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2016年07月31日

button_15.jpg  LG電子、2016年に有機ELで商用ディスプレイ市場を攻略

2016.07.31 Chosun Biz

LG電子が今年に有機EL(OLED・有機発光ダイオード)サイネージで、商用ディスプレイ市場の攻略に乗り出す。



LG電子は、31日、京畿道の富川市庁に55型オールレッドパネル10枚を丸く連結した「OLEDサークル(写真)」を設置しました。サイネージの直径は4m、全長は13mに達する。LG電子は、サイネージを床から約3m位の高さに設置した。

富川市は「OLEDサークル」が世界的な映画祭を開催している映像文化都市の富川を紹介する造形物になるものと期待している。富川市は、毎年に富川国際ファンタスティック映画祭、富川国際アニメーションフェスティバルなど、世界的な映画祭を開催している。

OLEDは薄くて軽いので、壁に掛けたり、天井にぶら下がるなどのスペースを効率的に活用することができ、曲面形状で製作しやすい。これまでにLG電子は、OLEDの利点を生かし波型、アーチ(Arch)型、トンネル型など、新しい形のサイネージを発表している。

LG電子は、このほかにも、昨年、仁川国際空港旅客ターミナル3階出国ターミナルの天井に、韓国の伝統家屋の曲線を形象化した世界最大規模のOLEDサイネージを設置した。また昨年に、南山ソウルタワーに円形のベルトが空中に浮いている姿を形象化した「OLEDサークル」、トンネル形の「OLEDトンネル」、曲面形状の「OLEDパノラマ」、ダイナミックな空の様子を表した波型の天井メディア「OLEDウェーブ」などを設置した。
2016年07月29日

button_15.jpg  有機ELテレビの屋外視認性を改善させる偏光板の役割

2015年3月30日 LGディスプレイ

OLEDのピクセルは、OLED素子とTFT /電極で構成されています。TFTと電極を構成する物質は、電気伝導度が高い金属物質です。これらの金属材料は、反射率も非常に高く、屋外の日光をそのまま反射させるので、画面を正確に表示する困難になります。

OLED構造の反射率の高い陰極が全面に敷かれた背面発光構造で偏光板(POL)なしでOLEDをそのまま入れると、ミラーディスプレイのように光を多反射してしまいます。

反射を解決するための方法

屋外視認性の問題は、外部光源がディスプレイから反射されて出てくる光が映像よりも明るくて生じます。反射が発生する要因は大きく2つに分けられるます。まず、ディスプレイの表面、すなわち前面についた物質によって反射される、表面反射が原因です。次に、表面を突き抜けて入ってきた光がTFT​​ /電極によって反射される電極反射です。この2つの要因によって反射される光が映像放出光よりも明るいと、問題が生じることでしょう。では、これを改善するための方法は、ど​​のようなものでしょうか?



1)表面反射の改善:これを改善するための方法は反射された光が、前面では無くて、光の方向を変える方法があります。フィルムの表面に若干の屈曲を与え、光の反射が外側に向けたり、もっと内部に透過されるようにする。

2)電極の反射の改善:OLED電極が光をよく反射するので、これを改善するためには、光が反射される電極面に光を吸収する物質を使う。しかし、このようにしたアプリケーションにおいて、工程/信頼性の問題が発生する可能性があります。だから今日では、対処する方策として偏光板を利用した方法がある。

3)画像自体のの明るさの改善:上で述べたように、反射された光が映像放出光よりも明るいので、屋外視認性の問題が生じます。裏返し考えてみれば、屋外視認性を向上させるためには、映像の明るさを反射する光よりも明るくする必要がある。

OLEDで使用されている偏光板の特別な用途

屋外視認性の原因は様々なので、一つだけの対策では改善することはできない。だから、上記の方法の全てを使用します。その中でOLEDで使用される偏光板を用いた改善方法について説明します。



OLEDで使用される偏光板は、LCDとは異なります。OLEDは線偏光板と円偏光板が合わさった一つの偏光板を使用します。

上の図を見れば、偏光されていない外部の光源が線偏光(90°)フィルムを通過します。OLEDに使用する円偏光フィルムは、線偏光フィルムと位相遅延フィルムが合わさった形で、偏光板を通る光は、位相遅延フィルム(45°)と、円偏光の光(135°)を通過します。この光は、TFTやOLEDの電極に反射して戻ってきます。図に示すように、電極に反射された光は、再び位相遅延フィルムを経て、180°の線偏光に変化します。

そして最後のフィルムが最初に光が入ってくるとき通過したX軸の線偏光(90°)フィルムです。だから180°線偏光光は通過できず、偏光板で止まってしまいます。このような原理で、OLEDは前面に円形偏光板を貼り付け、外部から入ってき光が反射して出ないようにしています。


OLEDが使用する円偏光板の動作原理

偏光板がOLEDに与える負担と改善案

OLEDでの偏光板の使用を考えると、興味深いものです。LCDのように必ずしも偏光板を必要としていないが、屋外視認性を改善し、より良い画質を作るためには必要です。しかし、偏光板を使用することの欠点もあります。費用が発生するとともに、明るさの減少という問題が発生します。

偏光板を通過する光は、50%以下の明るさになってしまうので、そのためにOLEDからはより明るい光を必要です。寿命が重要なOLEDの場合では、より高い電流を必要とするので、パネルに負担がかかります。現在これを改善するための方法が開発中です。OLEDは速い速度で発展しています。今後さらに大きくなるOLED市場でこのような小さな努力が本当に重要な役割をするだろうという考えます。

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button_15.jpg  LG電子は有機ELテレビのプレミアム価格戦略を維持する

2016.07.28 マネートゥデイ

[第2四半期業績カンファレンスコール]

LG電子がOLED TVの価格などのプレミアム戦略を当分の間、維持する計画である。

LG電子は28日、第2四半期の業績を発表カンファレンスコール(電話会議)を開き、このように明らかにした。 LG電子の関係者はこの日、プレミアムOLED TVの高価格な戦略をそのまま維持するかの質問に対して、「価格も重要だが、製品自体が持つ価値が重要であると判断する」とし「OLEDは、確かな画質とデザイン的な優位性を持った製品」と強調した。 続いて「価格戦略も十分検討中」としながらも「現時点でOLED TVのプレミアムを維持しても需要が大きく揺れ動くことはないと判断した」と付け加えた。

LG電子によると、同社の全TV売上高でOELD TVが占める割合は約10%である。 この日、LG電子は、第2四半期の営業利益が前年同期比139.5%増の5,846億ウォン、売上高は0.6%増の14兆29億ウォンと明らかにした。当期純利益は18.6%増の2,685億ウォンである。

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button_15.jpg  サムスン2Qスマートフォンの出荷台数は世界で1位を維持...第2四半期が7,760万台

2016.07.28 マネートゥデイ



サムスンはシェアが23%、アップルとの差を広げた...アップルは12%にダウン、Huawei続き中国OPPOが4位に浮上した

サムスン電子が2016年の第2四半期もグローバルスマートフォン市場の23%(出荷ベース)を占めており、1位の座を固めた。中国のOPPOは137%の急成長して4位に浮上した。

28日、市場調査会社のSAによると、第2四半期のグローバルスマートフォン出荷台数は3億4,000万台で、前年同期比で1%増加した。 第2四半期の全世界のスマートフォン市場は、中国の普及率が既に高くなったうえ、英国のEU(欧州連合)脱退に伴う不確実性で成長率が鈍化した。しかし、SAは第1四半期を底に、下半期のグローバルスマートフォン市場が回復傾向であると展望した。サムスンとアップルなど「ビッグプレーヤー」の新製品発売が予定されているためである。

市場の減速の中でも、サムスン電子は、第2四半期のスマートフォン出荷台数が7760万台を記録し、前年同期比で8%増加した。市場シェアも1年前に比べ2%p高まり23%を記録した。アップルの出荷量は15%減少し、4,040万台にとどまり、シェアも2%p下げて12%を記録した。

中国のHuaweiはシェア9%で、グローバル3位を維持したが、前四半期とは異なり、成長率が5%にとどまり、成長速度が大幅に鈍化した。一方、OPPOは1,800万台を出荷し、グローバル市場の5%を占めてHuaweiに次ぐ市場4位になった。 OPPOの第2四半期の出荷量の増加率はなんと137%に達する。小米のグローバルシェアは2%p低くなり、4%を記録し、5位になった。

button_15.jpg  有機ELの投資過熱も、2―3年はサムスン優位変わらず

ニュースイッチ 7月28日(木)



2020年に13億台も、不透明な歩留まり

18年までに導入される生産設備のうち半分がアップル向けか
 最近、スマートフォン向けを中心に有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)ディスプレーへの投資が過熱している。その要因はいくつかある。先行する韓国サムスンディスプレーが有機ELディスプレーの外販を始めたことと、米アップルが2017年に発売する新製品に有機ELを採用するとの観測が広まったことが主因だ。また中国を中心に需要が高まっていることや、中国が集中的に投資していること、フレキシブルディスプレーの実用化の加速も挙げられる。

