIリサーチ

UBIリサーチが、ディスプレイ産業に関する中国動向レポートを月2回発刊しています。英語版のみの配信の中国動向レポートは1年契約で、税引き価格は、

1)PDF-1 版(印刷・編集不可能):770,000円
2)PDF-2版(印刷・編集可能):880,000円
3)PPT(パワーポイント)版:990,000円

です。
―――――――――――――――――
<2022年中国ディスプレイ産業動向レポート>

UBIリサーチの中国支社が、中国の OLED動向を調査し、毎週に最新情報を提供しています。 トピックには、BOE、Visionox、CSOT、Tianma、EDO などのパネル メーカーの動向、OLED セット メーカーの動向、および展示会の動向が含まれますが、これらに限定されません。

レポートの発行頻度は月 2 回です。

毎月第 2 水曜日に第一のレポートが発行され、翌月の第 1 水曜日に前月分の最終レポート (第 二) が発行されます。その内容は、

- 中国のパネル会社(Capa、Y-OCTA、LTPO)でのデバイスのトレンド
- 投資動向
- パネル出荷動向、ライン稼働率
- OLED新製品とOLED応用製品の現況を整理
- パネルメーカからの製造装置の発注状況
- その他の動向(材料、部材、製造装置、セット、政府支援など)
- 展示会とセミナー

――――――――――――――――
レポートサンプルのダウンロードはこちらのページから。

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2022年08月30日

UBIリサーチから「2022 OLEDとQD-LEDの最新技術開発動向」を発刊

2022年8月26日 UBIリサーチ

スマートフォンやテレビのプレミアム製品に使われるOLEDは、ノートパソコンやモニター分野にまで市場を広げている。

スマートフォンの進化が続いて、フォルダブルフォンの時代になった。また、UDC(under display camera)技術を採用し、カメラ穴がなくなったフルスクリーンディスプレイが誕生した。フォルダブルOLED及びフルスクリーンディスプレイを作るためには、OLEDを構成する様々な部品及び材料の特性改善と、OLEDパネル自体の構造変形が必要となった。

テレビ用大型OLEDでも様々な新しい技術が導入されている。ローラーブルディスプレイと高輝度テレビを作るための構造変形と高性能発光材料が使用されている。

さらに、人に優しく、利便性を向上させるために、OLEDは進化し続けている。

今回発刊した「2022 OLEDとQD-LED最新技術開発動向」報告書は、進化中のOLEDの現在の状況と今後の発展方向を知るために、最新技術動向をまとめた。

また、OLEDに続いて次世代ディスプレイ技術と呼ばれているQD-LEDに関する最新技術動向も、レポートに含めた。QD自体が発光するQD-LEDは、色域が広い自発光のディスプレイであり、さらに溶液プロセス(solution process)が可能なために、製造コストを削減でき、次世代ディスプレイとして期待が高まっている。



報告書は日本語で、214ページです。PDF-1 版を含む全ての報告書が、企業内の多数のユーザーにおいて、各自のパソコンで見れるようになりました。税引き価格は、

1)PDF-1 版(印刷・編集不可能):495.000円
2)PDF-2版(印刷・編集可能):619,000円
3)PPT(パワーポイント)版:804,000円

です。分析工房より販売しております。サンプルのダウンロードはこのページからお願いいたします。

目次

1. 低分子 OLED 材料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
 1.1 蛍光材料
 1.2 りん光材料
 1.3 TADF
 1.4 Hyperfluorescence
 1.5 次世代発光材料の提案
 1.6 AI による材料開発
 1.7 Summary
2. White OLED+CF ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40
 2.1 Bottom-emission White OLED+CF 型
 2.2 Top-emission White OLED+CF 型
 2.3 White OLED+CF 方式の特性改善
3. OLED デバイス技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
 3.1 Transparent OLED
 3.2 電極材料
 3.3 偏光板
 3.4 色度視野角依存性分析
 3.5 広視野角化技術
 3.6 Top emission での透明カソード
 3.7 QD OLED
 3.8 Rollable OLED Display
 3.9 Invert OLED
 3.10 車載用途に適した高温耐久性 OLED Display
 3.11 Under Display Camera (UDC)
4. Solution Process OLED ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77
 4.1 Solution Process OLEDの現状と課題
 4.2 Solution Process用材料の開発状況
 4.3 Solution Process用材料と低分子蒸着用材料の比較
 4.4 Solution Process技術
 4.5 Solution Processデバイス技術
 4.6 Solution Processディスプレイ
5. 低分子蒸着技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101
 5.1 FMM蒸着の開発状況
 5.2 蒸着条件が膜に与える影響
 5.3 低分子蒸着OLEDの特性再現性
 5.4 低分子蒸着膜のLithographyによるパターン化
 5.5 量産用低分子蒸着システム
 5.6 蒸発源内での材料劣化
 5.7 低分子蒸着用超高精細マスク
6. 封止技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122
 6.1 薄膜封止技術の開発状況
 6.2 薄膜封止での水分侵入メカニズム
 6.3 Flexible, Foldableに適した薄膜封止の開発
 6.4 Face Seal
 6.5 WOLED + CF Micro display の封止
7. 光取り出し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 140
 7.1 分子配向よる光取り出し改善
 7.2 屈折率の調整による光取り出し改善
 7.3 Waveguide modeの除去による光取り出し改善
 7.4 構造物の設置による光取り出し改善
 7.5 表面プラズモン共鳴の抑制
8. Foldable技術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 152
 8.1 Foldableのためのデバイス設計
 8.2 Neutral Plane Splittingを目指した開発
 8.3 Neutral Plane Splitting のための OCA
 8.4 Foldableのための部材開発
 8.5 Foldable が TFT に与える影響とその対策
 8.6 Foldable に適した LTPS プロセス
 8.7 Foldable Display
9. QD-LED技術開発動向 -------------------------------------------------------------------------- 174
 9.1 Core-shell QD-LED
 9.2 Quantum Dot
 9.3 QD-LED 特性の進化と現状
 9.4 非Cd系 Blue QD の開発
 9.5 非Cd系 Red QD の開発
 9.6 QD-LED デバイス構造
 9.7 QD-LED プロセス
 9.8 QD-LED ディスプレイ試作
 9.9 White 発光 QD LED
 9.10 Perovskite
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2022年08月03日

