◎ 有機EL照明/OLEDディスプレイの詳しい状況は下記のページもご覧下さい。
💡>>有機ELディスプレイ・製造工程・有機EL照明の動向・コンサルティング
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◎ 分析工房は、有機EL、有機太陽電池の高純度材料や中間材料の販売を日本の企業・研究機関向けに行っております。海外での委託生産も行っております。下記からお問い合わせ下さい。
💡>>有機EL材料、有機太陽電池の高純度材料
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╋╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥・・
  New! 「世界有機ELディスプレイ製造装置・材料産業年鑑2018」 5月26日発刊!
【有機ELディスプレイパネルのみならず、材料・製造装置などの主要動向を網羅した。韓国以外に中国・台湾・欧米・日本の企業別動向等もまとめており、タイムリーな情報が満載の1冊。】

💡詳細・ご注文は → http://www.global-net.co.jp/publication/ledel/983-oledequipment2018.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋╋
◎ 分析工房は、UBIリサーチ社(UBI Research)の日本語の調査資料を販売しております。日本円での購入が可能です。 💡詳細・ご注文は → 分析工房
2018年05月22日

button_15.jpg  世界有機ELディスプレイ製造装置・材料産業年鑑2018、5月に発刊

世界有機ELディスプレイ製造装置・材料産業年鑑2018、の販売を開始しました。
 2018年5月26日に発刊予定です!!
     
・調査報告書の特長
 好評を頂きました「世界有機ELディスプレイ製造装置・材料年鑑」の2018年版を発刊致します。
 書籍版(モノクロ)に加えて、PDF版(カラー)とのセット版もご提供。
 本書では有機ELディスプレイの材料・製造装置の主要メーカの動向に主眼を置いてまとめております。

・調査報告書概要
 材料については、インクジェット向け材料、TADF、量子ドットなど今後期待される発光材料への取り組み状況について詳しく取り上げています。さらにポリイミド樹脂をはじめとする共通材料の企業動向もまとめています。製造装置では、露光措置、蒸着装置、インクジェット装置、LLO装置から検査装置まで主要装置メーカの動向を集約しています。
 またパネルメーカの工場・投資やフォーダブルパネルなどの最新技術動向、市場を含む産業全体の動向もまとめており、有機EL産業界全体も把握できる内容となっております。

【調査】 分析工房株式会社
【編集・販売】 グローバルネット株式会社
◇書籍版 定価:38,000円(税別)
  ●A4版・モノクロ ●136ページ
------------------------------------------------
 ◇セット版 定価:58,000円(税別)
 (書籍+カラーPDFデータ)
 *PDFデータはメールにてダウンロードリンクをお送りいたします。


詳細やご購入に関しましては、下記のグローバルネットのページよりお申し込み下さい。
http://www.global-net.co.jp/publication/ledel/983-oledequipment2018.html

【目次】
第1章 有機ELディスプレイパネル産業の全体動向
1-1. 小型パネルの産業動向
1-2. 大型パネルの産業動向
1-3. 自動車向けの有機ELパネルの産業動向
1-4. 有機ELパネルの市場動向と競合技術
第2章 有機ELディスプレイパネルメーカ
2-1. サムスンディスプレイ
2-2. LGディスプレイ
2-3. BOE
2-4. Visionox
2-5. JOLED
2-6. シャープ
2-7. CSOT
第3章 有機EL材料メーカ
3-1. 全体動向
3-2. UDC
3-3. 出光興産
3-4. Merck
3-5. Kyulux
3-6. Cynora
3−7.ダウデュポン
3−8.住友化学
3-9. 三菱ケミカル
3-10. フラスク
3-11. 吉林OLED
第4章 有機EL製造装置メーカ
4-1. 全体動向
4-2. キヤノントッキ
4-3. ニコン
4-4. Kateeva
4-5. アプライドマテリアルズ
4-6. ブイ・テクノロジー
4-7. Philoptics
4-8. エスケーエレクトロニクス
4-9. 中外炉工業
4-10. SCREENホールディングス
4-11. 三菱電機
4-12. HLイルジャ
第5章 有機ELパネル材料・部材メーカ
5-1. コーロンインダストリー
5-2. SKCコーロンPI
5-3. ダウデュポン
5-4. 宇部興産
5-5. Momentive
5-6. 3M
5-7. 東洋紡