 現在の主なプレーヤーはサムスン、韓国LGディスプレー、ソニー、台湾AUO、中国エバーディスプレーだ。このほか中国ではBOEや天馬微電子も投資を決定し参入する。日本では試作ラインへの投資を決めたジャパンディスプレイや、シャープが量産投資に動く可能性がある。

生産能力、20年に13億台
 有機EL市場のけん引役はスマホだ。各社の投資により、20年までに生産能力が現状の約2・5倍となり、13億台規模の生産が可能になると推測される。一見、供給過剰感が漂うが、おそらく妥当な数字ではないかと予想している。

 その理由の一つは歩留まりが不透明な点だ。生産能力イコール出荷量とはならないだろう。さらに18年までに導入される生産設備のうち、半分がアップル向けと見られる。成長は鈍化したものの、まだスマホ市場は伸びる。

 また中国では自国内での消費がメーンとなり、非アップル向けでは供給過剰感は少ない。有機EL搭載スマホの比率も増え、20年には36%以上になると見ている。20年ごろには供給が需要を作る側面もあるだろう。

 各社が台頭する中、競争軸は何になるのか。先行するサムスンは多数の特許を持っている。2―3年はサムスンが優位な状況は変わらないだろう。この技術的な優位性をどう切り崩すかがポイントになる。

 差別化要素の一つになるのが、フレキシブル性能だ。フレキシブル有機ELはノウハウが重要となり、液晶のように装置さえ導入すれば生産できるものではない。技術的に難しく、新興メーカーの中国勢は実用化までに時間がかかりそうだ。今後、有機ELもコモディティー化が進むと想定されるが、こうした差別化が勝敗を分けるカギになる。

田村喜男(IHSテクノロジーシニアディレクター)

button_15.jpg  唯一無二の有機EL高画質。LG「55E6P」の4K/HDR表現と動画性能の衝撃

Impress Watch 7月28日(木)

 10年ほど前から「次世代テレビ方式」としてもてはやされてきた「有機EL」(OLED)。日本のテレビメーカーも各社が開発に挑戦したが、大画面サイズの製品化は実現できなかった。ソニーとパナソニックが日本有機EL開発連合的な共同開発を行なうもうまくいかず、2014年に開発から手を引いた。ほぼ同タイミングでサムスンも大画面有機ELテレビの開発から撤退し、有機ELはスマホ/タブレット向けの中小型サイズの開発に集中する方針を示した。

 そんな中、LG Electronics(以下、LG)は、2013年から55型の大型有機ELテレビを発売。2015年には65型、77型の3サイズ展開へと拡大し、現在に至る。日本でも2015年に満を持して2015年春に発売され、2016年春には新モデルが投入された。

 本連載では初めて取り上げるLGの有機ELテレビとなる。今回評価したのは、最上位EP6シリーズの55型「55E6P」。実勢価格は65万円前後だ。E6Pシリーズは、65型「65E6P」(実売価格100万円)もラインナップされる。

 なお、6月24日には4K+HDRなどの基本性能をE6Pシリーズから継承しつつ、3D立体視機能の省略、サウンド機能を簡略化、デザインをシンプルにしたB6Pシリーズ「55B6P」(実売価格45万円)と「65B6P」(同75万円)も発売されている。

■設置性チェック〜厚さわずか6mm。しかしボディ剛性は高い。

 有機ELテレビには「バックライト」という概念がないこともあり、55E6Pはかなりの薄型・狭額縁デザインとなっている。ただ、画面としての強度・剛性を出す関係からか、ある程度の額縁は存在する。実測してみると、上と左右の額縁幅は透明ガラス部を含んで約14mm。黒い部分だけ約9mmなので、額縁の存在感はほとんど無い。下部は額縁部とスピーカー部を含んで約70mm。

 ディスプレイ部の厚みはわずかに約6mmで、下部のチューナや接続端子などを含んだ機能モジュールの部分が約57mm。とにかく薄いわけだが、強度の高いガラスと一体化してあるため、設置時に曲がってしまうようなことはない。

 重量はディスプレイ部だけで17.1kg。スタンド込みで18.5kgで、今回、筆者1人で2階に上げてスタンドとドッキングさせて設置できた。スタンド部とディスプレイ部のネジ留めは底面から行なう方式のため、取付の際にはディスプレイ部を寝かせる必要がある。筆者宅での設置ケースでは、厚手のクッションを床に敷き詰めて行なった。

 スタンドは、リジッド固定で、チルト・スイーベル機構はなし。スタンド部がディスプレイ下部にはめ込まれて一体化する構造で、ディスプレイ下部全体が設置面に接地する。この連載では、よくディスプレイ下部と本体接地面との距離をよく計測しているが、本機の場合はこの値が0mmということになる。昨今のテレビは低重心デザインが主流だが、本機の場合はその究極型といえる。

 画面表面には外光反射フィルムが適用されているとのこと。たしかに室内情景の映り込みは皆無ではないものの、それなりに低減はされているようだ。

 スピーカーユニットは左右前面に前方出力でレイアウトされている。構成は片チャンネルあたりウーファ+フルレンジの2Way方式。合計4スピーカー構成で、総出力40W(10W×4)。

 やや低音のパワー感が足りず、中音域が強めな周波数特性を感じるが、テレビ内蔵スピーカーとしてはまずまずの音質。個人的には「イコライザー」機能の100Hzと300Hzのバンドをやや強めたい印象だ。

 音の鳴りに違和感を覚えたのは定位感。左右のワイド感はあるのだが、音の定位がスピーカーのある下側に来ているのだ。55型という画面の大きさにも起因しているのだろうが、映像と音像の一体感がもう少し欲しいと感じた。この価格帯のテレビを購入するユーザーは、自前のオーディオシステムでサウンドを再生することが多いと予想されるので、あまり問題にはならないのかも知れないが。

 消費電力は330W。年間消費電力量は191kWh/年。大体、同画面サイズの直下型バックライトシステムを採用した4K液晶テレビと同程度といったところ。

■接続性チェック〜3つのUSB端子は全て録画対応

 入力端子は、画面正面向かって左側側面と裏面にレイアウトされている。側面側の接続端子は主にデジタル系で、4系統のHDMI入力端子と3系統のUSB端子で構成されている。

 HDMI1〜4の全てのHDMI入力は4K/60Hz入力、CEC、Deep Colorに対応。ARCはHDMI“2”のみが対応する。

 HDMI階調レベルの設定はなし(事実上、オート設定のみ)。今回の評価ではPS3の「RGBフルレンジ(HDMI)」設定を「リミテッド」にしたところ階調が正しく表示されないことを確認した。逆に、PC(NVIDIA GeForce GTX 1080)では「リミテッド」にしないと正しい階調が得られず。ゲーム機やPCではHDMI階調レベルはテストパターンなどを表示し、正しい表示かを確認したい。このあたりの調整項目の対応は、次期モデルでやって欲しいところ。

 PCとの接続時には、3,840×2,160ピクセル/60Hzだけでなく、2,560×1,440ピクセル/60Hzでの正しい表示も確認できた。

 取扱説明書によれば、4K/60Hzは、RGB各8bit形式の他、YCbCr=444,420,422に対応する。また、420および422は色深度10bit、12bitのDeepColorに対応するとのこと。実際にNVIDIA GeForce GTX 1080で実験してみたところ、ちゃんとRGB各8bitでの4K出力を60Hzまで行なえた。なお、古めのHDMIケーブルでは4K/30Hzまでしか映せないので、うまく4K出力できない場合は、HDMIケーブルを疑うとよいかもしれない。

 3つのUSB端子は全てHDDの接続が可能で、録画に対応。3台同時接続も可能だ。ただし、USB 3.0に対応するのはUSB1のみ。また、本機は2系統のテレビチューナを搭載しているが、1基は視聴用、もう一基は録画用という割り当てのため、2番組同時録画には対応しない。

 背面側の接続端子はアナログ入力系がまとめられているが、1系統扱いとなっている。付属する4極ミニジャック変換ケーブルを用いて、コンポジットビデオ入力、コンポーネントビデオ入力が排他利用となる。

 背面側にはEthernet、光デジタル音声出力、ヘッドフォン接続用ミニジャックを装備。ヘッドフォン端子は側面側に付けて欲しかった。

 無線LAN機能はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応。2.4GHz帯、5GHz帯の両方に対応する。Bluetoothにも対応しているが、標準リモコン接続用に利用されているのと、専用キーボード対応のみで、ワイヤレスヘッドセット等の接続には対応しない。

■操作性チェック〜まるでWiiリモコン? フリーポインティング操作

 電源オンから地デジ放送が移るまでの所要時間は約3.5秒。地デジ放送のチャンネル切換は約2.0秒。HDMI→HDMIの入力切換は約2.5秒。まずまずの早さといったところ。

 リモコンは丸みを帯びた細型のバーシェイプで握りやすい。先端が細く手前が太めで、持った時の感じも悪くない。

 一般的なテレビのリモコンは、表面パネルにボタン形状の穴が型抜きされていて、その穴から実体ボタンが顔を出すような構造となっている。本機の場合はこうした「型抜き」構造ではなく、一枚の樹脂パネルに各ボタンの仕切りが凹凸で区分けされており、その各セグメントがボタンの役割を果たすようになっている。この方式のメリットは、飲み物などをこぼしてもリモコンの中に浸透する心配がないこと。