○今年の世界のOLEDの量産能力、基板面積で47.3 百万u規模と予測

22.07.19 UBIリサーチ

OLED産業の調査企業であるであるUBIリサーチ(www.ubiresearch.com)が最近に発刊した「2022 OLED部品素材レポート」によると、2022年OLEDの全体量産能力の基板面積は47.3百万uと予想される。 2022年にはサムスンディスプレイがA3ラインの遊休キャパを補完するために投資したLTPO TFTラインとETOの6世代rigid OLEDラインが稼動する予定であり、2023年にはLGディスプレイのE6-4ラインとBOEのB12-3ラインが、2024年にはサムスンディスプレイの8.5世代ITラインが稼動すると予測される。

スマートウォッチとスマートフォン用の小型OLEDの基板面積は, 2022年rigid OLED用ラインキャパは5.29百万 uとして24.8%の占有率を占めており、今後はRigid OLEDの投資はないと予想される。 2022年flexible OLED用キャパは15.3百万uで全体の71.5%であり、2024年からサムスンディスプレイのA3ラインの一部がIT用ラインに転換され量産キャパが縮小されると展望される。 Foldable OLED用ラインキャパは2022年に0.79 百万 u、2023年からは1.52百万uに達すると予想される。

サムスンディスプレイのIT用ラインキャパは, 2023年下半期にA3ラインがIT用ラインに転換され2024年には新規で8.5Gラインが稼動すると予想され、2025年までに2.69百万uに拡大すると展望される。 2023年下半期からLGディスプレイのキャパはE6-4ラインとBOEのB12-3ラインが稼動し、それぞれ0.75、0.52百万uになると展望される。

テレビ用OLEDラインのキャパは、追加投資がない限り、2026年までに変化がないと見られる。

2022年からLGディスプレイの量産キャパは20.3百万m2で全体の85.5%を占めている。 今後、追加顧客会社の確保可否によって、キャパがさらに増加するものと見ている。

サムソンディスプレイのキャパは3.3百万u、BOEは0.13百万 uで、それぞれ13.9%と0.6%のシェアを占めると見られる。

一方、今回発刊された「2022 OLED部品素材レポート」は最新OLED産業課題の分析とフォルダブル機器用の部品素材開発と産業現況、OLEDパネルメーカの量産キャパを分析、主要部品素材市場展望などについて扱った。 部品素材関連企業が関連技術を理解し、今後の技術方向と市場を展望するのに役立つものと予想される。


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2022年07月20日

OLEDディスプレイ産業は、スマートフォン向けからIT向けにシフトしている

2022年7月18日 UBIリサーチ

これまでにOLED産業を維持してきたOLEDスマートフォン市場の拡大速度が遅くなってきており、世界の6G基板 OLEDラインのパネル供給キャパが需要に比べて過剰になっている。

サムスンディスプレイでは、スマートフォン向けのrigid OLED需要の減少に伴い、A2ラインでタブレットPCとノートパソコン用OLED生産を増やして、ライン稼働効率を上げている。そのため、サムスンディスプレイのスマートフォン用OLED生産キャパは徐々に減る見込みだ。さらに、サムスンディスプレイはテレビと高級モニター市場を狙って8.5GQD-OLEDラインで34インチパネルを生産している。これにより、サムスンディスプレイのOLEDポートフォリオは、ウォッチからテレビまで様々なアプリケーション製品で構成された。

LGディスプレイも徐々に成長するIT向けOLED市場に対応するため、LCDラインをOLEDラインに急いで切り替えている。坡州6Gラインには、タブレットPC用ph4がすでに用意されており、2024年にAppleにOLED供給を目指している。ここに7G LCDラインであるP7をOLEDラインに切り替える計画を確定した。 P7のLCD生産量は中国広州に移管し、今年下半期からはライン改造に入る予定だ。そして、早ければ2023年下半期からIT用OLEDパネルを生産すると予想される。予想生産製品は28インチと32インチWRGB OLEDである。

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2022年07月14日

○印刷×国産4K有機ELのAKRacingディスプレイ徹底検証!