button_15.jpg  サイノラが高性能の青色TADF発光材料をSIDディスプレイウィーク2018で発表

May 17, 2018

独ブルッフザール--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- OLED向けTADF(熱活性化遅延蛍光)材料のリーダー企業であるサイノラは、ロサンゼルスで開催されるSIDディスプレイウィーク2018で当社最新の高性能青色発光材料を発表します。当社は現在、業界初の高効率青色発光材料の商品化を完了すべく、主要ディスプレイメーカーと協力しています。

この2、3年、OLEDディスプレイは携帯機器やテレビの高級ディスプレイにとって標準となっています。しかし、まだこれらのOLEDディスプレイは可能性をフルに発揮しているわけではありません。消費電力の低減やディスプレイ解像度の向上には、高効率の青色OLED発光材料が必要です。ここ数年、OLED ディスプレイパネルメーカーは高効率青色発光材料を喫緊に求めていますが、そうした発光材料を生産できる材料メーカーはまだありません。

独自のTADF技術を持つサイノラは、そうした高効率青色発光材料に着眼しており、その最新の進展状況について今度のSIDディスプレイウィークで発表します。ドイツ企業である当社の専門家が、ビジネス/インベスターカンファレンスと技術シンポジウムで講演を行います。

サイノラのトマス・バウマン最高戦略責任者(CSO)は、次のように語っています。「サイノラは青色TADF発光材料に関し、今回も非常に大きな前進を達成しました。前回2017年のSIDでの発表以来、当社は効率や色の点で求められる性能を達成しました。現在は寿命の問題に全神経を集中させており、開発の最終段階にあります。」

サイノラのアンドレアス・ハルディ最高マーケティング責任者(CMO)は、次のように語っています。「当社はこの材料開発における最終段階で、当社への投資企業であるLGディスプレイおよびサムスン・ディスプレイと非常に緊密に協力しています。当社の顧客は当社の技術に非常に大きな期待を抱いており、この技術はこれら顧客がOLEDディスプレイをさらに改善する上で役立つはずです。」

SIDディスプレイウィーク2018に参加される方は、722番ブースのドイツ・パビリオンに出展中のサイノラにお立ち寄りください。

サイノラについて

サイノラはTADF技術のリーダー企業です。当社の主眼は高効率のOLED発光システムにあります。100人以上のTADF専門家から成る学際的チームを擁するサイノラは広範な知的財産ポートフォリオを築いており、特許ファミリーは100件以上に上ります。サイノラは韓国と中国に事務所を開設し、材料やデバイスの開発に関し、顧客企業と密接に協力しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20180517005530/ja/


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UBIリサーチ発刊の『OLED発光材料産業レポート』はOLED産業において、重要事項として浮上してきている「青色OLED + QDCF」と「BT.2020」規格に関するパネルメーカーの開発方向について説明しています。蛍光・りん光材料と次世代OLED発光材料として注目を集めているSolubleとTADFなどの開発動向と重要事項を取り上げています。

button_15.jpg  プレスリリース: 半導体エネルギー研究所、「有機EL素子の高効率化・長寿命化法の発明 (特許第5420692号)」により全国発明表彰の発明賞を受賞

2018年5月
株式会社半導体エネルギー研究所


当社はこのたび、社団法人発明協会より「有機EL素子の高効率化・長寿命化法の発明(特許第5420692号)」の題目で平成30年度全国発明表彰 発明賞を受賞しました。
受賞特許は当社が開発した「ExTETR (Exciplex-Triplet Energy Transfer)」に関連する内容です。この技術を有機EL素子に用いることで、高効率だけでなく、低い駆動電圧と長寿命を両立できます。

ExTET技術

本受賞の詳細については、受賞者一覧
(http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/zenkoku/2018/zenkoku_jusho_ichiran.html) よりご確認ください。