 一方、弱点として懸念されるのは、ボタンを押した時の操作感が淡泊になってしまうことだが、その点は大丈夫。本機のリモコンでは、各ボタンの裏側に、かなり強いクリック感のあるスイッチが配置されており、ボタンを押したときの「ポチリ」というフィードバックは普通のリモコンと変わらない。

 リモコンは本体と無線接続(Bluetooth)されており、画面に向けて操作しなくてもレスポンスする。それだけでなく、もう一つ面白い機能が詰め込まれている。それはLGが「マジックリモコン」として訴求するユニークなフリーポインティング機能だ。

 簡単に言えば、画面メニューのアイテム選択を、十字キーではなくリモコンを向ける方向で指定できる機能だ。イメージ的には、ゲームコントローラのWiiリモコン、あるいはレーザーポインタのような操作系をテレビリモコンで実現している。

 使ってみると、「たくさんのアイテムが並ぶ設定メニュー」の操作などは、順送りにカーソルを上げ下げする従来の十字キー操作系よりもスピーディに行なえる。

 リモコン側に内蔵された慣性計測装置(IMU)で自律的にモーションを検出しているので、画面に相対していなくてもフリーポインティング操作が行なえる。ただ、こうした「斬新な操作系」を「使いにくい」と判断しがちな人もいるはずだ。そうした人のためにちゃんと十字キー操作も提供されている。例えば「設定」ボタンを押すと、フリーポインティング操作用のカーソルが出現するが、これを無視し、十字キーを操作すれば、そのまま普通のリモコンのように十字キーが機能する。

 実際に使ってみて、フリーポインティング操作が最も効果的に生きてくるのは、表示映像の任意の箇所を拡大できる機能。それこそ本当のレーザーポインタのように画面内の任意の箇所を自在に拡大することができるのだ。それも、かなりハイレスポンスでもたつきがない。テレビ表示映像だけでなく、番組表、メニュー表示に対しても効くし、さらにはHDMI入力映像でも拡大できるので、プレゼンテーション用途にも便利に使えそうだ。

 さて、操作レスポンスがキビキビしていて、そのスピード感はほとんどスマホレベル。使い勝手のいい部分が多くて好感触なのだが、一方で気になった点もあった。

 1つは、HDMI入力の映像を表示している時に、数字ボタンを押してもテレビ放送に切り替わらない点。

 一度、[地上D][BS][CS]ボタンで放送種別を押してからでないと切り替わらない。一部の製品を除けば、日本メーカーの製品は数字ボタンでテレビ放送に直接切り換えられるため、少々違和感を覚えた。

 2つ目は番組表が4Kテレビとは思えないほど表示一覧性が低いこと。

 日本は地デジ放送局が多く、さらにその各テレビ番組は昨今、番組名が異常に長いものが多い。本機の番組表は5チャンネル表示、7チャンネル表示、9チャンネル表示が選べるが、5チャンネル表示では全チャンネル一覧性が低いし、かといって9チャンネル表示にすると長い番組名がほとんど表示されない。例えば「所さんのニッポンの出番!2時間SP★京都の魔界スポットで最強御利益!」は、これ自体が番組名だったのだが、本機の番組表の9チャンネル表示モードでは「所さんのニ」しか表示されない。この問題の原因は、番組表の表示解像度にあり、SD解像度相当の表示領域しかない。前述の便利な拡大機能もあるので、次期モデルでは4K解像度を活かした情報量の多い表示に改善してほしい。

 3つ目の不満は、音声入力機能がほとんど使い物にならないという点。本機はインターネットに接続し、リモコンに話しかけることで音声入力が可能になるが、この認識精度が低い。日本メーカー製品が「●●を検索」という感じの自然言語入力に対応しているのに対して本機は単語認識のみ。しかも、認識率50%程度。ここも改善が望まれるポイントである。

 恒例の表示遅延の計測結果も示しておこう。今回も公称遅延値約3ms、60Hz(60fps)時0.2フレーム遅延の東芝REGZA「26ZP2」との比較計測を行なった。結果は「映像モード=ゲーム」設定で約17ms、60fps時、約1フレーム相当の遅延が計測された。

■画質チェック。見事なHDR表現。有機ELこそ“動き”の見やすさと3D

 55E6Pの映像パネルは、4K/3,840×2,160ピクセル解像度の有機ELディスプレイパネルだ。冒頭で日本勢、韓国勢でもサムスンが開発を断念した方式は、RGB(赤緑青)の各サブピクセルをそれぞれRGB発光体として形成させるものだった。RGBサブピクセル方式は、サブピクセルサイズの極小領域にこのRGBに自発光させる有機材料を塗布し分けて成膜化する工程の難度が高く、高い歩留まりが実現できなかった。つまり、効率的な量産手法を確立できなかったといわれている。

 一方、本機で採用されているLG方式は、大胆に仕様を割り切る代わりに、歩留まりに配慮したものになる。RGBサブピクセルを形成させるのではなく、白色サブピクセルを形成させて、RGBの3原色発光は液晶パネルで長年培われてきたサブピクセルサイズのRGBカラーフィルターを適用することで実現させる。RGB画素の塗り分け工程が不要で全パネル白色有機材を塗布して成膜化すればいいので前出のRGB方式よりも製造難度は格段に下がるわけである。

 カラー表現はRGBカラーフィルターを使うと言う点では液晶パネルと同じなので、LG方式の有機ELパネルは、いわばバックライトの透過光の透過率を制御し、白黒濃淡表現しかできなかった液晶画素の代わりに、白黒濃淡表現が可能な自発光有機EL画素に置き換えたパネル……と言うことが出来るかもしれない。

 発色には「有機ELだから」という嫌なクセは感じられない。

 LG方式有機ELパネルの各ピクセルは、RGBカラーフィルターを適用した3原色サブピクセルに加えて、輝度を稼ぐために白色サブピクセルも動員してフルカラー表現を行なう。この白色サブピクセルの影響が発色に悪影響を与えないか心配する向きもあるようだが、赤緑青の純色の発色に不自然さは皆無であった。純色の黒へのグラデーション(階調)表現も不自然さはなく漆黒付近までアナログ感たっぷりの色味を残している。2色混合のカラーグラデーションも見慣れた液晶テレビの表示から違和感は感じない。白色サブピクセルを応用したフルカラー表現は相当、洗練されて来ている実感がある。

 絶対的な純色の鋭さ、ダイナミックレンジはどうか。こちらも良好だ。赤の深みもいいし、青や緑には雑味がない。

 さて、有機ELの「自発光ピクセルならではの旨味」が最も活きる明暗差の激しい映像表現については、文句なし。本連載前回に取り上げたパナソニック「VIERA DX950」に対して「明部と暗部が同居した表現はもちろん、明部と暗部が隣接していても、暗部が暗部であり続けられる表示性能に驚かされた」という評価をしたが、55E6Pにおいても同様だ。

 HDR対応のUltra HD Blu-ray(UHD BD)として、今回も「宮古島 癒しのビーチ」を視聴したが、チャプター1の夕暮れの風景で遠方のまばらな街の光がすごい。街の光自体はほんの数ピクセル程度の僅かな面積で皓々と輝いているのだが、この光の周辺の「紺色に溶け込んだような夕闇の雲」達はその街の光表現の影響を一切受けずに「一貫性のある紺色の雲のグラデーション」を維持していた。通常ブルーレイ版では夕闇雲も街の光も平面に張り付いた表現にしか見えないのに対し、UHD BDでは2D映像なのに明かな遠近感を持って視覚できるのだ。

 この他、UHD BD「エクソダス:神と王」も視聴。定番の冒頭の父王から2本の剣がラムセスとモーゼに託されるシーンでは、金ぴかの衣装のハイライトがまばゆく煌めいていた。主要登場人物達の眼球に出ているハイライト表現も鋭く、「生きた目」の感じが演技に躍動感を与えている。

 UHD BDの「HITMAN」(米国盤)も視聴。坊主頭の殺し屋の男が主人公の本作は、様々な照明条件下で、主要登場人物達の顔がドアップになる場面が多い。人肌の表現をみるにはおあつらえ向きのタイトルなのだが、白色+赤緑青構成のサブピクセルによる肌色にクセがないか心配だったのだが、問題なし。肌色近辺の色ディテール表現はきめ細やかで陰影にもアナログ感ある味わいで自然に見える。本作は、黒基調のスーツや銃火器の陰影の見え方が見どころの1つだが、漆黒に落ち込まず、暗いながらもちゃんとスーツのしわの立体感、銃火器の鈍い黒光りが的確に描き出せていた。

 さて、「有機ELは自発光」という点がもてはやされるが、自発光画素は暗く光らせることの難度が高いとされる。黒は自発光ゆえにシンプルに消灯すれば実現されるが、暗い色の表現は時間方向にノイジーな表現になったりしがちで、実際、有機ELテレビの試作機には一部そういったものがあった。