7/7(木) Impress Watch

TVCMでお馴染み、本田翼さんの可愛らしい製品紹介シーンが大人気のAKRacingブランド。eSportsシーンに関心が高い読者にはもはや説明不要だろう。

(中略)

画質チェック〜HDR表現と暗部表現力に不満なし。カラーボリュームの作り込みも良好

映像パネルは、前述したように、JOLED製の27型4K(3,840×2,160ドット)解像度のものを採用している。JOLEDは、ソニーやパナソニックなどで、かつて有機ELパネル開発に従事してきたエンジニア達が中心となって興された、日本の有機ELパネル開発製造メーカーである。赤緑青の有機ELサブピクセル形成を、印刷技術で実践するRGB印刷方式を採用しているのが最大の技術的特徴であり、現状「ほぼ最後の日本の有機ELパネルメーカー」と言うことになる。

JOLEDは、スマートフォン向けの小型サイズと、PC向けディスプレイ製品などに向けた中型サイズの有機ELパネル開発に注力しており、本製品はまさにその中型サイズ有機ELパネルを採用する。

JOLED製有機ELパネルを採用した他の製品としては、ASUSが2021年に発表した32型「OLED PA32DC」があるが、発表されてから約1年が経過した今もまだ発売されていない。

一方LGからは32型「32EP950-B」が'21年7月、27型「27EP950-B」が同年11月から発売されている。この他には、EIZOが2019年に21.6型サイズのJOLED製有機ELパネルを採用した「FORIS NOVA」を発売したが、現在は生産終了済み。

その意味でAKRacingのOL2701は、JOLED製パネルを採用した数少ない27型ということで、レアなモデルとも言える。

デジタル顕微鏡で撮影した写真を示すが、見ての通り、RGB印刷方式パネル特有の整然とした美しいサブピクセル構造を確認できる。また、LG製の白色サブピクセルベースの有機ELパネルよりも、1画素あたりの開口率が高いことも分かる。顕微鏡写真画像からの概算算出になるが、開口率は約80%と計算できた。これはかなり高い値だ。

なお、青のサブピクセルが大きいのは、波長の短い青色光を発する青サブピクセルの寿命が短いためだろう。具体的には、寿命に配慮した低電力で駆動しても、赤や緑のサブピクセルの輝度に見合う輝度の青色を取り出すために面積比でバランスを取っているのだ。

ピーク輝度は540nitで、コントラスト比は100万:1を誇る。また、ネイティブ10bit駆動パネルであり、10億色もの同時発色が可能であることもアピールされている。

この部分については、馴染みのない方もいるかもしれないので簡単に補足解説しておく。

現在の映像パネルでは、たとえHDR表示に対応している製品であっても、その多くが各サブピクセルの階調制御は8bit駆動のままとなっている。そして、この8bit駆動パネルで10bit駆動相当の発色を実現するために、「8bit+FRC」と呼ばれる技術を組み合わせている。

FRCはFrame Rate Controlの略で、なんだか倍速駆動とかそっち方面の話と思われそうだが、そうではなく、もっと画素自体の駆動技術に近い話題だ。簡単に言うと、映像パネル単体としては8bit駆動だが、10bitに足りない2bit分を時間方向の階調制御で賄うもの。要するに、時間方向のディザ(誤差拡散)制御といってもよいかもしれない(なお、その一部には空間方向に誤差拡散を行なうパネルもある)。

では、具体的にはどんな駆動をするのか。たとえば8bit駆動だと0〜255の階調を作り出せるわけだが、0〜1023までの階調を作り出せる10bit駆動と同等にするには256〜1023までのダイナミックレンジが足りない。ということで、2回分の映像を表示することで、1枚の10bit階調の映像を表示するわけだ。これが8bit+FRCによる疑似10bit駆動の着想になる。つまり、技術的な語り口でいえば「1フレーム表示を2フィールド表示によって実現する」のである。

液晶ディスプレイや液晶テレビのかなりの多くの製品が今でもこの駆動法を採用しており、上級のハイエンド機のみがネイティブ10bit駆動パネルを採用している。

有機ELパネルについても、LG製のRGB+Wサブピクセル構造の有機ELパネルがネイティブ10bit駆動に対応しており、JOLED製有機ELパネルだけというわけではない。ただ「ネイティブ10bit駆動である」という事実は、ハイエンド志向のユーザーを納得させるキーワードになっていることは間違いないだろう。事実、本機の色域はsRGB色空間カバー率130%、DCI-P3色空間カバー率99%を実現しており、発色特性に関しては優秀であることがアピールされている。