2018年05月21日

button_15.jpg  Visionoxの6Gの AMOLEDラインが稼働開始

2018年 5月 21日 グローバルネット

・2018年5月17日、中国のVisionox社(維信諾)の河北省固安にある6G基板のフレキシブルAMOLED生産ラインが稼働したことが発表された。

・2016年上半期、中国のOLED企業Visionox社(維信諾)の親会社である黒牛食品は子会社である雲谷(固安)科技有限公司へ262億元を投資し、河北省固安での第6世代AMOLEDライン(月産30,000枚)の建設が2016年10月にスタートした。2020年以降は月産4万5000枚規模の追加投資を検討している。この第6世代ラインは、主にフレキシブルAMOLEDパネルを製造する。建物自体の建設は2017年8月末に完了した。2018年5月17日に正式に稼働したという。

・K牛食品股份有限公司(BLACKCOW FOOD CO.,LTD.)は1997年に設立され、生産、販売、研究開発を一貫した中国大手豆乳と栄養シリアルのメーカーであった。黒牛食品は2016年より戦略的な事業変革に注力しており、中核的な競争力を強化し、上場企業の資産の質と収益性を最適化、持続可能な経営能力を向上すべく、OLED事業を行う中Visionox社に積極投資を行っていた。 2016年下半期より食品事業を分離し、その後、2017年には食品事業を廃止、食品事業による売上高もなくなった。

・2018年5月10日、黒牛食品は、中国語会社名を「維信諾科技股份有限公司」に変更、それに伴い銘柄略称も「維信諾」とすることを発表した。証券コードは変わらない。

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。

button_15.jpg  韓国のLISは、有機ELパネル製造向けのレーザー切断装置に事業を集中

2018.05.17 ET News

ディスプレイ製造装置のメーカの韓国のエルアイエスが、レーザー切断装置事業に集中する。中国の売上高の割合が高く、今年と来年にかけての販売が成長すると予想した。

エルアイエス(代表イムテウォン)は、最近の企業説明会を開き、昨年の売上高763億ウォンを達成したのに続き、今年は2000億ウォン以上の売上を予想すると発表した。中国での有機EL(OLED)の投資が依然として活発で、最近に増設した4工場を中心に生産能力を拡大することにより、今年と来年にかけて着実に成長できると予想した。

エルアイエスは、フレキシブルOLED工程に使用されるポリイミド(PI)基板のレーザー切断装置を提供する。また、リジッドOLED工程で有機物を水と酸素から保護するためにガラスの粉をレーザーで照射密封するガラスフリットの封止装置は、世界のパネルメーカーに独占的に納入する。

エルアイエスは、2015年に免税店事業に進出し、ソウル、済州、永宗島に合計8つの店舗を運営している。しかし、THAADミサイルの問題で中国人観光客の訪問が急減実績に打撃を受けて、6つの店を閉鎖した。残り2つの店は来月中に売却して事後免税店事業を完全に整理する予定だ。

エルアイエスは2016年10月の化粧品企業であるコスメの株式を取得して最大株主になった。以後、化粧品事業も新たに開始したが、今後の数年間でレーザー切断装置事業に集中して本来の競争力を高める方針だ。

イムテウォン代表は「エルアイエス株式を取得した後、約1年6ヶ月の間、不良事業を整理するなど、難しいことが多かったが今は峠を越した」とし「今後はOLED装置事業に集中し、世界のディスプレイ市場でエルアイエスのブランドの認知度を高め、技術競争力を高めることに注力する計画」と話した。


<エルアイエスが安養に設けた第4工場鳥瞰図(写真=エルアイ・エス)>


エルアイエスはBOE、チャイナスター、ビジョノックス(GVO)、天馬など中国の主要なパネルメーカにレーザー切断装置を供給した。初期設備投資当時から製品を供給し、着実に新規装置を受注した。

最近BOEから量産に貢献した、いくつかの優れたパートナーに授与する感謝状も受けた。BOEのフレキシブルOLEDファブB7のすべての生産ラインにレーザー切断装置を単独供給し、技術力を認められた。今後の投資が予定されてBOE B11、B12、B13などでも受注可能性が高いと見た。

同社は、中国のディスプレイ装置のブームが最低でも2020年までは続くと予想した。最近の現地での投資の遅延雰囲気も認知されたが、メインのメーカの投資の準備速度はかえって速くなったと分析した。