 では、本機はどうかというと、問題なし。今回の評価で見た「エクソダス:神と王」のチャプター7は、モーゼの出自が明かされる蝋燭照明の非常に暗いシーンだが、蝋燭の光があたるハイライト部分から当たっていない"陰"の部分までの陰影表現は非常にアナログ的で安定している。映画を再生した状態だとフィルムグレインの影響でチラチラして見えるが停止して見ればその暗色のダイナミックレンジの深さに驚かされるはずだ。

 これまではUHD BD/BDの画質についてだが、55E6Pはテレビ製品。デジタル放送の画質にも言及しておこう。

 地デジ放送を見てみると、日本メーカー製の最近のテレビ製品と比べると画質的にはもうひとがんばりが欲しい感じ。時間方向のランダムノイズを強めに低減しているチューニングのためか色ディテール表現がやや甘め。一方で、超解像処理はいわゆるリアルタイム・シャープネス・コントロールに近い働きで、輪郭付近にモスキートノイズが出たり、あるいはリンギングノイズが出ている。この辺りは要改善という印象を持つ。

 一方、UHD BD/BDのような高品質映像に関しては、上記のような問題はなし。表示品質はきわめて高い。

 そして、応答速度が液晶画素の1,000倍も高速と言われる有機EL画素。動画性能についても気になるはずだ。

 今回の評価では「エクソダス:神と王」「HITMAN」とアクション映画を視聴しているが、たしかに激しい動きについては切れがよくて、シンプルに「見やすい」。液晶テレビでもバックライトスキャニング、オーバードライブといった様々な動画表示性能の改善技術が適用されてきたが、やはり、本質的に高速な有機EL画素は、動く映像が美しく見える。映画などを見た場合に、もし、ブレが見えた場合は、恐らく撮影の段階で映像としてモーションブラーが撮影されてしまっていることに起因すると思われる。

 また、今回、格闘ゲームの「ストリートファイターV」(フルHD/60fps)をプレイしてみたが、ジャンプ軌道からの敵の攻撃などが驚くほどくっきり見えていた。

 なお、補間フレーム機能「TruMotion」の補間品質は今ひとつであった。今回、ブルーレイ「THE WALK」を視聴したところ、チャプター15の綱渡りしている主人公を警察ヘリが警告しながら旋回するシーンでワイヤーとビルが重なる境界やヘリから見下ろしたビルの情景に盛大な振動エラーが出現していた。「弱」「強」のいずれの設定においても表示映像には変化無し。また、ガクガクとした表示から突然スムーズになったり、あるいはまたガクガクに戻ったり……と動作は不安定で、ここは「オフ」設定が基本か。

 本機は3D立体視にも対応。3Dの対応方式はLG製なので当然、偏光方式という事になる。3Dメガネは2つ、標準で付属する。

 3D映像は例によって「怪盗グルーの月泥棒」のジェットコースターシーンで評価。

 偏光方式らしく3D映像はかなり明るく見やすい。左右の目用の映像が両方薄く見えてしまうクロストーク現象はほぼ皆無で立派だ。ただし、画面の上辺とか辺の範囲内にいることが前提。横方向にずれてもクロストークは起きないのだが、画面の上辺や下辺からずれるとクロストークは起きてしまう。もし、クロストークが気になる場合は、設置台に置いた本機の画面と着座位置の関係を見なおした方がいい。

 偏光方式は、「縦解像度が半分になる弱点を持つ」と言われるが、55E6Pは4Kテレビということもあり、その点は心配なし。左右の映像はそれぞれ3,840×1,080ピクセルで表示されるので解像度の半分感はない。

 有機ELらしいキレのある動きと発色の良さとの相乗効果もあって最近見た3D映像の中では最も上質なものと感じたほど。

プリセット画調モード(映像モード)あざやか標準省エネライブシアタースポーツゲームフォトHDR効果シネマ1シネマ2■おわりに。テレビとして細かな不満も、唯一無二の画質に価値

 今回の評価は「有機EL」という前提を意識せず、「普通の大画面テレビ」の視点で行なった。とはいえ、やはり映像パネルの物理設計、物理特性が違うので、画質はやはり液晶テレビとは異なる。だが、ネガティブになる部分はほとんど感じられなかった。結論を言えば、55E6Pはよくできた高画質なテレビだ。

 自発光画素のメリットである明暗差の激しい表現が隣接していても互いの描写に影響を及ぼしにくい表示性能は、ハイコントラスト表現、もっといえばHDR表現で、とてつもないポテンシャルを発揮できていた。

 「白色有機EL×RGBカラーフィルター」そして「赤緑青+白のクワッドサブピクセル構造による色表現」……この2要素について、筆者は2012年時の試作機の記憶があったので、製品版の表示品質を不安視していたのだが、55E6Pの表示映像を見てその心配は杞憂に終わった。純色表現、微妙な色ディテール表現、繊細な暗色表現も優秀で、現在の液晶テレビのハイエンドモデルに優るとも劣らぬ色表現が実現できていた。

 それと動画性能。msオーダーの液晶画素の応答速度の1,000倍以上、μsオーダーの応答速度の有機EL画素はやはり動きのキレが違っていた。同じ自発光画素のプラズマテレビはサブフィールド駆動方式に起因した擬似輪郭がカメラパン表現などで起こっていたが、本機ではそうした現象は微塵もない。嘘偽りなく「動画に強い」と言い切れる。

 一方で、デジタル放送の表示品質がもう一つだったり、超解像、補間フレーム制御などの映像エンジンの完成度にもう少し頑張りが欲しかったり、電子番組表、メニューなどのUI、日本ローカライズ関連など、テレビ商品としての課題も感じた。

 とはいえ、高画質映像向けの大画面ディスプレイとしてみれば、性能に不満はなし。しばらくは、一般ユーザーが店頭購入できる唯一無二の存在として注目され続けるはずである。

 気になることがあるとすれば、この後、同じLG製の有機ELパネルを採用したテレビが各社から登場しそうなことだろうか。パナソニックは、2016年度内の有機ELテレビ投入を予告しているし、LGも他社へのパネル供給を積極化していく方針を明らかにしている。そうした製品の登場はもちろんだが、LGには有機EL本家として、さらなる画質向上と機能改善で真っ向から対抗して欲しい。

button_15.jpg  サムスン電子4〜6月期決算 スマホはじめ全部門好調

聯合ニュース 7月28日(木)

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が28日に発表した4〜6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は8兆1400億ウォン(約7540億円)で前年同期に比べ18%増加した。前期比も22%伸びた。2014年1〜3月期以来、9四半期ぶりに8兆ウォン台を回復し、証券会社の予想平均(7兆3800億ウォン)を大きく上回った。営業利益の半分以上をスマートフォン(スマホ)事業を担うITモバイル(IM)部門で計上した。

 売上高は50兆9400億ウォンで前年同期比5%増、前期比も2%増となった。

 増益をけん引したのはIM部門だ。営業利益が4兆3200億ウォンと、2年ぶりに4兆ウォン台に戻った。

 同部門は2013年4〜6月期に6兆7000億ウォンを記録した後は低調で、2014年7〜9月期に1兆7500億ウォンまで急減、昨年も2兆ウォン台にとどまった。しかし、今年1〜3月期に3兆8900億ウォンに回復したのに続き、4〜6月期は4兆ウォンを超えた。

 新型スマホ「ギャラクシーS7」シリーズは同期だけで1600万台を売り上げた。ギャラクシーの低・中価格製品をシンプルにする戦略も奏功した。

 昨年、全体の業績が下降する中でも善戦してきた半導体部門は、2兆6400億ウォンの営業利益を記録した。主力のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の単価は下がっているが、前期(2兆6300億ウォン)並みの営業利益を維持した。技術力の高さが評価されている。

 消費者家電(CE)部門の営業利益は1兆300億ウォンと前期(5100億ウォン)のほぼ2倍に拡大し、業績改善に一役買った。「SUHDテレビ」の新製品をはじめ冷蔵庫やエアコン、洗濯機など高級製品が軒並み好調だった。

 ディスプレー部門は前期(赤字2700億ウォン)に営業損失を出したが、4〜6月期は1兆400億ウォンの黒字に転換した。液晶の歩留まりが安定し、有機ELは稼働率が上がったためだ。

 サムスン電子は4〜6月期にウォン高により部品事業に為替差損が発生したとしながらも、「業績改善は完成品と部品事業ともに競争力の差別化を支えに善戦した結果」と評価した。

 同社は下半期(7〜12月)も堅調な業績が続くと見込んだ。

 市場は7〜9月期の営業利益を7兆8000億ウォン台と予想する。しかし、サムスン電子の大画面スマホ「ギャラクシーノート」の新製品発売に対抗し米アップルが「iPhone(アイフォーン)」の新製品を打ち出すなど、世界市場の競争は激化が予想され、楽観視はできない。

 一方、サムスン電子は4〜6月期の設備投資を4兆2000億ウォンと発表した。半導体に2兆ウォン、ディスプレーに1兆6000億ウォンを投じた。上半期(1〜6月期)として8兆8000億ウォンの設備投資となった。

button_15.jpg  任天堂だけじゃない”爆上げ”。日新電機株の驚愕上昇率

投信1 7月28日(木)