10bit駆動、最大540nitの有機ELパネル採用のOL2701に、10,000nitのHDR10映像を入れたときにどのようにトーンマッピングされるのか、「The Spears & Munsil UHD HDRベンチマーク」のTONE MAPPINGテストを試したところ、赤の階調バーが400nitあたり、緑の階調バーが8,500nitあたり、青の階調バーが2,000nitあたり、白の階調バーが10,000nitあたりで飽和する様が確認できた。物理的な輝度性能としては540nitまでしか出せないはずだが、うまくトーンマッピングを行なって、540nitを超える輝度の階調をそれなりにうまく見せることができているようだ。

また、1,000nit+αくらいまでのHDRカラーバーで確認してみると、1,000nitあたりまでは不自然なところがなく、全色で美しく自然な階調が表現できていた。一般的なHDR映像はコンテンツは1,000nitくらいまでで設計されているので、本機のHDR映像表示性能に大きな不満が出ることはないだろう。

「自発光パネルの実力を見る!」ということで、あえて、液晶パネルのエリア駆動精度の試験モード「FALD ZONE」(FALD:Full Array Local Dimming)テストも実施してみた。

このテストは、四角形状の発光体が漆黒の背景の外周を動き回らせることで、その発光体の周囲にどのような影響が及ぶかを検査するもの。液晶パネルでは、四角形の発光体の周囲に、その光源たるバックライト密度に準じた光芒(俗に言うヘイロー)が現れてしまうが、さすがは有機ELパネル。動く四角形の実体のみが発光している見映えとなっており、何の問題もなかった。

部屋を完全暗室にしてこのテストを実行すると、移動する四角形の回りが明るく見えるようになるが、これは、有機ELパネル自身が発している光芒ではなく、観測者たる自分の睫毛による光の回折と、眼球内の乱反射によって知覚されるものだ。

ちなみに、その光芒が「有機ELパネルの表示面で起きているのか」あるいは「観測者たる自分の眼球側で起きているのか」を判断するのは簡単だ。動体たる四角形の実体部分を指で覆えばいい。もし、四角形の実体部分を指で覆って、四角形の周囲に溢れて見える光芒が見えなくなるのであれば、それは表示面ではなく眼球の方(あるいはカメラ)で起きていることの証左だ。

本機の場合も、発光体の四角形を指で押さえれば、その周囲は極めて漆黒に近く、激しい明暗格差のある表現が隣接しても互いに影響を受けないことが確認できた。

上の動画は、FALDテスト実行中の表示画面を撮影したものだ。光芒効果が全く確認されず。発光する四角形が上側にいるときには上辺に、そして右側にいるときには右辺に、二重映りしているのはベゼルからの反射光であり、光芒(ヘイロー)ではない。

念のために「STARFIELD」テストも実行。こちらはSF映画で宇宙船が高速移動する描写際によく用いられる、漆黒の背景中央から星(輝点)が放射状に拡散するような表現のテスト映像だ。FALD TESTでの動く発光体は、ある程度の大きさだが、STARFIELDでは動く発光体は1ピクセル。光芒チェック用テストとしてはかなり厳しいものになる。

さすがは自発光ピクセルの有機ELパネル。シンプルに高輝度なドットが放射状に飛んでいく様が見て取れる。というか、大半を占める漆黒部分が本当に真っ黒なため、テスト映像ながら、暗闇に深さを感じるような知覚を覚えた。

LG製有機ELパネルは青色光のスペクトラムは鋭いが、赤と緑はぼんやり。特に赤と緑はスペクトラムピークが低く、それぞれのスペクトラムが溶け合ってしまっている。これでは、赤と緑が絡んだ混合色の色域が狭くなってしまう。

対して、本機の方は、赤緑青の3つのスペクトラムピークが全て鋭く、そして明確に分離している。色域の広さを期待させる。

一通りの項目テストを終えた後、HDR映像コンテンツの定点観測で利用しているUHD BD「マリアンヌ」をチェックした。

上でも述べているが、本機はHDR信号を入力した際は画調モード(エコモード)が選べなくなる。色温度(ホワイトバランス)も固定になるため、実質、HDR映像を入力したときには、映像調整はできなくなる。一般ユーザーのほとんどはこの仕様でも問題ないとは思うが、特定の色温度で作業を行なったり、あるいはキャリブレーションソフトを利用して色調整を行なった状態での作業を臨むプロ系ユーザーにとってはこの仕様はやっかいかもしれない。

なお、以下の評価は、本機のデフォルトの固定HDR画調モードで行なったものになる。

ブラッド・ピットがナイトクラブのある夜のロータリー街に到着する冒頭シーン。ナイトクラブのネオンサイン、町の街灯の輝きは、本機の賢いトーンマッピングによって自発光感のある輝きで表現できていた。

トーンマッピングの品質はかなり優秀で、序盤に登場する白いボディのクルマに通行人が映り込む表現があるのだが、その鏡像がかなりきっちりと見えている。白いボディとはいえ、夜間シーンの鏡像がきっちり見えるのはなかなか凄いことだ。