イム代表は「今まで受注した製品と購入意向書(LOI)、新規発注などを含めると、今年に2000億ウォンの売上を突破することができると思う」とし「来年も今年以上に成長できるように主力事業と新規開発中の装置事業に集中する」と述べた。

button_15.jpg  有機EL、映像の新世界 全国発明表彰、発光材料を開発した受賞者決まる

2018年5月17日 朝日新聞

 全国発明表彰(公益社団法人発明協会主催、朝日新聞社など後援)の今年度の受賞者が決まった。最優秀の恩賜(おんし)発明賞には、薄くて発色のよい有機ELディスプレーの発光材料を開発した技術者が選ばれた。表彰式は6月12日に東京都内で開かれる。

 ■恩賜発明賞 青色発光材がフルカラー実現

 有機EL素子および有機発光媒体の発明 松浦正英、舟橋正和(出光興産)、福岡賢一(出光電子材料韓国)=敬称略

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 発色がきれいで厚さも薄い新世代のディスプレーとして広がる有機EL素子で、フルカラーを実現する青色材料を開発した。特に50インチを超える大型テレビでは、出光興産製材料の世界シェアは100%だ。

 有機ELは、有機物の材料で光るLEDの一種で、素子そのものの明るさを自在に変えられる。そのためバックライトを液晶で遮ることで光量を調整する液晶ディスプレーよりも明暗がはっきり再現でき、消費電力も少ない。また、点で光る通常のLEDと違って平面全体が光るため、天井の広い範囲が光る照明もつくれる。今後、需要が大きく伸びると予測されている。

 研究は1980年代から世界で本格化し、87年に米コダックが初めて実用的な有機ELを開発した。しかし、波長が短くて高いエネルギーが必要な青色を実現するのは有機ELでも難しかった。有機材料は変質して暗くなりやすく、寿命の短さが常に課題だった。

 石油危機をきっかけに研究の多角化を進めていた出光も、85年から研究を始めていた。研究リーダーだった細川地潮さん(故人)を中心に、まず水色の実用化に世界で初めて成功。さらに青く光る材料探しが続いた。材料を研究していた舟橋正和さんは、六つの炭素原子が六角形に結合しているベンゼン環のくっつき方などを少しずつ変えて実験を行った。その材料を松浦正英さんと福岡賢一さんが素子にして寿命が長い組み合わせを探した。

 突破口は、電気からエネルギーを受け取る材料と、光を出す材料を別々にしたことだった。役割を分けたことで、真っ青に光り、寿命も長い実用的な有機ELにめどがついた。

 韓国のLG電子が、難しかった大型ディスプレーの量産化にも成功。日本のテレビにも使われるようになった。米アップルが昨年発売したスマートフォン「iPhoneX(アイフォーンテン)」も有機ELを採用するなど、高品位なディスプレーの代名詞になりつつある。

 業界団体によると、大型テレビパネルでの有機ELの年間販売高は現在1千億円規模で、2020年には3倍になる見通しだ。松浦さんらは「消費電力がさらに少なく、高品質な材料を開発して、有機ELを広く普及させたい」と意気込んでいる。

 (東山正宜)

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UBI Researchが5月に発刊した『2018 OLED発光材料産業レポート』では、Samsung Displayが開発を開始した青色OLEDが、TV用OLEDパネルになれるかを予想した。青色OLED+QDCFの開発方向性と要求性能(効率と寿命)について分析を行い、特に青色OLEDの主要な材料である青色発光材料の現況と開発進捗状況(蛍光・りん光・TADF)を取り上げている。
2018年05月20日

button_15.jpg  有機EL、早くも供給過剰? 中国の研究機関が警鐘

2018/5/17 日本経済新聞

 ディスプレー産業で液晶パネルの次に主流になるとされる有機ELパネルについて、早くも供給過剰を懸念する声があがっている。中国のディスプレー業界団体が17日、河北省固安県で開いた「中国OLED(有機EL)産業発展フォーラム」で、政府系研究機関が警鐘を鳴らした。ただ中国のパネルメーカー各社は強気の投資計画を維持している。液晶に続き、有機ELでも過当競争に突入する恐れがある。