任天堂と比べても遜色ない日新電機の株価パフォーマンス
ポケモンGOの登場により任天堂 <7974> の株価が急騰したことは記憶に新しいところですが、任天堂と同じく京都に本社を持つ日新電機 <6641> の株価も非常に好調です。

7月26日の終値は、昨年末比で日新電機が+89%上昇、任天堂が+41%上昇、TOPIXが▲16%下落となっています。ちなみに、今回のポケモンGOブームによる任天堂の株価のピークは7月19日で、その時点での年初来上昇率は+90%でした(終値ベース)。

日新電機は100年の歴史を持つ中堅重電メーカー
日新電機は京都に本社を持ち、2017年に創業100周年を迎える老舗の中堅重電メーカーです。

電力会社向け電力コンデンサ-や送変電機器、変圧器などの重電機器が祖業ですが、1970年代から半導体製造用イオン注入装置、2000年代からは最近の業績牽引役となっている液晶用イオン注入装置に取り組んでいます。

足元の業績は極めて好調
2016年7月21日に発表された2017年3月期Q1(4-6月期)決算は、受注、売上高ともに2桁増となり、営業利益も黒字転換しています。

重電メーカーの場合、売上高がQ4(1-3月期)に集中する傾向がある一方、Q1は売上高が少ないため、赤字になりやすい四半期ですので、黒字でのスタートは極めて好調な出だしであると見ることができます。

また、上期および通期業績予想は据え置かれましたが、Q1実績の営業利益は25億円となり、上期の会社計画(25億円)を既に達成しています。また、中小型液晶や有機ELパネル製造用イオン注入装置が含まれる「ビーム真空・応用装置事業」の好調を主因に通期の受注計画が上方修正されましたので、今後の上振れを強く感じさせる決算内容でもありました。

今後の注目点
では、最後に日新電機の10年チャートを見てみましょう。

ご覧の通り、2016年に入ってから株価の水準が大きく切り上がっており、“会社が変わったのではないか”と感じさせるチャートです。

この背景としては、液晶用イオン注入装置の顧客に、従来の日本および韓国に加えて、新たに中国メーカーが加わったことや、イオン注入装置が、液晶パネルだけではなく有機ELパネルの製造装置としても成長が期待できるようになったことが考えられます。

同社は、2016年5月に2021年3月期に売上高を1.6倍、営業利益を1.5倍に拡大させるという非常に意欲的な中期計画を発表しています。

この目標達成をするためには、イオン注入装置の拡大がカギとなることは間違いありませんが、過去の半導体や液晶の設備投資の歴史を見ても明らかなように、需要には大きな波(サイクル)があることには注意が必要です。また、中国のカントリーリスクにも留意する必要があります。

いずれにせよ、液晶・有機EL用製造装置だけに過度に依存するのではなく、重電事業についても着実に収益を拡大していけるかを注視していきたいと思います。

投信1編集部
2016年07月28日

button_15.jpg  LGディスプレー スマホ用有機ELに大型投資へ

2016/07/27

【ソウル聯合ニュース】韓国のLGディスプレーが、需要急増が見込まれる小・中型の有機ELパネルの生産ライン新設に2兆ウォン(約1850億円)近くを投資する。ガラス基板の代わりに工業用プラスチックの一種であるポリイミド(PI)基板を用いた有機ELを生産し、スマートフォン(スマホ)向けに供給するとみられる。

 LGディスプレーは27日、ポリイミドを使った第6世代(1500ミリ×1850ミリ)の有機ELパネルの生産ラインを京畿道・坡州の工場に構築するため、1兆9900億ウォンの投資を決定したと発表した。この投資額は同社の自己資本の15.7%にあたる。

 同工場では液晶パネルと大型有機ELパネルを生産しているが、小・中型有機ELパネルも加わることになる。新ラインは月産1万5000枚規模。9月までに着工し、2018年7〜9月期の完成を目指す。

 小・中型の有機ELはスマホやスマートウオッチなど小型のスマートデバイスに用いられる。中でもポリイミド(PI)基板の有機ELは、曲げたり、紙のように巻いたり畳んだりすることができ、フレキシブルディスプレーに理想的な素材と評価される。サムスン電子の「ギャラクシーS7エッジ」のようにサイドがカーブしたスマホに活用できる。

 LGディスプレーの小・中型パネルはこれまで液晶が主力だったが、韓相範(ハン・サンボム)社長は今月中旬の懇談会で、ポリイミドを使った有機ELに注力すると言及している。

 同社は慶尚北道・亀尾工場でもポリイミド基板の第6世代有機ELパネルの生産ラインを建設中だ。来年完成予定。ここと坡州を合わせ、第6世代有機ELパネルの生産能力は月3万枚規模となる。その多くがスマートフォンに活用される見通しだ。

聯合ニュース

button_15.jpg  スマホ向けパネル、有機ELが液晶逆転 出荷額18年予測

2016/7/27 日本経済新聞

 英調査会社のIHSテクノロジーは27日、スマートフォン(スマホ)向けパネルについて、2018年に有機ELが現在主流の液晶を出荷金額で初めて上回るとの予測を発表した。米アップルはスマホ「iPhone(アイフォーン)」の新機種で有機ELパネルの採用を予定しているとみられ、パネル市場は大きく変化しそうだ。



 18年のスマホ向け有機ELパネルの出荷金額は15年比で75%増の186億ドル(1兆9500億円)に達する見通し。液晶パネルの金額は15%減の176億ドルに縮小する。現在、スマホメーカーで有機ELを採用しているのは韓国サムスン電子や華為技術(ファーウェイ)など一部の中国企業にとどまっているが、iPhoneでの採用方針を受け、世界的に高機能スマホでの有機EL搭載に弾みがつく見通し。

 ただ、搭載端末の出荷数量ベースでは、液晶スマホは横ばい傾向で18年に13億2300万台となり、有機ELスマホ(5億5800万台)と2倍以上の規模を維持する見込み。数量ベースより早い段階で液晶と有機ELの逆転が起きるのは、高精細の高価格帯で、有機ELシフトが進むためだ。

 出荷数量で有機ELが液晶を超える時期は見通せていないが、「LTPS(低温ポリシリコン)」という高精細技術を使う液晶に限ってみると、20年に有機ELが出荷数量を上回るとみている。

button_15.jpg  サムスンディスプレイは、20〜30k枚/月規模のG5.5サイズの平面有機EL製造ラインの増設、需要が急増

2016年7月21日 UBIリサーチ

サムスンディスプレイが急増しているOLEDスマートフォンの需要に対応するためにはGen5.5 rigid OLEDラインの追加増設と、V1のラインの移設が避けられないものと分析される。

現在、中国のスマートフォン用OLED需要は爆発的である。UBIリサーチの調査によると、中国で来年までに必要とする量は2億個に達する。

したがって、サムスンディスプレイはA2工場で、より多くのOLEDパネルを生産するために、透明OLEDを製造するV1ラインをLCD用Gen8の工場であるL8に移動する必要があると判断される。

OLED用V1ラインはGen8用製造装置で製造されたTFT基板を6分割して使用してきたので、V1ラインをGen8の工場に移転することがパネルの生産と物流管理で最も望ましいものと解釈される。

UBIリサーチのイチュンフン代表は「中国の今後のモバイルOLEDの需要はBOEなど、中国の主要パネルメーカーでは供給が不可能で、サムスンディスプレイでも現存する量産ラインでは、十分な供給が容易ではない」とし、 「このためにサムスンディスプレイは、少なくともGen5.5の A2ラインに20〜30k規模のOLED量産ライン増設が必要になるだろう」と予想した。
2016年07月27日

button_15.jpg  LGが坡州(パジュ)に、1830億円のフレキシブル有機ELの投資決定

2016年7月27日 UBIリサーチ ガンヒョンジュ記者/ jjoo@olednet.com

LGディスプレイがPOLED(プラスチック基板の有機ELパネル)スマートフォン時代で先行するために、坡州(パジュ)事業所に約2兆ウォン規模のPOLED投資を行うと27日発表した。

LGディスプレイ(代表取締役副会長はハンサンボム、韓相範/ www.lgdisplay.com)は26日、定例理事会を開き、京畿道坡州事業所内P9工場に月1万5000枚規模の6世代(1,500o×1,850o)プラスチックOLED生産ライン構築のための1兆9,900億ウォンの投資を決定した。

POLEDは、ガラス基板の代わりにプラスチックを使用するため、円形、多角形などの2次元デザインはもちろんベンダブル、ローラーブ、フォルダブルなど、フレキシブルディスプレイに代表される3次元デザインへの革新を可能にする。

OLED専門リサーチ会社であるUBIリサーチ、2016年のフレキシブルOLED出荷量が約7,670万台から2020年に6億5,310万台に大きく成長すると見込んでいる。また、他のディスプレイ市場調査会社IHSは、フレキシブルOLED市場が2016年には約5,900万台から2020年には約4億1,600万台に成長すると期待する。