また、停車中のクルマの直下の半影表現がリアルであった。地面に落ちる影が、車体の奥に行けばいくほど漆黒となっていて、平面である画面に表示されている情景にもかかわらず、車体と地面の間に「暗い奥まった立体的な空間」の存在感が感じられた。液晶パネルでは、黒浮きが伴うため、こうした「立体的な暗い空間」の表現は難しい。

ナイトクラブに入ったブラッド・ピットがマリオン・コティヤールを見つけるシーンでは、背中の開いた彼女の黒いドレスの表現が興味深かった。このドレスは生地としては黒色なのだが、表面にスパンコール加工がなされているのか、あるいはサテン生地なのかよく分からないが、周囲の光を鏡面反射する素材となっており、キラキラと輝く。その輝きは、カメラと照明の位置関係でドット単位の輝きを放ったかと思えば、すぐに漆黒に戻ったりする。この表現が、本機の映像では非常に緻密に感じられるのだ。

「1ピクセル単位で鋭く輝いても、その周囲はその輝きに影響されず漆黒のまま」という表現は自発光画素でなくては難しい。同じテーブルに着座しているナチスに協力する婦人役の衣装にも同様な表現が見て取れる。

ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールの二人がアパートに戻ったシーンでは、アパートの中の照明群の自発光感と、それらに照らされる廊下から奥のキッチンまでの奥行き感が見事であった。照明の光が屋内の各所に行き渡る際の「光の減衰感」がリアルなのだ。「光源に近いモノが明るく、遠いモノが暗い」「投射される影も、その輪郭付近に行けば行くほど明るくなる」というような、日常ではごく当たり前の照明効果がちゃんと「そう見える」ことに感心させられる。

夜のアパート屋上での偽装ロマンスシーンでも、その「暗い屋上情景」にも遠近感と立体感がある。

この暗闇の中でキスをするシーンでは、二人の暗がりの中の人肌は、灰色や緑や青にシフトすることもなく自然な発色だ。キスの際には、二人が顔を寄せて合ってから離れるまでの間に、二人の顔面を照らす薄明かりの光の当たり具合が変わっていく。その際の微妙な肌色の明暗の変化にも不自然なところがなかった。人肌のカラーボリュームの作り込みもしっかりしているようだ。

自発光の有機ELパネルは、本来、漆黒表現は得意だが、実は暗色を出すのは不得意である。というのも、有機EL画素は、ある程度の高さの電力で駆動するまで光らないためだ。では、有機ELパネルで暗色を出すにはどうするかというと、時間方向に明滅をさせることになる。暗く光らせられないので、ちょっと明るく光らせてすぐ消すことで、時間方向で暗色を再現するわけだ。口で言うのは簡単だが、自然な暗色表現を、この制御で行なうのは優しくはない。本機では、この制御に関しては非常にうまく行なえていると思う。

(以下略)


posted by 新照明の情報2008 at 08:53| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月05日

マイクロLEDディスプレイ技術の新しい方向性

Micro LED Display 製造技術や回路技術の新しい方向性の解説動画


 
解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )
posted by 新照明の情報2008 at 12:42| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月04日

中国のOLED産業動向

2022/7/1 UBIリサーチ

中国パネルメーカーが世界最大の内需スマートフォン市場である中国をベースに製品ラインナップを中低価格から中高価格製品に徐々に転換している。OLEDはすでに中国プレミアムスマートフォンの中心に位置しており、中国ブランドのフォルダブルフォンも発売されている。サムスン電子に続き、中国のスマートフォン企業がフォルダブルフォンを発売し、中国のスマートフォンメーカーのブランド価値も高まっている。

国別にスマートフォン用のOLED購入量を見ると、韓国は2018年に2億1000万台を購入し市場シェア51.8%を占めた。一方、2018年1億2,200万台でシェア30%を占めていた中国は2021年2億9,800万台を購入しシェア48.2%でスマートフォン向けOLED購入量世界1位に上がった。
2021年に最も多くのスマートフォン用OLEDを購入した中国企業はXiaomiで8,600万台を購入し、Oppoが7,900万台、Vivoが4,100万台に続いた。

国別スマートフォン用OLED出荷量を見ると、スマートフォン用OLED生産量は韓国企業が2018年3億8,000万個、2021年4億9,000万個を出荷した。一方、中国のパネルメーカーは昨年初めて1億台を突破して1億3000万台を出荷した。中国パネルメーカーの市場シェアは2021年に21.1%まで拡大した。 2021年に中国のスマートフォンメーカーに最も多くのスマートフォン用OLEDを供給したパネルメーカーはサムスンディスプレイでOppoに7,200万、Xiaomiに6,700万、Vivoに4,000万台を供給した。

中国のスマートフォン用OLED購入量は48.2%で世界で最も多いが、中国パネルメーカーの生産量は21.1%に過ぎない。中国のパネルメーカーは20%以上の生産と購入のギャップを減らし、製品のパフォーマンスをアップグレードするために大胆にパネル価格を下げると予想される。