 同フォーラムは中国のパネル業界団体「光学光電子行業協会」が主催している。京東方科技集団(BOE)や維信諾顕示技術(ビジョノックス)など、中国の大手パネルメーカーが有機EL工場を展開する固安県で開かれた。日本と韓国からパネル部材や装置メーカーなど約50社を招待し、同県への進出を訴えた。

 中国では省や市の各自治体が投資ファンドを設立し競い合うように有機EL産業の誘致に動いている。BOEや華星光電(CSOT)、ビジョノックスなどの大手パネルメーカーだけでなく、スタートアップ企業なども政府資金を得て投資を表明。ただ生産技術の蓄積は未熟で大風呂敷を広げるものの、実際は計画倒れに終わる企業も多い。

 同フォーラムでビジョノックス副総裁は「我々は十分な技術者、特許を持ち、基礎研究を進めてきた。急速な量産展開が可能だ」と強調した。またBOE副総裁は「BOEは後発の優位性によって(日韓企業に)追いつき、リーディングカンパニーになった」と技術蓄積に自信を見せた。

 その一方で中央政府系の研究機関、中国科学院の研究員は「iPhoneX(テン)の販売不振によって有機ELは供給過剰に陥る恐れもある」と懸念を表明。新興企業の社名を挙げながら「設備投資の9割を市政府が負担しており、失敗すれば市民にとって災難だ」と踏み込んだ。

 先行する韓国パネルメーカーが有機ELの投資計画を見直すなかで、後発の中国勢が収益の果実を得られるかどうかは見通しにくい。同フォーラムで政府系機関から供給過剰の懸念が示されたことは重い意味を持つのかもしれない。(北京=細川幸太郎)

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<中小型AMOLEDの需要および供給分析>

 UBI Researchイ・チュンフン代表は「2021年まで20%台の供給過剰が予想されるが、それ以降は中国パネルメーカーがフレキシブルAMOLED市場に参入することでパネルの価格が落ち、2022年には11%の供給過剰に収まる」と述べた。
 
 2018年2月に発刊された『AMOLED Display Market Track』では、AMOLED市場の実績と展望につき、四半期・年度・アプリケーションごとに詳しく説明しており、平均販売価格(ASP)と需要および供給分析(Supply and Demand analysis)など、様々な側面から分析したデータとグラフをエクセルファイルにて提供している。

button_15.jpg  中国BOEはついに韓国LGを抜いて大型液晶パネルで世界1位

2017/4/21 産業タイムズ 泉谷 渉

 「この1月にBOEはついに、大型液晶パネル出荷枚数で世界1位に躍進した。強敵の韓国LGディスプレイに打ち勝ったのだ。世界シェアは22.3%となった。もちろん次の有機ELステージでも絶対負けない」

 控えめな口調ではあるが、眼光鋭くこう語るのはBOEジャパンの代表取締役社長であり、BOEテクノロジーグループの副総裁でもある久保島力氏である。全くもってBOEは、本格的に電子ディスプレー分野に参入してわずか数年でトップに上り詰めたのだ。これはサプライズというほかはないだろう。

 スマホ/ケータイ向けディスプレーでは5億台に供給しており、シェア25%で世界1位となっている。タブレット向けもシェア38%で世界1位、ノートブックPC向けもシェア21%で世界1位なのだ。

 こうなれば何としても狙いたいのは大画面の勝負となるテレビにおいて、世界トップに躍り出ることだろう。現状はシェア17%で世界3位となっている。BOEがユニークであるのは「テレビ向けディスプレーを拡大するのであれば、ついでに完成品のテレビ工場も作ってしまえ」と考えたことで、合肥の8.5世代液晶工場に隣接して1500万台を生産できるテレビ工場を立ち上げてしまった。この工場はさらに増強しており、1800万台まで引き上がる。おまけに、合肥にはガラス材料工場もあり、何とガラスからテレビまでの一貫生産を達成しているために、コスト面でのメリットは計り知れない。合肥工場においては、大量のロボットを使っての無人化も進んでいるという。