LGディスプレイは、これらの市場の拡大に積極的に対応するために、亀尾(グミ)事業所に6世代POLED生産ライン(E5)を投資したのに続き、坡州事業所にも約2兆ウォンの6世代生産ライン(E6)を追加投資する。
一方、LGディスプレイは今回の投資の効率性を最大化するために、坡州に約5,000億ウォン規模の関連インフラ整備を進めており、亀尾に続き、坡州でフレキシブルOLEDの生産が2018年に本格化すれば、LGディスプレイはPOLED、スマートフォンの事業拡大の工場を準備できることになる。

LGディスプレイは今回の投資を発表した第6世代生産ラインのほか、月1万4,000枚規模の第4.5世代POLED生産ラインでスマートウォッチなどを生産しており、現在建設工事中のP10工場に、今後10兆以上を投資して、OLED大型ディスプレイの事業の拡大を目指す覚悟だ。

LGディスプレイハンサンボム副会長は、「ディスプレイ産業でOLEDへのパラダイムシフトは、新たな挑戦でありチャンス」とし、「LGディスプレイは少ない投資で、投資効率を最大化して、未来の成長力として浮上するOLED市場で必ずトップの地位を確保する」と述べた。

2013年1月、世界初の55インチOLED TVパネルを量産して、本格的な大型OLED時代の幕開けを宣言したことがあるLGディスプレイはPOLEDにおいても、2013年10月、世界初の6インチのスマートフォン用POLEDを量産したこと続いて2014年9月には、世界初の1.3インチの円形POLEDを量産するなど、着実に関連する技術と工程のノウハウを蓄積してきた。

button_15.jpg  有機ELナースライト、柔らかい光、夜間に向く、岡村製作所

[ 2016年7月14日 / 日経産業新聞 ]

 岡村製作所は13日、有機EL照明を使ったナースライト「LunaCare(ルナケア)」を9月に発売すると発表した。看護師が夜間の巡回に使う小型のライトで、柔らかい光で広範囲を照らすことで、患者の睡眠を妨げずに状況を確認しやすくした。

 ルナケアは縦72ミリメートル、横61ミリメートルの長方形で、厚さは17ミリ。有機EL照明が面で発光し、色調をオレンジ色がかった電球色と、患者の顔色や呼吸の確認に適した白色の2色に切り替えられる。価格は税別2万8千円。

 夜間巡回には懐中電灯やペンライトが使われることが多いが、まぶしくて患者が起きてしまうことがあったという。

 重さは約67グラムと軽く、白衣の胸ポケットにクリップで付けたり、カートに立てて使ったりできるため、両手で作業可能になる。

 ルナケアの側面には1秒や5秒ごとに点滅する秒針機能を付けており、脈拍や点滴が落ちる速さを確認できる。
2016年07月26日

button_15.jpg  中国LCD工場の増設に対応して、韓国の製造ラインをそのままOLED向けに転換投資

2016年07月25日 ニュスピム=ファン・セジュン記者

UBIリサーチレポートでは、韓国ディスプレイパネルメーカーが大型LCD生産ラインをOLEDに切り替えて、中国の大型LCD増設に対応しなければならないという分析が提起された。UBIリサーチが、最近発刊した「2016 OLED Manufacturing Equipment Annual Report」では、中国と台湾のパネルメーカーが第8世代大面積LCDパネルに投資している状況で、このように診断した。

UBIリサーチによると、中国と台湾のパネルメーカーの第8世代以上のLCD量産ラインは、2016年第1四半期現在、全体で690K/月の規模で韓国の第8世代の生産能力をすでに超えている。

また、現在も大型LCDの量産ライン増設が続いており、今後3年後に中国と台湾が新規構築する大面積LCDの量産ラインが韓国の現在の量産ライン全体の生産能力に比べ80%の規模に達すると予想される。

このような中華圏のLCDでの物量的な攻勢に韓国企業が対応するためには、パネルメーカーが大面積LCDラインをOLEDラインに変換するのが有力な対応策である。

8世代LCDラインは中小型のラインとは異なり、OLEDラインに効率的に変換することができる。フォトマスク工程数が少ないオキサイドTFTとWRGB + CFの有機ELテレビパネル製造技術を適用すると、従来の大面積a-Si LCDラインの設備でもそのまま利用することもできる、

UBIリサーチの関係者は、「a-Si LCDラインのバックプレーン装置とカラーフィルター装置をそのまま利用することができるというのが転換投資のメリットであり、」と「a-Siラインのキャパを最大限に活用するためには、フォトマスク工程数が少ないTFTプロセスの開発が不可欠だ」と説明した。

button_15.jpg  ドコモ、虹彩認証・タフネス性能搭載の「arrows Tab F-04H」29日発売

Impress Watch 7月26日(火)

 NTTドコモは、10.5インチのWQXGA有機ELディスプレイを搭載する富士通製Android 6.0タブレット「arrows Tab F-04H」を7月29日に発売する。

 ドコモオンラインショップでの価格は8万2944円(税込)。月々サポートの適用額は最大5万4432円で、2年間利用した場合の実質価格は2万8512円。

 「arrows Tab F-04H」は、防水防塵に加えて、米国国防総省の規格(MILスペック)に準拠するタフネス性能を備えるAndroidタブレット。約10.5インチ、2560×1600ドットの有機ELディスプレイに、チップセットはSnapdragon 808(MSM8992、CPU:1.8GHz×2と1.4GHz×4、ヘキサコア)、メモリは3GB、ストレージは32GBとハイエンドなスペックに仕上げられた。

 虹彩認証機能「IrisPassport」に対応し、タブレットを手にして自然な状態のままロックを解除できる。側面やした側にはエラストマーを採用したグリップを埋め込み、立て掛けてもすべりにくい構造とした。

 最大8人までのマルチユーザー機能を備え、登録済みユーザーのアイコンをロック画面で選ぶだけでユーザーごとの設定に切り替えられる。

 大きさは約175×266×6.8mm。重さは439g。2波のキャリアアグリゲーションに対応し、下り最大266.5Mbpsで通信できる。通話機能は利用できない。

ケータイ Watch,関口 聖
2016年07月25日

button_15.jpg  革新的美しさの“OLEDディスプレイ”を採用したThinkPad X1 Yogaを試す

Impress Watch 7月22日(金)6時0分配信

 LenovoのX1シリーズは、ビジネス向けノートPCの「ThinkPad」ブランドの中でもプレミアム向けの製品で、クラムシェル型の「ThinkPad X1 Carbon」、2in1タブレットの「ThinkPad X1 Tablet」、そして360度回転型ヒンジを備えた2in1 PCの「ThinkPad X1 Yoga」がラインナップされている。

 そのThinkPad X1 Yogaに新たに追加されたのが「ThinkPad X1 Yoga OLEDモデル」だ。OLED(Organic Light Emitting Diode)とは有機発光ダイオードのことで、これを利用して作られたOLEDパネルは従来のIPS液晶パネルなどと比べて薄く軽く、かつ高コントラストといった特徴を備えている。

 今回、まもなく販売が開始されるThinkPad X1 Yoga OLEDモデル(20FQ005MJP、Core i5-6200U/8GB/256GB SSD)を試用する機会を得たので、そのファーストインプレッションをお届けしたい。

OLEDディスプレイではこれまでの液晶ディスプレイでは実現できなかった色鮮やかな表示が可能に

 ThinkPad X1 Yoga OLEDモデル(以下、Yoga OLEDモデル)は前述のOLEDを素子として実装したディスプレイを採用している。一般的な液晶ディスプレイは、裏面に用意されているバックライトが発光し、その明かりが液晶素子を透過する形となっている。

 これに対して、OLEDでは素子そのものが発光するため、バックライト機構が不要になり、従来の液晶ディスプレイよりも薄く軽く作ることができる。また、バックライトの光が透過してくる液晶とは異なり、自発光のOLEDはコントラストが高く、応答性が高速という長所も備えている。簡単に言えば、液晶ディスプレイよりも明るくて、明暗差がきっちりと表現されるため、同じ写真を表示してもより鮮明に見えるようになる。

 そうした特徴があるため、Yoga OLEDモデルは通常の液晶モデルに比べて軽量になっている。実機を計測したところ、Yoga OLEDモデルは1.304kg、Yoga液晶モデルは1.355kgと約50g軽量化されていた。約50gというとあまり軽くなっていないように感じるが、実はこの2つのモデルはバッテリの容量が異なっている。

 ThinkPad X1 Yoga OLEDモデルは56Whのバッテリが搭載されているのに対して、液晶モデルは52Wh。バッテリの容量増は重量増を意味するので、実際にはOLEDディスプレイを採用したことでかなり軽量化されていることが分かる。

 さて、その実際の画質についてだが、写真ではなかなか表現するのが難しい。2枚の写真でその違いを見ていきたい。

 左側がIPS液晶を採用したThinkPad X1 Yoga(20FR-0041JP、Core i7-6600U、8GB、256GB SSD)、右側がThinkPad X1 Yoga OLEDモデルになる。1枚目の写真は夕焼けの写真なのだが、左側の液晶モデルの方は赤で囲った黒の部分がつぶれてしまっていることが見て取れる。一方、右側のOLEDモデルは黒のコントラストがきっちり表現されていることが分かる。