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2022年06月21日

スマートフォン用の Under Display Camera (UDC)の技術開発状況の解説動画

スマートフォンに採用されつつある、ディスプレイの下にカメラを配置する技術の情報
 
解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )

posted by 新照明の情報2008 at 14:24| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月07日

リソグラフィによる OLEDディスプレイパネルのパターニング

露光プロセスによる有機層へのダメージを如何に低減するか

解説 :占部哲夫( UBI Research )
聞き手:服部 寿( 分析工房 )

posted by 新照明の情報2008 at 17:09| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月26日

○[SID2022レビューシンポジウム] SIDで示されたOLEDディスプレイ発展の方向性

2022年5月23日 UBIリサーチ

韓国ディスプレイ産業協会では、今年60周年を迎えた「SID Display Week 2022(5.8-13)」の主な内容を共有し、今後のディスプレイ分野のR&D推進方向を検討する目的で、「SID 2022レビューシンポジウム」を5月18日に開催した。

この中で、慶熙大学クォン(권장혁)教授はSID2022 OLEDコア製品トレンドとOLEDコア技術について発表した。

■OLEDテレビの大型化

LGD、 OLED TV世界最大サイズ97inch「OLED.EX」
BOE、 95inch 8K OLED TV、WOLED + color filterを使用した中国企業の追撃
LGD、高輝度化、世界初2000nit 77inch 8K OLED TV
Samsung、 65inch QD-OLED TV、1500nit
TCL、 65inch インクジェット8K OLED TV、次世代技術である溶液型OLED技術にも本格的な開発

BOEではQD-OLED 65inch、TADFを利用したOLEDテレビを展示したが。不具合で翌日はパネルは点灯出来なかった。製品の特性は良くなかったが、多様な方式の技術を誇示しながらOLED製品開発に力を注いでいることを示した。

■各種Sensor内蔵ディスプレイが多数登場

UPC(under display camera)、Photosensor、Image sensor、Haptic技術、曲面Touch Sonsor技術を適用した製品が展示された。

■様々な折り畳み式ディスプレイが多数登場

SamsungのZ foldable、inside foldable、Foldable Note PC、ゲームディスプレイ、LGDの360度 foldable OLED、Foldable Laptopが展示された。


■多彩なRollableディスプレイ登場

Samsungは、拡張型ディスプレイ技術である6.7インチディスプレイと左右両方に拡張可能なロール可能ディスプレイを展示した。


■各種自動車用ディスプレイ登場

LGDの曲面型OLEDディスプレイとBOEのSensor一体型OLEDディスプレイが展示された。

■LGDの窓型透明OLEDディスプレイと最高解像度OLEDos

■燐光ブルー材料の商品化の可能性

Samsungは、長寿命なPtド-パントと優れた特性のExciplex Hostを開発した。リン光ブルーLT70 1000時間寿命を達成し、TADF final dopantを用いた高色純度および長寿命化も進めている。

出光興産は、蛍光ブルー効率を向上させる論文でBest paper賞を受賞し、bottom Emission基準で12%EQEを達成した。Top Emission基準で259BI効率を達成し、LT95基準で50mA/cm 2 で195h寿命を発表した。350BI、17%EQE達成を推進目標としている。

■燐光材料のPt材料への変更

燐光ドーパントIrからPtに移る傾向であり、Pt材料が効率がより高く、FWHMが狭く、優れた分光特性を示す。

結論として、クォン教授は中国の足早い技術追撃で、技術競争力がほぼ同じ水準に近づいており、技術競争力を確保するためには多様なセンサーの内在化技術、新しい新OLED材料技術、優れたOLED素子信頼性確保など技術面で開発に邁進する必要性について強調した。
posted by 新照明の情報2008 at 10:46| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[SID2022] PlayNitride のブース動画

2022年5月24日 UBIリサーチ

PlayNitrideはMicro-LEDの専門企業です。

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2022年05月24日

SID 2022レビュー、情報向けディスプレイの今後の方向

2022年5月23日 UBIリサーチ

韓国ディスプレイ産業協会は、今年に60周年を迎えた「SID Display Week 2022(5.8-13)」の主な内容を共有し、今後のディスプレイ分野の韓国での開発推進方向を模索しようとする「SID 2022レビューシンポジウム」を、5月18日にサムジョンホテルのゼラニウムホールで行なった。

弘益大キム・ヨンソク教授は「SID Overwiew: Megatrends of Information Displays」と題して発表した。

情報ディスプレイ業界でTFT-LCDの市場シェアが徐々に減少し、2026年には50%程度まで減少し、OLEDがほとんどのディスプレイを占めると予想している。OLED(39%)、mini-LED BLU LCD(4.4%)、Si-OLED(2.5%)、micro LED(0.6%)と予測した。韓国でのOLEDの市場シェアは82%となる。

最近、中国のBOE、CSOTとの技術格差が減り、OLED産業は技術競争よりもコスト競争にパラダイムが変化している現状だ。

近年、OLEDの消費電力および性能製造コストが革命的に改善されるが、その要因は8.5世代基板、Oxide backplane、tandem structure、青色燐光材料の発展にある。