 「BOEが提唱する新たな取り組みは、IoTディスプレーソリューションである。現在世の中にあふれている情報案内ボードは一方的で画一的なメッセージ発信のみで、注目や感動を与えることはできない。私たちのソリューションを使えば、モバイルによりログインし、タッチや非接触センサーなどで個人とIoTディスプレー端末が双方でつながるのだ」(久保島氏)

 このIoTディスプレーソリューションのアプリとしては、家庭用冷蔵庫、店舗受付、病院、デジタルサイネージなどがあり、蓄積されたビッグデータはAIにより処理分析され、個人に有用な情報をあたかも人間と会話しているように語りかけてくれるのだ。筆者は液晶ディスプレー関連の大型展示会である「ファインテック ジャパン」の会場においてBOEの8Kハイビジョンテレビを拝見したが、素晴らしいものであった。そしてまた、透明ディスプレーを使った家庭用冷蔵庫は、中に収納されているものが一目で分かり、なおかつ人と会話することで様々な調理法を教えてくれたりするので驚いてしまった。

 BOEによれば、家中の窓も将来は透明ディスプレーとなり、普段の景色以外に東京の夜景、アルプスの山並みやハワイの海岸を一瞬にして映し出し、その場に連れて行ってくれる疑似体験ができるという。また、リビングテーブルは大画面フラットディスプレーとなり、全員でショッピングを楽しんだり、遠方の祖父母や友達と話し合ったり、これまでバラバラになりがちな家族を再び集わせる中心になるというのだ。

 「フレキシブルタイプの有機ELについても数カ所で量産工場を立ち上げていく。8Kハイビジョンを実現できれば医療における遠距離診断が可能になるため、ヘルスケア事業を充実させたいと思っている」(久保島氏)

 有機ELディスプレーを使った医療分野への展開を狙うBOEは、とうとう病院建設事業にも乗り出してしまったのだ。すでに北京および合肥で病院を開設しており、順次中国各地に病院開設を計画していくという。よく考えてみれば、こうしたBOEの事業展開はかつて日本の大手エレクトロニクス企業のほとんどが声高に叫んでいたものだ。しかしながら日本勢はこれを実現できなかった。

 その夢を実現したのが中国BOEであるという事実は、実に重いものがある。中国恐るべし、との感想はファインテック会場のあちこちで聞かれることであった。そしてまた、「日本勢は何をやっているんだ」という怒りの声が多く上がっていたことも付記しておきたい。

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。


2018年05月19日

button_15.jpg  天馬の有機EL事業が赤字に陥り、有機EL工場の売却を検討中

2018.04.29 ET News

中国の中小型ディスプレイメーカの天馬が、有機EL(OLED)事業を売却する可能性がある。その設備投資が引き続き遅れているからである。

29日、業界によると、最近、中国のパネルメーカの天馬が、国内ライバルであるCEC-パンダなどとOLED事業の売却のために交渉していることが分かった。LCDの価格が持続的に下落したうえ、OLED事業実績が悪化し、経営難に直面しているからである。最近OLED設備投資が遅れ、天馬がOLED市場から撤退する可能性が濃くなったという見方がされている。

天馬は中小型パネルを中心に市場に供給している。5.5世代液晶(LCD)工場でモニターパネルを主に製造し、上海で5.5世代リジッド(ガラス基板)OLEDを量産する。昨年は約130万枚のリジッドOLEDパネルを出荷したと見られる。

武漢に第6世代フレキシブルOLED設備を投資したが、当初の計画より量産日程が遅れた。昨年3月の最初のパイロット稼働を行い、第2四半期に量産稼動予定だったが、まだ稼働していなかった。武漢で今年第3四半期からフレキシブルOLEDラインを追加投資する予定だったが、この日程も延期された。 昨年からリジッドOLEDと低温多結晶シリコン(LTPS)LCD間価格競争が激しくなり、天馬も関連業績が悪化したとみられる。昨年の営業利益は0ウォンを記録した。リジッドOLEDを供給するサムスンディスプレイも昨年第4四半期と今年第1四半期の事業ではかなり苦戦した。