 2枚目の写真は夜景写真なのだが、色のダイナミックレンジの違いが右のOLEDモデルの方はきちんと表現されているが、液晶モデルの方はそこが表現されていないことが分かる。

 言葉による表現では伝えにくいのだが、実際に目で見てみると、明らかに従来のIPS液晶に比べて高い表現力を持っていることが確認できた。

 また、視野角に関しても同様で、ほとんど真横から見えるぐらいの広い視野角を実現しており、電車などで席の隣にいる人に画面が丸見えとなる。ただ、現在のIPS液晶も、160度といったかなり広い視野角を持っているので、それについては極端な差はないと言える。

 こればっかりは実際に見てもらわないと分からないのが残念なところで、とりあえず筆者の個人的な感想としては「今まで見てきたどんなノートPCのディスプレイよりも鮮明で美しい表示」だったと述べておきたい。

■sRGB、Adobe RGB、DCI-P3などの色空間や色温度などをユーティリティで設定できる

 このYoga OLEDモデルがユニークなのは、ディスプレイのカラープロファイルをユーザー自身が設定できることだ。具体的には色空間、ガンマ、ホワイト・ポイント(色温度)の3つを「Lenovo Setting」と呼ばれるツールで設定することができる。用意されている設定はそれぞれ以下の通りだ。

 色空間は、出力機器(この場合はディスプレイ)が出力できる色の範囲を示したものとなる。この範囲が広ければ広いほど、よりきめ細かな色彩表現が可能になる。一般的なPCでは、sRGBと呼ばれる色空間だけがサポートされているが、本製品ではそれに加えて、sRGBよりも広い範囲の色が表示できるAdobe RGB、DCI-P3(米国の映像制作会社の業界団体DCIが定めた動画用の色空間)、さらにパネルの標準の設定となるNativeが用意されている。

 Yoga OLEDモデルのOLEDパネルは、Adobe RGBを100%サポートしており、出荷時に1台ごとにキャリブレーションが行なわれるため、印刷で使うような写真の編集にも十分使えそうだ。

 また、色温度もD45(4500K)からD65(6500K)の間で調整できる。色温度を下げれば赤みが増す表示に、逆に上げれば青みが増す表示が可能になる。

 さらにプリセットも用意されており、「ネイティブ」、「標準」、「フォト・プロ」、「ムービー・プロ」、「オフィス用ブルーライト・カット」、「読書用ブルーライト・カット」などが用意されている。

 例えば写真を編集する時にはフォト・プロを、オフィスアプリケーションを使う時にはオフィス用ブルーライト・カットを、などと使い分けられるのは便利だ。人間の目に合わせて色域を最適化するミニゲームも用意されており、簡単なゲームを進めていくことで、自動で最適化を行なえるように工夫されている。

■OLEDの消費電力は決して低くない。Lenovoの計測ではベンチマークで約1割程度バッテリ駆動時間に影響が

 このように、美しく鮮明な色表現が可能になるOLEDディスプレイは良いことだらけに見えるだろう。しかし、実際にはいくつか課題もある。

 最大の課題は消費電力だ。既に述べた通り、透過型の液晶ディスプレイとは異なり、OLEDディスプレイの場合、素子が自発光している。このため、バックライトが必要なくなるので、仕組み的には消費電力は減る方向だと考えられている。ただし、現在の液晶ディスプレイに利用されているLEDバックライトは、長年の技術の蓄積もあり、低電力化が進んでいて、パネル全体の消費電力ではOLEDよりも液晶の方が有利になっている。この傾向はPC用のOLEDパネルでだけでなく、TVやスマートフォンでも起きており、液晶よりもOLEDの方が消費電力が高くなってしまっている。

 実機でWindowsのバッテリ利用時の放電数値(バッテリが返す数値からWindowsが計算している瞬間消費電力)を表示するツール(YBinfo)を利用してアイドル時の消費電力調べたところ(輝度はどちらも100カンデラ程度に設定)、Yoga液晶モデルが3.5〜4Wであったのに対して、Yoga OLEDモデルでは4〜4.5Wとおおむね0.5W程度高いことが分かった。ただし、この数値はアイドル時の数値で実際に液晶が動いている環境では異なる場合があることと、2つのPCはスペックも微妙に違うので、その分が影響している可能性があることを付け加えておきたい。

 6月にレノボ・ジャパンが開催した記者説明会で、ThinkPad X1 Yogaの開発を担当したレノボ・ジャパン株式会社 大和研究所 先進システム開発 部長/ディレクター 互井秀行氏は「MobileMark 2014では1割ほど減っている」と説明している。ユーザーの実利用環境に近いと言われるベンチマークプログラムのMobileMark 2014でバッテリ駆動時間が減っているということは、つまりは平均消費電力(バッテリ駆動時に、平均的にシステムが消費している電力のこと)が高いということだ。既に述べた通り、OLEDモデルでは搭載バッテリの容量が52Whから56Whに増やされており、7%ほど容量が増えている。それでもバッテリ駆動時間が1割ほど減るということなので、OLEDの平均消費電力は十数%程度多いという計算になるだろう。

 ただし、こうした課題をカバーするため、ThinkPad X1 Yoga OLEDモデルではユニークな省電力機能を搭載している。具体的にはタスクバーとバックグランドの領域の輝度だけを下げる機能だ。これを有効にすると、フォアグランド(最前面)に来ているウィンドウだけがユーザーが設定した輝度に設定され、それ以外のバックグランドのウィンドウ、デスクトップ、タスクバーの輝度が下げられる。

 液晶ディスプレイでは輝度調整はバックライトを明るくするか暗くするかでしか調整できず、ある部分だけの輝度を下げるということはできないのだが、自発光のOLEDの場合はそれが可能だ。こうした機能をうまく使えば、ある程度はバッテリ駆動時でも消費電力の抑制が可能であり、少なくともMobileMark 2014で9時間使えるのだから、ノートPCのバッテリ駆動時間としては十分だとも言える。

 また、もう1つの課題はコストと入手性だ。現時点でPC用のOLEDパネルを生産しているのはLG Electronicsだけで、現状ではほぼ1ソースとなっている(LenovoはOLEDパネルのメーカーを明かしていないが、ほかに量産ができているメーカーがないためLG Electronics製だろう)。このため、パネルメーカーからの供給も潤沢ではなく、価格も決して安くないと考えることができる。

 Lenovoが発表したThinkPad X1 YogaのOLEDモデルのダイレクト価格も323,000円と、やや高めな価格設定だ(ただ、通常Lenovoのダイレクト価格は、この価格にさらにクーポン割引で20〜30%程度の割引が入るので、その分は割引いて考える必要がある)し、提供も液晶モデルに比べて数カ月遅れになってしまっている。この辺りは量産が進み、ほかのパネルメーカーも参入すれば解決していくことなので、時間の問題であることは付け加えておきたい。

■将来的なHDR対応にはPCでもOLEDディスプレイの搭載が必要。技術的な進化に期待したい

 以上のように、ThinkPad X1 Yoga OLEDモデルに採用されているOLEDディスプレイは、Adobe RGB 100%対応などより豊かな色表現が可能な色空間をサポートし、特に写真では美しい表示が可能になる。また、それだけでなく、視野角、応答性などに優れており、ノートPCのディスプレイとしてはこれまでのどんな製品よりも美しいディスプレイだと言っても褒めすぎではないと思う。

 その一方、消費電力、コスト、入手性に関しては一定の課題はあると思う。ただし、これは新しいディスプレイ技術を導入する時には避けられない課題だ。実際、Appleが「Retina Display」というキャッチーなブランド名とともにiPadに高解像度ディスプレイを導入した時も消費電力が大きく上がり、より大きなバッテリを搭載したため、iPadの重量が増えるという事態が起きている。

 だが、それも徐々に高解像度なディスプレイがあたり前になって量産も進むと、技術も進化して消費電力は下がっていき、それに合わせてiPadも軽量な方向に回帰していった。同じようなことが、PC用のOLEDディスプレイでも起こっていくだろう。

 将来的にはOLEDパネルでノートPCでもHDRに対応という可能性も十分に考えられる。現在のIntelの内蔵GPUは、出力時の色の階調は8bit出力にしか対応していないため、HDRで必要になる10bitや12bitなどには対応してない。NVIDIAやAMDのdGPUの場合には、最新モデルで対応していることも多く、将来的には内蔵GPUも10bit階調の出力が可能になる可能性がある。その場合パネル側もより広い色域に対応している必要があるが、OLEDであれば液晶パネルよりも対応は容易だろう。将来、PCのディスプレイもHDR化していくと考えれば、OLEDパネルは良い選択肢となる可能性が高い。

 もちろんそれは将来の話。現時点でのOLEDパネルの評価は、バッテリ駆動時の消費電力という弱点は抱えているが、Adobe RGB 100%などの広い色域に対応しており、かつニーズに応じて色空間を変更して使える点など表示品質、そして使い勝手はすこぶる良好という点にある。消費電力の課題はある程度運用(Lenovo Settingでの設定など)でカバーするとして、写真や動画の編集をそれに適した設定のディスプレイで編集したいユーザー、あるいはビジネスユーザーでディスプレイの表示品質にこだわっている人であれば、33万円という価格設定は決して高い買い物ではないとして、この記事のまとめとしたい。