基板サイズが6世代から8.5世代に転換すると、25%の価格競争力が生じ、2 stack tandem構造は2倍の明るさと3倍の寿命効果がある。UDCでは青い燐光を2024年から発売し、25%の消費電力を減らすと発表した。

Metaについては、次世代AR/VRシステムでは高解像度(5000ppi以上)/高輝度(10000nit以上)を実現できるディスプレイおよび高効率光学系、near to eyeイメージを実現できる超短焦点距離レンズシステムの開発が求められていると発表した。



MicroLEDが市場に入るには、コスト削減が問題がある。車両用ディスプレイはseamlessに装着できる高信頼性ディスプレイの開発が求められており、車両製造業者と協業を通じて技術開発効率を最大化できる研究開発の確立が必要である。
posted by 新照明の情報2008 at 08:37| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月21日

[SID2022] Corning Booth in Display Week

2022年5月20日 UBIリサーチ

コーニングのブースです。

コーニングはディスプレイ用ガラス基板を製造する企業です。

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[SID2022] NANOSYS Booth in Display Week

2022年5月20日 UBIリサーチ

NANOSYSはディスプレイ用のクォンタムドット(量子ドット)を製造する企業です。

Quantum Dot Enhancement Film(QDEF)は光をより明るく華やかにする光学フィルムです。

さまざまな企業のQDディスプレイを比較するためのスペースがありました。

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17年ぶりにディスプレイ1位を奪った中国に対抗するために、韓国では政府の支援を要望

2022-04-14  MK News

韓国ディスプレイ業界の専門家たちは口をそろえて中国のディスプレイ産業への追撃に懸念の声を上げている。韓国は2004年、ディスプレイ宗主国の日本を抜いて史上初めて世界市場で占有率1位に躍り出た。産業は昨年、韓国の国内総生産(GDP)の4.4%を占めるほど成長した。半導体の次に大きな比重を占める主軸産業になった。しかし17年ぶりに神話が揺れている。自国政府の物量支援を追い風に中国が昨年、年間基準で初めてディスプレイ産業の売上高で韓国を追い越した。韓国ディスプレイ産業協会などによると昨年、中国は占有率41.5%で、韓国(33.2%)を大差で抜いた。

業界で最も憂慮しているのは中国が液晶(LCD)だけでなくプレミアムディスプレイの有機EL(OLED)でも急速に追撃しているという点だ。中国メディアでは、すでに「OLED屈起」という言葉まで使い始めている。

中国の追撃は中小型OLEDから始まった。中国トップディスプレイメーカーのBOEは今年、OLEDパネルの生産量を70%増やすことにした。パネル生産量が昨年の6000万台から今年は1億台以上に増える見通しだ。BOEは現在、成都に新しいOLEDパネル工場を建てる案も検討中だという。2024年末、成都新工場で設備を稼動するという目標だ。

ディスプレイ業界の関係者は、このような投資態勢を見て「2018年の供給攻勢の悪夢が浮かぶ」と回想した。当時、中国のBOEは政府の補助金を基に世界で初めて10.5世代LCDの量産を開始した。7兆ウォンをつぎ込んだこの工場のため韓国は同年LCD1位国の地位を中国に譲った。当時、この決定的逆転の端緒となった7兆ウォン規模の生産工場を建てるのにBOEが支払った金額は10%前後だという。残りは中国地方政府と公共基金の超低金利融資で満たされた。

このような成功経験はプレミアムディスプレイのOLEDへ続いている。当初、韓国企業はLCDで中国に1位を譲ってもOLEDが主流になれば再び技術格差を広げることができると楽観していた。しかし中国の追撃速度は予想を上回った。

LCDで世界占有率10%達成に10年かかった中国はOLEDで6年かけて10%台を突破した。

業界は2024年、中国が中小型OLEDで世界トップの生産国を占めるものと予想している。昨年、稼動を始めたBOEの第6世代工場に加え今年はティエンマ(天馬)第6世代工場、2025年にはエバーディスプレイ工場まで相次いで「火力補強」が予告されている。

主にテレビに入る大型OLED市場はLGディスプレイが独占しているが2024年から中国が本格的に参入する。業界では4年後、大型OLED市場でも中国が15%以上の占有率を占めるものと見ている。

このような高成長の背景は、やはり中国政府の支援だ。工場建設と設備投資はもちろん、生産と販売まで全段階にわたって政府が支援している。中国のディスプレイ企業には土地と用水、電気などが無償支援され最大の投資費を占める製造設備もほとんど補助金として設置される。 一方、韓国は工場建設で政府の恩恵が全くない状況だ。製造設備も最大6%の税額控除がすべてだ。

中国政府はさらに昨年からディスプレイ事業者が原材料と消耗品も輸入関税の免除を受けられるようにした。輸入設備に対する税金も6年間分割納付を許容する。このような恩恵は2030年までだが従来の政策が3〜5年単位だったのに比べれば、さらに破格的な措置だ。