天馬の野心的な投資の武漢6世代フレキシブルOLEDファブが、量産に直面して危機を迎えたと思われる。追加投資した設備の発注を遅延し、既存発注した設備も生産ラインに納入されていない。 設備企業関係者は「天馬が昨年に設備を発注して、年末に納品することにしたが、数回にわたって装置搬入を遅延させている」とし「中国企業は、製品開発前受金を与えないので、装置搬入をするまでのコストを一銭も受けることができなくて、状況を見守っている」と伝えた。

最近に第8世代LCD新規ラインを稼動したCEC-パンダと後発走者HKCが、天馬のOLED事業を買収するために協議していることが分かった。両社とも中国政府の資金が投入されているが、中国内の競合他社に比べフレキシブルOLED投資が遅い。天馬のOLED事業を買収し、新規事業のスピードを出すことができるという観測がなされている。

製造装置企業は、このような最近の動向を注視している。最近、中国政府は、既存の投資事業の成果を検証しており、新規投資対象を厳しく審査しており、ややもすると天馬の事例で投資縮小に向かうかを懸念している。

天馬の武漢6世代フレキシブルOLEDラインには、アルバックの蒸着装置とLG PRIの薄膜封止装置(TFE)の装置を使用するなど、新たな試みをした。この工場で成果を出せなければ、天馬に納入した装置企業の今後の事業が不利になる。

ある関係者は「現地の投資基調が難しくなり、成果を出した企業とそうでない企業間の動きが徐々に変化している」とし「中国の事業の比重が大きくなった製造装置企業は今後の対応が必要だ」と述べた。

(注:天馬はすでにこのET Newsの記事を否定し、OLED量産を積極的に推進しており、今年中に大手顧客に製品を出荷する計画を立てていると、述べている。http://oled-news.blogspot.jp/2018/05/oled.html

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UBIリサーチ発刊の『2018 OLEDディスプレイ産業アニュアルレポート』リジッドからフレキシブル、ソリューションプロセスまでOLED全般において、パネルメーカーの開発動向、重要事項、採用製品の現況、市場など様々な観点から分析を行い、今後ディスプレイ市場の注力となるOLED産業を展望する上で有用な情報について説明しています。また、2017年におけるOLED採用製品の現況をスマートフォンとTVなど様々なアプリケーションに分類し、その発売動向と関連重要事項について確認することもできます。


button_15.jpg  OLEDWorks、コーニングWillow Glassを使ってベンダブル照明

April, 9, 2018, Laser Focus World

 Rochester--OLEDWorksは、フレキシブルで形状適合OLED照明プラットフォーム、Bendoledを発表した。コーニングのWillow Glassベースの基板を使うBendoledは、羽のように軽量で気品のある、大胆な照明機能を統合し、建設照明から運輸まで非常に優れたデザインを可能にする。

 Willow Glassは、この新しい照明ソリューションの重要コンポーネントであり、薄くて柔軟な気密障壁と基板を可能にする。これは、影響を受けやすいコンポーネントの湿気と酸素からの保護に役立つ。また、それは構造的境界としても機能し、OLEDに固有の有機発光材料をエンカプセルするための優れた選択肢になっている。建築家や照明デザイナは、この10月に限定版サンプリングを利用して、斬新で美的な、心地よい照明器具を実現するために形状適合OLED照明ソリューションの利用に眼を向けることができる。

 「OLEDWorksの他の追随を許さない輝度は、真に閃きを与える、素晴らしい形状で利用できる」と同社CEO、David DeJoyはコメントしている。「厚さわずか数μm、わずか数gの重量で、BendoledはOLEDでしか達成できない優れた光品質と演色性を提供する。コーニングと提携してBendoledを市場に出せるのは特権である。コーニングのガラス技術における画期的なリーターシップは、傑出したチームワークによって補完されるのである」と同氏は付け加えている。

 OLED照明は、改善された性能、拡張されたフォーマット、追加色温度で進歩を続ける。コーニングWillow Glass特有の気密障壁特性が、照明パネルの耐久性や寿命に妥協することなく、形状適合表面照明の潜在性を解放する。Bendoledの追加は、OLED照明の機能に新たな要素を加え、照明設計に新たなアプリケーションやソリューションを探求している建築家や照明デザイナーにより大きな可能性を提供することになにる。