PC Watch,笠原 一輝
2016年07月20日

button_15.jpg  2016年の第2四半期のLGディスプレー、65インチ有機ELテレビの出荷量が急増

2016年7月19日 UBI リサーチ

LGディスプレーが、2016年第2四半期65インチのOLEDパネル出荷量を大幅に増やしたことが分かった。これは、OLED TVが本格的な市場の成長とパネルサイズの大型化の傾向に入っているものと解釈される。

UBIリサーチの調査によると、LGディスプレーは2016年の第2四半期は約14万枚のOLEDパネルを出荷した。このうち、大型TV用で65インチのパネルは、約2万8000枚だった。これは、前期に比べて約2倍ほど増えた枚数だ。

LGディスプレーが、このように65インチのOLEDパネル出荷量を大幅に増やしたのは、グローバルTV市場でOLEDパネル搭載TVを発売するメーカーが増えており、50インチ台を超え、60インチ台の大型化需要が高まっている状況に対応する動きと解釈される。

実際、最近ドイツのLoewe、Metz など多数のTVメーカーがOLED陣営に合流したことが分かった。UBIリサーチの調査によると、中国メーカーのSkyworthの場合、今年現在までに、LGディスプレーから3万枚ほどのTV用OLEDパネルを供給受けた。

サイズが大きいパネルほどLCDとの価格競争力の格差が減るという点も、LGディスプレーが60インチ以上のパネルに集中するよう1つの要因と分析される。

TV市場でOLEDのトップメーカであるLG電子は、これまでOLED TVの値下げを断行してきた。OLEDパネルを搭載したTVがLCD TVに比べて価格競争力が無く、消費者の購買意欲を得るために困難があったからである。しかし、サイズが大型に行くほどOLEDとLCDの間の価格差が減るというのが専門家の説明である。

LG電子は19日、77インチのOLEDパネルを搭載したTVを発表した。このように、LGは超大型OLED TV市場の開拓に力を集中している。
2016年07月18日

button_15.jpg  東ソー、フレキシブルディスプレイ用のガスバリア材料 - 性能が従来材の10倍

2016/07/15 マイナビニュース

東ソーは7月15日、画面が屈曲できるディスプレイの品質向上に向けたガスバリア材料「TG-4E」を開発したと発表した。

有機ELを用いたディスプレイのフレキシブル化に向けて、樹脂フィルム基板上に有機ELを保護するガスバリア膜を作製することが検討されているが、従来材を用いた膜はガスバリア性が低く、水や酸素の透過によって有機ELのドット抜けなどが発生してしまうという課題があった。

TG-4Eでは、従来材であるヘキサメチルジシロキサンに比べ、高いガスバリア性を有する膜を作製可能で、同一膜厚条件で従来材の10倍以上のガスバリア性を実現。従来材によるガスバリア膜のように淡黄色とならず、透明度が高い膜が作製できるため、画質の向上が期待できる。また、TG−4Eで作製された膜は伸縮性が高く、耐クラック性・耐屈曲性に優れ、加温による樹脂フィルムの伸張にも対応可能となっている。

同社は、同材料を使用して製膜法のひとつであるPECVD法(プラズマ励起化学気相成長法)によりガスバリア膜を作製し、極めて高いガスバリア性を発揮することを確認しており、今後、国内外のデバイスメーカやフィルムメーカでの性能評価を進めていくとしている。


「TG−4E」によるガスバリア膜


「TG−4E」出典:東ソー
2016年07月16日

button_15.jpg  有機ELディスプレイは省エネ、効率的な消費電力

2016.07.14 サムスンディスプレイブログ

IT市場調査会社のGartnerは、今年の世界のスマートフォン販売台数は前年比7%増の15億台と予測しました。スマートフォン市場がますます拡大し、韓国内のスマートフォンユーザーも全体の人口の3/4を超える4,000万人に迫ります。

未来創造科学部の発表によると、スマートフォンの一日平均使用時間は4時間30分程度で、女性は主にメッセンジャーを、男性はゲームアプリの利用時間が最も多く、会社員は主に通勤時間にスマートフォンを使用します。ウェブサーフィン、メッセンジャー、ソーシャルメディア、ゲームなどのコンテンツを楽しむと、バッテリー残量が残り少なくなることを、多くの場合経験します。

サムスンOLEDは、効率的な消費電力で長時間のスマートフォンを使用できる最適なディスプレイです。
OLEDは、自発光素子で構成されていて、ピクセル一つ一つが自ら光を出してカラーを表現します。したがって、画像を表示する際に必要なピクセルだけ発光します。ブラック色はまったくピクセルをオンしないので、消費電力を確実に減らすことができるでしょう。



一方、LCDは液晶を通過したバックライトの光がカラーフィルタを経て色を実現します。液晶を通過していない場合でも、すべてのバックライトは常に点灯していて、ブラック色を含むすべての画像から、常に同じ100%の電力を消費します。

一般的なスマートフォンの使用環境では、OLEDはLCDより30%程度少ない電力を消費します。一度の充電でLCDが16時間が利用可能な場合OLEDは、約3時間さらに使用が可能になります。このような高いエネルギー効率のおかげで、米国の代表的認証機関​​であるUL(Underwriters Laboratories)で「環境にやさしい認証」を取得しました。



OLEDのこのような特性は、消費電力を最小限に抑えることができる様々な機能を可能にします。

サムスンギャラクシーS7に実装されたAOD(Always On Display)は、最小の消費電力で、必要な情報を常に表示してくれる機能です。イギリス、ノッティンガム大学(Nottingham Trent Univ)の研究結果によると、人々は、一日に合計85回程度はスマートフォンで情報をチェックするようです。これは、約10分に1回程度のスマートフォンをオンにして情報を確認することです。

AODの機能は、毎回、スマートフォンをつけなくても、時間、日付、曜日、バッテリーの状態、文字、ソーシャルアラーム情報など、ユーザーが指定した各種情報を画面に常に表示さます。時間を確認するための画面をつけたり、オフにする必要がなくなりました。



常に画面がオンになっている場合、バッテリーの消耗が速いでしょうか?

OLEDは、情報を表示する最小限のピクセルだけOnとなりますので、一日に5〜10分、より充電することで十分に使用することができます。時間当たりの平均バッテリ消費量は約1%程度で電池残量を心配せずに使用することができます。

LCDにAOD機能を実装するには、情報が表示される部分と、その領域のバックライトを点灯する必要があります。OLEDに比べて消費電力に制約が伴い、輝度が低下するので、視認性の問題が発生することがあります。



OLEDは自発光特性をうまく活用したもう一つの特徴があります。

サムスンギャラクシーS5からS7まで適用された超低消費電力モード(Ultra Power Saving Mode)です。ディープ・スリープ・モードでは、画面を白黒モードに変更して、頻繁に使ういくつかのアプリケーションのみを選択的に駆動させて、少ないバッテリー容量でも、スマートフォンの動作時間を大幅に増加させてくれる機能です。バッテリー残量が僅かしか存在しない場合に使用することは、非常に便利な機能です。



ディープ・スリープ・モードは、黒と白のテーマの画面を介してディスプレイの電力を削減させることになります。OLEDは、ブラック色では消費電力が非常に低いため、ブラックGUIを使用すると、ディスプレイの消費電力を最小限に抑えることができるからです。バッテリーが約10%残った状態でも、24時間以上待機することができます。



最近ポケモンとのようにGPSを使用する拡張現実ゲームが人気を得ており、高解像度のコンテンツも継続的に増加するように、効率的なバッテリーの使用は、スマートフォンユーザーにとって非常に重要な事項です。サムスンOLEDは、このようなバッテリーの悩みをすっきり解決してくれることができる最高のディスプレイです。

button_15.jpg  好きな形に「切れる」ディスプレイ。国内の研究チームが開発

Impress Watch 7月14日(木)

 従来のディスプレイは、液晶は液体を使用し、有機ELは水や酸素などの不純物に弱く、それぞれ周囲を封止する必要があるため、完成後に切って自由な形に加工することはできなかった。また、表示を保持するために電気を流し続ける必要があり、ディスプレイは電源や駆動装置と一体化されているため、切ることができるディスプレイの開発は困難だった。そんな中、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)の研究グループは、ハサミで好きな形に切り取れるディスプレイを開発した。

 このディスプレイでは、エレクトロクロミック特性を持つポリマーを使用。スプレーでコートすることにより、フレキシブル基板上にきれいに製膜でき、さらに湿気や酸素に対する安定性も高い。また、表示を変えるためには電気を数秒流すだけでよく、電源を切っても表示が保持される。そのため、電源ユニットを取り外して使用でき、好きな形に切り取ったあとでも表示を変えられる。

 今後同チームでは、ディスプレイの大面積化と多色化を目指す。これにより、乗り物や建物の窓や、外装・内装、傘やサングラスなどさまざまなものの色を自由に変えたり、必要に応じて文字や記号を表示できる「色の着替えを楽しむ新しいライフスタイル」を提案していくとしている。

PC Watch,若杉 紀彦
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