専門家たちは技術競争で主導権を奪われないためにはゴールデンタイムを逃す前に積極的な支援が必要だと強調した。韓国のディスプレイ産業協会のイ・ドンウク常勤副会長は「ディスプレイ技術の高度化のため民間部門の投資を奨励できる基盤が整わなければならない」とし「研究開発(R&D)と設備投資に対する税制支援が行われなければならない」と強調した。

「半導体特別法」と呼ばれる「国家先端戦略産業競争力の強化及び育成に関する特別措置法」が今年8月に施行される中、ディスプレイ分野を該当法案に含める必要性も提起された。租税特例制限法の改正でディスプレイR&D費用を法人税から控除すべきだという主張も出ている。

順天郷(スンチョンヒャン)大学ディスプレイ新素材工学科のムン・デギュ教授は「産学研コンソーシアムを構成すれば、ディスプレイ機能を向上させると同時に製品を加速化させることができる」とし「技術高度化のためには修士・博士級の専門人材が裏付けられなければならず、既存在職者のための教育プログラムも必要だ」と提案した。


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2022年05月20日

[SID 2022] サムスンディスプレイのブース展示

2022年5月16日 UBIリサーチ





UBIリサーチは、SID Display Week 2022(ディスプレイウィーク2022)に参加した。コロナ19余波のため、オフラインでは3年ぶりに開催されました。サムスンはQDディスプレイを前面に掲げ、OLEDの進化を示した。双方向スライダブル技術とデジタルコックピットを展示した。

これまでのサムスンディスプレイのブースにはモバイル機器とIT用OLEDだけが展示されていたが、SID2022ではQD-OLEDを前に出し、モバイル機器から大型テレビまで総合OLEDパネルメーカーに変身したことを知らせるブースだった。

入口にはEco2 OLEDを、右側にはQD-OLED、左側にはサムスンディスプレイの特許技術である「Diamond Pixel」を配置した。


一般に初めて公開されるQD-OLEDを紹介するために、サムスンディスプレイは多くのスペースを使用し、QD-OLEDの利点が何であるかを詳しく示した。

・WRGB OLEDとは比較されていないが、通常の液晶テレビとQD-OLEDを一緒に配置し、QD-OLEDの画質が格段に優れていることが分かるようにした。QD-OLEDの画質は鮮明で明るく、色が優れていることがわかる。

・展示された製品はテレビ用65インチパネルとモニター用34インチパネルの2種である。65インチQD-Displayの解像度は3840× 2160で、色再現率はBT.2020基準90%、ピーク輝度は1,500nit。モニター用34インチQD-Displayの解像度は3440 x 1440、色再現率はDCI-P3基準99.3%、ピーク輝度は1,000nit、応答速度は0.1msである。34インチモニターは、文書作業用ではなくゲーム用モニター用として紹介に集中した。 OLEDはLCDに比べて応答速度が非常に速く、motion blurが生じず、速いスピードに切り替えられるゲーム画面に最適な機器である。

Samsung DisplayはQD-DisplayをLCDやWRGB OLEDなどのディスプレイと比較し、画質と応答速度、構造、視野角などを比較した。

モバイル機器用OLEDでは、解像度1920× 1080、輝度400nitの13.3インチパネルとしてhalo freeをデモンストレーションした。

・1920 x 1080、15.6インチOLEDの400nitの明るさで青色光の放出量は6.5Lbだが、同クラスのLCDでは17Lbである。 OLEDは目にやさしい「Eye
Care」製品であることを実演した。 IMID 2021では「Eye Friendly」という名前で13.3インチ製品を展示した。

・走査率を48〜240Hzの範囲で可変できる「OLED Sync」パネルも紹介した。 15.6インチ、解像度は1920 x 1080、輝度は400nit。

サムスンディスプレイは画面面積を増やすことができる3種類のスライダブルOLEDを展示した。

▪ 「Slidable Horizontal」は6.7インチだが、横方向に7.3インチまで増やすことができ、解像度は1536 x 2152で曲率半径は4mmである。 5.1
インチ「Slidable Vertical」(中央の写真)は縦方向に6.7インチまで増え、これにより画面比も16:9から22:9に変わる。 解像度は1080 x 2636で、曲率半径は4 mmである。

▪ 8.1インチ「Slidable Wide」 は12.4インチまで増やすことができるタブレットPC代替製品である。 アスペクト比は4:3から21:9に変わり、文書作業と映画鑑賞の両方が可能な製品である。 解像度は2520 x 1080で、曲率半径は5 mm。

▪ Slidable展示製品はすべて透明PIがカバーウィンドウ材料として使用された。

「Light Field Display」は2Dと3Dの画面切り替えが可能で、サイズは15.6インチ、解像度は3840 x 2160、視野角は31.6°である。

▪サムスンディスプレイは、独自に開発したピクセル構造である「Diamond Pixel」を広報するために、6.7インチ、2640 x 1080パネルとして詳細
な構造を紹介した。 後発企業の市場シェアが高まるにつれて、競合他社(特に中国企業)を牽制するために特許戦略を強化している。

posted by 新照明の情報2008 at 09:37| 有機ELディスプレイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする